「嫁はいらんと言っただろう。つまみ出せ!」。女王の命令で王弟グレアムに嫁いだアレクシアは、彼の暮らすコードウェルに到着して早々、グレアムから厳しい言葉を浴びせられてしまう。
生家では、金色の光彩が入った赤紫色の瞳が気持ち悪いと虐げられてきた
けれど、ここでもやはり受け入れてもらえないのかもしれない。アレクシアは絶望するが、ここを追い出されたら、アレクシアにはもう帰るところはない。
「下働きでも結構でございます。こちらで働かせていただくことはできませんでしょうか?」。ダメもとでグレアムにそう申し出るアレクシア。
「は?」グレアムは目を点にしたが、最終的にコードウェルで暮らすことを許してくれる。
グレアムの邪魔にならないように、使用人として置いてもらおう。そう思ってアレクシアだったが、マーシアをはじめ、コードウェルで暮らす使用人からは奥様として扱われる。
それどころか、いつの間にかグレアムまでアレクシアを慈しむようになって……。
――あの、わたくし、こんなに幸せでいいのでしょうか。
アレクシアは戸惑いつつも、徐々にグレアムのことが好きになって――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 12:10:00
497948文字
会話率:32%
森の奥地で暮らしていたただ一人の竜人族である青年レイは、竜人の歴史を知るために旅に出る。旅を始めてすぐに精霊族の少女と出会い、ダメもとで案内役を頼むと彼女に実力を認めさせれば受けてくれるようだがなにやら訳アリの様子…
竜人の青年と精霊の少女
が行きつく旅の果ては果たして折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 05:56:57
1963文字
会話率:54%
僕の名は天司昴(あまじすばる)、アマチュアのアーティストだ。昔はシンガーソングライターをやっていたんだけど、現在は歌のほうはやめて、ボーカルとコンビを組みながら演奏と作詞作曲をして何とかやりくりをしている。
ところがある日、ストリートライ
ブを3日後に控えた段階で、コンビのボーカルが突然逃亡してしまった。
窮地に立たされた僕は、ダメもとで新しいボーカルをインターネット上で募集した。
それが、特異的な心臓の音を持つ宇宙人、ミルキとの出会いだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-31 23:48:53
16851文字
会話率:62%
遥か昔、豊穣の女神が天界の植物を人界に与えたと伝えられている日に生まれたテルミィ・ロスティーニは、生まれた時から植物に愛される少女だった。けれど、家族には愛されず辛く苦しい日々が続いていた。
そんなある日、小さな出来事がきっかけでふっ
きれたテルミィは愛犬ハクと共に家を飛び出す。
向かう先は西の果てサムリア領。そこで次期辺境伯であり聖騎士でもあるルドルク・ニクルにダメもとで求婚。運よく彼の両親に気に入られルドルクと夫婦となる。
けれどこれは、互いに利を得るための結婚。恋も愛も必要ないし求めない。求めてはいけない。
そう強く自分に言い聞かせるテルミィの心情を知ってか知らずか、夫のルドルクはどんどん過保護になっていく。
大型犬がワホッと吠えて、魔法植物がニョキニョキして、不幸な生い立ちの若妻が無自覚に下ネタを連発して、イケメン夫を色んな意味で振り回すお話です。
※他のサイトにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 00:06:19
163535文字
会話率:38%
猛勉強をして薬師の資格を取ったセシルの夢は王都の城の薬師の仕事に就くこと。
ダメもとで薬師募集に応募したところ見事合格し、晴れて田舎から王都に行くことになったセシル。寮生活をしながら城の薬師としての初日に広い城の敷地内で道に迷いそうになり、
たまたま出会った騎士アルフレッドに道を聞くもかなり冷たい対応をされる。
”薬師は合わないから実家に帰れ”と言われショックを受けるも、アルフレッドとは初めて会ったような気がしない。
顔を合わせるごとに冷たい対応をされるセシルだったが、セシルは思い出したのだ。
アルフレッドとは前世で姫とそれを護衛してくれる専属騎士だった関係を。
アルフレッドはなぜかセシルに冷たい対応をするのはきっと前世で嫌われるようなことをしたに違いないと思い悩むセシルだったがどうしてもその内容が思い出せない。
前世と同じくアルフレッドに恋をしてしまったセシルの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-16 14:20:45
88541文字
会話率:37%
カインはBランク冒険者に所属する補助魔法要員だった。それなりにパーティに貢献していたがある日、
彼のステータスアップ魔法の効果が自分達の強さのおかげだと勘違いした仲間達により追放されてしまう。路頭に迷ったカインは、難易度の低いダンジョンで小
金を稼ぐことにするが……。
そこで強大な魔物に襲われることになり、死を覚悟する羽目になってしまう。
しかし、ダメもとで掛けた補助魔法は予想外にカイン自身を強くしなんと撃退出来てしまったのだ。
カインはその時初めて、自分の魔法が想像以上に強力なことに気付いた。
また、魔物撃退を見ていたSランク冒険者からの誘いもあったりと、彼の人生は追放から好転していくことになる。
その後カインが有名になっていく傍ら、彼を身勝手に追放した元パーティの連中は冒険者活動が上手くいかなくなり、カインの元に擦り寄ってくるが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-14 16:30:56
20503文字
会話率:64%
新米刑事・佐藤翔太(23)は捜査に行き詰まっていた。ダメもとで探偵に相談するべく山奥の温泉宿に赴くが、その美しい女探偵は混浴露天風呂から出てこないという。推理小説風温泉賛美短編。(【注意】追放、トラック、悪役令嬢は物語にほとんど関係ありませ
ん。推理要素もほとんどないです。美女が温泉つかってるだけの話です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-11 17:03:27
2998文字
会話率:16%
王子様のお妃候補として、田舎から出てきた少女ミアは、『貧乳だから』というあんまりな理由で婚約破棄されてしまう。
寂しくお家に帰るしかないのかな……ふと”オーディション”と書かれた謎の幟を見つけたミアは、ダメもとでチャレンジしてみることに。
実はそのオーディションは、長引く戦争を好転させるために大国の皇太子さまが結成した”戦場吟遊治癒アイドル”のメンバーオーディションだった。
もともとは格闘スキルの方が得意だったミアだが、皇太子さまと面接していると突然強大な癒しスキルが発現する。
「ミアさん! ぜひとも僕のユニットに入ってくださいっ!」
「戦場のアイドルになりましょう!!」
優しいイケメン皇太子さまに見初められたミア、スキルを活かして世界を癒す戦場アイドルに変身します!
個性的な仲間達と繰り広げる激しくも楽しい日々……少々ニブい皇太子様とも少しずつ愛を育んで……お母さま、ミア、幸せですっ!
そういえば、わたしを婚約破棄した王子様は政略結婚の罠にはまり、望まない結婚を強いられているようですが……今更復縁迫ってこないでくださいね?
※他サイトでも掲載予定です
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-09 12:08:38
45179文字
会話率:32%
あ~異世界に行きたいなぁ
異世界に行って魔法で俺TUEEEとか興味ないけど
俺SUGEEEはしてみたい!
単位が足りず卒業を逃し1年間の留年生活を送っていた主人公。
このまま就職先が決まらなければ晴れてニートの仲間入りという危機的状況に陥
っていた。
やべぇ~マジでどうしよう。
いっそ異世界に行ければいいのに。
よし、ダメもとで願いが叶うと評判の神社でお願いしてこよ。
__________________
この作品は異世界に行くことにあこがれるニート間際の主人公が神様に願って望んだ通りの異世界に転生し少しずつ全能になって行くお話です。
初投稿です。
文章力やストーリーを組み立てる能力も全然ないど素人ですが少しずつ改善して行けたらと思っています。
更新のペースは不定期になると思うので続けて読みたい方はすみません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-22 10:51:19
3046文字
会話率:8%
イカスミ小僧は、海の上に浮かぶレストラン、『アズーリ』で修行中のイカです。ですが、なかなか包丁をにぎらせてくれない大将とケンカして、ある日アズーリを飛び出します。
「大将以上の料理人になって、おいら、みかえしてやる!」
そう見えを切って、イ
カスミ小僧はいろいろなレストランに行くのですが、試験に合格しなければやとってもらえないといわれ、しぶしぶ試験を受けていきます。でも、どれもうまくいかずに、イカスミ小僧はだんだん心細くなっていきました。そんなときに、海の底にあるさびれたレストラン、『マリンスノー』を見つけました。ダメもとでマリンスノーへ入ってみると……。
イカスミ小僧は、はたして立派な料理人になれるのでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-26 20:32:11
4344文字
会話率:59%
帝国の皇女ザラの要求により、公爵令嬢ロゼッタは婚約者ジェイムスを奪われ、婚約破棄、さらに追放されることとなる。
追放された先は、剣も魔法も効かない奇妙な魔物スライムの巣くう森。
スライムに囲まれ、なんとか生き延びる道はないかと、ダメもとで
あれこれ試したロゼッタは、同じ色のスライムを四匹並べると消えるということを発見するのだった。
スライムは消えるときに、それまで飲み込んでいたものを残していく。
スライムに飲み込まれていた獣人ナルビィ。
スライムに飲み込まれていた天才魔術師ポキール。
スライムに飲み込まれていたさまざまなものを拾いつつ、ロゼッタは森の外を目指す。
その過程で効率の良い消し方も発見する。
一方ジェイムスは、騎士団長グスタフに焚きつけられ、帝国へ反旗を翻すことを決意する。
まずはロゼッタを助け出し、その後帝国へと突撃する。
ジェイムスは一行は人数を増やしながらスライムの森へと向かうのだった。
そして、ロゼッタとジェイムスは合流する。
ポキールの魔法で帝国の首都を消滅させ、反撃の準備もさせないままに、ジェイムスと騎士団たちは帝国を蹂躙する。
帝国から領地を取り戻し、戦後のあれこれを済ませたジェイムスは、ロゼッタにもう一度婚約してほしいと懇願する。
受け入れたロゼッタは、その後新婚旅行へと行くことになり、ハッピーエンドとなるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-19 17:11:06
16352文字
会話率:27%
僕には好きな人いて、ダメもとで告白するもフラれてしまう。でも、フラれたのには意外な訳があり・・・
最終更新:2020-02-11 16:06:03
3736文字
会話率:50%
ダメもとでキミが好き!
『僕はずっとずっとキミの事が好きだ!』
たった、、、この言葉がキミに言いえず、、、僕はずっと悩んでいる!
最終更新:2019-01-29 03:00:00
1191文字
会話率:27%
異世界物の話の本を読むのが趣味だった白鶯明は、友人の朱築とともに飲みに行った帰り、いきなり暗闇に転送される。
そこには神秘的な『神の使い』を名乗る女性が一人。
「世界を変えてほしい」異世界物では定番の設定を出され、女性に言われてチートスキル
を二つ作る明。
明は自ら考えたスキル、『モノを設定化し、それを変更・更新・新規作成・保存できる能力』と、『聞けば検索・回答・実行してくれる能力』をダメもとで所望する。
するとそれは難なく通り、簡単にチートスキルを得た明は、異世界に転移して朱築を探しつつ神の使いに言われた「世界を変える」という最終目標のために異世界で生活を始める。
※基本一人称でこの物語は続きます。
※毎週水曜日の週一回投稿です。時間ができ次第ペースを上げる予定ではありますが、現在はこのペースで投稿させていただきます。
※一部不定期な投稿になると思います。申し訳ありません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-12 17:00:00
50881文字
会話率:22%
小学校の時、中学校の時、高校生の時、今まで書いたことのある卒業文集で、どんな将来の夢を書いただろうか。
親に何度も話したのに、友達と何度も自慢しあったのに、どうして思い出せないのだろうか。
どんな自分になりたくて大学の学部を選んだのだったか
。
あの時の気持ちを、どうして思い出せないのだろうか。
自分が歩いている道はどんなものだったのか。
自分の夢は、どこに行ってしまったのだろうか。
探してみよう。ダメもとで。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-01 17:39:28
1462文字
会話率:38%
子供を庇って死んだアラサー女子の私、新川沙織。
女神様が異世界に転生させてくれるというので、ダメもとで願ってみた。
「働かないで毎日毎日ただただ可愛い子供と遊んでのんびり暮らしたい」
「その願い叶えて差し上げましょう!」
「えっ、いいの?」
転生特典として与えられたのは〈子育て〉スキル。それは子供がどんどん集まってきて、どんどん懐き、どんどん成長していくというもので――
「いやいやさすがに育ち過ぎじゃない?」
思ってたよりちょっと性能がぶっ壊れてるけど、お陰で楽しく暮らしてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-29 19:00:00
94495文字
会話率:34%
新人美容師の芳弘は、カットテストの当日、モデルにドタキャンされて途方に暮れていた。
課題のスタイルはグデラーション、試験開は十九時、残り時間わずか十五分。
ダメもとでモデルを探しに近くの駅前に繰り出した芳弘の目に、ゲームセンターのガラスの向
こうの人物が留まった。「いた! グラデーションだ!」
藁にも縋る思いでゲーム機を操る少年に声をかけた時、芳弘の運命の扉が音を立てて動き出し――。
超絶美形モデル拓巳と、彼の専属スタイリスト芳弘の出会いの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-26 13:23:13
185757文字
会話率:55%
「ねぇ、ねぇ、壮史ってなんだかかわいいよね」
「うんうんお嫁さんにしてほしいなぁ」
「抜け駆け厳禁、許さないっ!」
「私はロボットだから対象外。あっちで二人きりで話さない??」
「「「ダメーーっ!!!」」」
こんなかわいい子たちが僕を僕を.
..(鼻血)
ダメもとで呪文言ったらまじで異世界来ちゃった。そこからかわいい女の子達と出会い、愛でたり、時には一緒に戦ったり、しながら異世界生活をします。だけど最後には...。※かなり長い作品になると思うので暇な時にでも見ていただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-28 12:00:00
3005文字
会話率:35%
小国の王女のシンシアはある日、大陸を支配しているといっても過言ではないルクレシア皇国の第一皇子の婚約者に選ばれる。両親がダメもとで出した手紙が当選してしまったらしい。本当に婚約者として相応しいのかを確かめるために、一週間以内にお試しをしに
来いと言う無茶ぶりに苛立ちながらも、大国ならば魔獣ほいほい状態の祖国を救うことのできる手掛かりがあるかもしれないと淡い期待を抱きながら、ルクレシア皇国に渡った。ルクレシア皇国で待っていたのは、婚約に否定的な第一皇子。
は?こんなに早く乗り気で来られても、婚約する気が無い?一週間で来いって無茶ぶりしたのそっちでしょ!?ふっざけんじゃないわよ!!なら早く帰らせて、私、魔獣退治の仕事があるんだから!!あなたとの婚約なんて、こっちから願い下げよ!
思わず怒鳴ったシンシアに、皇国王から破格の補填が貰えることになる。
祖国で出会った謎の残る司教と、その司教とどこか似ている気がする第一皇子。魔獣ほいほい状態の原因を探しながらも、ところどころでこの国に違和感を感じながら、祖国を助けるために奔走するシンシアの一年間。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-30 18:29:09
12311文字
会話率:32%
ある日、無職の村田修二がいつものようにゲームを始めようとパソコンを立ち上げると、画面には「あなたはゲームの世界に入りたいですか?Yes or No」という文字が。ダメもとでYesを押すと突然ゲームの世界へと転移してしまう。そこには同じ境遇の
ニート達がおり、戦いに生き残ることで大金を手にできることが伝えられる。村田達は実世界での生活を掴み取るため戦うことを誓う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-14 08:43:11
3658文字
会話率:24%