2年F組。
通称、「追放教室」。
それは、国立冒険者育成学園において、
「パーティーを追放された生徒」たちの行き着く、いわば落第クラスである。
俺は前世で、「追放モノ」のラノベなんかをよく読んでいた。
そこで「なぜか」追放される主人公と、
彼を追放した哀れな勇者たちのざまぁwwを読んで、俺自身もそれを楽しんでいたわけだ。
これは、その不当なざまぁを喰らってきた勇者たちの怨念なのか……?
「ちょ、オレ早弁しよっかな。授業中だけど」
「マジ? ならもうサボって飯いっちゃわね?」
「それありよりのあり! ね、せんせーも一緒に行こうよ!」
「行きません!!! 皆さん全員、明日冒険者試験の再試でしょ!!??」
転生して、パーティーを追放された学生冒険者たちの担任になって分かったことがある。
あえて言おう。
————追放モノは、追放される側に問題がある!!!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-13 04:47:39
5213文字
会話率:44%
「我がパーティに魔力支援しかできない無能は不要! よって貴様を追放処分とする!!」
僕――イシュアは、そんな理不尽な理由で追放された。
世界の希望を背負って立つはずの勇者によって。
マナポーターとは魔力不足のパーティに、魔力を供給
するパーティのかなめとも言える重要なジョブである。
「僕がいないと、すぐにこのパーティは魔力不足でまともに戦えなくなります。考え直すべきです」
「黙れ! 落ちこぼれの分際で口答えをするな!!」
そうして追放された僕であったが――
「待ってください! イシュア先輩!」
追いかけてきたのは、なんと勇者パーティの聖女・アリアであった。
彼女は冒険者育成学校に通っていたときの後輩である。
「先輩に見捨てられたかと、すごい後悔してました」
「勇者パーティはどう考えても、先輩のおかげで辛うじて持っていたようなもんじゃないですか!」
アリアは涙ながらに訴えかける。
勇者はあろうことか、パーティメンバーに黙って僕のことを追放したらしい。
「私、先輩に付いていきます!」
「あんなリーダーに付いて行っても未来はありませんから」
アリアはきっぱりと言い切り、僕と旅を続けることの望むと明言。
こうして聖女様との旅が始まったのだった。
一方、勇者パーティには修羅場が訪れていた。
勝手にイシュアを追放した勇者は、メンバー全員に責め立てられていた。
イシュアがパーティを支える重要人物であることを、勇者以外はみんな理解していたのだ。
それでも勇者の権力を笠に着て、強引にAランクパーティーの攻略を進めようとする。
しかしメンバーが2人抜けて、すぐに魔力が枯渇する勇者パーティにそれは叶わない。
――勇者パーティには、どこまでも暗雲が立ち込めているのだった。
※別サイトにも投稿してます
※水曜日/日曜日で週2回更新
***
01/20 ジャンル別 日間ランキング 2 位
01/20 総合 日間ランキング 4 位
01/24 ジャンル別 週間ランキング 3 位
02/13 ジャンル別 月間ランキング 4 位
02/13 総合 月間ランキング 8 位折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 07:00:00
176873文字
会話率:42%
エルリック冒険者育成学校。
かつて魔大陸の瘴気を払った勇者の名を冠する学校では、冒険者を育成するためのダンジョンを有していた。
そんなダンジョンで怪我をした人で賑わう保健室。
ここには女神と天使と呼ばれる2人の人物がいた。
女神と呼ばれるの
は保健室を担当している女医のエリー。
天使と呼ばれているのはエリーの助手を務めるイズ。
生徒達から人気を二分しているこの2人にはとある秘密があり……学園のトラブルを解決する男の娘とTS女子の日常譚、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 00:00:00
211307文字
会話率:38%
異世界転生を果たした少年には、とくにチートや祝福はなかった。
前世より手先が器用だった少年は、三男坊ということもあり、町へ出て職人になることを志す。
町の訓練学校へ向かう途中、同い年の冒険者パーティーを助け、同行することに。
町に付き
、訓練学校でスキル鑑定して貰った結果、都の冒険者育成学園に行くよう言われ、入学を断られる。
少年は冒険者になるのか?それとも職人になるのか?
のんびり物作り系学園冒険ストーリー、開幕します。
⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
初めまして。葉月三日月と申します。
もしご関心頂けましたら、よろしければ、
ブックマーク、いいね、ご評価などいただければたいへん有難いです。
何卒よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 20:18:32
6678文字
会話率:56%
とある国のとある男、彼はS級冒険者に憧れた。
何時か自分もその立場に付こうとだが現実は非情、どれだけ努力しても彼はC級冒険者止まりだった。
そんな彼が才能の塊である奴隷の少年を目に止める。
これは其処から始まる師匠と弟子の物語。
最終更新:2022-07-10 20:00:00
65226文字
会話率:49%
臨時講師として招かれた冒険者ギルド職員が、実在の魔剣士の事例を元に、都立冒険者育成学校初等科の児童らへ冒険者の心構えを解く話。
最終更新:2022-05-09 02:56:08
2459文字
会話率:42%
裏で活動していた魔法社会が2020年ごろに表に出現して二十年。世界は、魔法と言う概念を受け入れ発展していた。そんな中、日本最高峰の冒険者育成学校である沖野宮高校に、一人の少女が入学する。
……が、まあ、難しいことはこの際どうでもいい。
元気
でアホっぽくて、かわいらしい美少女がなんか頑張っているのは尊い。要するにそういうことである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 22:56:01
31861文字
会話率:47%
冒険者育成学校で落ちこぼれ、『遊び人』のマリエッタ。
しかし、密に上級職の『聖者』を目指していた。
しかし、王子を助ける為に、『聖者』を諦める事に、
冒険者としての未来を失い、絶望のマリエッタ。
しかし、王子を助けた事で、王宮の上級女官
に?
更に、王妃に望まれて?
もふもふを愛するマリエッタの成り上がり物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-12 09:46:51
51461文字
会話率:22%
不幸な人生を送り、生まれてきた理由が分からなくなった男子高校生、赤崎(あかさき) 歩夢(あゆむ)はビルの屋上から飛び降り自殺をする。
次に目が覚めるとそこは猫耳少女や二足歩行の狼などが当たり前に生活する非現実的な異世界で、信じられない
ことに歩夢は女の身体になっていた。
歩夢、改め【アメリア・スカーレット】は冒険者育成学校、「勇魔学園」で自分の存在理由を探す。
※この作品は『ノベルアップ+』様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-19 04:41:59
201092文字
会話率:26%
第1章主人公が歩く記シーン から始まる回想、 森で目が覚める意識はもうろうとしている体はふらつき体が暑くなりながらも、なんとか立ち上がり森のなかを歩くすると1人のおじさんがくる(おじさん)主人公に不信感を抱きつつ、近付く主人公はふらつきな
がらも前へ進むおじさんの前で主人公が倒れるおじさんが倒れる主人公を抱き抱える家へ連れ帰るそこで主人公は6ヶ月暮らす、おじさんに拾われる前の記憶はない、半年後どうしても旅へでなくてはならないと、思い始めた主人公は拾ってくれたおじさん夫婦の反対を押切、説得し旅へでるそして現在
クエストの仕事をするようになりクエストでは妖獣を討伐したり生活にかんする依頼を受ける街で少し有名な冒険者となった。(優秀) とある日リーダーマックスがひきいる(マックス、モーリー、佐久間)たちの パーティーと出会うついでに、マックス達はNO、1パーティーである。であいは冒険者育成協会の、おじさんから主人公をマックス達に紹介したのがきっかけである。主人公ケインは、最初は、マックス達ちにっ協力的ではなかったマックスの説得で仲間に入ったのである。それは、なぜかというと 目的が同じだからである
目的とは、目的
マックス娘と息子がなぞの組織にとらわれているその組織は、世界の理と、時空をつかさどるジラクニウム鉱石を使い世界の理を崩し超生物を造りだし世界をリセットしたのち、超生物の兵力で支配を目論んでいるジラクニウム鉱石がないと世界の、理が崩れ歪む主人公 ケインは それを阻止し元に戻しマックス達はとらわれた二人を救う、 べく活動している。それが2組(マックス、主人公)の目的である。マックス達は国王からも指名を受けている。ジラクニウム鉱石をもとの場所に戻し無事世界を救えるのか‼️ ファンタジーアドベンチャー という感じの物語です。
本リプレイは「ソード・ワールド2.0」の公式シナリオである、「小説家になろう」収録の「ロストユニバース」を使用しております。
該当シナリオの内容に触れておりますので、未プレイの方はご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-27 08:08:56
4878文字
会話率:0%
その日は突然やってきた。ロンドンにスライム的なモンスターが現れたのだ。それを皮切りに、ロサンゼルスや北京、リオデジャネイロ、マダガスカル、東京、果ては北極や南極まで、世界各地にモンスターが出現。しかし、全人類がスキルやレベルを取得したこと
で、人類は、変わってしまった世界に適応することが出来た。
それから100年余りが経ち、スキルやレベルが当たり前になった世界で、一人の少年の伝説が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 18:02:44
14197文字
会話率:40%
主人公シンは、1度目の転生で腐りきった世界に転生しその世界を修復した。魔王になりきり悪逆非道な人間たちを抹消し、ほぼ1から世界を作り直した。
女神は、その行動をみた神々が功績を認めシンを2度目の転生をさせると言ったと伝える。だがそれは女神
のウソで、本当の目的は他にあった。
それを知らずにシンは転生させられ、新たな異世界に、二度目の転生をする。
赤ん坊として転生し15年。育ての親に学校に行かなければこの世界の冒険者にはなれないと言われ、シンは仕方なく冒険者育成学校へ入学する。
だが、そこで待ち受けていたのはシンも想像していない事だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-28 23:04:15
32585文字
会話率:0%
「さてと…今日はこの洞窟で過ごすか…」
赤髪で左腕が義手の青年…火神山渚は洞窟の中に入る。
「ん?なんだこれ?」
洞窟に入って少し歩いた先に、模様の入った銀一色の指輪が見えた。渚は何かわからなかったが、右手の人差し指にはめてみ
ることにした。その瞬間、指輪から赤の光と、炎の龍が出てきた。
「・・・」
この光景に渚は声さえ出なかった。この神秘な空間に声を発したのは龍の方だった。
「お前はこの指輪〈アルテミスリング〉の適合者だ。我が力を受け取れば、お前は今の数倍強くなるであろう。だが、この力を受け取れば30歳になれば死ぬ。さてどうする?」
渚は情報を整理しながら考えた。その瞬間、思い出したのは弱さを馬鹿にしてきた上の奴らのことだった。
「あの方の弟だってのに魔法も使えないのか!」
「お前は用済みだ。このギルドからは出ていけ」
「西で奴らとの戦争に参加してこい。無論生き残るのはお前では無理だろうな」
このまま行ったところでどうせ死ぬ。ならば…
「俺に、お前の力をくれ!」
「いいだろう。お前に私の力を授ける!」
赤き光が渚の体の中に入る。龍は指輪の中に帰っていった。赤き光が完全に入りきったあと、渚は指輪を見た。
「赤い…指輪……」
「私がお前と対話するのはここまでだ。では…」
渚は居ても立っても居られなくなり予定を変え、外に出た。すると、見知れた顔の同年代の青年がいた。
「イルネミア!」
渚が呼びかける。渚が冒険者資格を取るためにいた、国立冒険者育成学院の同級生…イルネミア・ブルータス。彼の最初で最後の親友だ。
「久しぶりだな」
聞き慣れた声。やはりイルネミアだ。
「あぁ。これから東へ行くんだけど、どう?」
「いいぜ。俺旅人してるから。」
イルネミアの了承を得た渚はイルネミアを洞窟の中に迎え入れる。
「じゃ作戦会議でもしますか」
最強の指輪〈アルテミスリング〉を手にした渚の冒険が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-22 23:06:31
5277文字
会話率:54%
「だるい」「つらい」「めんどくさい」が口癖。
「風呂」「睡眠」「あったかいご飯」が人生の三種の神器。
怠惰な少年・ケビンは、冒険者育成学園をダントツビリの成績で卒業した。
在学中は、生徒・教師ともにバカにされ続けるような、全テスト赤点
ギリギリ、退学寸前の大問題児だった。
就職先は一応は、冒険者。だけど、そのメンドくさがりな性格が災いして、全く仕事を頑張ろうと思えなくて……。
ケビンの成績が悪すぎるのには、とある隠された理由があった。
冒険者ギルドで一回り年下の美少女・ヒナリアとの出会いをきっかけにして、眠り続けていたケビンの才能が日の目を浴びることになる。
バカにしていた連中は、全員が目玉が飛び出すような大暴れ!
働きたくないけど、働かざるえなくて……、大成果をあげてしまう。
怠惰すぎる少年の無双な日々が見られる冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-14 20:00:00
48373文字
会話率:29%
「いつかこの鍛錬がお前達の助けとなる筈だ。だからこそ、今は励め!」
「多くの知識に触れて、考えなさい。必ずあなた達の糧となるわ…サボったらどうなるか解ってるわね?」
幼い少年少女は脅迫染みた言葉と共に超スパルタ……愛情溢れる訓練の日々
を送った。
いつしか、周りの大人達を驚嘆させる程の力を身に着けた二人は、成人として認められる15歳の誕生日を迎え…
更なる研鑽を促され、一流冒険者育成機関、通称『アカデミー』への入学を決断する。
出会い、別れ、時に協力、時に対立。日々を駆け抜け、やがて二人は世界の命運を左右する事件に巻き込まれていく。
それでも、少年と少女は、これから先も……ずっと
-これは『有り得ない程逸脱した努力を続ける事が日常』の二人が歩む道の物語-
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-01 12:00:00
359927文字
会話率:40%
幾度となく勇者らとの戦いに勝利した魔王は、彼らとの戦いに飽きてしまった。
そんな魔王は、次なる楽しみを探して転移魔法を使用する。
偶然にも転移したのは現代日本。
ただし、ダンジョンと冒険者が存在している少し違った現代日本であった。
しかも
冒険者は『潜って屠れるスター』と呼ばれ、動画投稿を通じて人気を競い合っていた。
そんな奇妙な世界で、魔王は鳴かず飛ばずの女子高生冒険者・掛田志保に出会う。
魔王は彼女を人気1位とすることに新しい楽しみを見出すのであった。
魔王が日常に溶け込んでしまった志保の今後はどうなってしまうのか……。
※第一回ファミ通文庫大賞優秀賞受賞作品です。
書籍版も販売中ですのでご興味がありましたら是非とも手に取っていただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-30 23:03:18
209165文字
会話率:44%
冒険者を目指す16歳以上の少年少女が通うことのできる【冒険者育成学校】
とある理由からそこへ通うことになった少年、アルト・アルファス。
ただ普通の学校のような授業を受けるだけでいいと思っていたアルト。
しかし、彼を待ち受けていたのは想
像を絶するような授業で!?
これは、冒険者を目指す少年達の冒険譚折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 21:46:07
16559文字
会話率:42%
「冒険者」
それはスリルとロマンを追い求めて、異世界に旅立つ人々のことである。
――――なんていう、夢物語はとうに廃れた多界歴一五三年。
西暦に別れを告げ、人類が再スタートしてから一五〇年あまり。
「冒険者」は誇り高き称号から堅実な資格へと
変わっていた。
そんな、平穏極まる世の中に、かつての「冒険者」を夢みる少年がいた。
彼の名は天城統也(あまぎ とうや)。
冒険者育成の学校「私立フロンティア学園」の2年生。
ある日の事、謎の籠手に封印された少女と出会ったことで、彼の世界は変わった。
無限に増殖する怪物、巨大な森林、海底に沈む迷宮。
スリルとロマンを求めて彼らは冒険の扉を開く。
「オープン・ゲート!」
高らかな声が響く時、少年は変わり、冒険は始まる。
これは少年と精霊、それを取り巻く冒険者達の青春と冒険譚である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-01 09:00:00
179248文字
会話率:34%
かつて十一歳の若さで魔族討伐の偉業を成し遂げた四人組の冒険者パーティーは【英雄】と呼ばれ、大陸を一周した後に王都へと凱旋した。その中の一人、召喚士のビーツ・ボーエンは王都の中心部にダンジョンを作り、自らを【ダンジョンマスター】と名乗った。そ
れは冒険者育成の為、王都民への娯楽提供の為、そして増えすぎた従魔の居場所を作る為。立地もルールもシステムも、他に類を見ないダンジョン【百鬼夜行】は今日も賑やかに王都を彩るのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-17 09:00:00
497669文字
会話率:31%
迷宮都市ハニーブルク。
その街の冒険者ギルドと冒険者育成学校の近くに位置する喫茶店『蜂蜜の砦』。
彼、間藤修はその店のマスターをしていた。
そんなある日、彼の日常は一人の常連客が持ち込んだ、一つの黒い魔石がきっかけでどんどんと破綻し
ていく事になるのだが──。
これは、元Sランク冒険者が経営する喫茶店『蜂蜜の砦』での日常の物語。
……のはず。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-05 13:12:40
73742文字
会話率:21%