腕は立つけど頭は空っぽな勇者、フロトは、なんとなく町を歩いていると、さびれた教会を見つけた。内装は割と綺麗で、出迎えてくれたシスターは美人だった。気を良くしたフロトは、シスターに日頃の悩みを相談することにした。勇者の悩みと言えば、もちろん冒
険のことだ。「あのダンジョンのギミックが難しくてさ~、解けなくてさ~」と気軽に相談してみると、なんとシスターはあっさり答えを出してくれた。それからというもの、勇者フロトはギミックが解けないたびに彼女に相談に訪れることに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 13:34:16
15448文字
会話率:39%
外を飾るは薔薇の花、窓を飾るは色硝子、その様何とも東屋の如し。
その様な喫茶店、基、カフェを発見したのです。
私は静かにアップルパイに口を付け、珈琲を嗜みます。
優雅な午後は、紅茶でなくとも。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
明日は何処へ行こうか考えてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 15:02:02
893文字
会話率:0%
引っ越しをしようと不動産屋に行くと、「訳あり物件」を紹介された。
けど、南向きだし内装も綺麗だ。
しかも訳ありと言っても、事故物件ではないらしい。
霊感なんてないし、借りちゃおっかな……。
カクヨムにも掲載しています。
最終更新:2023-10-25 21:56:35
2031文字
会話率:26%
シンデレラはインフルエンサーである。他人を見下し、人気のためなら手段を選ばない彼女は「シンデレラ」の名の下に相応しくない女だ。
ある日、買い物をしようとデパートに来た彼女。エレベーターを降りたところは、今まで見ていたものと少し違っていた──
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-08 05:55:59
5520文字
会話率:14%
※悲しい音楽
古びた本棚。かつてのきらびやかな内装を思わせる部屋。
今は見る影もない。
部屋の真ん中に、女の後ろ姿があった。
ブロンドの髪を後ろに束ねた女。ピンクのジャージ。
ジーンズを穿いた尻は突き出ている。
女の背に近づく。
女は嫌そ
うな顔をしながらタバコを吸っていた。
ちょっかいを掛ける。
女はしばらくして、別の部屋に移った。
それを嫌がらせのように追いかける。
見回すと燭台をおいた机の上に写真がいくつか立ててあった。
その中の一つに目を奪われる。
処刑台の写真。
首を縄でくくなれ、ぶらぶらと風に揺られる女。
白い装束がはためく。ブロンドの髪は泥で薄汚れている。
あの時、すぐ横でそれを眺めていた。
女は男たちに慰み物にされていた。
女は死ななかった。
だからどんなことでもできた。
女が横を向いた。
目が合う。
救いを求めるような目。
怒りと憎しみと、苦しみと絶望が入り混じった目。
様々な感情の入り混じった目。
首をくくられ喋れない女の感情が、言葉よりなお雄弁に伝わった。
だが、自分は何もしなかった。
ただ、見ていた。
女の首が剣で落とされる。さらに油をかけられ燃やされる。
男たちはそれを笑いながら見ている。
地面に落ちた女の首は、しかし死なない。感情を無くした顔で、燃える自らの肢体を眺めていた。
女がこちらを見ていた。
あの時と同じ顔で。
あのときのすべての憎しみを感じさせる表情で…。
※悲しい音楽折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2023-07-28 06:26:10
578文字
会話率:0%
高校入学初日、見事にデビューし損ねた主人公《朝日 美景(みかげ)》は、落ち込んだ足取りで帰路に着く。ふと上げた視線の先にあったのは、アンティークショップを兼ねた、オシャレな内装をしたカフェだった。恐る恐る中に入り、カウンターにいた男、《ユー
ガ》はまったりと注文したカフェモカを運び、それを受け取ろうとした瞬間ーーー手が触れた美景が視たのは、幼い頃の私の姿だった...!?
サイコメトリー少女×35歳のイケお兄さん??の出会いによって、
何もなかった日常が特別になっていくーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 09:32:10
2627文字
会話率:23%
高校3年生の汐見透(しおみ とおる)井上詠之介(いのうえ えいのすけ)はある日の学校帰り、信号無視のダンプカーに跳ねられる。
気付けば、2人は見ず知らずの場所に居た。中世ヨーロッパの様な雰囲気の内装から、どうやらお城の中らしい。見渡すと
、ローブで身を包んだ大人達が2人を取り囲んでいるではないか。聞けば、2人は勇者様として異世界に召喚されたという・・・。早速、この世界の半分を牛耳る魔王軍を滅ぼして欲しいと頼まれる2人。しかし、当の2人は・・・当然そんな事はお断りであった。「よし、お城の宝物庫の中にある財宝全部持って逃げようか」・・・勉強のし過ぎ、将来の不安、跳ねられた衝撃による脳の揺れに、異世界転移というトンデモ状況も加わって2人のテンションは、大変おかしくなっていた・・・そして無事盗みを成功させた2人は見事、国際指名手配犯へと成り下がる。
その後、ひょんな事から2人は辺境の地で1人の少女と出会うこととなるのだが・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-03 20:00:00
9156文字
会話率:64%
その店に、訪れる人がいる。
赤煉瓦の外観。アンティークな内装。心地のよい音楽。珈琲の匂い。店主の微笑み。
そこは、思い出の喫茶店。
多くの人が訪れ、また去ってゆく。
記憶に想いを馳せる場所。
喫茶【memory】は、いつでも貴方をお待ちして
おります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 19:00:00
6338文字
会話率:39%
映画のワンシーンに出てきそうな、素敵な内装が施されたお気に入りの喫茶店。そこで交わされる、たわいもない話。ただ、それだけが、この小説の中で少しずつ綴られていきます。
最終更新:2022-12-31 00:31:38
5285文字
会話率:39%
古都の町家を購入してバルにリノベーションした高辻将平は、内装工事を終えた日に奥庭に突如大穴が開き困惑した。大穴から一人のエルフ少女――ミミルが出てきたからだ。
言葉が通じない中、ミミルの魔法でなんとか意思疎通ができるようになり、将平は大穴が
異世界を繋ぐダンジョンであること、地球に来てしまったミミルは異世界に戻ることができないことを知る。
そして、確認のためダンジョンへと連れられて入った将平は、ダンジョンに日常生活にないロマンや心躍る冒険心を刺激され、帰る場所がないミミルを保護し、共に暮らすという選択をするのだが……。
日常生活をしながらダンジョン攻略を行う将平視点のお話と、言葉や文化の壁で生じる大小様々なすれ違いを描いたミミル視点の話、ミミルの救出を目指すミミルの仲間たちの話(第三者視点)があります。
第一部:出会い・攻略編
将平とミミルの出会い、ダンジョンの攻略と日常生活を描いたお話。
第二部:姉妹の絆・仲間の絆
第三部:(非公開)
第四部:(非公開)
注:更新は月曜日と木曜日がお休みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-02 12:00:00
1241289文字
会話率:21%
とある街の小さな喫茶店、席はカウンター席が五席と狭く味わい深い内装だ。
その店を気に入って通う本作の主人公は、奇妙な体験をしてしまう。
狸ホラーを書きました。
最終更新:2022-07-28 00:26:28
941文字
会話率:11%
金沢・ひがし茶屋街。兼六園・近江町市場と並び、金沢を代表する観光地の一つだ。
大学合格を機に金沢で一人暮らしを始める事になった新田晴継は、春休みに新生活の下見も兼ねて観光で訪れていた。
歴史ある街並みをスマホで撮影していると、晴継の前
にオッドアイの白い三毛猫が現れた。珍しい猫を撮影しようとポケットからスマホを出した拍子に自宅のカギが落ちてしまい、白猫はカギを銜えて逃げ出してしまった。慌てて追いかけていくが、白猫は一軒の家の前で止まったかと思うと銜えていたカギを建物の中に放り投げてしまった!
入口には“Trattoria・Gatto・Bianca”と記されている看板が掛けられており、どうやら飲食店らしい。でも、見た感じ高級感溢れる内装で、敷居が高そう……。
晴継はカギを返してもらうべく、お店の中に足を踏み入れた――!!
※『料理研究家リュウジ×角川食堂×カクヨム グルメ小説コンテスト』エントリー作品
◇この作品は『カクヨム(https://kakuyomu.jp/works/16816927860798331832)』『アルファポリス』でも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 19:41:34
12586文字
会話率:28%
塾での仕事を終えて帰宅した、九重勇仁(ここのえゆうじ)28歳は、ため込んでいた少女系のアニメを見ようとしてたところ、突如テレビ画面が光りだし、気が付くと見知らぬ場所に移動していた。
「どこだ、ここは?」
石造りの宮殿らしき内装を見渡して
いると、足元には階段。その下にはローマ教会たちの正装のような格好をした。複数の人が頭を下げている。
「お待ちしておりました。勇者様」
訳が分からない。ユウジは驚きを隠せないでいた。
「どこなんだここは!?」
「ここは勇者様で言うところの異世界でございます」
どうやら最近はやりの異世界召喚をされたみたいだな。と納得する。
不思議と腑に落ちてしまった。きっとアニメの見過ぎだろう。
「俺をもとの世界に戻してほしいんだけど」
「それはできません。勇者様には魔王を倒し、世界を救っていただきたいのです」
でたよ!お決まりのやーつ。と胸の内でぼやきつつも、勇者として召喚された以上は戦えっていうんだろうな。いやだな。自分の血を見るのですら卒倒しちゃうのに戦場とか地獄絵図でしかない。絶対に戦いたくない。
「俺、戦いたくないんですけど」
「それはなりません。勇者として私たちを導いていただかなければこの世界は滅びてしまいます」
なんて他人まかせなんだろうか。これでは勇者が例え世界を救ったとしても、新たな脅威があったらどうするつもりなんだろうか。
ユウジは講師としての立場からはっきりと告げた。
「なあ、俺がこの世界の住人を勇者にするのってありか?」
俺は提案した。そう俺でなくても勇者としての実力をこの世界の誰かが引き継いでくれれば戦わずに済む。
「そ、それができるのならしてもらってもかまいませんが。可能なのですか?」
「もちろん。俺は元の世界では講師だ。この世界に勇者の一人や二人くらい講習、育成くらいしてみせるさ!」
というかこれで勇者が量産できれば魔王なんて余裕で倒せるんじゃないのか?
そうすれば早く元の世界に帰れる。ああ、はやくプルキュアが見たい!
こうして、俺の勇者量産計画が始まったのだ。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 21:37:22
5822文字
会話率:57%
主人公が学生時代(大学1年の12月)に、初めてバンドのライブを行った時、当時のブッキング担当者であった伴 茉莉乃が、偶然、彼のバイト先へ訪れた。再会した主人公は、彼女に近況を聞くと、伴 茉莉乃は25歳の若さにして、渋谷の神宮前に今度ライブB
ARを始めてオーナーになるという話を聞く。福島から18歳で東京に出て来たマリノは、いつも孤独だった。だがマリノはいつも笑顔で決して泣く事のない、強い心の持ち主であった。マリノの店の内装工事が終わる時期には、2人の関係は親密になっていた。そして2人が、店の開店祝いをやると約束した日、彼を店で待つマリノの前に現れたのは、以前、ブッキングライブの出演を断られた事で、彼女に恨みを抱いていたパンクバンド「サドンデス」のメンバーのニトベだった。店を破壊するサドンデスに、決して泣かなかったマリノが涙を流しながら、土下座をして懇願する。しかしニトベは、そんなマリノに対して、欲望の赴くままに襲い掛かるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-18 07:54:16
31873文字
会話率:29%
その場所は、スロット、カード、ルーレット…etcを遊べる。
そう、その場所はVRカジノ。
内装はとても広く、外観は水族館のようになっている。
中央に噴水があり、この建物は十階建てである。
本日より開店したVRカジノ名雲、一
攫千金を目指して、学校対抗のゲームが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 05:17:59
305文字
会話率:0%
丘の上にある旧華族の屋敷を改築した『喫茶 たまゆら』は変わった店だ。
亜麻色に磨かれた木目が美しいアンティーク調の内装に、1階はオープンテラス、2階はバルコニー席とお気に入りの場所を見つけてのんびり過ごせる人気店だが、たまに本物?と凝視して
しまうような鎧を着た王様や魔法使いに剣聖も過ごしている。
日常と非日常。かけがえのないひとときの物語を珈琲と共に――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 06:00:00
2951文字
会話率:6%
レトロな内装に、微かに聞こえる洋楽。老夫婦が営む洋食屋は静閑とした場所にあり、知る人ぞ知る隠れ家といった雰囲気を醸し出していた。暗めの照明はこういう時でなければ眠気を誘いそうだ。
「あの……」
「決まった?」
「あ、いや……えっと、じ
ゃあ日替わりを」
「日替わりね。あ、すみません」
目の前に座っている男性が手を上げて注文するのをぼんやりと見つめる。
未だにこの現状が理解できていなかった。
なぜ、こうなったんだっけ……。
注意事項
いつも通りの拙い文章です。深く考えずゆるりとお楽しみください。
感想&レビューは閉じています。
読んでいただけるだけで感謝です。
暇つぶしにでもなっていれば…いいなぁ←折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-10 11:27:11
4527文字
会話率:41%
※本編は割とコメディな内容です。
聖女として王国の民の安寧を守っていたシェリナ・ティターニアは、彼女を妬む公爵令嬢の企みによって王太子との婚約を破棄された挙句魔王に捕まってしまう。
魔王城に拉致されたシェリナはそれでも王国民達を守る
事を考えて魔界内部からの破壊工作を考えたが、何故か魔王はシェリナに危害を加えるつもりはないらしい。
魔王城内での待遇も悪くなかったので、自分が暮らしやすいように内装、食事、寝床等を一新してそのままのんびりと住みつく事にしました。
しかし魔界は弱肉強食の修羅の世界。
いくら魔王城内の住み心地が良くても外がその有様だと気持ちが落ち着かない。
私は魔界にも人間界のような平和な文化が栄えるように学校を建てたりお店を開いたり内政干渉上等で働く事にしました。
一方聖女がいなくなった王国内はてんやわんやしてるけどもうしらん。
アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-25 21:03:44
100058文字
会話率:34%
前世の記憶がよみがえったのは無実の罪で幽閉された後だったユージニア・ダンカン侯爵令嬢。
引きこもり生活を苦としないユージニアはある日、壁の向こうの部屋を開けてしまうと、そこにはゴーストがいて…。
ゴーストと過ごす快適な生活!
…椅子に
座ったまま寝てしまった…
体が痛い。
昨日はオンライン飲み会をしていて、缶チューハイに酔って寝落ちしたみたい。
テーブルに突っ伏したまま目を開ける…
最初に目に入ったのは、栗色の波打つ髪の毛だった。
オンライン飲み会で、仮装したっけ?
これは、去年の忘年会で使ったウイッグを被ったまま寝てしまったのか…
ウイッグを取ろうと栗色の毛を引っ張る。
痛い!
なんで痛い?ウイッグなのに!
顔を上げると見たことない部屋だった。
まるで明治や大正時代の迎賓館の内装のようだ。
古びた壁紙に、昔は高級であったであろう絨毯、古い洋書が並んだ本棚に、古めかしいカーテン。
この部屋、何?
昨日の記憶を辿る。
自粛期間で在宅ワークをしていた私は、同僚とオンライン飲み会をする事にしたんだ。
飲み会中に、お酒がなくなってしまって、コンビニに行く途中の横断歩道で、トラックが…
いや。待て待て。
昨日は、それどころじゃない!
昨日は私の裁判だった。
裁判長は叫んだ
「ユージニア・ダンカンは幽閉だ!連れて行け!」
私は断罪された。
ユージニア・ダンカン侯爵令嬢として。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-03 07:11:55
16946文字
会話率:16%
男は無人島の洞窟に住んでいた。その内装は文明の存在を思わせながら、男の1日は狩猟採集に終始する。刺激の不足も無い生活であったがある時を境にそれは一変する。
男を誘ったのは男が住む島に遺された大きな秘密である。その内容やいかに……
本作には
後書きにて作者の解説(考察)が記載されています。いらないよという方は↓
解説無し版:https://ncode.syosetu.com/n6958gi/
※毎月中旬及び最終の金曜日に投稿しますが、10月いっぱいの第十話をもって一端の区切りとさせていただきます。続きの構想が出来次第また再開予定。
10/06 全話本文に改行及び推敲をしました。読みやすくはなったと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:00:00
16312文字
会話率:13%
男は無人島の洞窟に住んでいた。その内装は文明の存在を思わせながら、男の1日は狩猟採集に終始する。刺激の不足も無い生活であったがある時を境にそれは一変する。
男を誘ったのは男が住む島に遺された大きな秘密である。その内容やいかに……
元は下記
のものと同じです。後書きの有無くらいしか違いはありません。本文だけではいまいち、という方は下記にて
解説有り版:https://ncode.syosetu.com/n0651gg/
※原作同様毎月の最終金曜日16:00に更新予定です。なお、本作品は作者の息抜き執筆です。このような内容ですが
追記
間の期間が長すぎたので月中旬の金曜日16:00にも更新することと致しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:00:00
13348文字
会話率:20%