「無理をするな」と言いながら、仕事も責任も全部私に押しつけてきた婚約者。
倒れた私にかけたのは、労りではなく「失望した」の一言でした。
実家からも見限られ、すべてを失った私を拾い上げてくれたのは、黙って手を差し伸べてくれた、黒髪の騎士──
実は、大公家の第三公子でした。
もう言葉だけの優しさはいりません。
私は今、本当に無理をしなくていい場所で、大切にされています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 08:32:31
19158文字
会話率:21%
これは魔界の出来事を地球の言葉に翻訳した物語である。
なお、魔界に人間は存在しないが、便宜上『亻』の字を使用していく。
この作品はカクヨムにも掲載されています。
最終更新:2025-04-04 23:00:00
86240文字
会話率:29%
マリエラ・ニルニーシュ男爵令嬢は、『夢喰い』の能力を持つ。他人の悪夢を吸収するそれは卑しく恥ずかしいものだと教え込まれ、暗い部屋で夜な夜な客の悪夢を食い続ける日々を送っていた。
ある日、夢の中で金髪の青年・ルカ・アンドヴェーラ公爵令息と出会
う。夢で客以外の人間を見るのは初めてで不思議に思っていると、彼は何度も夢に現れ、ついには現実で妹に婚約を申し込みにやってくる。マリエラは彼が自分を捕まえに来たのだと思い込み、恐怖する。しかし夢の中に続けて出てくる彼はなぜかマリエラを労り、心身を癒やしてくれて……?
「必ず迎えに来るから。今はどうか、生き延びて」
「はい(生き延びて、罪を償えということかしら?)」
世間知らずで少しぽんこつな籠の鳥令嬢が用意周到な聖騎士様に救い出されるハッピーエンドです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-28 12:41:18
12813文字
会話率:34%
ぽえむやで(心を労り明かりを点けよう
最終更新:2023-04-29 18:23:40
245文字
会話率:0%
たるんでる。
つーか、緩んでいる?
いや、淀んでる。
このままじっとしていたら、わたしだけじゃなくて部屋の空気まで濁りそうだ。
気持ちばかり焦って、パンクしたわたしを、待っていてくれた人。
わたしの元気を喜んでくれる人への感謝の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 21:09:52
1439文字
会話率:8%
ジャプカ侯爵家はかつて王族に連なる公爵家であった。しかし、公爵家と名乗れるのも王族に連なっているからであり、四代目以降からは侯爵に落とされることとなった。王族は男系であったこともあり、我が家に迎え入れようと娘を希望するも生まれてくる子は男、
男、男ばかり。かつては公爵であったという誇りか呪いか公爵へと返り咲くことを祈るのは当主の夢となり、以降ずっとジャプカ侯爵家の願望となっていた。そんな侯爵家に長男となるサシャは生まれた。女系家系から嫁入りした母イルジナはサシャにキツく秘密を守るように言い聞かせた。そして、その次に生まれた弟ヴァシィルにも同様のことを伝えるもそんな母はヴァシィルが十二歳の時に儚くなった。「ようやっといなくなったか」イルジナの死に対し、父の言葉。労りの言葉など一切なかった。それを示すように父はすぐに女を妻とし、その女の娘を迎え入れた。待望の娘だ。公爵に返り咲けると父は娘ディタを溺愛した。サシャは居心地が悪いと軍へ入り、ヴァシィルはイルジナの兄である叔父の元へと身を寄せた。そして、サシャは補佐官まで上り詰めたがあるとき、軍の大将であり王弟公爵であるラディムに秘密を知られてしまう。そこから、少しずつ始まる溺愛にサシャは困惑と共にずっと被り続けてきた偽りの殻を落としていく。
※ご都合主義の設定ゆるゆる
※カッコいいヒーローはいません
※R15は保険
※鳴田るな様主催の「軍服ヒロイン企画」への参加作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 15:00:00
25448文字
会話率:66%
マリアは変わった子供だった。
異常なまでに働く事への執着を見せ、それを喜びとしていた。そんな彼女の天職は、聖女だった。
古今東西あらゆる悲劇に立ち向かい『偉大なる聖女』とまで呼ばれるようなったマリア。
国中から愛されまくり。求婚されまくり。
マリアの幸せなブラック労働生活の行く先はっ!?
これは、奉仕狂いの聖女、マリアの、求婚ぶった切り物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 18:28:52
9806文字
会話率:45%
代々聖女を生み出してきた公爵家の次女に生まれたアリエスはほとんどの魔法を使えず、その才能の無さから姉ヴェイラからは馬鹿にされ、両親に冷たい仕打ちを受けていた。
ある日、姉ヴェイラが聖女として第一王子に嫁いだことで権力を握った。ヴェイラは
邪魔になったアリエスを辺境にある「魔城」と呼ばれる場所へと嫁がせるように仕向ける。アリエスは冷徹と噂の暗黒騎士と呼ばれるイウヴァルトと婚約することとなる。
イウヴァルトは最初アリエスに興味を持たなかったが、アリエスは唯一使えた回復魔法や実家で培っていた料理の腕前で兵士たちを労り、使用人がいない中家事などもこなしていった。彼女の献身的な姿にイウヴァルトは心を許し、荒んでいた精神を癒さしていく。
さらにはアリエスの力が解放され、イウヴァルトにかかっていた呪いを解くことに成功する。彼はすっかりアリエスを溺愛するようになった。「呪いを受けた俺を受け入れてくれたのは、アリエス、お前だけだ。お前をずっと守っていこう」
一方聖女となったヴェイラだったが、彼女の我儘な態度などにだんだんと第一王子からの寵愛を失っていくこととなり……。
これは、世界に嫌われた美形騎士と虐げられた令嬢が幸せをつかんでいく話。
※アルファポリス様でも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-08 18:06:33
101774文字
会話率:61%
太兵が死んだ――。知らせを受けて向った勢田川のほとりには、衣も纏わぬ太兵の骸がうち捨てられていた。民人にとって、穢人は犬猫と同じ。無残な刀傷も露わに、驚愕に目を見開いた姿は、庄助の哀しみを煽った。
自らを責め、哀しみにくれる庄助に、素間は珍
しく労りの態度を示す。
太兵は勘違いで殺された――。素間は謎の言葉を残したまま、野辺送りの場から姿を消した。深夜の御師邸に忍び込み、件の仲間の様子を確かめようと腰を上げた庄助は、朝熊岳の小坊主の元へ行けという素間からのメッセージを受ける。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 16:14:07
5706文字
会話率:23%
思いやりを忘れてしまったら?・・・
自分以外のだれかを思いやる気持ち
その大切さに気付いた時――――
すでに遅し!?
最終更新:2020-12-31 18:45:39
3497文字
会話率:37%
日向(ひゅうが)真(まこと)は、得意先を接待して行ったキャバクラで、キャストの実桜(みお)と知り合う。実桜は、キャストの中でも一番派手で、まさに夜の蝶といった感じの女性だった。
夜の世界にあまり興味のない真は、自分には合わないと思ったも
のの、実桜が犬を飼っているという話から、実桜に興味を持った。
真も犬が大好きで、犬好きの人には、悪い人間はいないと思っていたからだ。
真は大半の客とは違い、実桜を見下すようなことも、下心もなく、あまつさえ、実桜に対して労りをみせる。
実桜は、真のような楽で安心できる固定客がほしいがために、メール戦略により、なんとか真を店に通わせようとする。真も、実桜に惹かれるものがあったので、社会勉強のためと自分に言い聞かせて、実桜と会うために、度々店へ通うようになる。
真が店へ通う回数を重ねる度、お互いが相手に惹かれていった。
夜の世界に馴染んでいない真と、夜の世界のプロの実桜。
二人の行く手には、数々の困難が待ち受けている。
それらを乗り越えて、二人は幸せになれるのか?
真と実桜の二人の観点から、それぞれの思いを書く物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 06:00:00
123807文字
会話率:16%
※ 3/18 日間ランキング1位を頂きました。読者の皆様の応援に深く感謝致します。
m(_ _)m
※ 8/05 累計500万PVありがとうございます
俺はジュンヤ、前世は……碌でもない人生を送った糞ニートだ。
女神からも碌でもな
い事して下らない人生を送った俺には、チートなんかやるわけがない、と罵られた。
それを反省し、今世では平凡でもいいから真面目に暮らし、親を労り、のんびりとしたスローライフを、なんて思ってた。
なのにまた死んだ。しかも女神のミスで。そのうえ不死にされてしまった!
ちょっと女神こっちこい、テメエふざけてんじゃねぇぞ!!
これは呪いのようなチート称号を押し付けられ、異世界で全てを失ったジュンヤの魔族に復讐する物語。
タイトルはコメディチックですが、決してコメディではありません。
(*´ω`*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-05 12:33:31
320186文字
会話率:31%
人間と人間の争いに、終止符を打つため作られた
「対人間兵器特殊改造新少年兵器 アヴェライズ」
それを作ったことによる、世界を巻き込んだ戦争の予感と、
夢を抱いて世界をすべる、主人公リガルが
慈悲も労りも無い戦乱の世と戦う
戦乱ファンタジー
最終更新:2009-11-23 15:28:53
299文字
会話率:0%
戦国時代の九州の名将・立花道雪の逸話に、多少のフィクションを加えました。
最終更新:2009-10-04 09:14:21
1752文字
会話率:22%