十三歳の朱亞(シュア)は、自分を育ててくれた祖父が亡くなったことをきっかけに住んでいた村から旅に出た。
旅の道中、皇帝陛下が美女を後宮に招くために港町に向かっていることを知った朱亞は、好奇心を抑えられず一目見てみたいと港町へ目的地を決
めた。
山の中を歩いていると、雨の匂いを感じ取り近くにあった山小屋で雨宿りをすることにした。山小屋で雨が止むのを待っていると、ふと人の声が聞こえてびしょ濡れになってしまった女性を招き入れる。
女性の名は桜綾(ヨウリン)。彼女こそが、皇帝陛下が自ら迎えに行った絶世の美女であった。
しかし、彼女は後宮に行きたくない様子。
ところが皇帝陛下が山小屋で彼女を見つけてしまい、一緒にいた朱亞まで巻き込まれる形で後宮に向かうことになった。
後宮で知っている人がいないから、朱亞を侍女にしたいという願いを皇帝陛下は承諾してしまい、朱亞も桜綾の侍女として後宮で暮らすことになってしまった。
祖父からの教えをきっちりと受け継いでいる朱亞と、絶世の美女である桜綾が後宮でいろいろなことを解決したりする物語。
※世界観はふわっとしています。
※別の投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 17:04:39
60437文字
会話率:55%
今日も今日とて、社畜として生きて日付をまたいでの帰路の途中。
高校の時に両親を事故で亡くして以降、何かとお世話になっている叔母の深夜食堂に寄ろうとした俺。
いつものようにドアに手をかけて、暖簾をぐぐりかけた瞬間のこと。
足元に目を開けてい
られないほどの眩しい光とともに、見たことがない円形の文様が現れる。
声をあげる間もなく、ぎゅっと閉じていた目を開けば、目の前にはさっきまであった叔母の食堂の入り口などない。
代わりにあったのは、洞窟の入り口。
手にしていたはずの鞄もなく、近くにあった泉を覗きこむとさっきまで見知っていた自分の姿はそこになかった。
泉の近くには、一冊の本が落ちている。
『ようこそ、社畜さん。アナタの心と体を癒す世界へ』
降り出した雨をよけて、ひとまずこの場にたどり着いた時に目の前にあった洞窟へと本を抱えながら雨宿りをすることにした主人公・水兎(ミト)
日記らしきそれを開くと見たことがない文字の羅列に戸惑い、本を閉じる。
その後、その物の背表紙側から出てきた文字表を見つつ、文字を認識していく。
時が過ぎ、日記らしきそれが淡く光り出す。
警戒しつつ開いた日記らしきそれから文字たちが浮かび上がって、光の中へ。そして、その光は自分の中へと吸い込まれていった。
急に脳内にいろんな情報が増えてきて、知恵熱のように頭が熱くなってきて。
自分には名字があったはずなのに、ここに来てからなぜか思い出せない。
そしてさっき泉で見た自分の姿は、自分が知っている姿ではなかった。
25の姿ではなく、どう見ても10代半ばにしか見えず。
熱にうなされながら、一晩を過ごし、目を覚ました目の前にはやたらとおしゃべりな猫が二本足で立っていた。
異世界転移をした水兎。
その世界でまわりに自分の姿がどう見えているのかを知らないまま、本が導くままにのんびりと旅に出る水兎のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-06 13:35:57
18615文字
会話率:28%
山歩きの最中に雨宿りしていた失業中の遠見祐司は、気がつくとリファニアという極北の小大陸にいました。そこは今から五千年前に”空の割れた日”という名付けられた物理現象を境に、史実の地球とは異なった自然環境、歴史を刻んできたもう一つの地球だった
のです。
そして、”空の割れた日”に地球にもたらされた未知のエネルギーによる巫術と呼ばれ魔法もどきの術が存在します。この巫術による自然界への悪影響を排除するために、祐司が大巫術師スヴェアの代理人となり途中で出会った少女とリファニアを旅するアドベンチャーロードストーリーと思ってください。
長い話ですが第一章、できれば第二章を読めば後は独立した話が数話ずつまとまっている体裁になっていますので何処か面白そうな所だけを読んだり、興味が薄いような場所を飛ばしても読むことが出来ます。
見た目の雰囲気は北欧風ですが、中世末期のリファニアというキリスト教無き多神教世界での主人公以外の群像劇も時々展開します。
なお、作中の挿絵は、地図や図などを除いてフリーの素材・写真を加工して使用しています。気をつけているつもりですが、規約違反があればご指摘していただければ幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 08:08:13
8217395文字
会話率:25%
雨の中、藍色の着物を着た人物が歩いている。
何故歩いているのか、何のために歩いているのか、分からぬままに歩き続けて辿り着いた一軒の古書店。
女店主に誘われ、中で雨宿りがてら一つの話を聞くこととなる。
それは、とある美しかった娘と人形の物語り
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-30 21:58:12
5771文字
会話率:17%
雨宿りをしている男が木になる話
最終更新:2024-04-25 01:12:44
1496文字
会話率:47%
ゲリラ豪雨が降ってきた!!
最終更新:2024-04-18 07:00:00
256文字
会話率:0%
雨が鳴らす。
雨音を鳴らす。
最終更新:2023-06-15 07:00:00
494文字
会話率:0%
ある雨の日のバス停 一人雨宿りをする女性の元に少年が訪れる
彼は言った「隣、いいですか」
最終更新:2024-04-01 03:38:28
6363文字
会話率:43%
シャーロン・ヴァージルは男でありながら、見た目の美しさから男に見られることがなかった。
そんな時、一人の女性が雨宿りを切っ掛けに教会へ踏み入れてから、シャーロンのまわりと心は何かと落ち着かなくなる。
最終更新:2024-03-16 09:00:00
180780文字
会話率:49%
ゆっくり、ゆっくり、ひとやすみ
キーワード:
最終更新:2024-03-02 07:36:04
200文字
会話率:0%
雨の日だから欲張ってしまう女の子の話
最終更新:2024-02-12 00:10:58
2219文字
会話率:70%
アパートの部屋を出ると、軒先で美少女が雨宿りをしていた。
突然の雨が降った日、天羽響樹(あもうひびき)はそんな形で烏丸吉乃(からすまよしの)と出会った。
学校で一番、それも飛びぬけて美しく優秀な彼女に半ば無理矢理恩を着せた事が二人の始まり。
その後もなんとなく縁は続き、響樹と吉乃の間に交流は増えていくのだが、噂で聞く姿と実際に接してみた彼女とではどうも様子が違う。
吉乃は誰もが語る「穏やかな笑みを絶やさない完全無欠の美少女」などではなく、いじっぱりで負けず嫌いで、そしてとてもさみしがりな女の子だった。
響樹はそんな吉乃がどうしても放っておけなくなっていき、吉乃もまた響樹と過ごす日々を大切なものだと思うようになっていく。
素直になれない少年といじっぱりでさみしがりな少女が、少しずつお互いの心に踏み込んでいく、そんなお話。
※※本編完結済み※※
おまけを不定期で投稿予定。
カクヨムでも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-11 20:01:58
520669文字
会話率:53%
これまでに書いた短編です。
定期的に新作も掲載していきます。
最終更新:2024-01-28 16:00:00
132741文字
会話率:46%
霧斗はジョギングの帰り道、素敵な雰囲気の喫茶店に入った。
居心地の良い雰囲気についつい長居していると、いつの間にか外は雨が振り始めていた。
携帯も財布もなく、最低限に持っておこうとしていたお金はコーヒー代で消えた。
霧斗がどうするか
悩んでいると、英国紳士を彷彿とされる紳士が、声をかけてきた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 00:00:00
20465文字
会話率:63%
町から村へ帰る途中、雨宿りのために男が行き着いたのは、古い屋敷だった。
最終更新:2023-12-16 00:44:43
4016文字
会話率:31%
こうのすFM
フラワーラジオ
ポストメリディアン火曜日
八巻和行の七転び八巻
という番組の投稿コーナー「妄想【愛の劇場】」に投稿した作品をこちらに投稿しています。
毎週パーソナリティ八巻さんのX(旧Twitter)から【作品の
テーマ】が発表されます。
そのテーマに沿って、小説風作品を番組に投稿するというコーナーです。
番組コーナー投稿回数 第二十七回目〜三十回目。
妄想【愛の劇場】
#30 雨宿り
#31 オムライス
#32 山小屋
#33 おり紙折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-12 11:56:25
953文字
会話率:0%
高校入学を目前に控えた春休み。
道場の帰り、雨に降られた俺――榛名詩信は、コンビニの軒下で雨宿りする、銀の髪に青い瞳の女と一緒になる。
自意識過剰とはいえないほどの、思わず目を見張る美少女だが、どうやら傘を持ってはいないらしい。
と
りあえず、急いで家まで走り、傘を引っ掴んで戻ってくれば質はさらに驚いた顔を晒す。
俺が戻ってこないと思われていたとは心外だが、初対面だし、むしろ、荷物預けた俺のほうが不審か? ということは、薄々自覚もしている。
とはいえ、ここまできて、さすがにそのまま放置ってわけにはいかず、なぜか俺のことを知っていたそいつと二人で傘差して家まで戻ると、母さんもどうやらその、神岡光莉と名乗った女子を知っている様子で……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-08 03:44:30
984696文字
会話率:40%
いじめられっ子の男子生徒が夕立に遭い神社で雨宿り。
するといじめっ子たちがやってきて、その男子生徒は追い出されてしまった。
雷雨の中でずぶ濡れになっていると、今度は落雷に打たれて意識を失う。
天界で目覚めたその男子生徒は、自分が落雷に打た
れて死んだと知らされる。
雷神の落雷に打たれて死んだ人間は、新たな雷神になる。
天界の掟に従い雷神になったその男子生徒は、
雷を操る力を手に入れ、いじめっ子たちへの復讐を計画する。
雷神の力で雷を起こせばいじめっ子に復讐するのは簡単なように思われたのだが。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 03:20:00
7965文字
会話率:16%
――いつもと変わらないはずの今日は、崩れ落ちた天井と一緒に終わりを告げた。
地下室に閉じ込められていた少女、時雨は、突如天井から降ってきた姉の知り合い、東雲に助け出される。
当たり前だったはずの、最低な毎日に差し伸べられた無骨な男の手は、
きらきらと眩しいくらいに輝いて見えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-18 22:00:00
93164文字
会話率:48%
大きな街から少し離れた街道沿いに『スープの森』はある。
オリビアはそこの店主で愛犬と一人暮らし。
店の客たちはオリビアの雨予報を頼りにしている。
ある日、疲れた様子の元傭兵が『スープの森』で雨宿りをした。雨が降るから今夜は離れに泊まれと言わ
れたその夜。店に思いがけない訪問者が来た。
動物と会話できる25歳のオリビアと傭兵仕事に疲れた28歳のアーサー。大きな黒犬のロブ。
街外れのスープの店を中心にして、二人と一匹、常連客、森の動物たちが静かに交流を重ねていくお話です。
ひたすら癒される話を自分が読みたくて書き始めました。
不定期更新です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 11:14:03
360589文字
会話率:58%
無口で控えめな性格のエヴァは、大きな街から離れた農村で暮らしている。ある日、地主の奥様にお使いを頼まれた。お使いの帰り道、急な雷雨に遭遇したエヴァは、近くの店の軒下で雨宿りをした。
雨宿りから始まる秘められ続けた恋のお話です。
最終更新:2023-11-01 16:57:34
7709文字
会話率:49%
1人の少年の帰り道、突然雨が降ってくる。
雨宿りのために入ったのは小さな映画館で…
最終更新:2023-10-28 11:15:01
846文字
会話率:5%