「……悪いと思っているのなら、く、口付け、してください」
妹のコーリーばかり優先する婚約者のエディに、ミアは震える声で、思い切って願いを口に出してみた。顔を赤くし、目をぎゅっと閉じる。
だが、温かいそれがそっと触れたのは、ミアの額だ
った。
ミアがまぶたを開け、自分の額に触れた。しゅんと肩を落とし「……また、額」と、ぼやいた。エディはそんなミアの頭を撫でながら、柔やかに笑った。
「はじめての口付けは、もっと、ロマンチックなところでしたいんだ」
「……ロマンチック、ですか……?」
「そう。二人ともに、想い出に残るような」
それは、二人が婚約してから、六年が経とうとしていたときのことだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 21:02:29
91596文字
会話率:52%
生きてきた中で何時も思うのだけど、皆突発的な予定、嫌がるよね。
心の準備とか、色々あるんだろ。
私と彼との短い会話。
どうにも昔から『察する』ということが苦手で、思った事は口に出すようにしている。
私のように『口に出して欲しい』という願いを
込めて。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ちょっと考察が必要そうな話になりました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-03 18:10:32
925文字
会話率:42%
死にたい願望を口に出してばかりいるひとは必要だ
キーワード:
最終更新:2024-02-25 14:38:08
222文字
会話率:0%
ボンクラ王子が悪役令嬢に婚約破棄したら国が滅んだ件。
口は災いのもと。言ってはいけないことは、口に出してはいけません。
最終更新:2024-02-19 18:00:00
6782文字
会話率:52%
幼い頃から口下手で、思った事を伝えるのが苦手な少女、岸波美羽。それが原因で中高一貫校に入学して間もなくいじめの対象になってしまった。高校に上がってもそれは変わらず、それでも自分には唯一の友達がいるから………そう思っていたが、とあることをきっ
かけにその友達からも見放されてしまう。
これで自分は本当に独りなのだと理解した彼女は家で飼っている少し長生きな黒猫にふと願った事を口に出してしまう。
「その願い、叶えてあげましょうか」
そのたった一つの美羽の願いが彼女自身の人生を大きく変える。これは独りの平凡な少女と、神のようなネコの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 17:38:23
77518文字
会話率:66%
勝ち確。
カクヨムにも投稿。
最終更新:2024-01-01 20:39:10
6404文字
会話率:45%
ふと厨二病フィルターで日常を見てみたらどうなるだろうかとよぎったら、脳内で即刻厨二病変換し始めましたので、それをちょい足ししつつお届けする作品。
夕方に深夜テンションみたいになることって、あるんだな……。
なお、実際に口に出してはおりません
、念のため。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-20 20:29:57
381文字
会話率:45%
目が見えない程式琴巴は、言葉を何よりも大切にしていた。
だから、人並み以上に言葉には、敏感だ。彼女にとっての真の魔法は、『言葉』であるのだ。
「言葉は魔力」──彼女はよく口に出して、唱えた。彼女は自らに、言い聞かせたのだ。『そうであるよう
』に暗示を何度も何度も。きつく線を結び。
琴巴は現代屈指の『夜の魔法使い』として、その名を冠した。
───これは、そんな魔法使いの夜物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-20 21:50:02
5037文字
会話率:27%
ゲーム好きで少しやんちゃな高校生、三浦周司は、高校入学前の春にとある決意をする。それは、「一ヶ月間で必ず恋人を作る」というもの。彼がそれを口に出して宣言したことによって、盗み聞きをしていた悪魔が、勝手に契約内容として確定させてしまう。
それ
から約一月後、宣言を達成していない三浦周司の前に、死神を名乗る少女が現れた。
──
出血シーンがあるのでR15にしてます。グロシリアスとかではないです。ラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-27 12:30:23
44204文字
会話率:56%
幼少の頃から魔法少女として生きてきた嶺歌。世間からは隠された存在でありながらも嶺歌は充実な生活を送っていた。表では学校で多くの友人と集い、裏では魔法少女として働く。しかしその人物はある日突然現れた。
「魔法少女の和泉嶺歌さん、貴女にご協力願
いたく参りましたの」
子綺麗な格好をした貫禄のある清楚なお嬢様は、誰も知るはずのない嶺歌の正体を口に出してそう告げてきた。
お嬢様に楽しく振り回され、執事に恋をする、そんな青春の幕開けが今始まろうとしていた。
他の複数サイトでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 07:53:27
364628文字
会話率:30%
人に嘘をつけない性格の神童くん。
嘘をつけず、思ったことが口に出してしまうことが多く、これが原因で陰口などを言われる日々をおくっていた為、感情を表に出さなくなり無表情になってしまい、友達があまりできません。
人の心が読めてしまう西園
寺さん。
人の思っていることがわかってしまい、本音がわかってしまう為、なかなか人に心を許せず、なかなか友達ができません。
そんな一癖も二癖もある二人が同じ高校に入学しクラスメイトになる!!
嘘をつかない神童くんと心が読める西園寺さん
二人にどんな出会いが待っているのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-03 16:38:18
466文字
会話率:18%
何故皆『生きていれば希望がある』と宣うのか。
それを口に出して説けば、誰かが教えてくれると思っているからである。
最終更新:2023-08-25 05:26:34
1116文字
会話率:0%
時は大回航時代……の大分あと。
記憶を無くしてしまった主人公、湫がとある取引をしたことで契約関係となった大物海賊セシルと、海に眠る、何の願いでも叶うと言われる宝石〝海心石〟を探し、失われた湫の記憶を取り戻す『王道冒険物語』。なんてねェ!
基
本ダラダラしててやる気もないまさに怠惰の権化、レッカ・セシルと、思った事はなんでも口に出してしまう毒舌家、新沼湫。基本噛み合わない2人だが、何処か安心感のある2人。しかし、2人ともとある秘密を抱えていて……?湫とセシル織りなす、冒険あり、魔法あり、個性的な仲間ありの奇想天外な異世界人情コメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-05 17:54:57
1614文字
会話率:53%
夜の路上でタンバリンを打ち鳴らす少女と、その少女を見学しながら会話をする大学生ふたりの話。
思ったことをすぐ口に出してしまう男×その男の女友だちに片想いする男 のイメージ。
本編は攻視点。後日談は受視点。
※虫の名前等が何度も出てきますの
で苦手な方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 12:35:15
12437文字
会話率:51%
大学四年生になった藤井めいは就活真っ最中。思うようにいかない現実から毎日抜け出したいと考えていた。気づけば、「余命が欲しい」と最近見た映画の主人公に憧れ、そんな言葉を口に出していた。
余命が実際に訪れたらどうしますか。
最終更新:2023-05-19 16:32:13
316文字
会話率:20%
私は隣の席の豊田君が好き。
ある日ポツリと心の中で「好き」って言った─と思ったら…あれ?今私、口に出して言ったような……?
最終更新:2023-04-23 19:45:39
539文字
会話率:48%
◆守銭奴で神経質な騎士とそんな護衛騎士に恋する箱入り娘の御令嬢◆
専属騎士が知らない間に婚約していた上に破局したらしいので、脈なしですけど逆プロポーズしたい!というお話です。
・・・・・
公爵家の次女サラは、彼女の専属騎士であるシリウスが好
き。シリウスはお金のために退屈な護衛を引き受けてくれている。サラはそのことに罪悪感を持ちつつも、側にいることが嬉しくて複雑な思いを抱えながらも一緒にいた。
そんなある日、シリウスが実は婚約していて、しかもその婚約が破棄になったと噂で聞いてしまう。四六時中サラのそばにいなければいけないことが婚約破棄の遠因になっていると知り、それならいっそ私と結婚したらいいのに、とついポロッと口に出してしまい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-15 15:16:24
14841文字
会話率:50%
冒険者のラウニは、謎のピエロを助けた時からとんでもない呪いにかかってしまった。
それは、口に出す言葉のうち特定の言葉だけに正反対のルビが付くという呪いだ。
しかも口に出して喋っているのに周りの人間からは「ルビの付いた言葉」として認識されると
いう不思議現象が起こるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-15 18:45:29
2652文字
会話率:45%
パチンコジャンキーの推定人数は、何人いるのだろうか?
意外と周りにいる。ギャンブル狂が。
自分でも分かっている。決して口に出しては言わないが、そんなパチンコジャンキーな自分達の事を『地獄の住人』と密かに呼んでいた。
ギャンブルに明け暮れ
た挙句、50歳にもなって独身貯金ゼロ男。
そんな『パチンコジャンキーの地獄の住人』がここにもいた。
しかし、ほんの少しのきっかけで人生が変わる事もある。
それは成功する人には必ず訪れるモノ。転機という『新たな出会い』があれば…。
その出会いは偶然訪れるのか、それとも自ら掴みにいくのか…
実はここに『人生の運の差』があるのかもしれない。
人生に運があるならばだが…。
この男にとってみれば、その出会いは
『株投資』だった。
これは、地獄の住人である50歳独身貯金ゼロ男の『株投資』の物語である。
果たして、、その結末は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-18 08:26:10
141918文字
会話率:9%
オタク様を神と崇める私。
オタク様の推しに理解出来なくても、口に出してはいけないですよ。
ましてや貶めるような事を言うと私が泣いちゃいますよ。
と…物申したいのです。
最終更新:2023-01-09 14:28:16
811文字
会話率:3%