魔法使いの千秋と人間のドライバー拓人が営む宅配便サービスの物語。
高校生の優斗と茜が偶然千秋の魔法を目撃し、記憶を消されるか魔法関係の仕事に就くかの選択を迫られるが、二人はアルバイトとして働くことを選び、魔法の配達に同行することに。配達先で
エリアスという魔法使いと出会い、影魔法使いたちとの戦いを経験する。
優斗が思いがけず魔法の才能を示しドラゴンと心を通わせたり、十年前に魔法事故で消えた拓人の妹を救出したりしながら魔法と現実の境界線を守る。
魔法と科学、異なる世界の共存、そして失われた絆を取り戻す冒険を描くファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-07 07:10:00
234890文字
会話率:52%
それは何度か見た光景だった。
『私は…諦めない。必ずあなたを、倒す!』
僕は彼女にとって敵で、宿敵だ。
「みんな、私に力をちょうだい!」
彼女が言うと、星々の光が彼女の力となり終結した。集結した力は彼女の持つ剣へと集められる
。
そして。
「ノヴァ・ブレイクッ!!」
その剣が振り下ろされた瞬間、周囲は眩い光で覆われた。彼女の必殺技だ。エネルギーを最大限に高め、周囲に小さな流星爆発を起こし敵を吹き飛ばす。
「そ、そんな…このブッタ様が、こんな小娘にぃい!!!」
闇の結社ダークエクスプレス。その幹部である僕の仲間は三流の悪役っぽいセルフを吐くと消し炭になった。
うん、いつもの光景だ。最初は良かった。もしかしたらこのまま勝てるんじゃないかって思った。
けどやっぱり最後はこうして負けてしまう。
まったく…ブッタのやつ。俺は絶対に負けませんっタ!とか言ってたくせに簡単にやられてるじゃないか。なんだよあのセリフ。
「最後はあなたよゼノン!! 今日こそ決着をつける!」
ブタの死を惜しむ間もなく、シャインスターは僕を睨んだ。その目には希望と勝利の色が見える。
僕は高みの見物をやめてビルから降りた。
「みんな! 分かってるわね!?」
「ええ」
「もちろん!」
彼女らは頷き合った。
「今の私たちなた必ず勝てる! 想いを一つに戦おう!」
そうして僕に体を向けるシャインスター。
それに僕はちょっとした苛立ちを覚えた。
「想い…か…」
想い。協力。力を合わせれば。みんながいれば。想いを一つに。頑張れば。いい言葉だ。
それで敵を倒せるのなら、存分に使えばいい。
「来い。勇敢なる戦士どもよ。我を倒し、そして魔王を殺して見せろ」
僕が彼女等に剣を向けると戦いは始まった。
そう。僕は敵で、彼女等は魔法少女。相反する存在である僕らの世界は、遠いようで実は近い。
なんせ、彼女等と僕は同じ学校に通っているのだから。
これはそんな僕と彼女らの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 20:03:12
57529文字
会話率:37%
タロットカードに準えて、挫折や絶望、この世に対して希望を持てなくなった人達を集め、崩壊した世界を修復していく物語
キーワード:
最終更新:2024-10-18 23:27:40
35350文字
会話率:44%
黒猫エクスプレス
黒猫エクスプレス
最終更新:2024-10-11 01:16:17
465文字
会話率:0%
高校三年生に進級した森川浩一は、吉野友理奈
と同じクラスになる。
一学期の期末試験が終わり、夏休みを目前とするある日、友理奈に思いがけない不幸が訪れた。
終業式を迎えたが友理奈は姿を見せず、浩一は彼女のことが気にかかる。
その日、帰ると
きは雨が降り、公園にいる友理奈を見て愕然となった浩一は、彼女から話を聞く。
浩一は、不幸が起きたのは自分のせいだと己を責める友理奈に抱きつかれたとき、浩一のなかで邪悪ななにかが目覚めた。
その邪悪な存在は、浩一に「獣になれ」とたぶらかし、浩一はその声にとらわれ、いつもの日常が狂いはじめる。
その後、友理奈は立ち直ったが、逆に浩一の様子がふつうとはちがってくる。
心配した友理奈はクラスメートで頼れる同級生、外山に相談すると、外山は浩一から話を聞き出そうとする。
外山に励まされた浩一だったが、根本的な解決にはならないことを自分で悟っていた。
大学受験が迫るなか、ひたすら悩むしかできない浩一に、友理奈は行動を起こすのだった。
※簡単にいうと、大学受験をひかえた高校三年生の男女が予期せぬ事態に直面し、悲しみ、悩みぬき、友情を育むという物語。
空想的な部分はありますが、SFやファンタジーではありません。
この物語は、元号が令和に変わるまえにはすでに完結させていた作品です。現状とは合わない部分があるかもしれませんが、なにとぞご容赦を。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-16 05:05:02
30044文字
会話率:27%
「昼休みと放課後、列車から手紙を受け取って、送り返す。数学より簡単です」
幼馴染を亡くしてから、大好きだった夜も嫌いになり、無気力に生きる女子高校生、須藤真理子(スドウマリコ)。
ある日、屋上に呼び出された真理子が見たものは、二両の青い列
車。
それは、あの世とこの世を繋ぐ貨物列車だった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 21:59:59
11874文字
会話率:48%
悪夢の国の女王メアは、皆の嫌われ者。そのせいで友だちが一人もいないことを、メアは寂しく思っていました。
そこで、メアは人間の世界へ行って友だちを作る計画を立てます。そのためにメアが選んだ手段は、人間の世界へ向かう汽車のハイジャックでした。
落ちこぼれの気弱な車掌のヒュウを脅し、メアは旅を開始します。その道中、メアはヒュウも自分と同じで、ひとりぼっちだったと気付きました。
意気投合する二人。そんな中、ついに列車は人間の世界への入り口に到着して……?
****
※このお話は、『ドリーム・エクスプレスに乗って』と世界観を共有していますが、こちら単独でもお楽しみいただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 12:13:27
18339文字
会話率:59%
夢の国に閉じ込められてしまった少年、ヤマト。起床時間までにこの国から出なければ、現実の世界で目覚めることができなくなってしまいます。
そんなヤマトの前に現れたのは「ドリーム・エクスプレス号」という汽車でした。これに乗れば、現実の世界に帰る
ことができると分かり、ヤマトは一安心します。
けれどヤマトの旅路に待ち構えていたのは、人間を誘拐しようとする悪夢の国の妖精や、一風変わったドラゴンなどなど。
ピンチの連続に、ヤマトは仲間たちと共に立ち向かうのですが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 13:14:06
18106文字
会話率:48%
夏の盆の富山旅行。
まもなく廃止される豪華特急「トワイライトエクスプレス」との思い出話。
最終更新:2023-07-28 10:48:46
3371文字
会話率:1%
大学進学のために上京するときの想い出。
最終更新:2023-05-07 06:00:00
1552文字
会話率:0%
東京と大阪を結ぶ東海道新幹線は、今日も多くの人々を乗せて走っている。そんな新幹線の速達便を担う「ひかり」は「シンデレラ・エクスプレス」としてCMに出演することになった。この時からひかりは、「夜駅で待つシンデレラ」となる。
最終更新:2022-09-18 20:17:07
19468文字
会話率:49%
バトルアクション。
ポストアタッカーのサトミ・ブラッドリー15才は、メレテ共和国の殲滅部隊タナトスの元隊長。
現在はロンド郵便局の速達業務を行うポストエクスプレスのポストアタッカー。
ある日、彼は夢で行方知れずだった妹と、ようやく再会する
。
やっと家族と再会出来るかと思ったが、しかしなかなか家族は家に帰ってこない。
なぜだ?!それはお母ちゃんがダメダメだから。
つか、『サトミちゃんなら大丈夫!』超超放任主義の親であった。
一方その頃、隣国アルケーに潜伏していたメレテ情報部員エアーは、ある情報を掴んだ時に潜伏先に踏み込まれ、その後追っ手に逮捕されてしまう。
命ギリギリのラインで彼がもたらした情報、それは核輸送の情報だった。
軍上層部はエアーを救うため、戦時中捕虜にしていたアルケーの国防大臣の息子ガレットと交換にエアーを救おうと画策する。
しかしガレットは交換場所に向かう途中、かつての部下たちに救われ、脱走してしまう。
しかし彼はアルケーに帰らず、メレテ国内に潜伏し、復讐のためにある人物を探し始めた。
それは、自分を捕らえた上に部隊を殲滅寸前まで追い込んだ、背中に棒を背負った少年兵、サトミのことだった。
そんな事などつゆ知らず、サトミは通常業務。
しかし配達中に出会ったギルティが、彼に重大な秘密を暴露する。
果たして彼は愛する家族や可愛い妹に会えるのか?
殺し屋集団タナトスに出された命令、『生け捕り』は果たして成功するのか?
息を呑むような呑まないような、タナトスに「殺すな」の命令。
戸惑う彼らを、久しぶりにまとめ上げる事になってしまったサトミ。
ちょっと長めの今回ですが、出来れば最後までお楽しんで頂けたら、そして気にいったら星をポチッと頂けたら小躍りします。
それではお楽しみ下さいませ。
中身はもちろんフィクションです。
アルケーは某アニメの某赤いMSとは無関係な国の名前ですのでよろしく〜。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-02 14:33:40
169767文字
会話率:31%
今回は中編。ドタバタアクション。
ロンド郵便局のお隣、この地方最大の郵便局、デリー郵便局。
そのエクスプレスにデリー初の女性ポストアタッカーが入った!
のはいいものの、いつまで経っても誤配は多い、しかも強盗の標的にされて指導係のジェイクは胃
がキリキリ。
そんなカッコ良さに惹かれて入った物の、ちょっと落ちこぼれ気味女子、レイル・グラント。
さて、今日もルンルン、ロンド郵便局へ配送の当番です。
愛馬のマックスと、がんばるぞー!っと、意気揚々出かけたのでした。
最悪下品困ったちゃんレイルの、愛と勇気のえいえいおー!な、そんな感じで始まるポストアタッカー。
彼女とげんなり、仕方なく仕事上のペアになってしまったサトミの、振り回されるような、振り回すような、そんな戦いの一夜の物語。
*リッターの妹セシリーの入局への話は、短編集の「リッターの妹」をどうぞ。
https://ncode.syosetu.com/n8882fw/
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-28 14:12:42
48101文字
会話率:32%
近未来アクション。通信手段、交通手段の破壊された戦後の荒廃した都市で、郵便局の速達業務をこなすポストエクスプレスの凄腕ポストアタッカー、サトミ・ブラッドリー。
銃社会なのに日本刀で戦い、元少年兵上がりの17才。
なぜか喋る馬ビッグベンを相棒
に、今日も速達便の配送に走る。
土砂降りの雨の中、まさかの盗賊2人組。
冗談でしょう?いや、冗談じゃないし。ってところで
ポストアタッカーお試し版、短編。
Twitterで公開も、誰も読んでくれないのでこちらにも公開。
誰か読んで!お願い!><
そして気になったら、本編ポストアタッカーもよろしく!
https://ncode.syosetu.com/n6378fl/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-12 23:50:13
1505文字
会話率:34%
俺とラディアスは闇に覆われた世界で遺跡荒らしをしていた。
遺跡の最深部に辿り着くと倒れている少女を発見した。
俺達は戸惑ったが冷静に対処すると少女は生きており目が覚めた。
俺が名を訊いても少女は名を思い出すことが出来ないでいた。
仕
方がないので俺とラディアスは相談し合い少女にセフィアと名付けた。
名付けられた少女は疲れた表情でセフィアと言い俺達は驚いた。
馬車の中で聞こえてきた少女の声と瓜二つだったからだ。
なんだか意味深さがあると感じた俺達はセフィアを一緒に連れていくことにした。
この時の俺とラディアスはこの出会いが世界を左右するなんて思わなかった。
果たして記憶を失った少女セフィアの謎は解け俺達は平和を手にすることができるのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-27 06:38:14
10290文字
会話率:47%
ドグラマグラ太郎の話。
各作品独立型シリーズです。
上記『ドグラマグラ太郎シリーズ』から詳細情報に飛ぶと
・各作品の内容
・おすすめ度(★〜★★★★★)
・参考資料
などの情報が書いてあります。
最終更新:2020-06-28 11:25:57
3858文字
会話率:74%
おじいちゃんが子供に昔話を語る話
もしかしたら異世界に行くかも知れないが
おじいちゃんの昔話なんだからさ
最終更新:2020-04-30 08:06:52
973文字
会話率:0%
登場企業
アンノウンロジスティクス
「アンノウン(よくわからない物)」を商品として取り扱うアンノウン株式会社の倉庫。商品の発送と加工を行う。
アンノウン株式会社
「アンノウン」を取り扱う会社
ハゲインコ物流
ロジスティクが主に配
送を依頼している運送会社だったが、あえなく倒産。
ドブネズミエクスプレス
国内配送シェアの半分を占める大手配送会社。対応はよろしくない。
ダイオウグソクムシ運送
立ち上がったばかりの新規運送会社 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-22 09:18:17
2472文字
会話率:56%
2020年。突如として現れた〈喰人(クラウド)〉によって世界は崩壊した。それから、三か月。水・食料などの生活物資が足りなくなるにつれて、政府や自治体が作った避難所というコミュニティーは外部を拒絶した閉鎖的なものに変わり、いつからか『村』と呼
ばれるようになっていた……。
これは、第七十六番村に生きる者たちの物語。
今、終末を迎えた東京で史上最大の茶番劇が幕を開ける!
――生き残れ、【2020年:東京オリンピック・オブ・ザ・デッド】
【2018年作品】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 11:12:21
106312文字
会話率:61%
2019年1月2日水曜日。
昨年からジョジョのファンになったぼっち大学生は、大阪で開催されたジョジョ展に赴いた!
家を出た瞬間から旅は始まる。
まさにその通りで、大阪にたどり着くまでにも様々なことを経験する。
最終更新:2019-01-29 23:24:55
7809文字
会話率:11%
今から20年前、虚数周波数帯の発見により、ウェルニアと呼ばれる異世界の存在が確認された。
虚数周波を応用した転送装置によりウェルニアと日本は細々ながら交流を開始。
両国間を行き来する手段は転送装置を搭載した国際列車「エスペランザ」のみであっ
た。
鉄道公社に入った新米運転士、高峰ハヤトはエスペランザ運転10周年を記念し来日していたウェルニア王国王女、フェミル姫の世話役に任命される。
突然の重役抜擢にハヤトは困惑するも、次第にフェミル王女と距離を縮めていく。
だが、異世界へ足を踏み入れるとそこは思惑あふれる人たちが待ち受けていた。
フェミル王女が日本へ来た理由、鉄道に思い入れる意味、ウェルニア王国の真実。
あらゆる事実を前にハヤトは己の取るべき選択を迫られる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-31 16:23:42
188370文字
会話率:24%
人工言語エスペラントを学びます
参考図書
『ニューエクスプレス エスペラント語』(安達信明,白水社)
最終更新:2018-10-18 08:14:35
12630文字
会話率:31%
ある日をさかいに先輩は姿を消した。
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この作品はTwitterで行われた「第16回字書きによる表紙作成ワンドロ」の表題である「19時発エクスプレス」をもとに執筆したものです。タイトルにつきましては原作者に
権利があります。
この作品はPixiv「 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8733909 」、Twitter「 https://twitter.com/yoshi_create/status/960908513403846656 」にも掲載してあります。
若干、夏目漱石の「心」にインスパイアを受けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-20 19:26:32
1175文字
会話率:9%