舞台は、絵巻を扱って《伝承》を行使する《絵巻師》たちが存在する、日本。《幻都》の中でも《天妙学園》は、日本随一のエリート絵巻師が集う学び舎だ。
しかし、主人公の斯波神無にはどんな《絵巻魔法》も使役することができない。
その原因は、彼が
所有する、【未完の禁絵巻】にある。
斯波家に代々として受け継がれてきた【禁絵巻】は、何の《伝承》も残されていない。《絵巻》としては極めて特殊で、故に斯波は《無能》の絵巻師として過ごしてきた。
だが、【禁絵巻】は無能であっても《無力》ではない。
まっさらな絵巻を振り翳すことで、斯波はどんな絵巻魔法をも打ち消すことが出来る。
絵巻魔法を無効化する、絵巻魔法。
これが斯波の持つ【禁絵巻】の特性だった。
とはいえ、そんな斯波家の秘伝も、一般絵巻師からすれば、絵巻魔法が使えないただの素人にしか見えない。だからこそ斯波のハッタリは効果を発揮し、ここぞという場面で、盛大な騙し討ちをぶちかますことができる。
幼馴染である、天上結友香を守り抜くため、彼は今日もろくでもない一日を過ごしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-12 12:10:00
26423文字
会話率:43%
桜ヶ丘高等学校には、灰かぶり姫《シンデレラ》がいる。
学校で話題の超絶美少女、冬木氷香は、残念なことに、家事が致命的にできない埃かぶり姫だった。
彼女のゴミの始末や掃除スキルのなさが原因で、学校でとある事件が勃発するが、隣席の男子生徒、春道
かおるが、彼女の失態をフォローする。
事件の解決を機に、二人は徐々に絆を深め、お互いを支え合う同居生活が幕を開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-02 12:10:00
120038文字
会話率:52%
僕は小説投稿サイト『ヨムカク』の読専だったが、一念発起してハイファンタジーの書き手に挑戦するようになった。
しかしいざ投稿するも、さっぱり読者に見向きもされない。むしろ感想欄で文章作法を指摘され、がっくりくる。
独学では時間がかかりすぎる
。かくなるうえは直に元プロ作家のもとで修行するしかない。
近所のマンションに、往年活躍した伝奇バイオレンス作家、兀尾(はげお) 基文先生が住んでいるのを知っていた。
頭を下げてお願いすると、快く弟子入りさせてくれた。
土日のたびに兀尾先生のもとを訪ね、手ほどきを受けることになった。毎回課題を出され、原稿を添削してもらうのだが、ことごとくダメ出しを食らう。
先生の指導はスパルタだった。とくに擬音語を多用した僕の文章にツッコミを入れられ、元プロ作家としてこう忠告してくれるのだった。
「オノマトペを使いすぎると、オノマトペマンになっちまうぞ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-21 09:00:12
11413文字
会話率:34%
夏木愛ははその日、今まで起きた「思い出の栞」が走馬灯のように蘇り「悪モノ」達に対しこう言い放った。
ー私はなにも悪くないー
これは、一人の少女が綴る物語
※この作品は実話に基づいているノンフィクション小説です。
細かいあらす
じは記載しません。
セミプロ作家が綴る本格派恋愛ノンフィクション
怒涛の伏線、引き込まれる心理描写。小説家になろうでは先ず見られない本格ノンフィクション恋愛小説
皆様の越えた目を実力で黙らせ唸らせます。
なろうオンリーでの掲載となっております、ご理解の方お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 05:00:00
27730文字
会話率:57%
「どうなっているんだ。これは……まさか転生?」
俺は全身鏡に映った、目付きの悪い少年に絶句していた。
ゲーム【アポカリプス】で勇者アベルに婚約者を奪われて殺される哀れな噛ませ犬、悪役貴族カインにそっくりだったからだ。
しかも勇者に
奪われるのは、俺がゲームで好きだった最推しヒロイン、セルヴィアだった。
ちくしょう! このままじゃ、最推しヒロインをナンパ勇者に取られて殺されてしまう。そんなのは絶対にゴメンだ。
俺はゲームシナリオをぶっ壊して、セルヴィアと共に幸せになる未来を掴むことを決意する。
「このゲームをやり尽くした俺ならできるハズだ!」
これは怠惰な悪役貴族に転生した主人公が、【ゲーム知識×過剰な努力】によって、いつの間にか勇者を超える英雄になってしまう物語。
カクヨムでも連載中
https://kakuyomu.jp/works/16817330663584849146
●最大順位
カクヨムコン、プロ作家部門。週間2位。1月13日
カクヨムコン、総合ランキング。週間5位。1月13日
異世界ファンタジー。週間5位。1月10日
異世界ファンタジー。月間7位。1月16日
総合ランキング。週間5位。1月10日
総合ランキング。月間10位。1月16日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-01 19:36:51
255770文字
会話率:42%
「氷属性の北沢さんは鑑賞用」
そんな言葉が男子の間では飛び交っていた。北沢というのは北沢あかねという女子で、ことあるごとに氷属性な態度を振りまく。「あなたに興味はないかな、ごめんね」「私のことは放っておいて欲しいかな」とか。とにかく誰彼
構わずそんな態度。
俺は喫茶室『ららら』の従業員である。その店の窓際の席に何やらパソコンの画面と向かい合っている北沢あかねの姿を発見する。彼女にパソコンでなにを書いていたのかを問いかけると、なんと小説を書いていたそうなのだ。ちなみに俺はプロ作家で、北沢から小説の師匠になってくれと頼まれる。俺はそれを承諾し、師匠になる。
「だ、誰にも言わないでくれるとありがたいんだけど……」どうやらこの秘密は俺たちだけの間で共有ってことらしい。「クラスのみんなに読んでもらって、私のこと知ってもらいたいんだ」というのが彼女の願いらしい。氷属性の北沢はどこへやら、彼女は笑顔だった。
後日のデートで、彼女からこんなことを聞く。「私、将来は小説家になりたいって考えてる」と。俺はその夢を応援してやりたいと思った。だがその夢は、彼女の父親によって反対される。「夢を見るのはやめなさいあかね。就職しなさい」と、彼女の父親は頑として認めてくれなかった。
小説家の夢を認めさせるには、小説の内容で納得させるしかないと考えた俺たちは、新たな作品に取りかかることにしたのだが…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-02 17:00:00
59879文字
会話率:36%
◎全13話 毎日19時更新
●あらすじ
プロ作家を目指す月神子は、出版社からオファーが来たことがきっかけで、なろう小説を書籍化することになった。
商業作家デビューを果たせたことで月神子は増長し、ネットの世界でもさんざんイキリ散らすように
なる。
だが同時に、月神子は現実では無職の男であった。
父親からは毎日のように「働け」と怒鳴られ続け、父親への憎しみも募らせていく。
月神子は過去に大学受験に失敗し、そして就職活動にも失敗していた。
そんな負け犬の人生を送ってきた彼は、次第に大きなコンプレックスを爆弾のように抱えるようになる。
“見返してやる”
月神子は心の奥底で執念を宿した。誰にぶつけたら良いかもわからない復讐心が燻っていた。
“見返してやる”
だからこそ、月神子はプロ作家として生きる道を選んだ。
世間の奴らが誰も己を見下せないような、特別な人間になりたいと願った。
だが、その月神子の肥大しすぎた承認欲求は、やがて彼を怪物へと変えていく。
もはや後戻りができないほどに、彼の心は醜くなり、暴走をはじめていく。
そして事件は起こった。
※この作品はフィクションです。実在する人物や団体とは一切関係がありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 19:00:00
32799文字
会話率:27%
物書きの癖にブロック機能使って人の意見に耳を貸さないとか、お前は創作と真摯に向き合う覚悟が無いのか!? 恥を知りたまえ!
最終更新:2023-06-19 08:15:06
2484文字
会話率:4%
小説投稿サイトからデビューをし、プロ作家になった私は激しくその事を後悔していた…… 何故なら
最終更新:2023-05-13 12:03:33
3852文字
会話率:30%
ランキング不正行為や、盗作疑惑のあるプロ作家X(仮称)の作品がアニメ化された。少なからず話題となったその件を切っ掛けに、私はネット小説の現状について取材を行う機会を得た。これはその内容を記述したものである。
最終更新:2021-04-18 11:58:06
27516文字
会話率:30%
散文注意!
たまに見かける、気付いたら投稿ペースが遅くなる作品。
プロを目指さない趣味の物書きなら問題ないですが、本気でプロになりたい人には怖い壁。
最終更新:2022-11-28 01:00:00
3212文字
会話率:2%
投稿5日で打診を受けた〝書籍化RTA作家〟であるうなぎ氏が、その秘密の全てを公開('ω')b
プロを目指すあなただけに送る、最新最強のなろう攻略法……通称〝うなぎ式メソッド〟で他作家に差を付けよう!
これを実践すれば、あなたも一週間後には
書籍化打診を受けてるかも!?
スーパー執筆術でドンドン書ける! 伸びる!
伸び悩むあなたのために、一肌脱ぎます!
※タイトル・あらすじと本編の内容に乖離がある場合がございます。ご了承ください折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-01 12:00:00
2277文字
会話率:5%
プロ作家を目指す方なら必読です。投稿開始から3.5秒でデビューを決め、累計600億部を達成した人気作家、愛和那美さんのノウハウを包み隠さず公開します。
最終更新:2022-03-30 21:12:45
2514文字
会話率:0%
根暗で陰キャな俺には大きな秘密があった。それは、既に書籍化までしているプロ作家であるということである。
とはいえ、スクールカースト底辺としては目立つことなく卒業できればそれで充分だったはずなんだが、学校内でもブッチギリで可愛いと評判のギ
ャルに声を掛けられた。
しかも、物語の創作を教えて欲しいだと!?
俺は! お前みたいなのとかかわりたくないんだよぉぉぉぉ!!!
万が一にでもお前と一緒のところを目撃されたら、俺がどうなるか分かってんのか?!
底辺に待ってるのは死より恐ろしい何かだぞ!?
関わってくんな! 俺は植物みたいに穏やかな生活を送りたいんだよぉ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-26 21:00:00
115680文字
会話率:48%
プロ作家となりかけの作家、イラストレーター。三人で小説を生み出していく軽快意味深ラブコメディ。高校に入学すると同時に小説家デビューを果たした曲谷孔と、同じ高校に入学した天才小説家、水無月桜、イラストレーター神無月茜の三人が織りなす、クリエイ
ターならではのひねくれた純情な恋愛物語。
俺、曲谷孔は学力平凡、技能、スポーツ能力平均以下のしがない現役男子高校生。つまりはどこにでもいる、ありきたりな人間だ。
だが。ウェブ上になると話は別になる、ネット上では早苗月亮というペンネームの(仮)ライトノベル作家でなんと、小説が出版されることになった。
だがしかし、俺の担当編集者はまさかの同じクラスの生徒。しかも隣の席で、それがまた首尾一貫冷徹至上主義のCOOLすぎる女で……
しかもその女の言伝によると、小説を出版させるためには「新聞」を作らなくてはならないし。
またあるいは同クラスの女子とデートに行く羽目になるし……
どこからどこまでが仕組まれているのか謎だらけの日々に、一つだけどうしても聞きたいことがある。
「小説家ってこんなラブコメ展開が多いんですか?」
と。
数話だけしか読んでいない方も是非コメントしていただけると喜びます。
※タイトル変更しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 19:50:11
424500文字
会話率:42%
度々目にする応募資格が『プロ・アマ不問』の小説コンテスト。
先日開催告知された『新人発掘コンテスト』も、『プロ・アマ不問』が応募資格となっており、「結局プロに賞を持ってかれる!」などと、ツイッター上などで物議を醸しておりました。
確かに、「
新人発掘なのにプロもありなんかい!」というツッコミ不可避ですが、言う程悪い事でしょうか?
このエッセイでは、「アマチュア作家が、プロ作家のコンテスト参戦を歓迎するべき理由」を述べてみようと思います!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-05 07:36:51
1619文字
会話率:11%
やっとプロ作家先生から書評をいただいた
最終更新:2021-02-17 12:21:44
318文字
会話率:0%
なろうに激震が走った日、私は革命を目撃していた。
最終更新:2020-05-09 16:09:10
1769文字
会話率:0%
令和XX年。
『マンガ』や『アニメ』ではなく『小説』がトップコンテンツに君臨する、ちょっと先の未来。
主人公『深見鷹』は、ネット小説サイト『執筆の楽園』においてプロ作家『星井雪緒』との決闘に臨んでいた。断筆を懸けて行われる決闘の内容は『ワン
ライ』──物書き60分1本勝負だ。
数多の文学賞を受賞した天才に、ただのアマチュアである自分が本当に勝てるのだろうか。
いっそ敗北を受け入れ筆を折っててしまえば、楽になれるのではないか。
決闘直前まで思い悩む主人公の背を、『師匠』ことゴスロリ美少女作家の『茜』が叩く。
「シャキっとしなさいっ。今までのあんたの努力と、あんたを信じたあたしを信じなさいっ。そらっ、ジャイアントキリングを起こすのよっ」
今まで献身的に自分に尽くしてくれた少女の応援に勇気を奮い起こした主人公は、真剣な顔でキーボードに手を伸ばした。
そして同時に、思いを馳せた。
決闘後に下さなければならないいくつかの決断と、そして別れに── 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-10 20:18:48
45902文字
会話率:45%
2017年12月28日付の活動報告「その点プロ作家は凄いと思う。最後まで面白さたっぷりなのだから」全文です。何かを書き始めたい人の参考になれば幸いです。
キーワード:
最終更新:2020-01-27 22:00:00
1810文字
会話率:0%
『書籍化』
それは全アマチュア作家の夢っ!
ネット小説投稿サイトによってかつてよりプロ作家デビューのチャンスが増えたとされる現在。
でもそれって本当に本当のことなのだろうか!?
実態は果たしてっ……!?
この作品では『小説家になろ
う』の『書報―出版作品紹介』ページに掲載されている『出版作品紹介記事』のデータを元に、知られざる『なろう作品書籍化』の現状と実態を検証していきたいと思います!
【 内容 】
・出版巻数の年別推移
・出版巻数の月別推移
・なろう書籍化作者人数
・作者ごとの出版巻数割合
・出版社別の出版巻数の推移
・レーベル別の出版巻数の推移折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-19 02:25:36
15002文字
会話率:8%
主人公、佐田哲朗と、同級生、鴻上由紀乃ふたりだけの、駄弁り部と化した文芸愛好会に、ある日、転校生の一年生がやってきた。御堂静流という少女は、ライトノベルを書きたいという。たまたま、過去、雑誌に短編が掲載された佐田。静流は佐田に弟子入りを志
願する。困っている人間を放っておけない佐田は、ネットで知り合ったプロ作家から、ほうぼうの編集部の助言等をまとめた虎の巻をもらい、同級生の由紀乃と一緒に、静流へライトノベルの書き方を教えるのだった。ほかにも、
「恋愛を知るには、プールでカップルの会話を聞くのがいい」
という理由でプールへ行ったり、夏休みなので、由紀乃の妹で小学生の春奈が遊びにきたり、漫画部の日沢茉奈が佐田と静流をスカウトにきたり、まるでライトノベルのような部活動をする三人。そして、基本的なキャラクターとサブストーリー、メインストーリーができた三人は、静流の家で実際に執筆をはじめる。だが、静流の母親はライトノベルを認めていなかった。「けがらわしい」とまで言う静流の母親に、佐田が切れる。
「職業に貴賤なんかないだろう!」
この言葉で静流の母親もライトノベルを認める。一方、佐田も佐田で、本格的にライトノベルを書こうと思い立つ。
「なんで書かなかったんだよ?」
「最後まで書く根性がなかったんだ。基本中の基本が、俺にはできてなかったんだよ」
由紀乃の質問に苦笑する佐田。
「で、どんな話を書こうと思ってるんだよ?」
「ライトノベル志望者の夏休み部活動、かな」
これは、第22電撃小説大賞で二次(2次)落ち、第5回オーバーラップ文庫大賞第1ターンで二次(2次)した話です。
この話は、「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-30 21:00:00
87220文字
会話率:69%