「違うわ。風よ。これは風なのよ。風は気持ちのいいものよ。昔はもっと、爽やかな風が吹いたものだけど。この街はどうにも空気が篭っていていけないわ」
混沌によって外界から孤立した街、キアーロ・ディ・ルーナ。市壁の見張りを行なっていた少女エリコは
、街道を行く人を襲う毒王と呼ばれる怪物に襲われる。不運にも毒王によって命を落とすはずの彼女を守ったのは、見慣れぬ銀髪の青年だった。
その小さな事件を契機に、ルーナの街は変革の時代を迎える。君主競争と呼ばれるそれに関わったことで、エリコの運命が少しずつ狂ってゆく。「不思議」と名づけた青年と共に歩む少女の悲劇の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 18:03:23
102156文字
会話率:39%
★他サイトの「神に仕えるキャラが登場するファンタジー小説」で佳作頂きましたm(_ _"m)
(2021年の目標:月1回更新して2022年内に一旦完結を目指します。)
羊飼いの少女ジェードは、13歳の誕生日に理由もわからぬまま両親
や村の牧師に国を追われ、今は滅んだ聖地へと逃れた。姉を魔女狩りで殺されたジェードは、姉の死後から【天使】の声が聞こえるようになっており、聖地で本物の【天使】と出会うことになる。そして【天使】から「もうすぐここに来る少年を殺す」と言う自らの天命を告げられる。【天使】の言ったとおり、程なく聖地に現れたのは、異国の第二皇子ハリーファだった。しかし、ジェードは天命とはいえハリーファを殺すことはできず、ハリーファを連れ戻しに来た兵士によって異国の宮廷に捕らえられてしまう。その後、ハリーファの計らいによって、ジェードはハリーファの奴隷として働くことで投獄を逃れる。天命を果たすまでは村に帰れないジェードは、奴隷として働きながら気づかれないようにハリーファを殺そうと何度も試みるがいつも失敗に終わる。宮廷生活の中で起こる小さな事件に巻き込まれたり、ハリーファと交流を持つようになるうちに、ジェードはハリーファの持つ2つの秘密に気付いていく……。
一方、ジェードが村を追い出された後。ジェードの双子の弟のホープは、姉に続いてジェードにも魔女の疑惑がかかったことを知る。ジェードが村に戻ってこれるように魔女疑惑を撤回してほしいと領主ヴィンセントのもとを訪れたところ、王太子への陳情に同行することになる。ヴィンセントと行動を共にするうちに、殺された姉とヴィンセントとの関係を知ることになり、ホープはやがて王位を巡る争いに巻き込まれていく。
『聖地を滅ぼした【王】の生まれ変わりである少年と、少年を殺すよう【神】に告げられた少女の、過去からの因縁の恋愛物語』(のろのろ不定期更新中)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-12 00:10:37
476851文字
会話率:36%
【マリアンヌシリーズ2】
天才少女と呼ばれていたマリアンヌは公爵夫人となり、夫アレクサンドルと三人の子供たちと楽しく暮らしている。
天才少女は大人になっても天才っぷりが衰えず、戦争においてもマリアンヌの発明品が活躍し、救国の天才と呼ば
れる。
マリアンヌを愛する夫アレクサンドルと三人の子供たちとの生活はほのぼのしつつもハラハラする日々。優雅な公爵夫人とは思えない生活だ。
日常の小さな事件や天才なりの悩み、子育ての悩みを抱えつつマリアンヌは天才道を突っ走る。
大器晩成型だった夫のアレクサンドルはますます愛妻家っぷりが増していて、公爵としても王弟としても活躍している。
三人の子供たちは
・長男ハロルド(真面目で正義感の強い少年、王家に子がいないので次期国王の予定、六歳)
・次男ニコラス(愛称ニコ。見た目も中身も母譲り。天才の予感。三歳)
・長女フローラ(末っ子で生後半年。見た目は父親似。美女になる予定)
このお話はそんなマリアンヌ一家のほのぼのハラハラ生活のお話です。
この小説は「妹はたいてい憎まれ役 でも楽しく生きなきゃ人生もったいない!」
https://ncode.syosetu.com/n0807gn/
Nコード N0807GN の続編ですが、本作から読んでも楽しめます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-04 19:26:56
132680文字
会話率:48%
北欧神話から出てくる要素を持って他の物語を作りたいということからこの物語が始まった。 ブリミール大陸で繰り広げられる多様な物語の中で、今回の作品は主人公たちが小さな事件から始まり、多様な冒険をすることになる物語だ。
最終更新:2025-03-31 23:09:13
161447文字
会話率:28%
複数の島々から構成される海洋国家セリファス。その片田舎ビクター島に暮らすユージーン・ジェイド上等兵は、ある日、特別な監視任務を与えられた。対象は休暇として島を訪れた若き准将、コディ。
純粋な彼の振る舞いに段々と絆されていくユージーン。しかし
、コディもまた、密命を与えられた存在だった。
奇妙な火薬、盗まれた少女の宝物、隻眼の武器商人、行方不明の父親。小さな事件は二人を真実に導き出す。
大戦後の小国を舞台に、負の遺産を巡る任務が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-26 16:04:56
42948文字
会話率:43%
主人公は静岡に住む四十代半ばの男性。運動は苦手だが、とにかくラーメンが大好きで、東京に住んでいた頃は行列に何時間も並んだというツワモノだ。結婚を機に静岡へ戻ったものの、マイペースな性格は健在で、たまに牛乳を放置してヨーグルト状にしてしまった
り、レンジに忘れた焼きカレーを発掘して妻に叱られたりと、コミカルな失敗談は尽きない。そんな父親とは対照的に、小学生の息子は元気いっぱいのサッカー少年。部活帰りに寄り道をして遅くなったりもするが、どこか昔の自分を思い出しては、つい許してしまう。家族との何げない会話や小さな事件に振り回されつつも、ちょっとした工夫や笑いでもって日々を乗り越えていく。そんな“ゆるい日常”を綴ったエッセイである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-14 00:10:35
7833文字
会話率:0%
三国の国境にまたがって広がる、深~い深い森の奥。
そこには緑青の蔦に覆われた白亜の壁を持つ荒城が佇んでいた。
かつては栄えたであったであろう、今は廃墟も同然なその城に住む孤独な城主・ロンドと彼の使い魔・セルフィ―は、度々小さな事件を起こし
つつもひっそりのんびりと暮らしていく、そんなお話。
※作者の性癖モリモリの男主人公です。女装要素、広義的にはショタハーレム要素、あまり登場しませんがNL・BL要素あります。
※誤字脱字あります。リハビリのため書いているので細かいところは気にしないでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-13 11:12:33
2460文字
会話率:63%
はじめまして
毎日いろんな些細なことを気にしつつなんとか生きてる
主婦のしょうおばちゃんです。
この物語はごく平凡な主婦のおばちゃんと家族の日常を描いたお話しです。
お話しと言うより、しょうおばちゃんの独り言です。
どこにでもいそうな平凡
な家族の日常の小さな小さな事件簿です。
いえね、事件なんて大げさなことはないんですよ。
ただの日常の出来事を綴っているだけです。
間違った見解もあるでしょう。
正解も不正解もあります。ただ一つの考え方です。
たまに家族のおもしろエピソードやハプニングもあります。
どこにでもいる平凡な家族の日常としょうおばちゃんの呟きを綴った物語
こんなおばちゃんでも一生懸命生きてるんですよ
ですからフフフと時折笑ったりもします。
たまにプンプンと怒ったりします。
だって人間ですから
それでも読んでみようかなっていう読者の方がいらっしゃいましたら
たま~にのぞいてみてください。
これを読んでくださっている全ての皆様の未来とこの瞬間が幸せでありますように
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-30 14:00:56
79949文字
会話率:16%
小さくたって、いろいろ頑張ってる日々。そんな中で起こった小さな事件ーー。
最終更新:2024-12-13 22:47:49
540文字
会話率:0%
クロエ・グラフトンは3歳の時に生き物の声が聞こえる加護をもっていることがわかった。家族の心配をよそに領地でのんびり暮らすクロエ。そんなクロエが14歳になった時、領地で小さな事件が起こる。徐々に元気がなくなっていく領地の生き物たち。クロエは
生き物たちに聞きながら原因を探していく。平和な小さな物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 15:16:33
7642文字
会話率:58%
「探偵(ぼく)が解(と)くのは事件じゃない、ぼくが解(ほど)く人々の心なんだ」
春夏秋冬、移りゆく季節とともに、神谷探偵事務所には不思議な依頼が舞い込む。
ピアノの音が聴こえなくなった少女、大切なビー玉を失くした少年、突然料理を始めた
夫、そして突然結婚式をキャンセルしたい花嫁……。
一見何でもない日常の中に隠された小さな謎を、探偵の神谷幸司と助手の倉持エリザが解き明かしていく。
そこには小さな驚きと感動、そして温かな真実が待っている。
彼らが出会う依頼者たちの心の奥底にある想いを紐解きながら、幸司とエリザの関係も少しずつ変化していく。
探偵事務所を舞台に繰り広げられる、心温まる物語たち。
そう、あなたの日常にも、きっと小さな奇跡が隠れているはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 08:00:00
11434文字
会話率:50%
砂漠の国ザファルバーンの王都の長屋に住み着く、元傭兵隊長の異邦人ジャッキール。
かつては国王の暗殺部隊を指揮した名うての傭兵の彼だが、今では王都の片隅や長屋で内職や細々とした依頼を受けて食い繋ぐ傘張り浪人のような生活を送っていた。彼はそんな
スローライフも気に入っているが、そんな穏やかなだけの生活が許されるはずもなく、顔見知りの三白眼や迷惑な隣人に押しかけられ、事件に巻き込まれ貧乏くじを引くこともしばしば。
そんなジャッキールの小さな事件を抱えた王都尾羽打ち枯らし居留記。
*X(旧Twitter)企画2024年『文披31題』参加作品です。
*シャルル=ダ・フールシリーズの番外編的な作品ですが、単体で読めます(多少本編と連なる話があり、ネタバレのある部分があります)
*カクヨムと重複投稿をしています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 06:21:29
167139文字
会話率:41%
「僕らは英雄や勇者になれなかった。だからと言って何も出来ない訳じゃない。」
主人公はマッチ売りの中年ローフレイム。
ローフレイムはドジでノロマで容量も悪く、人付き合いも戦うことも苦手なおじさんだ。しかしそんな彼の心根は優しく、勇気が無いわけ
でもなかった。
ローフレイムは英雄では気づかないような小さな事件を解決し、勇者ほど壮大ではない仲間や出来事に巡り合っていく。旅の最中に紡いでいく小さな絆がやがて彼の大きな力となるだろう。
果たして、ローフレイムの旅はどんな結末を迎えるのか。彼の過去には何があったのか。現在と過去が結ばれた時、マッチの炎は世界を包む大炎へと変貌する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 11:00:05
1077文字
会話率:10%
田舎町に佇む鉱物標本店石榴屋。
そこで起きた小さな事件と、虹の石にまつわる昔話。
キーワード:
最終更新:2024-06-02 20:00:00
47785文字
会話率:28%
味川朔太郎は、作家やフードライターとして三十年以上活躍していた。還暦に近いが長年連れ添った妻ともおしどり夫婦として有名だった。そんな朔太郎は秘密があった。料理を食べると、その調理過程や料理人の想いが映像として伝わってしまう特殊能力があった。
そんな能力を持つために小さな事件に巻き込まれていくが……。料理の想いの謎を解く、満腹ライトミステリ開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:24:10
101740文字
会話率:43%
人口の約3%の割合で異世界からの転生者が存在する、この世界。
この日、転生者だけが参加できる婚活パーティで、恋を夢見る乙女・ヤヤルが出会ったのはハンサムな青年ユーレニ。すぐに二人は意気投合し、楽しくデートする仲に。
ヤヤルの記憶にはな
いのだが、もしかすると彼は前世で番(つがい)だった? それとも……?
☆別サイトに別名義で投稿した作品をリメイクし、加筆しています。
☆大きな事件も小さな事件も起こらない、ほのぼのした話です。さらっとお読みください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 16:03:10
9873文字
会話率:27%
私の仕事は探偵。
よくある探偵とは一味違う路線から攻めることで視点が世間とはズレていると言われるが全く物怖じしていない。
取り扱う物は事件。といっても身近にある小さな事件。探し物や恋愛など人に寄り添う物だけ調査していく仕事なのだ。
解決のキ
ッカケは全てあるあるに依存している。
あるあるで結び付ければ何でも解決できない事はないと思い込んでいる少し変わった女の奮闘劇である。
そして彼女はなぜ探偵になったのか...?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-07 19:24:19
4402文字
会話率:19%
父親の薦めで有名な館の執事見習いとなった彼は、小さな事件に巻き込まれる。その過程をVRゲームの小説などにあるステータスみたいな感じで表します。異世界転生者に愛を◯◯できるのか。タイトル回収はいつになるのか。
最終更新:2023-10-29 09:27:09
1934文字
会話率:47%
目覚めた時は見知らぬ天井。何故か、この天井を見るに至るまでの経緯を思い出せない主人公。ある日、命の恩人達と共に王国へ赴き国王から伝えられる小さな事件。しかし、その小さな事件が、これから主人公に立ちはだかる大きな使命の始まりに過ぎなかった。
最終更新:2023-10-25 22:07:08
14444文字
会話率:73%
日常生活の中で起こる小さな事件
最終更新:2023-10-04 09:32:48
402文字
会話率:10%