アパレル店で働く主人公、猿渡基子。
日常に疲れた基子は、夏休みの連休を利用して兼ねてより気になっていた秘島「藍ヶ島」に一人旅に出る。
藍ヶ島に着いた基子。
目の前に広がるその雄大な自然に感動する。
夕方まで、村の周りを観光して楽し
み、その日の夜は地元唯一の居酒屋へと繰り出した。
そして、藤井と言う男から面白い話を聞く。
——昔、名主の息子に浅之助という少々気の強い青年がいた。そして、彼にはおつなという幼馴染の美しい恋人がいて、毎日楽しく過ごしていた。
そんなある日、村の掟によって二人の仲は島民に引き裂かれてしまう。
怒り狂った浅之助。
七日七晩斧を研ぎ、その斧で島民七人を切り殺し、四人に大怪我を負わせた。
しかし、押し入った家の家主が大事にしていた観音様により、斧が使い物にならなくなる。
そして逃げ場を失った浅之助は、自ら海に身を投げ自殺したという。その後、おつなも浅之助の後を追うように自害した。
島民は凶悪事件を起こした浅之助の無念と怒りを鎮めるべく「南台所神社」に祀った。
浅之助とおつなの仲が良かったことからか、今では縁結びの神様として信仰されている。
翌日、基子は神社に向かった。
社に着くと不思議な感覚に襲われ意識を失った。
気がつくと、基子は血塗れになって倒れた男を抱き、泣きながら『浅之助!』と泣き叫んでいる。
抱きしめられた男は笑顔で抱きしめ返そうとするが、あえなく力尽きてしまう。
ふっと目が覚めたように現実に戻ると、基子の手にはしっかりとその温もりが残っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 06:00:00
122603文字
会話率:38%
学力は平均的、絵がそこそこ描けて集中力もある。職務経験もあるし恋愛経験もある。空気も大体読めているはず。
だけど何故かみんなと同じように生きられない。好きな言葉は“平穏無事”なのに揉め事ばかり引き起こす。そんなトラブルメーカーなギャル
『トマリ』の物語。
地元を出て仕事に就くも心身共に疲れ果てた彼女は、病院で「軽度の自閉スペクトラム症の可能性あり」という診断を受ける。特性はそれほど強くはなくて周りの人も気付かない。しかし思い返すだけでうんざりする、上手くならない片付け、嗜好品への依存、トラブルだらけの人間関係……彼女の悩みそのものは決して軽くないことも事実だった。
障害の有無以前に彼女も一人の女性であることを尊重したいので、あまり重くなりすぎないような作風にしています。
※障害や病気に関する描写がありますが同じ障害・病気を持つ全ての人がこのようになるという意味ではございません。
※挿絵が入っています。なくても読める内容なので不要な方はお手隙ですが非表示設定をお願い致します。
※短編小説『tomari』とは主人公を変えて書いており、設定も少し変わっているところがございます。短編の方を知らない方でもお読み頂ける内容になっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-29 20:34:12
352390文字
会話率:39%
――なんと2つしか違わなかった。初対面の上司に対して姓ではなく名を告げるような女がだ――
アパレル会社勤務の千秋(29歳・男)は若い女性をターゲットとしたブランドの店舗マネージャーに任命される。順風満帆な歩みに同期たちから羨ましがられ
る彼だったが……
訪れたのは忘れられない出会い。
年齢不詳・奇想天外な販売スタッフ“トマリ”。
相棒はいかつい南京錠。
商品を見つめて「美味しそう」?
キャッチに怯えて全力疾走。
恋人はいつかパパになる……?
何かが止まってしまっている彼女から千秋は目が離せなくなる。
上司部下とも言い難い。恋心とも程遠い。いいやこれはむしろ親心?
停滞と躍動が入り混じる奇妙な時間がいつしか貴重な記憶となった。
どうやって大人になればいいのかもわからないまま、生きづらい社会人生活を送る人も案外少なくないのかも知れません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 10:00:00
6838文字
会話率:32%
前世はおそらく犬だから人間って大変。
自分の生態を見直してみる。
健康な野生児がアパレル販売員になって登録販売者に転職しアレルギー体質に変化した日々のあれこれ。
雑記兼日記。たまに真面目なお話もするよ。
最終更新:2024-03-21 22:19:02
46727文字
会話率:4%
新卒で大手アパレル企業に販売員として就職した有紗。配属先はマリッサというブランドで、勤務地は百貨店となった。
最終更新:2024-02-22 19:50:56
65755文字
会話率:24%
性同一性障害を抱え高校卒業と同時に理解のない親のもとから家出してきた主人公は、高校時代の先輩の計らいでアパレルショップに勤務していたが上司との関係悪化や鬱病の悪化により退職を余儀なくされていた。そんな折、夜の車道で交通事故寸前の女子高生を助
ける。彼女の名前はゆうな。彼女もまた母親から虐待を受けていた。その後、連絡を取り合ったり一緒にご飯に行きふたりは親交を深める。主人公(カオル)の先輩は主人公とゆうなの距離が縮まるべくお膳立てしてくれるのだったが・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 16:00:00
9095文字
会話率:45%
恋愛をテーマとしたショートストーリー。
百貨店のメンズフロアで働いていた僕は、ちょっとした相談を持ちかけられる。いつも素敵な笑顔の彼女は…
最終更新:2024-01-21 18:17:05
1147文字
会話率:8%
「クロード様はブルベ冬なので、パステルカラーより濃紺やボルドーの方が絶対に似合います!」
「……そうなのか」
前世ではアパレル業界の限界社畜アラサー兼美容オタクが、過労からくる高熱で倒れ『カルルテット・シンデレラ』という学園乙女ゲームの
悪役令嬢、レベッカ・エイブラムに転生していた。
ヒロインのリリアを廊下で突き飛ばし、みんなから嫌われるというイベントを、リリアに似合う靴をプレゼントすることで回避する。
そして、登場人物たちに似合うパーソナルカラーにあった服を作ってプレゼントし、好感度はどんどん上がっていく。
『冷徹公爵』と呼ばれる銀髪美形のクロード公爵から、年に一度の舞踏会のダンスのパートナーに誘われる。
踊り終わり、ロマンチックな夜空の下のテラスで、クロードはレベッカに告白する。
「レベッカ。俺は何度も何度も、君と結ばれるために人生をやり直していたんだ」
クロードは、気高く凛としたレベッカに恋をし、彼女が追放令を出されることに納得できず、強い後悔のせいで何度もループしているという。
五度目の人生に転生をしてきたレベッカ(中身は美容ファッションオタク)と共に、ループから抜け出すための方法を探し、2人は結ばれることができるのか?
不憫・ヤンデレ執着愛な銀髪イケメン公爵に溺愛される、異世界ラブコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 21:15:33
103732文字
会話率:27%
大阪下町にある燈籠稲荷のお使い狐でキタキツネのケマコは、隣のアパートに住むアパレル店長の律子のお願いを叶えようと奮戦中です。今日も律子の代わりに開店作業に出かけていきました。
律子が任されている店「シトラスフレーバー」は、割安な価格の若い女
の子をターゲットにしていましたが、ケマコ入店以来、高年齢のご婦人方の購入が増えています。
シャッターを開けようとするケマコの後ろに背の高い、ばりっとしたスーツの若い男性が立っていました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-06 20:12:23
4905文字
会話率:47%
息子京太郎の小学校入学に合わせて、あるアパートに引っ越して以来、どうにも生活がしづらくたちいかなくなったアパレル店店長の律子と京太郎が主人公です。苦労の裏には、親子の願いを叶えようとする、隣りの燈籠稲荷の眷属でキタキツネのケマコの姿があり
ました。大阪出身のテンゴにからかわれながら親子の願いを叶えようとするお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 01:00:00
3185文字
会話率:38%
僕が以前働いていたアパレル企業で起きた出来事をつらつらと書いています。
多少オカルトチックな事象も含んだ私小説のようなもんです。
「怖話」にも掲載しています。
最終更新:2023-06-29 15:29:02
3424文字
会話率:29%
僕が以前働いていたアパレル企業で起きた出来事をつらつらと書いています。
多少オカルトチックな要素も含んだ私小説のようなもんです。
この作品は
「怖話https://kowabana.jp/」
にも掲載しています。
最終更新:2023-06-29 14:23:25
5878文字
会話率:25%
訪梨津町三丁目、おしゃれなアパレルや喫茶店が並ぶ街並みに、ぽつんと建っている探偵所。小さな箱から鳩が飛び出ているマークが特徴だ。これだけ見ると、なんだかマジックの専門店みたいだ。
探偵さんは、沙羽木 律華(さばき りっか)
シャーロック・ホ
ームズのコスプレが好きな、黒髪ショートに綺麗な白目な女の子。この子にはある特別な能力があった。「人の罪」を可視化して、その罪のレベルを見定める能力。例えば、コンビニでお菓子を盗んだなら5、人を殺めてしまったなら100、ざっくりいうとこんな感じ。でも、すごくめんどくさいことがある。この罪のレベルは、「人の罪の意識」によって変動する。軽い罪でも自責の念にかられれば罪のレベルは上がり、重い罪でも犯罪意識の薄れているものは罪のレベルが下がる。そんな罪の重さを正しいものに直し、正しい罰を受けてもらう。それが彼女の「使命」。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-20 23:32:12
4493文字
会話率:51%
愛息子 弘明によってアパレル社員 柳井まどかさんは殺害させる。夫 昭からもとっくに愛想つかれていた上に離婚を申し渡され、承諾した、幸子は弘明が収監されている網走へと向かう。詳しくはミステリー小説「噂好き」をご覧ください。
最終更新:2023-06-18 14:16:30
20098文字
会話率:33%
【毎日更新 頑張ります】
※タイトルに釣られた方へ。
この小説はエッチです。
が、初めからエッチではありません。
エッチは段階を踏んで至る極地です。最初は我慢しましょう。
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——そのア
パートには五人の美少女が住んでいる。
「初めまして、リトくん。これからよろしくね」
一〇一号室、橘柚希——タチバナ ユヅキ。二十一歳、身長一六三センチ、職業はアパレル販売員。
「や、リー君。これから——よろしく、ね?」
二〇一号室、一ノ瀬梓——イチノセ アズサ。二十歳、身長一七〇センチ、大学三年生。
「はい、挨拶ね。これからよろしく、リト」
二〇二号室、牧野凛——マキノ リン。十八歳、身長一六四センチ、大学一年生。
「初めまして! これからよろしくお願いします、リトさん!」
一〇三号室、結城摩耶——ユウキ マヤ。十七歳、身長一五六センチ、高校三年生。
「初めまして、リト。よろしくね」
二〇三号室、甘羽翆——アマハ スイ。十六歳、身長一四九センチ、高校二年生。
「……どうして、こうなったんだ?」
突如として五人の美少女と同じアパートに住むことになった主人公・神薙浬杜——カンナギ リト。
これは、ただただ同じアパートの美少女達に犯されそうになる話。
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【修正点】
・全話 主人公の一人称を『僕』から『俺』に変更。
・一ノ瀬梓の髪色を『緑がかった暗い茶髪』から『暗い深緑色の髪』に変更。
・『重要』神薙浬杜の正確を変更。結城摩耶の性格を変更。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-15 23:38:23
7113文字
会話率:36%
社会人5年目、アパレルメーカーの商品開発部に勤める主人公の成長物語。
最終更新:2023-05-05 19:00:00
9913文字
会話率:29%
主人公原田祐弥は2年勤めた浪速電力を退職し、父の勧めで、中高の同級生だった松園寛人の秘書・運転手・同僚となる。類い稀な美貌を持つ寛人は、与党・自由党の政調会長・松園賢司の次男であり、日本人の生活様式を変えたと言われるアパレルサービス・COR
OMOを学生起業した経緯を持つ。そんな寛人や同じく中高の同窓生でCOROMOの社長を務める斎藤とともに、今度は教育格差を是正するべく『.ed』と言う既存のアプリケーションを買収・改良する形で、日本の社会問題に立ち向かう。しかし、その挑戦には父親が会派の長を務める誠永会と、同じく自由党で大きな力を持つ千代政治研究会との政治闘争が大きな障害として立ちはだかる。さらに寛人に引けを取らない美貌の男が、やけに祐弥達の周りに出没するようになり…近未来の日本社会を舞台にした、あらゆる柵に抗う若者たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-02 12:00:00
58097文字
会話率:48%
私、周愛玲は平成15年(2003年)憧れの日本にやって来て8年になる。この間、いろんな事を経験して来た。日本語学校やS大学を卒業し、『スマイル・ジャパン』に入社し、多くの人たちに励まされ、金銭的、享楽的生活を過ごして来た。その間、中国にアパ
レル店を開業させることが出来た。憧れの東京ではアパレル事業とジュエリー事業を連結させようと、夢に向かって、目下、頑張っている。東京。こんな素晴らしい大都会は世界の何処にも無い。こんなに自由で楽しい幸福な場所は他に無い。それが・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-08 11:21:30
49342文字
会話率:64%
私、周愛玲は『スマイル・ジャパン』に勤務し、アパレル事業の業績を上げ、個人的にも中国にアパレルの1号店、2号店をオープンスルことが出来、ラッキーな1年を終えた。そして迎えた平成23年(2011年)私は更に夢を膨らませた。お付き合いしている『
日輪商事』の中道係長とジュエリー事業を立ち上げようと考えたり、斉田医師との結婚を早めたいなどと画策した。一方、『スマイル・ジャパン』の倉田社長は半導体分野の仕事に進出したいと計画した。果たしてどうなるか、2人の新年の夢は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-17 11:12:17
44472文字
会話率:68%
私、周愛玲h『スマイル・ジャパン』に入社して、中国や韓国の企業との貿易の仕事を手伝うかたわら、1年でアパレルじぎょうの立上げに成功し、新宿区四谷に小さなアパレル店をオープンすることが出来た。倉田社長を誘惑する雪ちゃんの正体も分かり、不安は薄
らいだ。中国の春麗姉の経営するアパレル店も好調で、私の両親が来日。私の日常は多忙となった。そんな時、大学時代からの恋人、工藤正雄の両親が私の身辺調査を始め、私と正雄に別れの時が来る。その後の私はどうなるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-22 07:53:22
65536文字
会話率:64%
去年の九月に私は地元の小さなアパレルメーカーに転職しました。働きやすい職場なんですが、たまに不思議なことが起こるんです。
今日は、私がこの半年の間に転職先で体験した、不思議な出来事についてお話しさせていただきます。
最終更新:2023-02-26 10:10:32
2936文字
会話率:17%
社会人八年目。大学卒業後、アパレルメーカーで真面目に働いてきた。仕事は順調でやりがいもある。出世のペースもよく会社に対しての不満は残業が多いことぐらいだ。
四か月後には結婚式が控えていて同棲中の彼氏とも仲がいい。実家で一人で暮らす母はいつで
も私のお話を聞いてくれる。私にとって本当に自慢の母親だ。
全てが順風満帆だと思っていた。私の前には幸せな道が広がっていると思っていた。
そうその日までは……
幸せが崩れるのはいつだって唐突だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 08:39:10
9588文字
会話率:67%
アパレルを管理する倉庫の会社に勤める、新人社員の山上大聖はアルバイト(パート)であり年上の鈴木海心に好意を寄せていた。
何度かデートを重ね、二人は付き合うことになる。しかし大聖は海心に対してある隠し事をしていた。一方、海心にも大聖に言えない
秘密があり―――――――――
※5話くらいで完結する予定です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 16:54:02
47693文字
会話率:30%
こちらの作品は現在連載中のフットボールのギフトのアナザーストーリーになります。
主人公は君嶋弥生。大卒4年目のアパレル会社に勤めています。そんな弥生には誰にも言えない秘密があった。それは、いまだに小学校の時からの初恋を引きずったままでいるこ
とです。その上、状況も弥生を助けてしまいます。なんと初恋の相手は地元のJ3のサッカー選手だったのです。本来ならば誰からも応援されない恋なのですが、周りからは「スタジアムに行って応援してきて」と背中を押される始末。もちろん自分の気持ちを伝えることなどできずに、押しのアイドルを応援するかのように週末地元のスタジアムに通い詰める弥生。そんな弥生に遂に転機が来ます。なんとその押しのJリーガーが引退することになったのです。スタジアムに行って引退試合を見たかったのですが、仕事の都合でどうしてもいけず、家で、ダゾーンを見る羽目に……そこで奇跡は起こります。このお話はフットボールのギフト前日譚です。このお話から入っても結構ですし、現在連載しているフットボールのギフトから読んでいただいてもかまいません。
それでは、心置きなく、フットボールを楽しんでください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-17 17:56:02
13412文字
会話率:35%
一枚の写真から出逢う二人。
日常のような非日常を描いた作品です。
最終更新:2022-07-12 19:03:26
1627文字
会話率:14%
そうですね、冷やかしはだめですもんね…。
最終更新:2022-06-28 20:00:00
865文字
会話率:4%