山岳部の友人が急に亡くなった。
まだ若いのに。
葬式に出席するとご遺族の方に一冊の日記を渡された。
彼女が山岳部時代に使っていたものらしい。
読んでみると――え?
「皆で最後に冬の奥穂高に登れたらいいな」とか書いてあるんですけど。
卒業間際
の時期に聞いた時はてっきり冗談だと思っていたんですけど。
社会人になってから山とは縁遠くなった。
30歳。
皆それぞれ社会の中での立ち位置が決まっている頃だ。
僕もちゃんと登る機会なんて無いと思っていたけれど。
もし再開するなら今しかないよね。
冬の奥穂高に登れるかどうかは分からないけどさ。
大学時代の思い出を振り返りながら、社会人が山に登る。
もう一度あの峰へ。
亡くなった友人の分まで。
これは登山を通して綴られる一人の青年のストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-17 19:42:42
156407文字
会話率:11%
時は1960年代!二度目の大戦で勝利したツェントルム国はオイローパ帝国としてその栄光を謳歌していた。その国で最もえらい人である総統は齢68歳。二次大戦当時秘書であった若い女性と結婚して、一人の娘を設けていた。彼女の名はエヴァ・ユレーヴェン
。今年で14歳のうら若き少女である。
しかし、ある日総統が倒れてしまう。懸命な治療も数日の延命にしかならず、総統は妻とまだ若い一人娘を残してヴァルハラへ旅立ってしまう。突然絶対的な権力者を失った帝国。そして父を失ったエヴァ。彼女の運命やいかに!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 15:49:26
6125文字
会話率:33%
限界過ぎるコンビニ店員である
漆山 海琴(うるしやま みこと)は26歳女
学歴なし友達なし彼氏なしの一人暮らし
将来なにすっかなーを26歳まで続けた結果である
共感したり反面教師にしたり
26歳というまだまだ若いがアラサーに突っ込みかけ
ている
子供とはもういえないが大人になりきれない
そんな彼女の日常を覗いてみようと思う折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-29 23:10:03
315文字
会話率:0%
ミュール王国の第一王子ミケルトは、母王妃タマールの魔法でネコに変身し、自分の目で確かめ、お妃候補を探すことになった。
お節介な姉二人と、自分をでき愛する王妃のせいで、女性が苦手になってしまう。
可愛い女の子には興味があるが、恋愛もしたこ
とがないのに、いきなりお妃候補を探せだなんて無理に決まっている。
ネコになっている姿も2時間の制限時間がある。
18才で結婚しなくても、国王も王妃もまだ若いではないか。
僕に何でも押し付けないで欲しい。
でも、女の子の部屋に行くのは悪くないな。
仕方がないので、好みの女の子を探すことにする。
まずは帝国から来た。4人の姫たちだ。
さて王子は無事にお妃候補を探すことが出来るのでしょうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-21 14:48:09
7496文字
会話率:31%
建国6500年の節目を迎える天龍皇国――国祖は神仙・天龍真君であり、皇族はその真君の血を引く仙人たちだ。
宮廷には官吏や女官のほかに修士がおり、妖魔退治を生業とする特殊部隊も組まれるほど、仙術はこの国と人々の生活に密接している。
修士の葉癒
は、今年に後宮へ献上されたばかりで九嬪に選ばれた。妃嬪の中にももちろん修士や仙人がおり、それぞれに仕事が与えられるのだが……葉癒の仕事は本来なら出れるはずのない外廷のものだった。直属の上司はまだ若い官吏のようで、毎日のように宮廷内外を駆け回っている。
葉癒は自身が後宮にいる必要があるのかと疑問を持ったが、入廷してから見る夢にある既視感を覚え、その元がここにあると感じるのだった。
※この作品は、カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 06:29:00
2502文字
会話率:54%
まだ若いとは言えないけど。
大好きな歌手さんが旅立ちました。
最終更新:2023-11-18 20:57:35
200文字
会話率:0%
飛び込んできたのは衝撃的なニュースでした。
まだ若いのにーー、ともだちになれたらと。
最終更新:2023-07-12 23:07:32
200文字
会話率:0%
いっしょにお祭りを楽しんでいる。
まだ若い、恋人同士のやりとりと。
最終更新:2022-08-16 00:34:35
200文字
会話率:0%
ウステリア大陸のゼーストリア帝国は第3次戦乱期を終え、第十八代皇帝ストール・フォン・ゼーストリアの統治の元で繁栄していた。この帝国はほかの国々と比べるとまだまだ若い国であるが、この大陸で1、2を争うほどの大国である。
帝国第一皇子バーベス
ク・フォン・ゼーストリアは知能明晰、神算鬼謀、勇猛無比の天才皇子で、皆が次の皇帝はこの人だろうと考えていた。しかし、彼の19歳の誕生日、彼は突如として失踪する、、、
この物語は1人の皇子の失踪から始まった一連の事件を第一皇子バーベスクとバーベスクがいなくなってしまった帝国の2つの章があり、それらが交互に展開されます。
後の歴史学者はこの一連の事件を帝国動乱とよび、英雄帝バーベスクの始まりだという、、、
初めての投稿なので、拙い部分がたくさんあると思いますが、温かい目で読んで下さると幸いです。
読了後の感想、評価もしていただけると非常にありがたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-23 20:59:01
6949文字
会話率:76%
「聖女適正判定の結果、サナ・イチジョウの魔力はゼロ。よってクデール法国からの即刻国外追放を命じる!」
(は。はあああああああああああああああああああ!?)
聖女召喚の儀式によって呼び出された三人の内の一人、一条紗菜(いちじょうさな)は、聖
女選定において魔力なしと判断されて国外追放されてしまう。国境近くの森林で魔獣に襲われそうになったのを助けたのは、隣国のエルフの末裔である騎士団長ヴェノムだった。
それから聖獣国の教会で改めて聖女適正判定を行った結果、魔力はゼロのままだが、神力を持つ大聖女だったと結果がでた。
「ざまあああああ!」と叫ぶのは憚られるのでサナは拳をグッと握って、早くもクデール法国への復讐が一つ出来たと勝利を噛みしめる。
サナは大聖女であることを公開しない代わりに、王城で暮らすことを承諾。それがいつの間にか騎士団長ヴェノムと同棲する流れになり、この国の住人としての魔術的繋がりを強化するため義理の妹に。
サナはヴェノムに惹かれるも、義理の妹扱いされていることや、元の世界戻りたい気持ちがあり自分の気持ちにブレーキをかける。
そしてヴェノムもサナに惹かれながらも、過去や彼女の味方をすると告げた手前、自分の気持ちを抑え込もうとしてしまうのだが……。
両片思いの甘々な駆け引きから、自分の気持ちに気付き互いに距離を縮めていく。
「ヴェノム……愛しているので、添い寝をしてください」
「愛しているよ、サナ。でも添い寝は本当に好きな人に言って上げてくれ。年老いた俺ではなく、な」
「ヴェノムは……エルフ的な年齢層で言うとまだまだ若い、私と変わらないのです。……たぶん、きっと、そうなのですよ」
「サナ……寝ぼけているな。ほら、子守歌を歌って眠るまで傍にいるから」
「むぐっ」
これは腹黒過保護元騎士団長と、元の世界に戻りたい仕事人間な大聖女が結ばれるまでの物語である。
※R15は保険です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-22 19:10:33
141531文字
会話率:46%
18歳になる伯爵家の令嬢「カトリーナ」は、化粧もせず、着飾ることもせず、宮殿での奉仕も拒否し、毎日森を駆け巡り昆虫採集をするのでした。年頃の女性が好む宝石、花や蝶には興味がなく「生き物は外見ではないのです。その中身や過程が大切なのです」と言
っては、様々な毛虫や昆虫の幼虫を集めては、育てるのが趣味でした。そんな風変わりなお嬢様に、人々は「毛虫姫」とあだ名を付けて馬鹿にするのでした。カトリーナの両親は困り果てます。そろそろ殿方と婚約してもよい歳なのに、虫ばかり追い回して。ちゃんとした身なりをすれば、それなりに美しい女性となるものを……。そしてその噂は宮殿の王太子殿下の耳にまで届きます。まだ若い殿下も好奇心旺盛で、その噂を気になり真相を確かめるために「毛虫姫」をこっそり覗きに行くのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-28 16:10:34
11883文字
会話率:38%
高校に入学した和智暁斗の隣の席は、彼氏とのハメ撮りが流出したビッチと名高い三池乃亜だった。
一方の和智も裏ではヤリチンと呼ばれていて……?
これはまだ若い、体だけ大人になったら男女のちょっと歪な関係のお話
最終更新:2023-07-09 15:00:00
34970文字
会話率:55%
この世界では15歳でひとつスキルを得る。
【勇者】として優秀なスキルを得た親友ロイドと、とある役割を与えられた俺は仲間を集めて旅に出る。
しかし、パーティーから突然追い出されてしまった俺は賢者を訪ね、助言を得る。
「おまえはまだ若い、見
聞を広めるために学校に入りなさい。資金は冒険者をやりながら集めるといいだろう…」
勇者パーティーを離れ、授かったスキルを活用してたらいつの間にか魔王と呼ばれるようになり……
戻ってこいと言われても、もう遅い。
俺は俺で幸せを掴んでやる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 15:45:13
22796文字
会話率:26%
十三年前。
アードラシア帝国には未来ある皇子がいた。
名はヴィルヘルム・フォン・アードラー。
後の皇太子であるが、この時はまだ第一皇子。
優秀ではあるが、まだ若いという評価を受けていたヴィルヘルムだが、その評価を高める事件が発生する。
場
所は帝国東部。
皇国の影響を受けるこの地域に、調略の手が伸びていたのだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-12 00:00:00
23474文字
会話率:36%
ジュリアはウッドクライス伯爵家の娘である。
しかし彼女は伯爵が平民に産ませた庶子で、二年前に引き取られた令嬢であった。
彼女は容姿も頭脳も特殊能力も父親譲りで、とても賢く優秀な少女だった。
しかしそれが却って妬みを買い、
正妻や正妻の産んだ兄姉達から冷遇され、無視されることになった。
ろくに食事も与えられず、父に命じられた勉強時間以外は朝から晩まで使用人同様に働かされたので、ジュリアは酷く痩せていた。
それため彼女は、家族からは枯れ木娘、使用人達からは枯れ木令嬢と呼ばれていた。
しかし世界中を飛び回り、仕事が忙しい父親はほとんど家にいなかったので、そんな娘の状況に気付かなかった。
そんなある日、父親から娘達に縁談が舞い込んできた。父親の仕事のパートナーである男爵だという。
二人の姉達は父が持ち込んで来た縁談話を強く拒否した。
伯爵令嬢である自分達が格下の男爵家に嫁入りだなんて冗談ではないと……
そして姉達からその縁談を押し付けられたジュリアは、護衛と共に顔合わせの場所に向かった。
どうせ父親と同年代のおじさんだろう。だけど高位貴族よりも男爵様の方がいいわ。どうせ私はエセ伯爵令嬢だもの……
そう思っていたジュリアだったが、目の前に現れた男爵を見て驚いた。
何故ならその縁談の相手は大農園の経営者で『花男爵』と巷で評判の、まだ若い青年だった。
しかも鮮やかな紅いサラサラ髪に、明るく輝く緑色の瞳をした絶世の美男子だったからだ・・・
❋ ❋ ❋ ❋ ❋ ❋
ファンタジー要素強めの話で、特定の国のをモデルにしていません。王侯貴族の決まり事もゆるふわ設定です!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-18 22:26:30
358866文字
会話率:22%
妻に、結婚して初めて足の爪を切ってもらった。
最終更新:2023-04-08 00:00:44
1101文字
会話率:0%
魔導師ザクトールは、とある町の酒場で戦士を探しているときに、使い込んだ斧の柄に目を引かれて、まだ若いミィアンという戦士娘とパーティ契約を結んだ。だが、その時に酒場のマスターに「その戦士さんオーガハーフですよ?」と言われて動じるのであった。
野性の魔物を、素手や石棍棒で撃滅し、肉を貪る全長5メアトを超える個体もいる、オーガ。
それと人間のハーフ娘であるミィアンは、だいぶバカなワイルドキュート娘であった。
何はともあれ、魔導師ザクトールと彼と行動を共にしている女神官剣士マキアン、それに戦士ミィアンはパーティ契約の通りに【マシンギガント】の討伐に出発するのであった。
*「カクヨム」さんでも発表しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-16 19:49:11
13733文字
会話率:43%
「早まるな! 君はまだ若い! 婚約破棄の重みを分かってない!」
「『貴様との婚約を破棄する!』その一言で人生が台無しに……!」
「婚約は家と家との結びつき、学生が安易な考えと一時の感情で勝手に破棄しないように!」
「卒業パーティで婚約破棄し
た卒業生Aさんの転落人生。
『学生時代イケイケだったのに、卒業パーティで【貴様との婚約を破棄する!】と叫んだばかりに……今は窓のない塔に幽閉されています。ここは寒くて、暗くて、狭くて、かび臭い……』」
卒業パーティの会場の入り口の前には、これでもかというぐらい卒業パーティでの婚約破棄を思いとどまらせる張り紙があった。
いつの頃からか学園のOBにより「卒業パーティを卒業パーティで婚約破棄を叫ぶ奴から守る会」が結成され、卒業パーティで婚約破棄を叫んだ人間も、それを受け入れた人間も彼らによって粛清されるようになっていた。
婚約者との仲は良くもないが悪くもないし、就職も決まったし、俺の未来は順風満帆、婚約破棄なんか俺とは無縁……そう思っていたんだけど……。
「あなたとの婚約を破棄するわ!」
目の前で婚約破棄を叫んでいるのは、もしかして俺の婚約者!?
ああっ! 俺の順風満帆の将来が光の速さで遠ざかっていく……!
この婚約破棄騒動には俺が予想だにしない、思惑が隠されていて……。
【こんな人におすすめ】
・男主人公の一人称の恋愛小説が読みたい
・卒業パーティと言ったら婚約破棄だ!
・ざまぁはしっかりやってほしい
・優しい人には報われてほしい
・ハッピーエンドが好き
※微ざまぁ有り。
※小説家になろう先行投稿です。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-03 18:15:22
31833文字
会話率:27%
主人公は心の内に闇を秘めたまだ若い青年だった。
そんな彼が出会ったのは同じくどこか寂しげな雰囲気をまとった「彼女」だった。
似た者同士気が合い、お互いに打ち解ける存在のはずだった二人。
しかし彼は気づかぬうちに数々の過ちを犯すことになる。
※短編小説ですが、主人公の感情を書き留めたものですので少し読みづらくなっているかと思われます。また、この物語は一部フィクションです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-09 03:25:30
2743文字
会話率:5%
ミュルンハルト王国騎士団長であるアルヴィスには忘れられない女性がいる。それはまだ若い頃に付き合っていた貴族令嬢のことだ。政略結婚で隣国へと嫁いでしまった彼女のことを忘れられなくて今も独り身でいる。そんな中で彼女から最後に送られた手紙を読み返
した。その手紙の意味をアルヴィスは今も知らない。◇アルファポリスでも掲載してあります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-25 20:14:10
1925文字
会話率:3%
人生経験を積んできた「ひろし」が、まだ若い「みなと」の言葉に感情が動いていく作品
1つの感情で人生を変えてしまうのが人間というものです。
最終更新:2022-11-14 02:34:29
4219文字
会話率:51%
主人公平山雄都は、有名高級ブランド『コダイク』の社長の息子である横山楓の誘いで
夏休みに横山家の別荘へ
横山楓の姉である横山七恵や、執事の松本、メイドの広瀬など挨拶を交わし終えた時
横山コウダイが何者かによって殺害、島に謎の男が漂流、モニタ
ーに映る戯けたマスコット
果たして犯人は誰なのか?孤島に立つ別荘で繰り広げられる本格ミステリー
主人(横山コウダイ)
莫大な遺産を残して冒頭で死ぬ、元嫁と顔が似てる姉を嫌う
姉(横山七恵)
横山家の長女、完璧主義で厳しいが本当は優しい、持病を患っている
弟(横山楓)
横山家の次男、元気で明るいが姉さんを心配する
弟の友達(平山)
主人公、楓の誘いで別荘に来たが事件に巻き込まれる
執事(松本)
ご主人様の側近としてずっと支えてきた執事、別荘を管理している
メイド(広瀬)
まだ若いメイド、実はコウダイからのイジメを受けていた…
謎の男(??)
漂流してきた謎の男、名前以外何も思い出せないという
ヤマモン
モニターに映る戯けた謎のマスコット、その正体は…?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 19:33:14
19372文字
会話率:33%