19世紀北部ノルウェー。そこは首都がある南部との交通が遮断された、幻想と偏見が残る厳しい地だった。
トロムソに住むアストリッドは、母に禁じられてても弾いてしまう程ピアノが好きだった。「18になったらピアノの勉強をする」そう思っていたアストリ
ッドを、しかし母は監禁してしまう。
地下牢に閉じ込められたアストリッドを助けたのは、自分のファンだと話す――心優しい魔法使いの青年だった。
そして雪の中屋敷を抜け出した2人の逃亡劇が始まった。
本文に良く出てくるクリスチャニアとは現首都オスロの旧称で,、サーミ人はスカンジナビア半島北部の先住民族です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-25 21:58:39
154238文字
会話率:38%
警察官の裏方仕事をする警備官たちのはなし。設定ゆるふわのため薄目でご覧ください。 ザックが警備官になって一年たち、ニコルが休暇をとるという日に、バーノルド事件でいっしょに働いた保安官のレオンが、依頼を持ってやってくる。保安官仲間のライ
アンがいる北のライセット州の山で、正体不明の獣による食い散らかしが起こっていて、その獣を狩ってほしい、というものだった。ところが向かう途中の列車には、狼を狩れるスーフ族がのっていたり、山には『狼男』の伝説があったりで。。。。またしても、最後は元聖父がでてくる解決となります。なぜなら ⇒ 魔女のいる世界だから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-19 16:01:17
112643文字
会話率:42%
※性に関する描写、その他慎重に取り扱うべき話題を含みます。
植民地から独立したディガン共和国。先住民族だったディガン人と、旧植民地人のノヴァスキア人の対立は、陰鬱な「日常」を維持していた。「混ざりもの」である「私」が通う学校も、その縮図
になっていた。
ある日、「私」は一人のディガン人生徒に話しかけられる。彼の考えは、「私」が共有できるものだった。しかし……。
憎しみが覆うこの国で、何をすべきか。どうあるべきか。
世界を考える短編です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-03 09:30:55
5778文字
会話率:43%
帝国の新大陸開拓者達と、新大陸に暮らす先住民族アールヴとの文化的な対立を題材とした物語です。
先進国である帝国の文化や価値観に触れた、未開の野蛮人であるアールヴは何を感じるのか。
アールヴの戦士達が帝国観覧の感想を忖度抜きに語ります。
最終更新:2023-10-10 21:07:12
2845文字
会話率:30%
人間もエルフもドワーフも亜人も魔物も、全てが混ざりあって生きている大陸。
人間が覇権を取り、陽の落ちない王国とも言われる国、『ブリタニア王国』
そして、全ての民族を平等に扱い、ブリタニアに変わって世界の王に成ろうとした『スニェーク連邦』
冷戦下による対立は過酷を極め、遂には開戦までしてしまった両国。
従来の戦争とは違う全面戦争を経験し、兵器は進歩し、人は消耗し、10年の歳月が過ぎた。
王国は騎士団と言われる特殊部隊群を率いて戦線を我が物顔で闊歩し、連邦は大陸の先住民族達、龍を兵役させ、総てを蹂躙していた。
血で血を洗う泥に塗れた戦争…の後方。官僚や貴族が優雅な生活をし続けている王都で、一人の男が目を覚ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 01:00:03
5742文字
会話率:42%
世界一危険な島、北センチネル島に漂着してしまった秋元。
文明社会との接触を拒み続ける攻撃的な先住民族が暮らす島。
外部からの救助も不可能な島から、自力で無事に脱出する事は出来るのか?!
最終更新:2023-04-07 14:56:51
3524文字
会話率:22%
チョ族というルーツを持つナオは、23歳の大学院生。チョ族を含めた先住民族の人口がハン族に圧倒されているフォルサ国で、ナオは先住民族の歴史、文化、言語に酔心しその研究に明け暮れ、そして自分の生まれ育った地元の過去にいたボアスア族の言語であるバ
ブサ語の再構を修士論文のテーマとして執筆を続けた。
たまたま教授に勧められて、クリスマスイブに一人で先住民族博物館を訪れ、ボアスア族の特別展に参加したら、今まで見たことのない長い棒状鉄器と共に文字が刻まれていた。まさかここで自分の修士論文の研究成果が応用できるとは思わなかったナオは、確かな実力で一発で解読をしてしまった。
そして興奮のあまりに、その呪文のような文を「バブサ語で読み上げ」てしまった。そして神々しい光に包まれ漆黒に飲み込まれ気付いたら先住民族の衣装を身につけた人たちに祈られた!長い棒ならぬ長い剣と共に。
歴史と言語の知識をもったナオによるフォルサの歴史改変が始まった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-29 12:00:00
123154文字
会話率:43%
地球から遠く離れた惑星「アングローン」。その首都「フィフス・ロンドン」が舞台。
貧困によりそれぞれの両親を失い、寄り集まって暮らす5人の少年少女・ミリータ、ジェーン、マリコ、アーウィン、ドノヴァン。彼らは盗みや詐欺などを働いて生計を立ててい
るが、それゆえに大事件に巻き込まれたり、各人の能力や体力などを駆使してそれらを解決したりする。
・登場人物
●アングローン底辺団(作中でこの呼称は出てこないが、便宜上こう呼ぶ)
--ミリータ・マシューズ
主人公。物語は主に彼女の1人称で進められる。14歳。変装の名人。「そこらへんから拾ってきた物」で変装用のマスクを作ることができる。強盗や窃盗のスキルもある。両親を餓死で亡くした。
--ジェーン・ダウエル
14歳。詐欺と話術の名人。アングローンの先住民族の血を引く、青みがかった銀髪。アルバイトなど正当な労働で収入を得ることが他の4人より比較的に多いが、当然ながら年齢詐称はしていることが多い。
--マリコ・サンディエル
14歳。スリの名人。嗅覚が優れている。仲間の中では比較的冷静なまとめ役だが、時に感情的になることもある。黒い長髪。他の4人よりも年上に見える外見をしている。
--アーウィン・ブラック
14歳。頭脳明晰な少年。IQテストの結果では183もある。武器にも詳しく、語学にも長けている(ただし、読み書きは得意だが聞いたり話したりは苦手)。コンピューターのハッキングや機械の改造もできるが、銃などの銃器の扱いには慣れていない模様。ミリータに恋愛感情を持つような言動や行動も見られるが、大抵は激しく拒絶されたり、冗談として受け流されている。10歳の頃、母親が貧困ゆえに適切な治療を受けられずに亡くなった。
---ドノヴァン・ヘイン
14歳。肉体派の少年。身体能力が高いが、頭があまり良くないため、他の4人にフォローされることが多い。また、空気を読めない失言も多い。喧嘩は誰にも負けないと自負し、高精細を誇る王宮の機械ロボットも「人間の心変わりに機械は勝てない」の一言だけで全てねじ伏せてしまった。
「AIのべりすと文学賞」出品作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-16 22:00:00
82816文字
会話率:68%
そこは、現実に似ているが21世紀初頭に、魔法使い・超能力者・妖怪系・変身能力者etc,etcの様々な「異能力者」の存在が明らかになった世界の福岡県久留米市。
やってる事は似ているが「文化」が全然違う「自警団」から「正義の味方」に転職したばか
りでイマイチ勝手が判っていない天台密教系「魔法使い」の篠原千晶と、台湾の台南チームから「新人研修」にやって来た台湾先住民族系の「巫術」の使い手で、規格外の「霊力」を持つ緋桜は、臨時コンビを組む事になるが……うっかり、あるチート級の変身能力者でもある暴力団幹部をボコボコにしてしまったせいで、九州各地の「妖怪系暴力団」を巻き込んだ予想外の大騒動が起きてしまい……。
「なろう」「カクヨム」「アルファポリス」「pixiv」「Novel Days」「GALLERIA」「ノベルアップ+」に同じモノを投稿しています。(pixivとGALLERIAは掲載が後になります)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-14 20:34:32
28175文字
会話率:55%
ーー何のご立派な使命も目的も無い。私達は、ただ生きていたかっただけーー
皇帝付きの暗殺者となる事を余儀なくされている先住民族、ナダッサ。彼らは意思を持たず、ただ命令に従うよう教育されていた。
その村の一つ、「牙」に住む少女は、「星の子」
人間離れした能力を持つ生まれであった。
同じくナダッサ「翼」にすむ少年は、少女と同じ日に生まれ、やはり「星の子」であった。
その能力故か同年代の子どもとは上手く馴染めていなかった二人。
偶然出会った二人は、互いを無二の親友として認め合っていく。
だが、平穏な日々は少女の父が処刑された事、そこで少女がおこした出来事によって突然終わりを告げた。
生まれつき数奇な能力を背負っている二人はそれをきっかけに村を逃げ出す。少女は、少年と生き延び、己の仇を殺すために。少年は、少女と共に生き、少女が闇に堕ちないために。
人を殺し続けてもなお人であらんと足掻く彼らは、次第に自分達の過ごした環境の闇にも気づいていく。
意思を持たない、人を殺す事に何ら違和感を持たないよう教育されてきた自分たち。
その血を自ら恐る彼らは、それでも刃を振るう。
次々に放たれる刺客。黒幕は誰か?自分達はどうしてこんな生き方をしなければならないのか?自分達は幸せになる事が出来るのか?
闇の底から必死に幸せを掴みとろうともがく、二人の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-09 16:00:00
1479242文字
会話率:50%
娘を亡くした僕は、もう一度娘に会う為、死者に会える場所を訪ね歩いていた。
失われた先住民族の都市を再現しようとしているンダナと行き合った僕は、娘に再び会う為に彼の実験台になることになる。
最終更新:2021-12-18 15:58:05
10841文字
会話率:8%
モーリブデン国とは大陸の北の端にある小さな国で、国土の八割は山林である。
東にあるラヌユヌ地方には大きな湖があり、その湖をテコナ湖と呼ぶ。
テコナ湖の中にはラヌユヌ山という小さな山があり、その山の中には湖がある。
世界でも珍しい二重カルデラ
湖である。
テコナ湖にはナロという植物で編んだ船で暮らすヌタラの民(鳥人)が定住している。
ヌタラの民は漁業で生計を立てる者が多く、モーリブデン国の街や他の民族と交易しながら生活している。
これはモーリブデン国の東に位置するラヌユヌ地方の、宿場街ギースや先住民族ヌタラたちと会話した際に残した音声記録を文字におこした記録である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-26 14:19:06
7417文字
会話率:0%
かつて宇宙は『奴』の手によって9万4889回の終わりを迎えた。
9万4889回もの間、最強のテレポート能力を持つ『彼』と呼ばれるメタスターシ・アルダポースと超能力を授ける能力者の『妹』と呼ばれるアンティズメンノ・アルダポースは星々を渡り
歩き、先住民族に戦いや能力を授けては『奴』を挑み、負けては過去にテレポートをして再び違う星で『奴』と戦っていた。
だが9万4890回目の戦いでも結果は同じく『奴』の前に敗れ宇宙は終わりを迎えた。だがまだ希望が残っている。その言葉を信じて『彼』と『妹』は過去にテレポートし、最後の希望である地球を訪れた。
地球に訪れた『彼』らは地球の王に事情を説明。王は彼らに協力をすると見せかけ、『彼』や『奴』を倒し、全宇宙を手中に収めようとする。王の策に気付いた『彼』らは止めようとするが既に遅く、二人は追われる身となってしまった。
そして王は『宝物や大切な物を奪われた人間は、その時抱いた感情で強大な超能力を得る』ということを知り、全世界に「宝狩り令」を発令。世界中の人間は「職業」や「夢」、「家族」を奪われ、TRE〈トロイ〉と呼ばれる能力者となっていく。
そんな中、「元」音楽家の奏虎鉄操は、「元」芸人の芸笑旋笑と「元」武術家の武動音破と知り合い、『彼』から『奴』の事や王の目論見を知り、王と『奴』を倒すべく仲間を集めながら旅をする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-07 13:19:52
223509文字
会話率:71%
村の存続を賭けて、幸運の神鳥アキヤラボパを探しに行く男の子。
しかし村は彼の不在中に敵の襲撃に遭って……!
北米先住民族の伝承にあるアキヤラボパという天上の鳥をモチーフにしたお話です。
※アカシック・テンプレートさんの「アドベント・ク
レーマー 〜〜現代社会に迫る危機〜〜(N8242GA)」から着想をいただきました。
※作者さま了承済です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 20:40:07
4598文字
会話率:26%
世界を救うべくして、世界を敵に回した少女たちの物語。
人ならざる者が陰で暗躍し、新たな秩序を編成しようとしていた……そんな終末を予感させる時代に生きた三人少女たちは、過酷な現実に飲み込まれ、翻弄されながらも普通とは少し違った日常を送っ
ていた。
「すべての謎が解き明かされた時、神の呪縛からも解き放たれたこの『魂』は、初めて進化を遂げることができるだろう……」
父の言葉を胸に、先住民族『亜瑠坐瑠』の末裔たる神矢サヲリは、世の理に反乱するべく行動を起こしていく……。
(この作品はフィクションです。作中で描写される人物、出来事、土地と、その名前は架空のものであり、土地、名前、人物、または過去の人物、商品、法人とのいかなる類似あるいは一致も、まったくの偶然であり意図しないものです)
忌憚のないご意見、ご感想をよろしくお願いいたします。
Twitter @dragonchildcom折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-19 08:00:00
103937文字
会話率:40%
かつて、多世代型恒星間都市船だったリーアガルド号は、300年の途方もない大冒険の末、やっとの思いで地球型惑星フィグラーレへたどり着いた。リーアガルド号は静止衛星軌道にとどまり、小惑星から資源を得て船体から軌道エレベーターを垂らすように建設
し、トラピスト星系を中心とした人類銀河共栄圏との《超光速航路》(スターウェイ)を開通した。
入植100周年、その世界に《先住民族(アーシュ)》と《後着種族(ヒューム)》、そしてその間に生まれた《混血種(ミックス)》、主に三種類のマンカインドと、彼らを支える《高等アンドロイド(セーヴァ)》たちが暮らしている。そんな中、アラヤ識システムを採用した高性能アンドロイド・リーアタイプセーヴァの生まれたばかりの少女は、海洋探査船のAIとして引き取られ、恋に仕事に冒険に奔走し始める。
アンドロイドたちが奏でる、まったり冒険ライフ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-09 19:57:23
30548文字
会話率:35%
貴族の端くれで学者の卵でもあるエヴァンは、家計は苦しいが家族と平穏に暮らしていた。そんなある夜、奇妙な服の男ラモンが訪れ、世界が滅びると言うとエヴァンにそれを救ってほしいと頼んでくる。当然信じず、普段通りに過ごすエヴァンだったが、次第に状
況は変わり始め――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 16:04:09
119275文字
会話率:61%
浮遊する島の世界で第二次制空戦争という世界の覇権をかけた戦争が起きた。戦争で負けた国家エシェット皇国のある町にそいつらはいる。
マフィア、数あるマフィアの中でも国の中にありながら国の支配から完全に独立した組織、名前はインディゴファミリー。先
住民族達が団結したマフィアでその性質は義理人情ではなく物理的な力からなる権力によった支配。
これはそのインディゴファミリーの無法を記録したものである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-28 10:51:13
2650文字
会話率:26%
西暦40**年…。
人類は地球を【地輿星(チヨセイ)】と呼び、故郷を捨てて、宇宙へ出て行った。
到着地点は、西暦35**年に発見した地球とよく似た星【天橋星(テンキョウセイ)】。
西暦42**年…。
人類は天橋星に到着した。そこには先住民
族【妖曾(ヨウヒ)】がいた。そのもの達は日本語を話し、食事をとり、服を着て…人類と同じように生活がしていた。
だが姿は人間の姿ではなく、妖怪の姿…⁈
そして、妖曾は人類が持っていないものを持っていた。
それは【霊力】だった…‼︎
それから約300年後の、天暦500年…。
主人公である田舎の中学生“鷹羽夏晋(タカウカズキ)”が幼馴染の女の子“関あおい”と共に、現実からかけ離れた高校ライフを送ることに…⁈
※この話はフィクションです
なるべく1週間投稿にします
時間帯は17:00です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-14 07:00:00
5959文字
会話率:28%
十七世紀のある国での物語。その国はスペインに占領され、植民地にされてから百年経っていた。そこでは先住民族ワクワクが最も劣った人間として蔑まれていた。
ワクワクの女性とコーカシコス(白人)の男性の間に生まれた少年ヨハネが主人公。
彼は父を
知らず、幼くして母を亡くすが、親友のペテロやワクワクの人々、宣教師たちの助けを借りて成長する。
しかし、ワクワクの村で飢饉が起こり、ヨハネは、ペテロと共にやむを得ず自らの身を奴隷として売る。売られた先は奴隷貿易で栄える町、エル・デルタにある奴隷売買業アギラ商会だった。その商会の経営者はトマス。隻腕の大物奴隷商人だった。
そこでヨハネは奉公人(六年間の期間限定奴隷)として働くことになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-25 19:07:12
142101文字
会話率:47%