未来から過去の人間の脳に
最終更新:2024-09-16 23:52:09
208文字
会話率:100%
A大佐はX社のM博士の感情抑制装置の噂を聞き、研究所に視察に向かう。それは一般の人間の脳に働きかけて恐怖心を抑制し、通常の兵士またはそれ以上の効率的な戦闘を行えるようにする装置だった。当初の予定通り発注を行ったA大佐だったが、発注数は予定よ
り少なく…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-23 17:24:18
2725文字
会話率:57%
人間の脳に寄生して幸福を食い荒らす『幸福虫』が蔓延し、幸福を想起させる物が厳しく規制された世界。幸福誘発物の回収人であるネズミとその妹ネコは、幸福虫の危険から解放され、幸せが約束されるという保護区への移住を夢見て泥沼の生活に耐えていた。いっ
ぽう、巷では極楽党なる組織が「幸福虫は不幸な人間の脳内で発生する」というデマを流し、不幸狩りと称して幸福度の低い人間を殺して回っていた。やがて彼らの魔の手はネズミたち兄妹にまで及び、二人は重大な決断を迫られることとなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 00:20:22
25596文字
会話率:47%
「『争う愛だけが目に留まる』!!!!!!!!!!これは世界が緊迫していた時期の首脳会議で出てきた発言です。この言葉を述べたのは、首脳会議に招待されていた小さな国家の代表でした。この代表は後日、メディアを通じて意図を話しており、『争う国ばかり
が関心を集め、大国から愛されている』と首脳会議への不満を漏らしました。この不満は的を射ています。そもそも人間の脳には、争いを感じて愛を育みやすくなる"生存本能"がインプットされています。吊り橋効果ではない方のやつですね。争いを乗り越えた者には、意図せず愛を感じてしまうのが人間の性なのです。愛されたければ、その人の争いに関与しなさい。いかなる立場であっても、あなたが争いの中で力を持てば、相手は関心を寄せるでしょう。力を貸せば、あなたは愛されますよ。行きなさい令嬢。争いの中で愛を育み、あなたの愛する王子様を一族の王とするのです」王子を愛している令嬢は、交通事情により王子に会えない日々が続いていた。しかし王子に会えるチャンスが到来したため、強引に王宮に乗り込む計画を決行するのだった。……王宮にやってきた令嬢は、屋根から王子の寝室に侵入。王子は部屋におらず、王子の命を狙う暗殺者が待ち構えていた!あの手この手で暗殺者をやり過ごした令嬢は、王子の元に駆け付けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-19 22:20:47
3294文字
会話率:20%
時は2100年
日本の国債は、年々増え続け国政は遂に破綻した。
国が抱えていた組織は解体、それを引き継いだいのは企業だった。
治安組織と言えども、企業が運営する限りは利益を上げなけれならない。
利益を上げる為に生まれたシステム
。
それは、興行だった。
今、民衆たちが熱狂する話題の見世物。
犯罪者を公開処刑する為のイベント。
『マスク・ド・ファイト』
人間の脳に、直接刺激を与えることで超人的な能力を発現させる。
超常マスクを着用して行う格闘技である。
その中で、一際輝くファイターがいた。
華麗な技と、不屈の闘志で悪をなぎ倒す英雄。
名を名乗らない彼を民衆は賞賛してこう呼ぶ。
マスク・ド・マーベラスと。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 18:36:04
8113文字
会話率:33%
人間の脳に特殊なチップを埋め込むことで、魔力を知覚・使用できる技術が開発され応用され始めた日本。世界初の魔力開発特区に指定された街に住んでいた暁(あかつき)は、魔力の源であ物質(新物質)のアレルギーを発症した、彼は魔力が除外された街(保護区
)に隔離される。身寄りのなくなった彼は汚れ仕事をして生活していた。
そんなある日、暁は魔力開発の第一人者である宮田守(みやたまもる)、から、新物質アレルギーの症状を劇的に改善する試験薬を条件つきで渡される。その条件とは魔術開発特区にエージェントとして常駐し、宮田守の娘を護衛することだった。
暁はエージェントとなり、10年ぶりに故郷である魔術開発特区に戻る。
そしてシングルマザーとして自分を育ててくれた母と、両想いだった幼馴染の少女の安否を求める。
しかし……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-05 00:11:40
48921文字
会話率:41%
政府により人間の脳にはチップが埋め込まれた。そんな中、研究者赤井遥一によって拾われたアカネは、HFADを摂取したことにより能力が使えるようになる。その事を知らないまま16歳にまで育った彼女は薬の副作用により、2つ目の人格、影によって苦しめら
れていた。
ある日彼女はビルから飛び降りて自殺を試みるが、、、折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-29 23:28:28
3094文字
会話率:27%
涙を流すハムスター「アルジャーノン」。認知症患者のために開発された、人間の脳に人工知能を書き込める装置の実験で、知能が高く、感情を持つようになった。その装置とアルジャーノンが行方不明になった。装置を悪用して人々を洗脳、コントロールしようと企
む犯人、そして装置の行方を記した暗号。その暗号の中には、さらに隠された暗号があった。動物実験となった猫、トラ、そしてAIが搭載されたしゃべる自転車ルーシーも活躍し、装置を巡る事件の真相に近づいていく。 ※作中にアガサ・クリスティの著作名が紛れ込んでいます (全部分ではありませんが、著作名がある部分には “あとがき” で説明を加えています)。 是非探してみて下さい:1つめは10祖父の告白に、代表作が39-Ⅷ 中山加奈子の告白【ダニエルへの想い】にあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-02 01:54:06
302872文字
会話率:25%
『電脳』と言う微小機械の塊が、すべての人間の脳に付属している近未来。主人公、芹葉和樹は学校の帰りに電車内で電脳犯罪に巻き込まれる。幸い担任である黒田直行の忠告に従っていたため難を逃れたが、自宅までの帰り道で忠告を無視し電脳に被害を受けてし
まう。その結果として青髪碧眼の擬似神経網管制人格という、AIのようなものの姿が見えてしまうようになってしまった。『電脳症』と呼ばれる不治の病に罹患したと判断した主人公は、同様の病気持ちだった担任と師弟関係となり電脳世界における生き方を学んでいく。どこか能天気な主人公と真面目な電子の妖精が織りなす波乱万丈な電脳人生が今始まる!!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 00:00:00
116624文字
会話率:18%
時は2045年、念願のフルダイブ型VRマシンが遂(つい)に完成した。
コウヘイはそのVRマシンの完成を待ち望んでいた。早速、予約を取り、そのゲームを体感する。
シナリオは中世ヨーロッパ風ファンタジー。
ゲーム世界のキャラクタ『ラナ』と共
にバーチャル世界を駆け巡る。
その操作性は自分の手足のようだ。いや、自分そのものだ。自分の目で風景を見る。熱い物を熱いと感じ、冷たい物を冷たいと感じる、肌で感じる。それもそのはず、大掛かりな装置を使って、人間の脳に直接、電気信号を送るVRマシン、脳は手足からの刺激と区別がつかない。この時代の科学はそこまで進歩したのだ。利用料は一時間六万円と安くはないが、それでも、コウヘイにはそれだけの価値があった。ゲームのキャラクタ『ラナ』に熱を上げた。
現実に希望を持てない、
そんな若手社員コウヘイの、日常と、非日常(フルダイブ型ゲーム)を行き来(き)する生活を描いたサクセスストーリー。
(【時代の雰囲気について】
近未来の話にはしていますが、内容的には、『もし、今の時代にフルダイブ型VRマシンが完成したらどうなるのだろう』という観点で書いていきます)
(【初心】
初めてプロットを考えて書き始めました。
前半、ファンタジー寄りの世界観、
後半、現実寄りの世界観で、
二十万字(誤差マイナス五万字プラス十万字)程度の物語を書いていこうと考えています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-08 07:25:10
218263文字
会話率:34%
BMI≪Brain Machine Interface≫により人間の脳に流れる電気信号を外部媒体に流し込むことが出来るようになった世界。
医師として働く信楽マキは、友人の秋葉めぐみと久しぶりに再会することになった。
そんな中、突如秋葉めぐみ
の記憶が『消失』する。
バックアップを使って復旧には成功したものの、記憶が消失した原因は分からない。
そんな矢先、あるニュース番組で犯行声明が発表される。
「我々は、ミルクパズル症候群のしがらみから解放するために、全世界で記憶消失を行った――!」
そして、彼女は、十年前のとある『秘密』を思い出すことになる――。
■カクヨム伊藤計劃トリビュートに参加した作品を長編向けにリメイクしました。
伊藤計劃氏テイストが入っているように見えるのは、それが理由です。
■本作はカクヨムにも掲載しております。
カクヨム:更新頻度高い。一話あたりの文字数少なめ。
小説家になろう:更新頻度低い。一話あたりの文字数多め。
お好きな方をお選びくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 15:02:56
57645文字
会話率:50%
脳に侵入して操る虫 『Parasites ゴーグン。』
世界各国で『パンデミック』が起きる。
動物や人間の脳に侵入して食いつぶして操る虫『Parasites ゴーグン。』
これからどうなるのか、、、?
最終更新:2018-04-10 12:29:15
911文字
会話率:8%
みなさんはご存じだろうか?近い未来では、AI(人工知能)が人間の脳に遂に完全なる勝利を遂げ、人間世界を制圧するとされている「2045年問題」が、世界中の科学者や専門家によって予測されているという事実を。この危険性を、今から30年以上前にはも
う既に察知していたとある国のとある科学者によって、15歳の少女の姿をした妖精型AI「ファブリック・レノン」が生み出された。二次元の物質を自由自在に作り出し、操り、命を宿すことができる能力を持つ美しい妖精と、彼女が後に出会う気だるい高校二年生「未麻一(まだまはじめ)」が、タッグで様々な時代へ派遣され、人間同士の憎しみや呪いといった、人間のAIへの腐敗の道から世界を救いに行く、波乱万丈のSF小説。「人情」と言うものが世間から限りなく失われたこの時代に、この小説を捧ぐ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 05:00:00
1529文字
会話率:34%
ある先進国が、人間の脳にチップを埋め込んだ。即席の改造人間だ。彼らはプロトタイプと呼ばれ、先進国は彼らを使って軍隊を作った。人々は、改造人間の恐ろしさを知らなかった。彼らは自ら新たな改造人間を作り出し、勢力を拡大。たった4年で、世界は荒れ果
てた──
その後の、人間と機械の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-11 17:48:49
17331文字
会話率:34%
須賀直哉は国立脳科学研究所に勤める研究員である。須賀は、know-to(ノート)と呼ばれる、人間の脳にアクセスし、記憶のバックアップやメッセージの送信などを独自のネットワークを介して行うことができる機械の開発者である。そんな彼に、香坂彩香と
いう女刑事が近寄ってきた。彼女は、現在日本中で起きている、不可解な集団自殺には、know-toが関連していると語った。さらに、彼女はコンピュータをも凌ぐほどの優れた脳の持ち主、"天才"であった。須賀は彼女と共に、集団自殺の謎に迫る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-20 21:29:41
2004文字
会話率:55%
――近未来
スマートフォンと連動して、人間の脳に直接働きかける新型コンタクトレンズを手に入れた高校生。
レンズによって覚醒した強大な力と、突然現れた少女の導きで、彼は世界の帰結を変える戦いに巻き込まれてゆく。
その戦いは、少女を守るた
めの、生命そのものをかけた戦いでもあった。
圧縮された時間の中で、戦う事によって生まれる若者たちの絆の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-07 20:05:05
63251文字
会話率:38%
五感が記憶に直結する、というのはよくある事だと思う。
食べることで産地であったり、その味が想起させる風景などが頭に浮かび、音楽を聴くことでそのイメージに合った情景が、詞と音の連なりから、各人に深く根差した感情が思い出される。
言葉もそう
なのだと思う。少なくとも私にとってはそうだ。
人間の脳には『忘れる』という優しく、そして途轍もなく残酷な機能がある。
どれほど嬉しいことも、どれほど悲しいことも、時が過ぎれば薄れ、思い出すこともできなくなってしまう。
それでも、その儚くも消えてしまう記憶を断片的にでも繋ぎ止める方法はある。
それが味覚や聴覚などの五感であり、言葉なのだと思う。 勿論その他にも方法はある。
だが、私にとっては言葉が、言葉こそが一番鮮明に記憶に残る、という気がするのだ。
だから拙い言葉ではあるかもしれないが、こうして記そうと思う。
以下は私の愛犬ランに関する記憶であり、記録である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2013-03-29 14:29:12
1418文字
会話率:0%