私には好きなやつがいる。
そいつの名前は三田川勇気《みたがわゆうき》。ユウキって私は呼んでるけど、私はユウキのことがずっと前から好きだった。
記憶に残っている限りでは、多分幼稚園の頃には既にユウキのことを意識していたと思う。
昔の私
は引っ込み思案で臆病な性格をしており、よくユウキに庇ってもらっていたのだ。
それから10年以上の時が流れて私とユウキは高校生になり、私はかつての臆病だった性格を改善することが出来ていた。
胸を張って歩くことだって出来るし、外見にだって気を遣ってる。
そのおかげか、友達だって何人も出来ていた。男子に告白だって何度も告白されてるくらい、私は変われたのだ。
勿論ユウキ以外の男子と付き合うつもりは一切ないから、丁重にお断りさせてもらっているけど。
とにかく、もう気弱だったあの頃の私はどこにもいない。
自信をもって変わることが出来たと言えるし、あとはもうユウキに告白し、付き合うだけだ。
そのはず、だったんだけど……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-31 07:30:00
7162文字
会話率:25%
婚約者を、実の妹に盗られました。
妹と二股をかけていた伯爵家三男は、お前の気が強いところも気に食わない、と言います。君の妹なら天使のように微笑んで、僕の至らないところも許してくれるのに、と。
両親も、お前の態度が悪い、謝りなさいと言うばかり
です。
こんな家に居られないと、思わず荷造りして衝動的に家出をしてしまった私。
なんだこのテンプレ。
ラブロマンス小説大好きな私がよく読んでいるストーリーそのままじゃないですか。
読むのは好きだけれど、自分がこんな目に遭うなんてつらすぎる。
ラブロマンス小説なら、そろそろ『君の事は以前から好きだった、婚約破棄したのなら私の求婚を受け入れろ』みたいなことを言い出す強引な美丈夫が現れても良い頃合いですが。
声をかけて来たのは、地味顔の無職男でした。
■異世界転生・悪役令嬢ものファンタジー作品のスピンオフですが、本編に関係なく単独で読んでいただけます■折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 06:30:00
5030文字
会話率:36%
事故で両親を亡くし一人きりになってしまった私は、気がつけば父が書いた小説の世界に転移していた。
魔物に襲われそうになったところを、魔王様に助けられ一緒に暮らすことに。
初対面のはずの魔王様は、なぜか私にとても優しくて…?
※最終的にざまぁは
あるけど、基本、ほのぼの勘違いラブコメみたいな感じです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-16 21:00:00
115240文字
会話率:45%
「ずっと前から好きだった」ある日の朝、少年にそう告げた少女は、そのあと不可解な言葉を残して沈黙した。
まるで何事も無かったかのように毎日を過ごす彼女に、少年は翻弄され、少女の残した不可解な言葉の意味を探し始める。
謎多き少女に魅入られて
しまった少年は、いつしか己の推理に沈んでいき、妄想を膨れ上がらせていく。最後に少年が導き出した真相とは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-18 07:40:00
29005文字
会話率:29%
「お前マジで絶対許さんからな」
それは、結婚式に臨んだ新郎新婦が、神様の前で伝えた誓い。
***
伯爵家の跡取り令嬢・フェリータの婚約者が、わがままバツイチ王女に横取りされた。どうやら、王女の側近にして伯爵家の天敵一族の当主・ロレ
ンツィオが裏で糸を引いたもよう。
怒り狂うフェリータだが、父親含めた周りはあてにならない。それでも大事な婚約者を取り返したい一心で、フェリータは祝祭の日に捨て身の行動に出る。
……それが結果的に、にっくきロレンツィオ本人と結婚することに結びつくとも知らず。
敵意あふるる新婚夫婦が迎えた初夜、つつがなく夜が更けるはず、ないのであった。
***
『……マジで許さん。今更言えるか、実は前から好きだったなんて』(とある夫の悔恨録より抜粋)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-08 12:30:00
364514文字
会話率:36%
将春(まさはる)と加奈子(かなこ)は、チャンネル登録者数60万人超えの『マサカナチャンネル』を運営している、幼馴染の高校生配信者コンビ。
ある日、『マサカナチャンネル』の人気企画の一つ、『緊急ドッキリ企画』で将春がライブ配信中、加奈子に「実
は俺、引っ越すんだ」ドッキリを仕掛けたところ、「ずっと前から好きだったのにッ!!」と号泣されて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 21:03:19
5983文字
会話率:73%
『魔性の伯爵令嬢』と名高いステイシー・リナダリアは、第二王子に抱かれた激しさで前世の記憶を思い出し、そして気が付いた。
ここが乙女ゲームの世界であること。
ステイシー・リナダリアはそんなゲームの悪役令嬢で、いずれ断罪される存在だったこと。
そして――自身の前世が、アラサーになっても男性経験がない拗らせ処女だったことに。
アラサー喪女の今世がビッチ悪役令嬢なんて信じられない!とにかく素行を正して……と思っていたら。
「――ずっと前から好きだった。俺と結婚してくれ」
婚約者がいると嘘をついた第二王子には、何故か溺愛されている様子で……?
◇◇◇
以前投稿したもののリメイク版です
全46話で完結。1日5話投稿します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 20:03:55
147932文字
会話率:39%
「お前の婚約者って地味だよな」と言われたことを発端に起きる婚約解消&婚約破棄の話。
主人公は地味令嬢。
「悪役令嬢」や「ピンク髪の脳内お花畑ヒロイン」はわき役。
二万字ほどの短いお話です。
最終更新:2023-07-23 06:00:00
21032文字
会話率:28%
私は、黄泉平坂 凛花と言います。
我が家は、代々幽体離脱しやすい体質(?)で、その性質を利用して、巫者のようなお祓い師のような事を生業にしています。
そのせいで、霊感の強いお得意様の息子さんの藤堂崇司と婚約させられました。
頑張って助けてき
たのに、裏切られました。
入学式の直後に性質の悪い死霊に目をつけられてしまったのを、私が幽体離脱して助けたのに。そのせいで、私は入学直後に二週間も高校を休む羽目になったのに。私の事をストーカーみたいに言ってたらしい。お祓いの代金も払ってくれないし、婚約は解消してもらったし、もう助けません。
私を捨てて作った彼女を乙女ゲームの悪役令嬢みたいにしてひと騒動起こしてるけど、はた迷惑な逆ハーヒロイン共々、もう知りません。
私は、前から好きだった親戚のお兄さんと付き合いますよ。
R15は念の為です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-17 15:00:00
8469文字
会話率:20%
殺し屋ランキング圏外の彼は、前から好きだった女性と同棲を始め、結婚を決意する。
しかし、鈍感過ぎる彼は知らない。彼女が、殺し屋ランキング1位の実力者であることを。
甘くて、時にバイオレンスな殺し屋同士の結婚生活をご覧下さい。
最終更新:2023-04-09 13:16:21
23783文字
会話率:58%
高校二年生の夏休み、ずっと前から好きだった同級生に告白する女の子の話。
――――――――
※本作はピクシブ文芸やその他サイトでも投稿しております。
ピクシブにて、2019年6月21日に投稿済みの作品
――――――――
●作者の活動
について
○作品販売一覧(販売サイト:Amazon 媒体:電子書籍)
https://www.amazon.co.jp/l/B01LY1913A
○作者Twitter
https://twitter.com/KDPnovelist折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-27 18:00:00
12836文字
会話率:27%
自分の倍の年齢の男と結婚させられそうになったのを機に、イサナは家を出た。
思えば実家では兄ばかり優遇され、割を食うばかりだった。行きたい学校にも行かせてもらえないし、趣味だって満足にさせてもらえない。結婚が嫌と言うよりも、なにもかもが嫌に
なっていた。
食べていくために、以前から好きだった魔術を商いはじめたところ、大当たり。ついには自分の店を持つまでになった。
ところが開店直後、街の周辺では隊商の消失事件が連続して起こる。
流通の拠点として経済を保っていた街の空気は一気に悪くなる。
その上に、なぜかイサナが消失事件の犯人ではないかと噂が流れた。
そんな中、イサナの前に魔術師が現れて事件解決の協力を求めてくる―――
劣等感を抱えながらもたくましく自分で生きていこうとする、ちょっと職人気質な女の子の話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 23:00:00
96011文字
会話率:47%
「眠ってばかりのお前とは結婚出来ない!」と言われ婚約破棄されましたが、どうやら王子には想い人が居ていい関係らしいです。私は国を出て好きに生きていきます。あ、言っておきますが、私は【眠りの聖女】の力を持っているんです。うん、信じませんよね?分
かります。他国に行ったら、え?王子は私の事が前から好きだった?確かに仲が良かったですが、なぜに!?でも、最高のベッドとお部屋、それに24時間メイド完備ですか。分かりました。ここに住みます。
※【○○視点】という表記で視点が変わり時系列が一気に変わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-10 18:28:04
24327文字
会話率:43%
「毎日一緒に通学出来るなら役得だ」
通学する電車の中で浴びるストーカーの視線から少女を守るのは同級生のイケメンマッチョ。
今まで接点もなかった彼がこれを機会に急接近。え? 前から好きだった? それは言ってくれないと分かんないよ。
※ストーカ
ー被害、性的嫌がらせなどの要素がありますので、苦手な方は閲覧注意でお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-17 19:24:13
15576文字
会話率:68%
本日(7月5日)更新予定でしたが、最近短時間で慌てて書いて少し悩んでいます。本日は更新なしでまた次の金曜日頃か遅くても再来週迄には更新致します。楽しみにしてくださる方いましたらすみません。
虐げられていた伯爵の妾の娘マリー・サバルトーネ
はある日前世から前前前前世迄の記憶を思い出し知恵と力を手に入れた。
知恵と魔力で伯爵家を逃げ出し私TUEEEで無双旅!そして出会うイケメン達。
「出会う前から好きだった」そう告白して来たのは……
もしかして私いつの間にか溺愛されてた?!
愛されている事に気付くのはいつの日か……
読んで頂きありがとうございます。
※1~3話目迄鬱進行です。いじめや暴行の描写があります。苦手な方はご注意下さい。4話目からが記憶を取り戻した後のお話になります。
※鬱進行も読んで下さる方は逃亡編1からお読み下さい。
※※4話目から読んで下さってる方が意外と多いので1~3話のあらすじ的な物を何処かに書こうか悩んでいます。→5/28需要があるか分かりませんが試しに1話の前に纏めてみました。説明文です。
ざまぁ&恋愛はちょっと先の予定です。
※更新は週2回の予定です。
※旧 逃亡令嬢は5回目の人生を無双する(仮)からタイトル変えました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-16 21:24:05
197809文字
会話率:40%
磁石寺 啓太はその日、一世一代の告白を行っていた。前から好きだった少女に愛の告白。受け入れられた直後、彼らを止める障害出現。逃げる啓太は同じ時、隣の教室から逃げだして来たクラスメイトと鉢合わせる。二股がバレて刺し殺されそうなクラスメイトと
逃げる彼だったが、健闘空しくクラスメイトの代わりに刺し殺されてしまう。
次に目覚めた時、真っ白ふわもこな生物、シロウサギへと転生を遂げていた。
童貞で死んでしまった彼はこの辛く厳しい第二の生で決意する。
もはや何者にも縛られる気は無い、ココで俺は、ハーレムを作ってみせるッ!
異世界で無力?なウサギが暴れる種馬珍道中、ここに開幕!!
※秘密結社ネタなどはでてきますがコラボ作品ではありません。時間軸が同じなだけです。
※エロ表現は封絶学園と同じような表現を予定しているので15Rで問題ないと思われます。指摘あれば表現変えたりします。兎さんが張っちゃけるのは一章の後半からw
※TS娘出現に付きボーイズラブタグ付けときました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-03 00:00:00
2070437文字
会話率:24%
なるほど。
私は好きだったのだ
いや、そうなる前から好きだった
もちろん今も好きだし
これからも好きだ
でもときどき怪しくなる
その度にヤノさんに訊いてみる
何でも訊いてみる
そうすると「なるほど」となって
少し納得のいくような心地が
して
その分だけ歩いてみようと思う
私は好きだったのだ
やっぱり好きなのだ
君のことが、とっても好きだ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-22 23:55:25
3286文字
会話率:11%
前から好きだったんだぁ、君の事。
pixivにも同じ物を投稿しております。
最終更新:2021-01-09 22:15:29
770文字
会話率:0%
放課後、俺(雨宮 彩人)はずっと前から好きだった幼馴染、佐伯 理香に告白するために、誰もいない教室に行ったんだけど……
その教室には、理香のほかにもう一人、俺と理香の友人である美島 樹がいて……
「好きです、私と付き合ってください」
「え……?俺と?」
「うん……」
へぇ、理香が告白されるというのはよく聞くが、理香から告白するのなんて初めて見た……
「って、えぇぇぇぇぇ!理香が告白!?」
という訳で、理香には好きな人がいました!
じゃねぇよ!何で、樹なんだよ。俺だって、ずっと前から……好きだったのに。
自分の恋より理香の恋が成就して欲しいので
俺は、友人キャラになって理香の恋を応援することに決めました。
※でも、実はこれには、彩人の知らないことがあって。
「いつまで、告白する練習するんだ?」
「だってぇ、緊張しちゃうんだもん……彩人に告白……!」
「そろそろ、呼び出した時間だよな?俺は帰るから、健闘を祈ってるよ」
「うん!絶対に、彩人の彼女になって見せるから!じゃあね!」
_______これは、両想いなのに、勘違いが連鎖して思い通りに行かない。
そんな、勘違い系ラブコメです。
※胸糞悪い展開には、ならないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 21:00:00
68693文字
会話率:33%
北見よつばは予備校の新米チューター。ヒステリックな四角い顔の先輩にいびられるわ、要領がいい美人の同期には下に見られるわ、せわしない校舎の仕事にはなかなか慣れないわで、へとへとになって終電で帰るのが当たり前の日々。そんなある日、服にも化粧にも
構っていられないよつばを同期が面白がって変身させたら、若手講師からデートのお誘いが!「綺麗になる前から好きだった」「なんでですか?」
一方の先輩には生徒とのキス疑惑が持ち上がるが、その噂の裏で糸を引いている人物がいて…
予備校で仕事に奮闘しながら溺愛されるチューターさんのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-25 21:00:00
63949文字
会話率:68%