――今年も宇宙船「地球号」で9億キロの宇宙旅行に出かけましょう。
星新一先生の年賀状に、そう書かれていたというエピソードを読んだ。地球の公転距離は9億キロ、宇宙船「地球号」は一年をかけて太陽の周りを回る。
素晴らしい。たった一文で、しっか
りSFしているし、オチも秀逸だ。こういうのを自分でも書いてみたい。そう思った。
もう一度、星先生のショートショートを読んでみたい。そういう方の為に、一編入魂、精一杯、頑張って書いたショートショート集。
どん底だったあの日、親父と花火を見に行った。あれから三十年、親父が危篤だという知らせが届く(花火)
そのカリスマ美容師の手にかかれば、黒々とした髪の毛を取り戻すことが出来ると言う(カリスマ美容師)
磯浜村の太郎は山賊の手先として捕まった亀を助け、城塞に連れて行かれ、音宮の姫と恋に落ちた(磯浜村の周郎)
僕は一日に一回、一秒だけ、時間を止めることができる(一秒でできること)
僕は鏡の中の自分と会話する方法を思いついた(鏡)
幼い頃、私には私だけにしか見えないお姉ちゃんがいた(お姉ちゃん)
終電間際の地下鉄の車内、目が覚めると時間が止まっていた(地下鉄)
亡き妻が神社で見守ってくれている(神社)
僕には”なかよしノート”がある(なかよしノート)
目が覚めると部屋には男が三人、テーブルに四つのボタンがあった(ボタン)
山歩きの途中、けもの道を歩んでしまったら・・・一人だけ違う時空に暮らす男の話(けもの道)
お祭りの日、屋台で射的をやって不細工な人形を手に入れた(射的)
アロイカの大宇宙船団が地球を侵略するためにやって来る(アロイカ・インベージョン)
「月光石を持って来た人と結婚する」と美姫は言う(狼の血族)
人の言葉を話す鳩ジョンのお話(伝書鳩ジョン)
深夜、タクシーがお客を拾った~幽霊話をショートショートに(幽霊はタクシーに乗って)
【注】これらの作品は「カクヨム」でも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 07:32:25
250460文字
会話率:22%
幼いころから「騎士」になることに憧れていた十七歳のハシュ。
少年兵を一人前に育て上げる、厳しい修練を無事に修了し、晴れて「騎士」なったのはいいが、ハシュを採用したのは武官の騎士団ではなくて、文官の騎士団だった。
ハシュはそこで「伝書鳩」と呼
ばれる伝達係として、新人騎士が味わう激務の忙しさを日々こなしていくが……。
ある日、ハシュはべつの騎士団の団長から「クレイドルを連れてこい」とわけのわからない命令を受けて……いや、強要されてしまう。
ハシュは「彼」に面識がない。名前以外に手がかりももらえず、ハシュは時限式に設定されたなか、「彼」を探し出そうと奔走をはじめるのだった。
ーーーーーーーーーーーーー
こちらは全年齢向け内容で話が進みます。
ボーイズラブ要素が強く表れる内容はムーンライトノベルのほうで、ほぼ内容の進みが一緒のタイトルのものになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-29 17:00:00
448084文字
会話率:22%
アニメなどで見かける伝書鳩。
普通の伝書鳩とは一味違う、特殊なカワセミの物語。
生きる事に一生懸命な『伝書鳩のスパロー』は何百年後、歴史に名を残す伝説の鳥として名前を刻む。
最終更新:2025-03-27 23:38:04
205390文字
会話率:36%
私、ハミング伯爵令嬢は、貴族向けの銀行に勤めていましたが、新たに民間への融資や、貸金庫の貸し出し、郵便・宅配事業などをするよう提案し、実際に利益を上げてきました。
ところが、天下り同然でやって来た新任上司ダマス公爵令嬢から、激しい嫌がら
せを受けた挙句、貸金庫から十億ものお金を盗み、強盗殺人まで犯したという濡れ衣を着せられてしまいました!
銀行の頭取は日和って、顧問弁護士をつけてくれません。
明日までに手を打たないと、監獄に放り込まれてしまいますーー!
※ざまぁ系のストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 14:10:00
14251文字
会話率:17%
とあるSNSにて知り合った二人の交流企画の一環として作成しました。
お互いが考えたテーマを交換し、そこにいくつか共通の項目をつけて執筆します。
共通の条件は以下の通りです。
1.男主人公で、ジェラール・エルンストという名前であること
2.中
世のような街が舞台、周辺に泉か湖があること
3.片方の横にたれる髪が長い。オッドアイであること
また、各作品の世界観や細かな人物の設定は異なっており、その差異を楽しんでいただけると幸いです。
以下、著者と執筆作品のご紹介
【霜月れい】テーマ:花と宝石
アルファポリスにて活動中。代表作は「還る狭間・船送り」
『夜の伝書鳩』著者
【蝉次郎】テーマ:星と夢
小説家になろうにて活動中。代表作は「青の国 赤の国 プロトタイプ」
『星を宿す人』著者折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:35:13
10554文字
会話率:37%
伝書鳩――。
今日も届ける。
文に詰め込まれた想いを。
最終更新:2024-08-27 19:33:31
755文字
会話率:7%
なにかがおかしい……そんな世界で展開される、過去から未来、未来から過去へとつながる二組の少年少女によるストーリー!
後半の展開に、ぜひご注目ください。
少し読み応えがありますが、最後まで読んでいただきたいです。
第一部
平凡な中学三年生、佑
。彼の学校に、ある少女が転校して来るというが……。
第二部
沈黙の不良、みのり。彼女は学校のカリスマ、真と出会うが……。
真実を知る物語。
第三部
第二部を超えて、一部から続く物語。
二人は紆余曲折を経て、物語は終末を迎える。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-13 07:30:00
232974文字
会話率:59%
放って どうぞ 好きなところへ
最終更新:2024-03-12 18:22:48
577文字
会話率:100%
シアラは、田舎貴族のファニング家の長女。父を亡くして以降、使用人を解雇した継母によって小間使いの様に働くことを余儀なくされていた。自分では何もやらず、シアラ一人に仕事を押し付ける継母のドルエラと妹のリリアーナ。この女三人の家庭を支えるため、
シアラは一考し、跡継ぎである自分が婿を取る事を考えた。
—―しかしそれは、シアラに家を継がせたくないドルエラに阻止される。彼女はシアラが進めていた縁談の内容を勝手に変え、自分が可愛がっているリリアーナに婿を取ってもらう事にしたのだった。
—―この一件で家に居場所が無いと思い知らされたシアラ。そんな失意のシアラの元に、一羽の鳩が訪れる。それは、かつてファニング家で執事見習いとして働いていた青年から送られた伝書鳩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 22:07:50
20933文字
会話率:35%
三日に一回差出人不明の手紙を鳩は持ってくるが、全然身に覚えのない兵士からのラブレターだった。リリーは違いますよ、と手紙を送るが相手は全く意に介さない。戦争からの帰還で兄が帰ってきたとき、幼馴染の兄シグと恋仲になっているのか聞かれてーーー?
*ハッピーエンドです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-15 18:00:00
7080文字
会話率:25%
〈私は声が出せません。みなさんとの会話は筆談になります〉
——僕、芹沢の隣の席にやってきた儚げ美少女な転入生の佐倉さんは、言葉が話せない人だった。
そんな彼女を振り向かせようと、僕はいっぱい努力をする。彼女の気持ちが周りに伝わるように、と願
いを込めて。
伝書鳩の芹沢と、喋らずの佐倉さん。声が出ない彼女に「大好き」と言わせるまでのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 16:07:51
9571文字
会話率:30%
不治の病で不自由な体になった彼女の代わりに彼女の好きな人へ伝書鳩のごとく手紙を届けるが、実は届け先の人の代わりに代筆をしていて...
三題噺で「手紙、鳥、不自由」がお題でした。
最終更新:2022-05-25 07:08:44
4093文字
会話率:41%
「延命は、一度に一通分ずつ。対価は私の気分次第。まず雑用は大前提として。鉄砲玉、パシリ、伝書鳩に、下僕……ふふふ、何させてやろうかしら。せいぜい私に寿命を掌握されるがいいわ! バーーーカ! 」
「いざ、合戦か……!! 」
「何言ってん
の、ノロマ」
理不尽な恨み(もらい事故)の積み重ねで人生終了!の危機を救ったのはまさかの怨霊少女!?
恨みを視認できる&買い易い「恨み買い」体質男子麗海芥。そんな彼は恨みの貯めすぎで死に掛けていたある日、「恨みを回収する」能力を持つ不思議な怨霊(美少女)「ウロ」に出会う。
助かるには怨霊少女のパシリになる他道はない!?恨みの回収から雑用までこなす羽目になった芥に明日は来るのか、否か。命懸けのパシリ生活が今始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 22:11:26
90079文字
会話率:61%
ケンカ別れした元カレとステーキ店で再会した後、初めて会った時計台前広場で復縁を求められた。
彼氏がいると言っても『待ってる』と答える元カレの安則。
あたしは……。
ティーボーンステーキ・シリーズ第4話。
ついに完結。
最終更新:2021-12-24 18:00:00
1000文字
会話率:39%
私が実際に見た夢を元に作成しております。
最終更新:2021-11-29 07:59:23
986文字
会話率:21%
白い旅装束の超絶美少女が人々を脅かす悪魔と戦いながら死者を弔う旅をしてとにかくどやる物語。ってのがシリーズを通してのあらすじで、今回はこんな感じ。
***
ホワイトのもとに伝書鳩が届き、そこには葬儀屋のトップ集団からの招集命令
が書かれていた。
しぶしぶ従い、葬儀屋の本部へと赴くことになるのだが、そこでホワイトはこう言われた。
──イエローに〝引導〟を渡してください、と。
前章 → https://ncode.syosetu.com/n8304hc/
次章 → 執筆中。まだまだかかるでー。
第1章 → https://ncode.syosetu.com/n9532gp/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 00:00:00
25949文字
会話率:44%
空が少しづつ闇に包まれていく中で、反逆軍によって玉座の上で討たれたフォリス王国国王『シャルトレイラ・フォリス・クァーレント』は自らが殺されることを察し、友であり、そして自らの騎士でもある『ハフィリエルト・フォリス・ルトラス』に自分勝手であり
、周りのことなど考えない王子、王女とは違い、自分のことよりも国のことや周りの人のことを考えて行動する愛娘であり、フォリス王国第二王女の『シャルトレイラ・フォリス・ティーナ』を国外、できるのであれば『ラリカルト』という地へ逃してほしい、との手紙が伝書鳩でルトラスの元に届く。
ルトラスは、自分の力不足による悔しさに唇を噛みながらも、ティーナ王女を連れて、『ラリカルト』へと向かう。
クァーレント国王によって召集された人、ルトラスらが行った先々で出会う人などの色々な人、そして問題という名の壁にぶつかりながらも、王命、そして王の遺言を叶える為にルトラス、ティーナ達が獅子奮闘する物語。
9月21日から連載を始めました。ストックがあまり無いので、毎週月曜日の週一投稿をします。
一週間待たせてしまいますが、ブックマーク登録等をして待っていただけると幸いです。
他にも評価、感想等もどしどしお待ちしています。
ぜひ読んでいってください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-05 18:06:20
10831文字
会話率:23%
私は友達から恋の手紙を託された。
最終更新:2019-12-25 21:22:34
2458文字
会話率:9%
時は現代、元号が移り変わり「令和」となった。
古くから闇より溢れ出る異形。戦いは現代にまで及んでいた。
全ては人の業、すなわち闇より這い出るモノ。
それを狩る者を、「異形狩り」と呼ぶ。
瑠璃と緋翠は、異形狩りの名の元、
夜の闇を纏い異形を
討滅していた。
ある日の任のあと、社から伝書鳩により召集を受ける。
この日を境に戦いは激しさを増すことに...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-25 11:36:56
4110文字
会話率:65%
あとできさいしていく
最終更新:2019-08-08 06:00:00
468文字
会話率:5%