彼女は、私にいつも「両思いだったらいいのに」と言った。
相手はクラス一のイケメンだったり、サッカー部のキャプテンだったりした。
だがあるとき、彼女は「彼氏が出来たの」と私に言った。
名前を聞いてみると、彼女から一度も聞いたことが無い様な、地
味な男子の名前だった。
私は、どこか胸が苦しくなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-04 01:00:00
968文字
会話率:22%
朝倉百合は過去のある出来事などが原因で、無気力に日々を過ごしていた。
高校3年の夏。自身の誕生日のころ、百合は自分の未来を決める大きな選択を迫られることになる。
眼前に示される現実に百合はどう向き合うのか。
様々な少女たちとの交流を
経て、徐々にいつもの日常が変わり始めていく。
変わらない、変えられないもの。
もしも、過去を振り返っても後悔しない選択があるのならそれはきっと──
※この作品はマルチエンド百合作品です。
現在ファースト√とセカンド√が完結済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-30 03:41:53
208811文字
会話率:56%