バイト帰りにコンビニを出た瞬間、西洋風な服装のおじさんたちに囲まれた片桐隼人(かたぎり はやと)。
「聖女様が御姿を現されたぞ!」
「え、あ、あの」
だが、隼人を聖女と呼ぶ赤毛の王子は隼人が男と知ると態度を豹変。金髪碧眼の美貌の騎士レオ
が「――ここにもうひとりおります!」と言ったことで、聖女召喚に巻き込まれただけの一般人としてレオと共に城を追い出されてしまう。
てっきりこれはドッキリの類だと思い込む隼人は、「早く家に帰ってインスタント焼きそば(辛子マヨネーズ味)を食べたい!」と願うが、事はそううまくは運ばない。
「我レオ・フェネオン、騎士の名誉に誓い、真の聖女様に揺るぎなき忠誠を捧げる」
あまつさえ、レオにそんなことを言われてしまう。
レオに連れられて異世界を移動するうちに、魔物に襲われてしまう二人。
光り輝く剣で敵を倒すレオは格好いいけど、隼人は最早リバース寸前だった。
――ここまできたら、いい加減認めざるを得ない。俺がいる場所が施設の中とかプロジェクションマッピングとかじゃなくて、本物の異世界だってことを!
元の世界に帰る為には、別の召喚陣がある場所まで行かなければならない。そんな訳でレオと二人、隣国に向けて逃亡を始めたが――?
ネトコン13向けに書いたファンタジーBLです。
オメガバースは独自設定です。ご了承下さい。
秘密多き生真面目イケメン騎士攻めx明るい勤労大学生受け
ハピエン、完結保証、全29話。
聖女(男)・騎士・追放・後宮・溺愛・執着・王子・異世界・召喚・敵国・偽装・オメガバース(α、Ω)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 06:00:00
101395文字
会話率:45%
全年齢向け、冒険異世界ファンタジー。ハピエン、シリアス。
踊り子リディアは兄にかけられた呪いを解くため旅にでる。
その旅で魔法使いメフィストに出会い、彼女は真紅の石にまつわるある真実に近づいてゆく…
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あたしはラタシアのリディア。踊り子よ。
冒険者の兄さんが突然、呪いで倒れちゃったの。
兄さんを助けようにも治療師も魔道師も役立たずだった。
誰もが諦めろと言った。呪いで眠り続ける兄さんを見て見ぬふりをした。
許せなかった。
絶対あたしが兄さんを助けると誓った。
でもあたしにそんな力なんてない。
あらゆる望みを叶えることが出来る「真紅の石」のことを知ったのはそんな時だった。
あたしは「真紅の石」探す旅に出た。踊り子になったのは、手っ取り早くお金を稼ぐため。
でもちょっとドジっちゃって、山の上の貴族を怒らせちゃったの。
それで追いかけまわされている時にあいつと出会った。
魔法使いメフィスト。絶世の美形。でも性格は超超超最悪だった!
とっとと別れたかったんだけど、メフィストを巻き込んで逃げてるうちになぜか真紅の石の手がかりに近づいて――
そしてあたしは「真紅の石」の真実を知った。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-01 12:10:00
79014文字
会話率:49%
黒竜の花嫁に選ばれる事は、この国ではとても誉れ高い事である。
けれど、その条件は決まっていた。
白い髪をしている事、青い瞳である事。そして前世の事を覚えている事。
伯爵令嬢であるレイシスは白い髪と青い目をしていた為に、物心つく頃に黒竜の
花嫁の話を聞かされて育った。
(もしかしたら黒竜様の花嫁になれるかも)
そうして内心期待をしていたのだけれど、もう一つの条件だけはどうしても満たせなかった。
昔の事を全く思い出せないのだ。
前世の記憶など欠片も浮かばないまま、初めて黒竜と対面することになった。
けれど懐かしい気持ちも思い出も湧き上がらない。
唯一思い浮かべられたのは「黒竜の赤い瞳が好物の果物にそっくり」という事だけ。
なのに何故か黒竜はレイシスに求婚した。
前世の記憶がないと伝えても、「その内に思い出す」と言われてしまい、そのままレイシスは婚約者として迎え入れられた。
黒竜は優しく、レイシスをとても大事にしてくれる。
嬉しさと共に罪悪感が募る。
(本当に私が花嫁なの?)
一向に記憶は戻らず、けれど胸には愛しさが芽生え続ける。気づけば結婚の日となった。
彼と一緒になれる嬉しさと、彼を騙していないかという不安がぐるぐるしている中、一人の女性が現れた。
白い髪と、青い目を持つ美しい女性は、黒竜とレイシスの前に立ってこう言った。
「私が本当のあなたの花嫁です」
ハピエン、両片思い、ご都合主義大好きな作者によるお話です(*´ω`*)
カクヨムさんにも投稿してます、よろしくお願いします☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 06:44:51
9958文字
会話率:36%
三国から攻め入られ、四面楚歌の絶体絶命の危機だったけど、何とか戦を終わらせられました。
つきましては和平の為の政略結婚に移ります。
冷酷と呼ばれる第一王子。
脳筋マッチョの第二王子。
要領良しな腹黒第三王子。
選ぶのは三人の難ありな王子様
方。
宝石と貴金属が有名なパルス国。
騎士と聖女がいるシェスタ国。
緑が多く農業盛んなセラフィム国。
それぞれの国から王女を貰い受けたいと思います。
戦を仕掛けた事を後悔してもらいましょう。
ご都合主義、ハピエン、両片想い大好きな作者による作品です。
基本甘々です。
同名キャラにて、様々な作品を書いています。
作品によりキャラの性格、立場が違いますので、それぞれの差分をお楽しみ下さい。
皆様の心に残るような、そして自分の好みを詰め込んだ甘々な作品を書いていきますので、よろしくお願い致します☺️
他サイトでも投稿していますが(*´ω`*)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-02 19:12:57
379259文字
会話率:37%
花々に囲まれた国に住むほわほわした令嬢と、初心な精霊の恋愛物語です。
物腰柔らかだけれど、自分の思いを貫く赤髪令嬢フラウラーゼと、恋愛に対して不器用な精霊デイズファイ。
異種族溺愛ストーリー。
ハピエン、ご都合主義、両思い大好きです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-16 22:16:16
39961文字
会話率:38%
ホラー要素希薄です。恐ろしいのは人間、というホラーのはずなんですが、サスペンスというか、推理ジャンルに近いというか、恐くなければヒューマンドラマ。恐いというより気が滅入るかと思いますが、ゾクッと寒気を感じる部分があったら幸いです。
主人公大
和田隼斗(おおわだはやと)は首都圏にある社内恋愛オーケーの会社で営業を務める27歳、5年め。
8歳も年上の英語の堪能な成瀬心夏(なるせこなつ)に恋をしている。彼女は自分に仕事を教えてくれた成瀬智也(なるせともや)課長の未亡人。
社内に飛び交う噂に心を乱される大和田は、ついに心夏に思いを告げようと決心するが……本人にはハピエン、恐らくメリバ、ホラー終わり、を目指しました。
残酷な描写は、刺殺事件の流血が少々、残酷とまではいかないと思うのですが、人が死ぬので、タグをつけておきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-23 22:40:00
13314文字
会話率:36%
隣国のエスタナ帝国では七人の妃を娶る習わしがあった。日月火水木金土の曜日を司る七人の妃を選び、日曜日が最上の正室であり月→土の順にランクが下がる。
これは過去に毎日誰の妃の下に向かうのか、熾烈な後宮争いがあり、多くの妃や子供が陰謀により亡
くなった事で制定された制度であった。無論、その日に妃の下に向かうかどうかは皇帝が決めるが、溺愛している妃がいても、その曜日以外は訪れる事が禁じられていた。
そして今回、隣の国から妃として連れてこられた一人の悪女によって物語が始まる──
※キャライラストは専用ソフトを使った自作です。
※地図は専用ソフトを使い自作です。
※背景素材は一部有料版の素材を使わせて頂いております。転機禁止
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-16 07:00:00
195942文字
会話率:46%
「…いい加減、もう止めたい……」
放課後、先生の言い付けを終え、校舎の裏手を歩いていた私に聞こえてきたその声は、間違えようもない、私の愛しの婚約者の声でした。
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両片想い、元サヤハ
ピエン、ざまぁ要素は薄めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-10 12:49:43
12361文字
会話率:41%
田舎の高校に通うフユ。
彼女は東京の高校に行った幼馴染みであるハルとの約束を今でも大事にしていた。
夏休み。そんなハルがこっちに帰ってきて、フユはハルと二人で会うことになり、二人は昔みたいにバカな話で盛り上がる。
でもフユは今日、この胸に秘
めた想いをハルに伝えようと思っていた。
「……あのさ」
フユが想いを伝えようとタイミングを伺っていると、ハルが先に口を開いて……。
家紋武範様主催『約束企画』参加作品です。
現代恋愛。ハピエン、ではないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 21:08:27
8709文字
会話率:39%
愛された『魔女』の娘と、使い魔たちの成長話。
………あるいは、『特別』に縋った彼女の話。
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1ページ目はハピエン、
2ページ目まで読むとバドエンの分岐要素あり。
ハピエン好きな方は1ページ目でストップ推奨
最終更新:2022-11-15 12:14:51
13339文字
会話率:29%
弱々偏食勇者が死にたがり最強魔女との未来を、強くてニューゲームで掴み取る話。
勇者に選ばれた青年リトは酒場で弱音を吐いていた。そこへ現れた少女、ノエルは勇者の旅について行きたいらしい。猫の手でも借りたいリトではあったが、か弱い少女を過酷
な旅へ連れて行く訳には行かない。そう思い断ったものの少女ノエルに胃袋を掴まれ、旅へ同行することを認めた。
しかし、ノエルは魔王の手先であった。旅の途中でリトはノエルに襲われ、必死の思いでノエルを討ち倒す。そして魔王を倒した後も思い出すことは彼女と彼女の料理ばかり。
魔王を倒した褒美で、何でも願いを叶えると言われたリトは「ノエルの料理が食べたい」と願う。願いは聞き届けられた。リトは過去の世界へと巻き戻される。そして、リトの長い旅路が始まったのだった。
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どうも。副題は「性癖を詰め込んだら長編になりました」です。そこまで長くはありません。14話程で終わります。作者の都合によりメリバとハピエン、二通りの終わり方となっております。最終的な大筋はハッピーエンドです。供給不足に陥った作者が圧倒的自己満足で書き上げました。毎日二回、12:00と18:00に投稿されます。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-05 12:00:00
50495文字
会話率:38%