紫苑が目を覚ますと、そこは魔法が存在する異世界だった。
五つの魔法の国からなるその世界は、貴族や騎士の暮らす水に沈む街『水中都市エストラル』、魔法を学ぶ学生で溢れる花の都『学園都市ペスカアプランドル』、雪に覆われた魔法と化学の国『探求者の
国シャルム』、情報飛び交う眠らない街『九龍寨城 陽華商虎』、情緒溢れる伝統の国『瑞穂の国オルテンシア』という見た事のない世界が広がっていた。
「この国を混沌へと導く者が現れる時、鍵となる人物が三人現れ、世界を救うだろう」
語り継がれていた姫巫女の予言に従って、残りの二人と姫巫女を探すことになった紫苑は、まずはこの世界や魔法について知る為に『学園都市ペスカアプランドル』へと入学することになる。
学園で魔法を学んでいた紫苑だったが、魔法の試験の最中に一人の生徒が暴走してしまう。
頻繁に起きる生徒の暴走事件は、裏で巨大な何かと繋がっているようで……。
ーー五つの国を冒険し、仲間を集めて、謎を解き明かして、この世界を救え!
壮大な王道ファンタジー作品です!
※ 本作品は、カクヨムで同時掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-31 20:32:15
46217文字
会話率:51%
「傘、貸そうか?」
とある雨の日、安曇爽太は隣のクラスの諏訪直人に傘を借りる。人との関わりを避ける爽太は社交的でお人好しの直人が苦手だった。もう関わらないと思っていた爽太だが、ある場所で直人と再開する。
最終更新:2024-06-28 21:44:11
5827文字
会話率:51%
数百年前、人間と魔族は戦争の渦中にあった。
その時代、人間は対抗手段として作り出したとされている残虐兵器。これは魔族を徹底的に攻撃するようプログラムされていた。
しかし、強大な力を持ってしまった残虐兵器が次々と暴走し始めた。人間、
魔族共に戦争どころではなくなり、残虐兵器を停止するべく協力するのであった。
それから現代。
人間と魔族は共存し、平和に暮らしていたが、突如として残虐兵器は動きだす。
再び脅威となった残虐兵器を全て破壊することを目的として『楽園』と言われる組織が結成された。
なぜ、現代になり残虐兵器が再び動き出したのか、背景に隠された闇の存在。
組織の一員であるシャルとリリアは、悲しい過去を背負いながらも、残虐兵器の撲滅のため、旅に出るのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-04 15:01:22
14406文字
会話率:48%
氷見坂瑠稀は元アイドルだ。
無愛想かつ、塩対応のファンサービスで一部ファンからの人気はあったものの、数か月前に所属ユニットを卒業。
やりたい事もなく、やるべき事も特にない毎日。アイドルになる前の日々へ戻ってきた瑠稀が、夜な夜なSNS
と匿名サイトを巡る事が趣味になってしまったのは、ある意味必然だったのかもしれない。
そんなある日、瑠稀のアカウントに一通のダイレクトメールが届く。
そこに記載されていた、QRコードとも絵とも見分けがつかないモノを見た瑠稀は意識を失い……。目を覚ますと、そこは瑠稀の知る世界ではなくなっていた。
カフェで働き、依頼をこなし、時に戦う……。異世界で出会った者達と世界を知り、やがて何となくで生きていた自分自身とも向き合っていく。
この世界で何を得て、何を見つけるのか。
跡を残してこぼれた涙は、まだ落ちる先を知らない――。
◆
見つけてくださりありがとうございます。
一日~二、三日おきのペースでお話を投稿していきますので、ブックマーク等をして更新をお待ち頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 16:44:10
370313文字
会話率:41%
アリエルは幼い頃に婚姻の約束をした王太子殿下に舞踏会で会えることを誰よりも待ち望んでいた。
ところが久しぶりに会った王太子殿下はなぜかアリエルを邪険に扱った挙げ句、双子の妹であるアラベルを選んだのだった。
失意のうちに過ごしているアリエ
ルをさらに災難が襲う。思いもよらぬ人物に陥れられ国宝である『ティアドロップ・オブ・ザ・ムーン』の窃盗の罪を着せられアリエルは疑いを晴らすことができずに処刑されてしまうのだった。
ところが、気がつけば自分の部屋のベッドの上にいた。
こうして逆行転生したアリエルは、自身の処刑回避のため王太子殿下との婚約を避けることに決めたのだが、なぜか王太子殿下はアリエルに関心をよせ……。
二人が一度は失った信頼を取り戻し、心を近づけてゆく恋愛ストーリー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 07:00:00
120888文字
会話率:48%
地方の食品メーカーに務めるくたびれたサラリーマン亮一は、ある日スマホの機種変更で、データ移行中に高校生の頃ハマっていたオンラインスマホゲームアプリ『竜騎士と天空都市』を発掘する。
懐かしさに思わずネット検索をしてみれば、ゲームは来月末に
サービス終了と予告されていた。
サ終とあっては名残惜しくなり、彼はゲームにログインしてみる事にしたのである。
カムバックボーナスの一つに『ティアドロップ』なる課金者限定強化アイテムがあった。該当アイテムをタップして『使う』を選択。
次の瞬間──
「は?」
亮一はなんと、自宅アパートの畳の部屋ではなく、草原に立っていた。
振り返るとそこには放置され続けて機嫌を損ねた相棒のワイバーン。
残っていたはずの5百人ほどのアクティブユーザーの姿もなく、何故かただ一人、『竜騎士と天空都市』の世界に放り込まれた亮一。
彼はログイン時の願望を思い出す。
「最後にもう一度、相棒と飛ぼう。始まりの土地から、最終章まで」
どこまでも続く青空と、緑に覆われた隆盛の跡。
ポスト・アポカリプス、心地よい破滅の世界を、亮一はのんびりと旅する。
ツンデレな相棒と共に。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 00:00:00
3705文字
会話率:10%
- Raindrops sometimes look like teardrops. -
雨の滴は時折、涙の雫のようにみえます。
雨の日に彼の家を飛び出した露花(ロカ)
行先は『天気雨』そこはハーブが咲く庭のある小さなホテル。
不思議な青
年、星也(セイヤ)といるうちに
雨の日生まれの自分の心と向き合っていく。
*この作品はnote・カクヨム・エブリスタに掲載しています。
©️水菜月2021.
この小説に掲載されている文章・写真・イラストの著作権は
作者水菜月に帰属致します。許可なく無断転載、使用、販売を禁止します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-16 12:35:11
5843文字
会話率:21%
一雫にかかる、生命の危機
キーワード:
最終更新:2020-03-22 06:21:38
909文字
会話率:34%
色々な練習を含めたSSです。
多種多様、ざっくばらん、
賛否の感想がいただけると嬉しいです。
最終更新:2019-04-25 17:17:38
1787文字
会話率:36%
世界の終わりは唐突に訪れる
世界を破滅に導こうとした謎の存在【神】
他種族が手を取り合い世界を守るために強大な神と争い、勝利した。神は消滅の際、自身の五つの権能を5体の落とし子達に分け与えた。
第五位神【審判の権能】「聖騎士シュヴァリエ・
クライノート」
第四位神【原初の権能】「巨人ギガ・クライノート」
第三位神【死の権能】「冥王ゲヘナ・クライノート」
第二位神【破滅の権能】「帝龍オメガ・クライノート」
第一位神【再生の権能】「女神ティアドロップ・クライノート」
運命に導かれた少年と少女は様々な仲間たちと出会いながら世界を旅し
「誰かのために戦って・必死に生きて・涙を流す」
そんな小さき者達の物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-27 23:48:28
87679文字
会話率:54%
そこにいる子供たちは性別も年齢も違っていたが、あるひとつの共通点をもって集められた。
貧困と暴力が渦巻く都市でそこは温室のようでもあったが、それがいずれ世界が歴史的転機を迎えるまでのつかの間の安息でしかない事も、既に自分たちが渦中に居るこ
とすら知らないまま過ごしているのだった。
ジャコウエンドウの温室。
親と暮らせなくなった子や貧困街の子供たちを保護し、共同生活を営む場所。
ここでは多くの子供たちが暮らしている。
超能力“ミメーシス”の謎と、その真理に触れんとする者達と、翻弄される人々と、ただ幸せになりたいだけの子供たちの物語。
※イラストのある話には末尾に●、流血表現のある話には■が付きます。
デスクトップマスコット“伺か”の「ジャコウエンドウの温室」と、フリーノベルの同名作品「ティアドロップ」と世界観を共有しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 08:59:45
110293文字
会話率:25%
あたしの名前なら落ちて消えないで。
最終更新:2018-05-12 21:29:06
463文字
会話率:0%
目を開けると、そこは半壊した教会だった。
自分の置かれた状況を把握できない僕に、彼女は
「じゃあ、外に出てみる?」
※アルファポリス 様、pixiv 様にも投稿していますが、内容は異なっています。どうぞ、そちらもご覧ください。
アルファポリス 様 https://t.co/LXhmqDOPne
pixiv 様 https://t.co/RKYbT0AFCR折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 21:08:02
4815文字
会話率:37%
せり上がる雫を、目に力を込めこぼさないようにする。
なぜ、私はこの方の前でうまくできないのだろう……。
唇を噛み締め、きつく握りしめたスカートのひだは見る影もない。
ーープリメラ・ピエルヴィ
「いえ、いいえ殿下。私が悪いのです。インフ
ィニーテ様、申し訳ありませんでした。今後、このようなことないようにいたします」
そう言ってあの子が去ってしまった。
可愛い顔にいっぱい涙をためて、ついにはこぼれ落ちた輝跡を残して行ってしまった。
ーーミレーレ・アルラーニ・インフィニーテ公爵令嬢
これは何事にもとらわれない物語である。
たとえ何があっても、夢々この言葉を忘れてはいけない。
人の愛が、欲が、純真が混沌をつくり織り込まれ紡がれる物語。
※ 諸注意 ※
あらすじをそのまま服用しますと大変痛い目にあうことがございます。
「これは何事にもとらわれない物語である」
このお言葉を夢々忘れずに、どうぞお召し上がりください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-18 20:57:19
15600文字
会話率:28%
文学を愛し、ネット小説を書き続ける久内さんと僕。小説家志向ではないけれども、膨大な量の小説を読みまくるカヤノン。
投稿サイトで見つけたとある短編小説が、僕らを小規模な冒険へと誘っていく。
最終更新:2017-04-23 22:16:49
16225文字
会話率:67%
一人前の魔女になるためには、自力で杖を作らなければいけない。
最終更新:2016-02-03 20:20:27
1835文字
会話率:3%
『ツバメこそ、私が背を任せられる唯一のパートナーなのだ――』
水泳部の部室で、卵から孵った彼女はそう言った。
その世界を救う戦いに巻き込まれた水泳部員――三条燕。中学生活最後の夏、その訪れは、白水着に小麦色の不穏な彼女とともに。
背中
越しに伝わる彼女の体温と戦場の空気。そう、間違いなくその背は任せられた。
世界を救うキーパーソンなのに、背中越しにしか感じられないから、一体全体なにがどうなっているのか分からないツバメの戦いが、いま始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-30 20:00:00
25713文字
会話率:28%
雨は嫌い。
けれど、あなたと出会ったのもそんな雨の日だったよね…。
最終更新:2013-03-17 09:23:55
2202文字
会話率:81%