終戦翌年の昭和21年5月・・
九死に一生を得て命からがら 酷寒の満州から 祖国日本に引き上げてきた
しかし焦土と化した 故郷
祖国の地に再び戻ることができたが 復員兵の多くがそうであるように
二人の復員兵は 失意のどん底に突き落とされた
これからどんな希望をもって生きて行けと言うのか・・
物語はそこから始めます 長編小説になる予定
他の小説の執筆も愉しみながら ゆっくりと書いていきます(^-^)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 08:50:18
5213文字
会話率:33%
聖書の名場面を喜劇風にアレンジ
最終更新:2024-08-18 13:47:01
3180文字
会話率:76%
平民として働くロザリンドは、かつて王女だった。
貴族夫人の付添人としてこき使われる毎日だったロザリンドは、ある日王宮に呼び出される。そこで、父の国王と再会し、獣人が治める国タルホディアの皇帝に嫁ぐようにと命令された。
ロザリンドは戸惑い
ながらも、王族に復帰して付け焼刃の花嫁修業をすることになる。母が姦淫の罪で処刑された影響で身分をはく奪された彼女は、被差別対象の獣人に嫁がせるにはうってつけの存在であり、周囲の冷ややかな視線に耐えながら隣国タルホディアへと向かった。
しかし、新天地に着くなり早々体調を崩して倒れ、快復した後も夫となるレグルスは姿を現わさなかった。やはり自分は避けられているのだろうと思う彼女だったが、ある日宮殿の庭で放し飼いにされている不思議なライオンと出くわす。そのライオンは、まるで心が通じ合うかのように彼女に懐いたのであった。
これは、虐げられた王女が、様々な障害やすれ違いを乗り越えて、自分の居場所を見つけると共に夫となる皇帝と心を通わすまでのお話。
アルファポリスにも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 10:10:00
119589文字
会話率:55%
怠惰なだけの生活。
繰り返すだけの日常。
何も為し得ず、何も為さない。
それこそが鈴誠一弥の生き方だった。
誰かに言われたから、やらないと生きられないから、死ぬのは怖く、楽しみを見つけるほどの金もない。
そんな一弥は、悪魔を宿し、唆される
ままに悪を繰り返した。
殺人、窃盗、姦淫。
それらを悪魔に唆されるがままに為した。
だからだろう。
一弥に罰が下された。
「汝には死すら生ぬるい。」
「2度と輪廻に戻るな。」
「産まれたことを後悔し、懺悔したところで赦されぬ。」
故に辺獄へ
裁きを待つ地獄へ落ちる者達のための掃き溜めに落とされた。
辺獄において、止まることは赦されない。
足を止めることは辺獄から抜け出せなくなることを意味するからだ。
救いを求めるならば歩き続け、辺獄にて己の罪を懺悔し続けるしかない。
罪を犯した者がやがて救われるために歩き続けるハートフルストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-11 20:00:00
46107文字
会話率:16%
ある人は言った。
「結婚がもしその様なものなら結婚しない方がましです。」
ある方はこう言われる。
「モーセはあなたがたの心がかたくななので、妻を出すことを許したのだが、初めからそうではなかった。
そこでわたしはあなたがたに言う。不品行のゆえ
でなくて、自分の妻を出して他の女をめとる者は姦淫を行うのである」。
その方とはイエス・キリストである。
私はそれに対してアーメン(まことにまことにという意味)と対応するしかない。
霊的に何と乏(とぼ)しく、ただ与えられる者に過ぎないからである。
私達は皆霊的こじきに過ぎず、ある方イエス・キリストから、あるいは神から恵んでもらう貧者に過ぎない。
この物語はせめてもの貧者のプライドを示して、イエス・キリストに応答する、および完璧な世界=第三世界に応ずるせめてものなけなしの物語である。
語彙(ごい)の貧困さに苦しめられつつ、貧者の風格をそれなりに示すものに過ぎない。
私達は何も知らない。
ゆえに、知ろうとするのだ。文章の深みを。
これは無知ゆえのせめてものあがきの物語である。
これは、紅蓮と空鳥とクウチョウ、ふたりだけの物語である。
紅蓮は告白し、空鳥は同情し、クウチョウは空鳥を通して、紅蓮を守る。そういう物語なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-17 11:51:30
5008文字
会話率:32%
以前、“電気兎”との対決でトーキョウを訪れたあとロンドンにも行って、師匠に散々たかった後、実は夜も遅くなったので後学のためと、高級ホテルでスイートルームに一泊させて貰った。
あの時の師匠は本当に太っ腹だった。師匠によると世界的にも有名な
ホテルだという建物は、趣きのある伝統的な宮殿のような造りで、部屋もアンティーク家具をはじめ高級な装飾品が集められた非日常的な空間だった。
料理も本格的な英国料理を楽しめ、翌朝はコンチネンタル・ブレックファーストを堪能した。
とにかくバスタブとか、什器とか、照明類がとても洗練されていて、是が非でも私達の世界でも再現したいと思った。
とにかく今を逃せば、いつ地球に来られるかわからない。
師匠に頼み込んで、翌一日だけ買い物というか、仕入ツアーに付き合って貰った。勿論、情けない話、お財布は師匠持ちだ。
主にホームセンターに、大型家電店、アンティーク家具の店など片っ端から回った。時間が惜しいので、見つからないように転移で移動した。
購入した家具や、大型家電、水洗トイレ用の便器や配管に必要な諸々、これも見つからないように片っ端からストレージに収納していった。
出色は、デロンギというメーカーのエスプレッソ・マシーンだ。
これを見つけたときは、小躍りして喜んだ。
何しろ、師匠の魔宮ダイニングで出されるカプチーノが一味違うのを突き止めた私は、わざわざ厨房を覗きに行って、大きな真鍮製のタンクを持った抽出器の存在に行きついていたからだ。
あれと似通った味が家庭で出せるなら、これほど心躍ることは無い。
中華料理用の火力の強い、業務用コンロなども仕入れてきた。ガス管の敷設と供給はナンシーに頼んで特別に用意して貰った。
何しろ、ナンシー艦内には火力用のガスを使う施設やインフラなど皆無だったからだ。
我が家の増改築は、3人が好き放題したので若干調和を欠く部分もあったが、おおむね満足している。
中庭に面してヴォールト回廊を配したり、切妻屋根にドーマー窓を付けてみたり、パティオには睡蓮の四角い池を作ったりと、ほぼ出鱈目だったが、不思議とアンバランスさが心地好かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 03:33:22
6081文字
会話率:0%
生まれついての悪が居る。
それは|死と破滅《おわり》を振りまく災厄の存在。息をするように他人をおとしめ、その事にこの上ない快楽を感じる汚物のような存在だ。
彼女の名はアムリタ。
存在するだけで不幸を振りまく、地獄のような大淫婦。
誰も彼女の瞳から逃れる事は出来ず、誰も彼女の吐息に絡めとめられない事は出来ない。
彼女は人生の絶好機に訪れる。
姦淫による穢れに満ちた金杯を手に持って。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 17:27:16
1982文字
会話率:35%
天地創造から4000年、神は地の上に立つ人類の存在を再び後悔する。
彼らが主なる神を忘れ、邪神に仕え、人はこぞって姦淫を行った。
廃れた地上を浄化するため、神は一人の女預言者、そしてもう一人屈強な剣士に臨んだ。
人の悪は、いつまで続くのだろ
うか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-23 23:25:40
11461文字
会話率:45%