グレートブリテン島にあるバララドという国に住んでいるローザは、とある日、姉の婚約が決まったことを聞かされた。姉と姉の婚約者は仲良く付き合いを開始しはじめた。
だが、スクールの夏休み明けのある日、突然姉から婚約者との文通を姉になり変わって
代筆しろというお願いが下されてからローザの運命が激変する。
これは、とぼけた性格のローザが女性としての成長と異性との愛情を掴み取る物語だ。
※バララド、オセニアという国は存在しません。ゼンダ城の虜的な架空の国です。2か国作ったんで異世界でいいですよね…。
※宗教と第一次世界大戦は意図的に消しました。
※口調は軽く読んでもらうため、軽い口調にしてあります。
※ゆるふわ設定ですので、歴史に深く突っ込んでもいいことありません。
※魔法や精霊など不思議現象は一切ありません。
※途中、どシリアスになりますが、最後はハッピーエンドです。ざまぁはありません。
※貴族の呼びかけ方は難しくて考えるのを放棄しました。ロードとかレディとか各自心の中で付け足してください。登場人物の名前は適当です。
※主人公の成長×年の差カップル×姉の婚約者の分捕(多分)×家族仲良い×最後はハッピーエンド
※この物語はフィクションであり、実際の人物や団体とは関係ありません。
※全て書き終えてからの投稿なので完結します。
仲の悪い姉妹の婚約者を分捕る話は腐るほどあると思うので、仲の良い姉妹からの分捕(多分)を書いてみたくて書きました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-26 19:48:29
194511文字
会話率:41%
大ブリテン島の連合五王国アルビオン――ペンドラゴン王朝のもと、発展と繁栄の続く王国には人知れぬ闇が広がっていた。
魔術と科学の融合した碩学の果てに生まれた文明の繁栄と共に、空は晴れぬ灰色の蒸気に包まれていた。
日の届かない大都市には、
それを望む闇夜の種族――吸血鬼が潜み、人間社会に紛れていた。
一人の青年、アルヴィン・フランはある日、影に隠された吸血鬼の存在を知りその戦いへと巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 15:05:38
9249文字
会話率:43%
一九一五年、第一次世界大戦の真っ只中に、それは起きた。
――グレヱトブリテン島への、巨大隕石の落下。
覇権国家・大英帝國は二つの島ごと地球から姿を消し、西ヨーロッパ諸国もまた、言語に絶する大津波によって壊滅的被害を受けた。
突如と
して宗主国ヰギリスを失った世界中の植民地は混乱し、あるいは独立を志向する勢力が蜂起し、しかして米国や帝政ロシア、あるいは大日本帝國による干渉を受けた。
それから一年後、世界中を覆い尽くした粉塵がようやく晴れて太陽が見えるようになり、今や三国協商の盟主となったロシアが西ヨーロッパを席巻しようとしていた最中に、その国は突如として名乗りを上げた。
『新星ローマ帝國』。
ローマ皇帝・フリーデリケ四世を名乗る若干十四歳の娘は、対露最前線でいきなり歌声を披露するや否や、竜巻を起こしてロシア将兵を天高く放り上げ、あるいは爆炎を起こしてロシアの戦車団を鉄屑にして見せた。
――Diva。
隕石が地球中に巻き散らした粉塵、地球には存在しない未知のヱネルギヰを超常の力に変える、人間兵器。戦場を席巻するローマの歌姫たちの登場によって、世界中の戦況は一変した。
十年後の冬、大日本帝國は大阪の下町で、今まさに夜逃げを決行しようとしている少女が一人。
――渡瀬歌子、十五歳。
これは、夢を失い、家を失い、唯一の家族すら失いつつあるこの少女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-29 22:36:50
96283文字
会話率:33%
第二次世界大戦後、貴族再興の際に公爵という爵位を与えられたウィンドセアリス家の長女・オリヴィアは、公務や身分に囚われた家から抜け出したいと、屋敷のあるロンドンからグラストンベリーまでやってくる。
そこにいたのは三つの首を持つドラゴンだっ
た。
訳も説明せずに、「旅へ行きたい」というオリヴィアの頼みに応えるドラゴン。ヨーロッパを巡り、やがて彼女たちは太平洋上の孤島に辿り着く。
二人は互いの境遇を語り、それでもこれからの二人の交友関係を信じて、日の沈みゆく中、ブリテン島へと帰ってゆくのだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 22:11:43
9925文字
会話率:40%
竜が飛び、亜人が人と共に在るエウロペ大陸。
騒乱続く大陸より離れ、一応の平和を謳歌していたブリテン島を中心とする、赤き竜の国、ブリテン王国。
だが大陸の覇者、拡張主義を掲げる白百合の帝国、フランク帝国が武力を持ってこれを治めていく。多
くの国々を呑み込み強大化していく帝国。やがて大陸に領土を持つブリテンの領主たちと帝国の小競り合いが頻発するようになっていく。
そんな中、一つの傭兵団がブリテンの貴族に雇われる。そして二人の少女は出会い、物語の始まりとなる。
ブリテン王国史上、最も華々しく、且つ悲しい群像劇の。
尚、この作品はアルカディア、ハーメルンでも投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-16 00:05:43
37110文字
会話率:20%
時は12世紀半ば、現代の英国がまだ統一される前、戦乱と騎士物語の時代。
その英国の国土の主要な部分を占める大ブリテン島の西部、ウェールズ。
この地は古代から大ブリテン島に住むケルト系の民、カムル人が住むことから、カンブリアと呼ばれてい
た。
カンブリアの民は小さな王国に分かれ、その王国を上位の王国が統治していた。
北部の上位王国は、グウィネド。古のローマの血を引く王が統べる。
中部にはポウィス。南部にはデハイバース。
この王国の東部にそびえる山を越えたところには、後世アングロ・サクソンと呼ばれるゲルマン人の国家、後のイングランドがあったが、11世紀の後半、フランスの北部に定住した戦闘民族の末裔、ノルマンディー公国が攻め込み、支配者となった。
ノルマンディーの貴族たちはその食指を未征服のカンブリアへと伸ばした。
彼らは私腹を肥やすために領土拡張を狙い、カンブリアの王たちは生存と統一を目指して戦いを始めた。
裏切りと血塗られた戦の中で、カンブリアの歴史は、やがて一つの転換点を1136年に迎える。
これは、まだ日本にはあまり知られていない、この時代のグウィネド王オワインの為したその偉業を、少しだけ物語るお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-30 20:10:24
85676文字
会話率:35%
ニューギニア諸島ニューブリテン島ラバウル、かつてここに、精鋭ぞろいの零戦乗りたちがいた。その名は、大日本帝国海軍ラバウル航空隊・・・・・・台南航空隊などの飛行隊の総称である。
そしてここに、一人の女性搭乗員がいた。機体に桜花を描いた零戦
を操り、敵機を次々に落としていく様を見た連合国側の飛行士たちは、彼女のことをこう呼んだ。
「Wich in Rabaul」
ラバウルの魔女、山ノ井彩音と―。
零戦本編でちょこっと出てきた春音のおばあちゃんのお話です。「もし日本海軍に女性搭乗員がいたらどうなったか?」というふうに書いています。
ご笑覧いただけたら幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-01 00:00:00
66961文字
会話率:38%
ブリテン島。アーサー王と円卓の騎士たちが治めるその国は豊かであった。
円卓の騎士の一人、モードレットは父であるアーサー王への謁見を許されずにいた。
外海から襲い来る外敵を撃退しながら国を守る日々の中、モードレットはブリテンの歪んだ真実を知っ
てしまう。自分の価値を問いながら、民のために正しい選択を求められるモードレットの戦いの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-18 22:37:10
3361文字
会話率:54%
1160年。ブリテン島で騎士の修行をしていたウィルムは、ヘンリー2世の政治的な思惑によって、主君から騎士に叙任された。ウィルムは、婚約者のアミリアが待つ故郷の島に凱旋する。そこでアミリアから無理な願いをされる。
532年。エルフと暮らし
ていた人間のネルは、自分の優れた魔法の力をひた隠しにしていた。ネルは、土人形のレムを作りあげ、レムに生命を与えた。それが見つかり、ネルの力を恐れたエルフの長老によって村から追い出される。
カクヨムにも投稿しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-09 16:35:40
115198文字
会話率:27%