どうして色んなことを楽しめないのか?
どうして新しいことにチャレンジできないのか?
どうして毎日が生きづらいのか?
そのルーツは今ではなく過去にあるかもしれない。
あなたはそうなるべくしてそうなったのかもしれない。
このエッセイでは、私
の考える生きづらい大人への通り道についていくつか紹介する。
このエッセイで気づきを得て、将来そんな大人が少しでも減ってくれることを願っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 19:11:04
8183文字
会話率:0%
――なんと2つしか違わなかった。初対面の上司に対して姓ではなく名を告げるような女がだ――
アパレル会社勤務の千秋(29歳・男)は若い女性をターゲットとしたブランドの店舗マネージャーに任命される。順風満帆な歩みに同期たちから羨ましがられ
る彼だったが……
訪れたのは忘れられない出会い。
年齢不詳・奇想天外な販売スタッフ“トマリ”。
相棒はいかつい南京錠。
商品を見つめて「美味しそう」?
キャッチに怯えて全力疾走。
恋人はいつかパパになる……?
何かが止まってしまっている彼女から千秋は目が離せなくなる。
上司部下とも言い難い。恋心とも程遠い。いいやこれはむしろ親心?
停滞と躍動が入り混じる奇妙な時間がいつしか貴重な記憶となった。
どうやって大人になればいいのかもわからないまま、生きづらい社会人生活を送る人も案外少なくないのかも知れません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-27 10:00:00
6838文字
会話率:32%