重税、物価高、子供の学費、妻の浪費……でも給料は上がらない。2029年の日本で、今日も残業に精を出す中年サラリーマン、岸谷 順也(きしたに じゅんや)は、あまりのストレスで遂にその命の灯火を散らす。
しかし、気がついてみれば、まさかの二度目
の人生を送ることに。
「もう金に困る人生は真っ平だ!」
投資の知識を総動員して、20代でFIREだ!目指せ人生イージーモード!
大学で思い残した恋愛フラグも回収するぜ!
しかし、前世で正気を失うほど熱烈な恋に落ちた彼女には、あまり近寄りたくはない。でも相性バッチリの彼女の小悪魔スマイルには我慢が出来ない!?
今回は違うんだ!
俺は助けたい人だけ助けて、後は穏やかに生きると誓ったんだ!
金を稼げば稼いだで、人生山あり谷ありでございます。
優柔不断な男のやり直し人生とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 18:00:00
120469文字
会話率:31%
父親が亡くなり、母親が俺を捨てたのが中学に上がって直ぐの頃だった。俺こと、|草加丈《くさか じょう》は親戚の力とアルバイトを掛け持ちして何とか高校を無事に卒業できそうだった 就職先も何とか決まり、そこから親戚から借りた学費やらを返済して
いく事が決まった苦学生である。
まぁ、親父が死んだ時に母親がそこそこあった遺産を持ち逃げしたのが原因であるのだが仕方ない。結局この3年間はバイト三昧で卒業間近になってもクラスにも馴染めずにいたが、事情を把握してくれている教員に助けられ後数日後に卒業という時に顔馴染みでないクラスメイト達とともに異世界に召喚されてしまった。
元の世界に戻るには魔王を倒さなければならないというが俺は勇者適正のない鎌使い。そして、学年の美女3人衆『三姫』と冒険者ギルドへ…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 23:20:59
277070文字
会話率:37%
俺こと如月修は中学校の卒業式を終えて家に帰宅したが、家にいるはずの親がおらず、ダイニングテーブルの上には『修、お前ももう中学卒業だ。もう一人で生きていけるだろう。俺と母さんは旅に出てくるよ。高校一年分の学費と生活費は銀行の口座に残しといたか
ら、それで頑張ってくれ。また会おう』と書かれた手紙が、
と今はここまで。続きをあげたら言えるところまで順次足していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 17:00:00
94017文字
会話率:43%
雪国暮らしの子爵令嬢ミシャは、突然婚約者から「彼女のお腹に僕の子がいる」と宣言された。
呆れたことに、婚約破棄するつもりはなく、ミシャを第二夫人とし、子どもは未来の子爵に、さらに結婚資金は教育費にしたいとまで言いだす始末。
その発言を聞いて
前世の記憶が甦ったミシャは、ワンパンで婚約者を懲らしめ、見切りを付けた。
かねてから憧れていた魔法学校に入学し、身を立てる決意を固める。
魔法学校に願書を出したのはよかったものの、過去に魔法学校に通っていた叔父のやらかしにより、奨学金制度で通うことができなくなってしまう。
平々凡々な魔法使いであるミシャは魔法学校へ通うことを諦めかけるが、薬学科の教師から学費を払ってあげる代わりに、授業で使う薬草の管理をしないか、と持ちかけられる。その結果、魔法薬が栽培されている温室の管理の近くにある小屋での暮らしを命じられる。
全寮制の学校なのに、ミシャは寮母がいない、炊事洗濯をセルフで行う小屋での暮らしが始まった。
そこに監督生長であり、未来の大公である公子がやってきたり、ツンデレ公爵令嬢に懐かれたり、珍しい宝石スライムを使役したりする、楽しい魔法学校生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-21 00:00:00
374596文字
会話率:42%
「地味キャラのボクが美少女になってる!」
高校入学を控えたボク、一色白(いっしきつくも)は不思議な夢を見て朝起きると白髪ロングの美少女にTSしていた。しかもゲームのようなステータス画面が現れ、表示された職業(クラス)はなんと『魔王』。たぶ
ん、原因は全世界に出現している『異界迷宮』にあるんじゃないかと結論付ける。謎を解くには『異界迷宮』を攻略するしかないけど、メンタル弱者のボクには無理に決まってる。そんなボクに……。
「私、『探宮者《たんきゅうしゃ》』になりたいの」
片想いしている同級生の幼馴染が学費を稼ぐため『探宮者』になろうとしていることを知り、ボクは彼女と共にS級迷宮を目指すことを決意する。二人とも同じ高校に入学を果たすが、地味キャラ属性のボクとしては目立たず高校生活を送りたいと願っていたのだけれど……。
第一部は攻略準備編として高校生活がメインとなる予定です。
カクヨムでも掲載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:04:09
69128文字
会話率:39%
時は2070年、高度に発達した科学文明。その日常に調和して溶け込む、人と、人ではない者たち。幻想と日常の境界は薄れて消えた、そんな未来。
「これからあなたは高校生3年間、彼女たちと自給自足の同棲をしてもらいます」「嘘だと言ってよ!」
ドラゴンの少年のユーリは、高校生にこれからなろうという中学3年生の3月のある日、幼馴染の吸血鬼令嬢、アンジェリカとの婚約を急に告げられる。
だがアンジェリカを含めた吸血鬼三姉妹、実はとんでもない問題児で――!?
「ユーリの物はわたくしの物、ユーリもわたくしの物ですわ!」
始まる4人による3年間2000万円生活(食費、光熱費、家賃、学費込み)。始まる高校生活。吸血鬼三姉妹が起こす騒動に、ユーリは次々巻き込まれていく。騒動の中、出会っていく少女たちもこれまた問題児だらけ!?
なくなる胃薬。『小魔王』『悪役令嬢』『放蕩騎士』に囲まれた『苦労執事』は今日も死んだ目で空を飛ぶ!
「僕の平和な日常の行く先って、どっちなんだろうな」
近未来ハーレムラブコメファンタジーの、はじまり。
「――胃が取れそう……」
(残酷な描写、ボーイズラブ、ガールズラブタグは念のためつけていますが、要素は薄めの予定です)
(この小説はカクヨムにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-16 09:00:00
602006文字
会話率:49%
没落寸前の貧乏子爵令嬢のセシリアは貴族学校に通っていたが学費が払えず自主退学する。代わりに何故か毎年大量に募集される公爵家の侍女として働くことになる。次々と侍女が辞めていく中、ある日ある人物と出会うことで自分の前世を思い出してしまう。そう、
今いる世界はかつて読んだ小説『呪公子と太陽姫~真実の愛への道~』の世界だということを。
※ちょっと悲惨な表現があるからR15は保険。
※他所様でも投稿してます。コンテスト応募のため、こちらでも掲載中。(なろう版として構成・編集)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-10 21:00:00
144652文字
会話率:15%
これは、AI技術が大きく進歩した、ちょっと未来のお話。
フルダイブ型VRMMORPG『アンリアル』。政府と大手ゲーム会社が結託して作り上げたそのゲームは、強固な信頼のもと、ゲーム内のお金を現実に還元することができるシステムが用いられて
いた。ゲームで稼いだお金が、現実でも使える。楽しみながら稼げる。それは、暇を持て余した人々にとって、ひどく魅力的な文言だった。こうしてアンリアルは、リリースから1年で国内ユーザー数3,000万人を突破。AIと共に、人々の生活の一部になろうとしていた。
そんなアンリアルにおいて、主人公のコミュ障ゲーマー小鳥遊 好(たかなし こう)は、「サポートAIガチャ」なるもので最高レアリティの白銀ロリ妖精『フィー』を引き当てる。まるで、2度にわたる両親の死を乗り越えろと、そう誰かに言われるように。
無口で気難しい(でも、あざと可愛い)サポート妖精AIフィーを相棒に、主人公は情報を売ることで高校生の義姉を支える日々を送るようになる。しかし、どこまでもゲームを愛し、義姉を愛する主人公にも「受験勉強」という現実の関門が待っていた。
自分たちの生活のために青春を犠牲にしてバイトに明け暮れている義姉、小鳥遊 唄(たかなし うたう)の負担を減らすためにも、主人公は断腸の思いでアンリアルへのログインを自ら禁じることにする。
「絶対に、学費の安い、国公立!」
全ては、そう。最愛の義姉のために。そして、アンリアルでお金を稼ぐことが出来るようにするために。
この物語は、そんな主人公が受験勉強を終えたところから始まる。
半年ぶりにアンリアルにログインした主人公は、サポート妖精フィーを連れて適当にダンジョン(現行の最高難易度)に挑み、肩慣らしをすることに。しかし、その最中、マヌケな悲鳴を聞く。トラブルの原因にもなりかねないため無視をしようとした主人公だったが、悲鳴の中には、ゲーマーであれば誰もが聞き逃せない単語が混じっていて――。
太った黒猫『にゃむさん』によって結ばれる「ゲーム」と「現実」、2つの世界。果たしてコミュ障ゲーマーの主人公は、いかにして陰キャオタク少女とパーティを組むことになるのか。青春、恋愛そっちのけでゲーム攻略に興じる主人公たちの姿を描きます!
※本作は小説サイト「小説家になろう」でも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 13:16:11
220921文字
会話率:43%
主人公のファリナ・アドリーは平民なのに魔力が強く通常属性が全て使える十三歳。
商人として生きるのを夢見る彼女だが、両親に進められた結果、魔法学校に入学することになってしまう。
学校生活だけではなく、こうなったら妹の学費を貯めるしかないと、遠
くから家庭を支えることを決心した
最強少女ファリナの王都での学園生活がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-20 15:51:58
90914文字
会話率:30%
平民でありながら名門ハーツ学院の特待生になったアリオンは学費免除の代償として学院長から依頼(課題)を出された。
依頼の内容はある貴族令嬢の家庭教師をつとめて来年の学院入試に合格させること。
平凡な能力とあまり勉学に積極的ではない令嬢の手
綱をとりながらアリオンは令嬢のレベルアップを目論む。
果たして令嬢は無事に入試合格出来るのか?
また、アリオンの運命はいかに?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 00:11:57
9996文字
会話率:51%
学費が払えない というニュースタイトルをみて書き始めました。
この先どうするのかは決めてないです。
最終更新:2024-03-29 21:46:25
10779文字
会話率:24%
貧乏子爵家のメイベル・ペリドットは、弟の学費を捻出するために、仕事をすることに決める。
父親が探してきてくれた職場は、城内でおそれらている魔法使い、フィンレー・エバンズの研究室の使用人だった。
やる気はあるけれど空回りしがちなメイベル
は無事に仕事を続けることができるのか!?
クビの危機を乗り越えながら働いていると、フィンレーとの距離もなんだか縮まっていくようで…!?
明るいハッピーエンドを目指してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-20 16:00:00
25117文字
会話率:37%
ある日突然、地球上の様々な場所にダンジョンや能力者が現れてから約5年が経った。
今では、週末や学校終わりにダンジョンを攻略することに違和感を持つ者はいない。
家賃を稼ぐためにダンジョン通いを続ける大学生、清水陽向(しみずひなた)。
能力者であり、それなりのお金を稼ぐ妹に学費を全額出してもらっているため、周りからは『妹のヒモ』という不名誉な二つ名呼ばれていた。
果たして陽向は、どのような道を進むのか。
※あらすじは随時更新します。
※本作に登場する人物、企業、団体等は、実在のものと一切の関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-13 23:09:13
218000文字
会話率:25%
【100万PV達成!】ある日突然、地球上の様々な場所にダンジョンや能力者が現れてから約5年が経った。
今では、週末や学校終わりにダンジョンを攻略することに違和感を持つ者はいない。
家賃を稼ぐためにダンジョン通いを続ける大学生、愛川陽向
(あいかわひなた)。
能力者であり、それなりのお金を稼ぐ妹に学費を全額出してもらっているため、周りからは『妹のヒモ』と呼ばれていた。
しかし、いつも通りダンジョンに入ったある日、異様な魔物に襲われ助けを呼ぶパーティーの救援に飛び入りし、ギリギリの戦いを繰り広げていると、突如陽向の能力が覚醒する。
一枚岩とは行かない能力者の世界。
果たして陽向は、どのような道を進むのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 17:31:59
194656文字
会話率:27%
突然だが、伯爵令嬢エミリアは実家が没落した。
母はすでに亡く、父は「冒険者になる!」と家を出た。自分のせいで出来た借金をどうにかしようと、一攫千金を狙って国外へ旅立ったのだ。
「せっかく貴族に転生したっていうのに!!!」
そう。
エミリアは転生者だったのだ。
だが没落するまで現状に満足し、転生者知識を使うことなく生きてきた為、今更どうしようもなくなってしまっていた。前世の知識を使った商売を始めようにも、元手すらない状況だ。
「すまないエミリア……お前を学園へやる金もないんだ……」
「嘘でしょー!!?」
父の代わりに奔走する兄に告げられ絶望するエミリア。この世界、16歳を迎える貴族は須らく王立学園へ入学する。もちろん学費は高額であるが、その学園を出ていない貴族はまともな婚姻も就職先も望めない。
「人生詰んだ……」
そんなエミリアの噂を聞きつけてか、一台の豪華な馬車がやってくる。そこには最近黒い噂を聞く公爵家の当主が。
「エミリア嬢、娘の代わりに『悪役令嬢』をやってもらいたい」
「はああ!?」
『悪役令嬢』なんて単語、久しぶりに聞いたエミリアだったが、
「もちろん報酬は弾む。この家を建て直すには十分なはずだ」
「喜んでー!」
そうして始まったエミリアの学園生活。入学後、すぐに彼女は気が付いた。
「ここ、いけこれの世界じゃね?」
俺様王太子
腹黒眼鏡宰相の息子
ミステリアスな大神官の息子
女ったらしの隣国王子
マッチョおっとり騎士団長の息子
この顔ぶれ、前世で彼女の姉がハマっていた乙女ゲーム『いけめんこれくしょん』の世界だ。
だがどうやら少々ゲームとは違う様子。ヒロインであるアイリスの様子がおかしい。それに攻略キャラクター達も……。
「この! 親の七光りどもがぁぁぁ!」
今日も今日とてエミリアの怒号が学園に響きます。
エミリアは無事学園を卒業できるのか!?
いい縁談をゲットできるのか!?
それがだめならホワイト企業に就職したい!!!
性格が悪い!? 腹が膨れるならそれでヨシ!!!
そんなエミリアのドタバタなお話。
※ノリと勢いを大事にしました。
深く考えず気楽にお読みください
※なんでも許せる人向けのお話です
※この作品は他サイトにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-05 18:39:09
42151文字
会話率:45%
※番外編執筆&編集改稿のため、完結タグを外しました。物語としては完結済みです。
士族特権による士官学校学費免除が実家没落の危機によってオジャンになった。
そんなわけで、粛々と退学の準備を進めていた僕ことオルミヤジンに舞い込んできたのは、辺
境惑星への赴任を飲めば学費免除の特待生にしてくれるっていう美味しい話。
特待生になれば、実家にある士族の肩書きはなんとか守れるし、何よりも僕が退学せずに済む。
そんなわけで、僕は士官学校卒業をもって辺境の惑星、オッカイに赴任したわけだ。
オッカイにおける正規の帝国軍人は、僕と少佐の二人だけ。
惑星の住民は僅か五十人で、文明レベルは退行し絶望的な識字率……かくして僕の苦闘が始まるわけである。
赴任直後にトラブル発生、決闘で決着を付ける羽目になり、オッカイ最強の戦士って称されたり、
復興予算獲得のため辺境軍を設立したら、副司令に任命されて(肩書きだけは)成り上がったりと、そんなお話です。
でも僕は、格闘なら腕に憶えはあるけど、そんなに強くもないし、肩書きはともかく偉い人じゃないんだよね。だから最強だの成り上がりだのって言われるのは腑に落ちないんだよなぁ……
少佐は僕の事を『非凡なる凡人』とか称してくれるけど、僕は『平凡なる凡人』だよ?
第一部
辺境軍設立・聖地奪還編
辺境軍を設立し、放棄した開拓船である聖地を再び取り戻すまでの話。
第二部
辺境軍解体・対侵略者編
辺境軍解体命令が出た直後、正体不明の旧型輸送船がオッカイにやってきて……
第三部
新生辺境軍・無人空母捕獲編
オッカイのあるブライトサイド星系まで逃げてきた、かつての敵国の無人空母。
その捕獲命令を、なぜだか押しつけられ……
第四部
影の大公爵・完結編
辺境のグスクベボラに招待され、気乗りしないものの出向く事に。
グスクベボラで大公国に所属する艦艇に襲われ、その原因が僕の爺さんにあるとかで?
その結果、僕は帝国史を左右する事態に巻き込まれる。
第一回HJネット小説大賞の一次選考通過……でも二次落ち作品。
HJネット小説大賞2018の一次選考通過……やっぱり二次落ち作品。
軟派で硬派なSF小説です。
楽しんで頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-24 15:00:00
938896文字
会話率:23%
3XXX年
数々の惑星において生命体の存在が確認された世界。少子高齢化の影響で人口が減り続ける地球では、人手不足によって、インフラの崩壊、経済悪化、経済悪化による政治不信、最終的には、国の消滅など、数多の問題が進行していた。そんな中、ここ
、“JAPAN”では、外国人だけでは人手不足を補えないことを理由に、他惑星における生命体をも勧誘し、日本で働き、生活するよう促し始めた。その結果、日本人1万人に対し、外国人5万人、そして、宇宙人1億人と、なんとも奇妙な人口バランスが完成した。
宇宙人の中には、様々な出身星があり、最も多い星が火星、続いて、水星、金星、木星、土星...と続き、中には、聞いたこともない星からもやってくるようになっていた。知名度のあるエリート星(水星、金星、火星、木星、土星など)から地球にやってくる場合、多くは、地球で荒稼ぎをし、裕福な人生(宇宙人生)を送るためである。一方、知名度が低い星からやってくる宇宙人は、総じて、元の星では貧しくて生きていけないという貧困層が、出稼ぎのためにやってくるのである。
そんな状況の中、宇宙人1億人という多くの宇宙人を構える日本において、31XX年、ある政策が成立した。それは、6~15歳までが対象の「宇宙学校」を他惑星に建設させることである。この「宇宙学校」は、日本からの寄付金によって、知名度がない星々に学校を建てさせ、学生の学費を無償にさせる代わりに、将来、彼らに、日本で永久に働く義務を負わせる仕組みとなっている。
宇宙学校には大きく2つのカリキュラムがある。1つ目が、6~12歳で行う「座学」。そして、もう1つが12~15歳前後まで行う「実践」である。この「実践」とは、実際に、宇宙学校から飛び出し、日本で3年間日常生活を送らせるカリキュラムである。卒業時、優秀な成績を座学・実践共に修めていた場合、日本の学校を卒業後、誰もが羨むような就職先(医師、大企業、公務員など)が確保されている。
このような学校の誕生により、多くの宇宙人が、日本人の名前・容姿に擬態し、日本人として、働き、生きるようになっていった。
※こちらの作品は「カクヨム」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-12 11:37:55
3199文字
会話率:65%
大学生の夏季休暇というものは、経済的に恵まれた環境に生まれた者にとってはボランティア活動や留学などといった一般的に有意義とされる活動に費やすための時間であり、決して夏「休み」などではないのだが、私のように無気力な学生にとっては単なる虚無の時
空でしかなかった。すでに労働の苦行を味わっている同世代の者や、アルバイトに明け暮れ学費を稼ぐほかない勤労学生と比べれば、贅沢極まりない悩みであることに違いはないことは否定できないのだが、それでも三か月にわたる社会との断絶は、縁日すら偉大な娯楽であるかのように私に錯覚させるほど退屈極まりないものだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 02:05:21
1094文字
会話率:42%
畿内医科大学は大阪府北部にある私立の医科大学。その医学部医学科1年生で地方出身の医学生だった僕、白神塔也は開業医の父が生前に作った借金のせいで退学の危機に陥った。
卒業まで残り約2500万円の学費を工面するため僕が応募してしまったのは
、大学が基礎医学研究者を確保するための特別枠「研究医養成コース」。
考えが甘すぎた僕を待ち受けていたのは、6つの基礎医学教室を渡り歩く怒涛の1年間だった。
解剖学百合っ娘の恋路を応援し、生化学たこ焼き娘に惚れられ、生理学お嬢様の秘密に触れ、薬理学合法ショタと友情を育んで、僕は研究医としてのキャリアを歩み始める。
これは現代医学生の恋愛模様を赤裸々に描く、「全部載せ」ラブコメ。らしい。
※この作品は「小説家になろう」「アルファポリス」「カクヨム」「エブリスタ」に投稿しています。
※この作品は過去作品「やまいのことわり ~気分は基礎医学~」の全編を加筆修正し、各話の構成を大幅に変更してリメイクしたものです。旧版は記録として残しますが今後の続編はこちらで投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-01 21:36:53
696552文字
会話率:40%
石清水亮の両親はレストランを経営していたが、食材を扱う奥寺商事にだまされ自殺に追い込まれた。
一度はグレて少年院に入った亮だったが、闇の集団ミストボックスの支援を受け、亡くなった奥寺正樹社長の隠し子になり、会社の乗っ取りを計画する。
両親を
自殺に追い込んだのは、若い時の奥田正樹社長だと思っているのだ。
妻で社長に就任した美和子は亮を認めないが、娘の梨緒は弟として迎え入れる。
身元を隠し奥田商事に中途採用された亮は、清掃員の友里恵と出会い、自分と同じ匂いを感じる。
友里恵は、大学の学費を稼ぐため夜はデートクラブの仕事もしていた。
経営権を握ろうと野心を抱く亮を、友里恵は支援し数々のトラブルから救っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 07:39:26
53261文字
会話率:45%
「賞金は金貨一〇〇〇枚?」
貧乏子爵家の長女ナディア・エイジャーは、今後続々とノーブルスクールに入学してくる妹達の学費を稼ぐために、女子持久走大会に参加した。ナディアは見事優勝、金貨一〇〇〇枚を手にしたが、それは副賞に過ぎないのだった。正賞
は一体何だったのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-23 07:22:26
4811文字
会話率:42%