──過去にちょくちょく問われたから最初に言っておこう。ステイタス画面とやらは開かない。自らの能力を数値化などこの世界ではあり得ない。
記録されている上では七〇〇年前から続く、異なる世界から転移してくる者たち。彼らを保護するにあたり、諸
国は互いのしがらみを一時的ではあっても棚上げして、彼らの就労支援をはじめとした数々の法を制定した。魔力を含有する相当量の鉱石が転移に伴うこともあり、彼らを難民指定、保護対象とすることに誰も異論を挟まなかった。永住許可を得て戸籍を与えられた転移者たちは独立生計を営み、納税者として生活を送る。
そんな、望んでもいないのに就労しなければならなくなった転移者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-12 19:44:46
244887文字
会話率:53%
最弱ヒーローと呼ばれるC級ヒーローの黒川怜也は突如第二の特殊能力である"ステイタス"に目覚めるのだった。
このステイタスに目覚めたことで最弱ヒーローと呼ばれていた怜也は次第に成長して行き最強のヒーローとなるのだった。
最終更新:2024-06-05 00:44:57
2607文字
会話率:52%
誰しもが羨む美しい容貌と、戦闘における圧倒的才覚を併せ持つ傭兵『アレフ』。
戦闘は勿論のこと、生活面においても完璧なオールラウンダー、相棒の『アイン』。
二人の力を合わせれば、大陸でも最強クラスの傭兵コンビとなる――。
と、言いたい
所だが、そうも言い切れない理由が一つだけ存在する。
それはこの世界が「スキルとステイタスが一定周期ごとにリセットされ、再分配される世界」
であるということだ。
それはつまり運さえあれば、五歳の幼子でも熟練の戦士を打倒出来るということを意味している。
そんな経験と努力を嘲笑うかの如き理不尽な世界を、二人はどのように生き抜いていくのか。
これは心に闇を抱えた二人の青年が、血塗られた〝世界〟を救う英雄譚である。
*この小説は『生抜同盟―白黒傭兵の冒険手記―』を改稿したものです。
*「才色兼備」は主に女性を表す言葉ですが、中性的な主人公ゆえのチョイスです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-09 18:43:37
73753文字
会話率:41%
スキルとステイタスがランダムに割り振られる世界。
主人公の「ジース」は相棒の「イリア」と共に傭兵として戦場を駆け巡る。
それぞれの信念をもとに,彼らが生き抜いた先にみえるものとは……?
最終更新:2023-08-22 22:50:43
304878文字
会話率:28%
どんなに能力がなくっても、好きでやりたいことがある。
そんなものがあること自体、幸せなことだと思うのだ。
最終更新:2023-06-16 22:07:52
900文字
会話率:0%
莫迦と天才は紙一重、愚者と賢者も紙一重だったら僕は、莫迦で愚者でいい。
ここは、うすぼんやりとステイタスという概念がある世界。ステイタスの平均値は1400。多くて1500、少なくても1200。この恐ろしくばらつきのない、平等とも見える世界。
その中で主人公の値は800。人間失格の値。
数値だけでは最弱かもしれない。でも、数値を上回るほどの一点特化があれば…
少年は、数を上回る質と量で成り上がる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-21 18:00:00
4301文字
会話率:20%
町の小さな定食屋さんの娘、春畑香澄。料理もお菓子作りも大好きな香澄は、店の手伝いをしながら高校に通っている16歳。いつものように仕込みを手伝っていると、突然謎の生き物が現れて紫色の煙に包まれる。おたまを手にしたまま転移した先は、吸血世界だっ
た。
黒と赤の宮殿におたまを持ったまま立っていた香澄は、気だるそうな一族の王、レイと出会う。吸血鬼が暮らす王国では、吸血鬼は何もせず永遠の時間を嘆いているだけで、だるそうにしているのがステイタスなのだという。彼らの食料は、領地に生えているブラッディツリー。黒い不気味な樹の幹に長い爪で傷をつけ、真っ赤な樹液を吸って暮らしている。
血を飲むことはある時期をのぞいて禁じられており、爪は木の皮を剥がすために伸ばしておかなくてはならないものなのであった。しかし、長い爪のせいで吸血鬼たちは細かい作業ができず、精霊の力を借りなくては暮らしていけない。樹液に飽きて食欲のないレイの為に、香澄は連れてこられたのだった。
液体を主食とし、食べる楽しみを知らない吸血鬼たちに香澄は料理を作ることを提案するが、吸血世界は、かすみに退いた世界とは素材や材料が全く違う。転移した際に持っていたおたまを撫でると、元の世界の調味料と素材が現れる。精霊の力を借りながら、ブラッディツリーの樹液と食材を使って料理を作りはじめていく。できあがった料理は、不老不死の吸血鬼にも変化をもたらしていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-23 08:26:44
1650文字
会話率:42%
この物語に異世界チートのようなものを求める君へ。
そんな君にはきっとこの物語はつまらなく映るだろう。
なぜならこの物語はカナタという少年を軸とした物語なのだが、筆者こと私はカナタにチートを安易に使わせたくないからである。
確かに、
この物語には魔王や勇者やスキルボード、ステイタスやレベルなどゲームのような要素が少ない。
なんだったら世界は瘴気で汚染され滅び行く最中の御伽噺だ。
しかし、私の考える世界観、また、カナタの冒険の行く末を見たいという君なら、
きっとこの物語は楽しいものになるだろう。
前置きが長くなってしまった。
もし君が暇ならこの物語を読んでいってはくれないか?
この不肖の言葉足らずで描かれる世界と、そこに生きる者たちの風変わりな物語を。
カナタという少年の異世界冒険譚を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 22:57:25
40922文字
会話率:30%
ティアーシャ・フレンゼルは目立ちたがり屋で、承認欲求の塊のような公爵令嬢。類まれな美貌に加え、国一番の財力を持ち、美しい婚約者まで存在する。誰もが羨むステイタスを持ちながら、彼女の承認欲求は留まるところを知らない。
ある日、クラスメイ
ト達の関心が己から離れつつあることを悟った彼女は、侯爵令息であるノアの絵の腕前に目を付ける。
「私を描いて欲しいの」
目立つためなら何でもする。
ノアが描いた絵のおかげで、ティアーシャは再びクラスメイト達の称賛を浴びることに。
けれど、彼女の表情は浮かないままで――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-20 19:50:04
8915文字
会話率:45%
近未来の日本。
貧富の差が拡大して二極化。
富裕層は執事やメイドなど使用人の数が一種のステイタスとなり、使用人の需要が激増。
そうして作られたのが使用人養成学校であり、主人公たち五人はとあるお屋敷でワガママ幼女お嬢様のもとへ研修に行くことに
なる。
執事とメイドのドタバタラブコメディ!
学生時代に書いた作品ですが、楽しんで頂ければ幸いです。
※※ 著者紹介 ※※
鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち)
2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘却の軍神と装甲戦姫』と改題しデビュー。
他の著作に、『独立学園国家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無双で無敵の規格外魔法使い』角川スニーカー文庫から先月発売した【スクール下克上】がある。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-27 07:06:14
83254文字
会話率:51%
異世界転生ファンタジーラブ!!
気がついたら異世界? ううん、異世界は異世界でも、ここってマギアクエストの世界だよ!
野々華真希那《ののはなまきな》、18歳。
今年田舎から出てきてちょっと都会の大学に入学したばっかりのぴちぴちの女子大生
!
だったんだけど。
車にはねられたと思ったら気がついたらデバッガーのバイトでやりこんでたゲームの世界に転生してた。
それもゲーム世界のアバター、マキナとして。
このアバター、リリース版では実装されなかったチート種族の天神族で、見た目は普通の人族なんだけど中身のステータスは大違い。
とにかく無敵なチートキャラだったはずなんだけど、ギルドで冒険者登録してみたらなぜかよわよわなEランク判定。
それも魔法を使う上で肝心な魔力特性値がゼロときた。
嘘でしょ!?
そう思ってはみたものの判定は覆らずで。
まあしょうがないかぁ。頑張ってみようかなって思っフィールドに出てみると、やっぱりあたしのステイタスったらめちゃチート!?
これはまさか。
無限大♾な特性値がゼロって誤判定されたって事?
まあでも。災い転じて福とも言うし、変に国家の中枢に目をつけられても厄介だからね?
このまま表向きはEランク冒険者としてまったり過ごすのも悪く無いかなぁって思ってた所で思わぬ事件に巻き込まれ……。
ってこれマギアクエストのストーリークエ?「哀しみの勇者ノワ」イベントが発動しちゃった? こんな序盤で!
ストーリーモードボス戦の舞台であるダンジョン「漆黒の魔窟」に降り立ったあたしは、その最下層で怪我をした黒猫の子を拾って。
って、この子もしかして第六王子? ってほんとどうなってるの!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-28 22:39:50
102191文字
会話率:18%
王子様はダンジョンにいる?
地面を貫く巨大な穴。
無限に広がる広大な迷宮。
闇に潜む凶悪なモンスター。
富と名声と出会いを求め、命知らずの冒険者達の仲間入り。己の背中に【ステイタス】を刻み、ダンジョンの入り口へいざ突入。
手に持つ剣で道を切
り開き、やがて訪れるのは素敵な王子様との運命の出会い。
洞窟に響く小さな悲鳴。迫る怪物の爪牙。間一髪で間に入る銀の一閃。倒れる怪物。
残されたのは、地面に座り込む可愛らしい男の子と剣を下ろし格好良く佇む私の姿。
少年の瞳に優しく微笑む私の顔が映る。差し出す右手。赤く染まる頰。
恋物語が始まる予感……!
もしも、助けた男の子が麗しの王子様だったら。
もしも、憧れの王子様と二人でダンジョンに潜ることになったら。
もしも、愛しの王子様に命の危機を救われたら。
もしも、仲良くなった王子様からデートに誘われたら。
もしも、もしも、もしも、もしも……。
思春期を迎え、御伽噺のお姫様に憧れる女の子が考えそうなこと。容姿端麗な美青年と仲良くなりたい。可愛らしい男の子にチヤホヤされたい。
卑猥とは言わずとも少し破廉恥な妄想をしてしまうのは若い少女の性ではないだろうか。
思い描くのは美少年と口付けを交わす私の姿。
王子様はダンジョンにいる。訂正、逆ハーレムはダンジョンにある!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-22 17:00:00
51067文字
会話率:24%
信長は本能寺の中で炎に包まれていた。決心して自害したと思ったら見たことがない魔王城の中にいた。信長は魔王の強大な力を得て異世界を制覇する。
魔王は魔王城の玉座に鎮座していた。と思ったら、炎に包まれた本能寺に転移してしまった。魔王はその強
大なステイタスで戦国時代を駆け抜けていく。
2人の顔はどうやら、同じらしい。
それぞれの世界の配下は、突然の変化に戸惑いながらも対応していく。果たして2つの世界の結末はどうなるのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-18 09:21:35
76691文字
会話率:47%
奴隷商の牢屋で死にかけた少年が見た走馬灯は
母親のお腹を通り越して、死後の世界や前世の生活まで見えてしまった。
前世の職業は美容師、二股の恨みからメンヘラ彼女に背中から刺され死亡
死後の世界では間もなく生まれ変わる人達と説明会が開かれてた
人間の脳を100%活用できると人は皆、
ステイタスボードやストレイジ、スキル、魔法など使う事が出来る、
地球人は10%しか使って無い、生まれ変わったら思い出して
良い人生を送ってね との事。
死ぬ寸前でこんな事思い出しても…
間一髪助かった少年は 100%必ずかかる睡眠魔法スリープ
感知スキルサーチ、使役スキルテイムを駆使して 奴隷から成り上がる。
*この作品はアルファポリスで掲載していて削除された作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-05 16:00:00
88929文字
会話率:35%
我が名は高木能登守鑑房、通り名を弥介と相申す。
天文23年(1554年)頃の九州は肥前の国東部は、下尅上の真っ只中であった。
そして、儂は死んだ。
さて、死んだのじゃが此処はどこであろう。
辿り着いた白い場所で、金髪の自称女神とやらに
『あなたは勇者となって世界を救うのです。』と意味不明な命令を受けた儂は、異世界「アイウラ」へと三人の若者達と旅立つのであった。
緩めの世界に一人、ガチの修羅が降り立つ。
勇者?すきる?すていたす?
そんなものは知らぬ。と断言する男。
高木能登守鑑房こと、ヤスケが仲間達と冒険の旅に出る。
ユルさとガチさを織り交ぜた冒険譚となります。
別小説と並投稿しますので、ゆったりとお話しを進める予定です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 12:00:00
371363文字
会話率:36%
英雄という肩書きを夢見て鳥籠の世界から飛び立ち、探索者となって世界を回り始めて30年と少し、
彼ーープロウスは未だ英雄になっていなかった。
理由としては、これといった功績が無いのもありながら、その最たる例は、バグスキルであった。
バグは
バグでも、内容が特殊、レアと言うわけでなく、読めないのだ。
自身のステイタスに記載されている文字は、自身が読める文字で全て表記される筈が、スキルだけ読めないのだ。
一人一つ必ずスキルを持つ世界としては最悪の枷となり、英雄としての道を失いながらも諦めずにここまで来たプロスは、探索者最後の仕事として、墳墓型ダンジョンの最上位、地下大墳墓型ダンジョンに潜るが、
ダンジョン内で低確率で発生する、《神の狂乱》で出現したミノタウロスによりその命を散らす。
ミノタウロスへの再戦を誓いながら死んだ後に目にしたのは、彼の故郷ーー初めて英雄に憧れた場所だった。
英雄に憧れて外に飛び出す前に戻ったプロスは、英雄への道を、歩むーーーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-23 12:29:06
1139文字
会話率:4%
鮫島一樹は、突然亡くなる。36歳だった。そして、気がつくと白い空間にいた。そこで神と精霊に会い、大騒ぎ。勢いそのまま、新たな世界を作り上げ、3つ(?)のチート能力をいただいて一樹は旅たつ。
人付き合いが苦手な男が森や山の中で暮らします。
食べ物チート?制作チート?薬でチート?神様から貰った能力で何かしらやりましょう。
偶に村や町にいくかもしれません。偶に旅をするかもしれません。偶にはお酒も飲みましょう。
切羽詰まったら、スキルを買えばいいじゃない。大人ですからエッチィこともしたいです。でもやっぱり1人でいたい一樹なのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-30 00:00:59
108807文字
会話率:37%
『観念的真実の、次のステージの、ステイタス』・・・『詩の群れ』から
何を言いたいのか分からないのが、詩の特徴だとしたら、例えばこの様な詩も、形作られる訳である。詩集『詩の群れ』、から。
最終更新:2020-11-27 06:30:51
274文字
会話率:0%
世界は一度滅んだ。
ある日を境に“ソレラ”は人類を蹂躙した。
誰もが絶望した。
だが、神は人類に最後の希望を残した。
人類は異形の化物を討つための力_『ステイタス』を手に入れた。
これは【終世の日】と【神からの福音】から
10年
主人公がこの地獄に降り立った物語である
主の処女作で完全不定期更新になります!
そこのところよろしくお願いします!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-28 05:00:00
51529文字
会話率:43%
17歳 高校生の伊達冬弥はある日、学校ごと異世界に飛ばされてしまった。飛ばされた先は魔法、剣が存在する世界。その国ラピスラズリの王ダレス・フォン・ラピスは生徒たちに魔王を倒してくれと宣言する。神からチートスキルを授かった生徒たち。
しかし冬
弥だけはスキルが与えられていなかった。
みんなから罵れられ力のない冬弥は国を追い出された。しかし、もう一度ステイタスを見ると信じられない事が起きていた。刺殺を送られたけど生き延びた冬弥は王への恨み生徒たちへの憎しみを胸に異世界で冒険をする。冒険のさ中、色んな出会いがあり仲間が増え自分のクランを作ったりするかもしれない。果たして、その行方は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-11 02:10:38
711文字
会話率:50%
来る受験戦争に備え、『VR学習塾』に手を伸ばそうとしていたマナブは、シングルタイトルでガチ勢をしていた少女たちの強い誘いでセカンドタイトルとなるVRMMO〈セカンド・ワールド〉に興味を持ち--そして、勝機を見出した。
「この世界で強くな
ろう」
すべては、来年に迫る高校受験のために。
他プレイヤーとズレた動機でゲームに挑むマナブは順調にレベリングしながら、やがてそのオールマイティなプレイスタイルと奇想天外な実績の数々から有名プレイヤーとして名を馳せていく。
誘った少女たちを放置して。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-22 04:00:00
18115文字
会話率:29%