街に買い物へ出かけたら、偶然森で一匹の犬に懐かれた。
あまりに寂しそうにしているからつい連れて帰ってしまったけれど、それからというもの、セルビアの周りにどんどん増える動物たち。
動物ばっかり連れて来られても、家では面倒見られない、お願いだか
ら一人立ちして!
と言われて、セルビアはついに住んでいた集落を追い出されてしまった。
家を出てからも、外を歩けば歩くほど、どんどん増える動物たち。
みんな大好きだけど、うちはサーカス団じゃないんだよ?
入団審査、必要かしら?
そんな生活をしていると、気付かぬうちに世間では、セルビアがたくさんの動物たちを使役していることになっていた!
だけどそんな、すごい人ではないんです!!
【おことわり】
本作、タイトルの「使役する」という言葉を、「(強制的に)~させる」という意味で使用しておりません。
「動物たちは(強制的に)使役してないのに勝手に忖度して動いている」というイメージです。
強制されていないので、勝手に動くし、勝手についてくるし、その行動が必ずしもセルビアの役に立つわけではありませんが、彼ら的に頑張っているので、温かく見守ってあげてください。
本来と違うニュアンスで使用しておりますが、タイトル変更などを行う予定はありません。
悩んだ末、そのままのタイトルに決めましたのでご了承ください。
■R15は保険です。
■更新は不定期です。基本的には毎週月曜日00:00を目標にしております。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-23 00:00:00
135994文字
会話率:32%
シャルロッテは獣人と動物を忌み嫌う人間の国――ニカーナ帝国で、もふもふをこよなく愛する伯爵令嬢。
『屋敷で犬や猫を飼いたい!』という条件ゆえ、お見合いでお断りの手紙を貰うこと通算二十回の婚活難民でもあった。
ある日、そんなシャルロッテに皇
弟カタルから求婚状が届いた。カタルは妻から生まれたばかりの息子を奪って追い出した『冷酷悪魔』と名高い極悪人。そんな悪魔のような男が息子の継母を探しているらしい。
シャルロッテは『屋敷で犬や猫を飼ってもいい』という条件を出され、カタルの求婚を受ける。
屋敷で待っていたのは、ふわふわもふもふ子犬!? ではなく、狼!?
シャルロッテはニカーナ帝国にはいないはずの狼獣人の継母になってしまった。しかも、カタルは何か訳アリの様子。
狼皇子をもふもふたっぷり可愛がるためにも、幸せな家族計画をはじめようと思います!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 07:20:00
90639文字
会話率:40%
政略結婚で夫となった人は、優秀な魔術師で侯爵で女性嫌い。
「私が君を愛することはない」なんて、口に出さなくても感情が伝わってくるので分かります。
ほら、旦那さまの黒い感情から黒いトゲトゲしたものがうまれました。
あまり顔を合わさずに過ごし
ていたけれど、とある日、旦那さまの白い感情からつぶらな瞳の白いもふもふがうまれました。
旦那さまがそれを大切にしだして、何だかとても可愛らしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 08:28:54
7096文字
会話率:20%
ガタガタと揺れる馬車の中、天海ハルは目を覚ます。
案ずるメイドに頭の中の記憶を頼りに会話を続けるハルだが
思うのはただ一つ
「これが異世界転生ならば詰んでいるのでは?」
そう、ハルが転生したエレノア・コールマンは既に断罪後だったのだ。
エ
レノアが向かう先は正道院、膨大な魔力があるにもかかわらず
攻撃魔法は封じられたエレノアが使えるのは生活魔法のみ。
そんなエレノアだが、正道院に来てあることに気付く。
自給自足でお菓子やハーブ、畑を耕し、限られた人々と接する
これは異世界におけるスローライフでは?
希望を抱き始めたエレノアに突然現れたのはふわふわもふもふの狐。
だが、メイドが言うにはこれは神の使い、聖女の証だと言うが……?
もふもふと共に過ごすエレノアの異世界スローライフ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-21 12:00:00
234209文字
会話率:33%
いきなり地球から、遥か遠くに在る異世界の、森の中にいた少女は、一人の青年に出会い助けられて、とある養護院に身を寄せる事になる。
此処は、異世界[アルシュセレスト]この世界は、三つの浮遊大陸から成る浮遊帝国と碧く深く広がる大海原に五つの大陸が
存在します。人々から憧れられる存在 “天空の旅人“ 魔法を駆使して、世界中を冒険し竜と絆を結ぶ事が、唯一出来る者達である。
その見習い旅人の試験に、ある決意をして挑む少女が
竜に嘉されし世界へ羽ばたいていく物語ーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-15 18:00:00
21020文字
会話率:33%
<愛する人から与えられるなら噛み跡さえも愛おしい宝物>
上級天使貴族であるティアレインは天珠を持って生まれた。天珠持ちは王を支え、時に慰める為に生きるオメガ。天界を統べるダリウス王は絶対的アルファ。王と天珠は千年の時を共に生きていく事を運
命づけられた番。
オメガの花の匂いを香水で誤魔化す為に、ティアレインは女装する事が多い。
ふわふわもふもふの小さな犬型獣人悪魔との出会いがティアレインの運命を大きく動かし始める。
久しぶりに参加した夜会で強引で尊大な態度の男ダリウスと出会う。最初は気に食わない奴だと思っていたが共に過ごす内に、ダリウスの偽りのない優しさと時折見せるさみしそうな表情に、ティアレインはどうしようもなく惹かれていく。
〜独自設定〜
◇バース性は約0.5%程の天使と悪魔にしか現れない。アルファとオメガが出会ったとしても運命の番とは限らない。
主=アルファ。珠持ち=オメガ。
◇王とパートナー。千年に一組だけ必ず現れる。例外なく運命の番。
王=アルファ。天珠=オメガ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 19:04:24
100571文字
会話率:60%
ふわふわの白い毛並み。まるっとしたフォルム。
気が付いたら毛玉(ケサランパサラン)になっていた真白と、イケメン時々毛玉なパパの日常。
最終更新:2024-05-04 20:00:00
38805文字
会話率:37%
もう耐えられない!
隣国から嫁いで五年。一度も国王である夫から関心を示されず白い結婚を続けていた王妃フィリエルはついに決断した。
わたし、もう王妃やめる!
政略結婚だから、ある程度の覚悟はしていた。けれども幼い日に淡い恋心を抱いて以来、ずっ
と片思いをしていた相手から冷たくされる日々に、フィリエルの心はもう限界に達していた。政略結婚である以上、王妃の意思で離婚はできない。しかしもうこれ以上、好きな人に無視される日々は送りたくないのだ。
離婚できないなら人間をやめるわ!
王妃で、そして隣国の王女であるフィリエルは、この先生きていてもきっと幸せにはなれないだろう。生まれた時から政治の駒。それがフィリエルの人生だ。ならばそんな「人生」を捨てて、人間以外として生きたほうがましだと、フィリエルは思った。
これからは自由気ままな「猫生」を送るのよ!
フィリエルは少し前に知り合いになった、「廃墟の塔の魔女」に頼み込み、猫の姿に変えてもらう。
よし!楽しいセカンドラウフのはじまりよ!――のはずが、何故か夫(国王)に拾われ、ペットにされてしまって……。
「ふふ、君はふわふわで可愛いなぁ」
やめてえ!そんなところ撫でないで~!
夫(人間)妻(猫)の奇妙な共同生活がはじまる――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 06:00:00
195661文字
会話率:28%
しゃべるぬいぐるみたちと主さんの、ほのぼのでもふもふな癒しライフ☆彡
合言葉(?)は、もふもふぎゅっぎゅ♪
※毎週、月・木投稿予定で、時間はテキトーです。
最終更新:2024-02-23 23:49:22
66845文字
会話率:51%
ある日、あなたが家に帰ってくると、部屋のまん中に見知らぬ箱がぽつり。
漆塗りの黒く艶やかな箱。そして、それを結ぶ赤い紐。
その箱はまるで、おとぎ話にある『玉手箱』によく似ていて…
あなたは警戒しながらも、その箱に手を掛け、
そして
──────折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-26 07:35:42
1079文字
会話率:8%
おつかれしゃまの君に、僕のもふもふとぽぴゅぽぴゅ攻撃をくらわしてやるでしゅ~!
最終更新:2022-05-03 21:56:53
388文字
会話率:0%
リエール王女は、誕生祝いの席に呼ばれなかった四人目の魔女の呪いによって、15歳の誕生日に真っ白ふわふわうさぎのぬいぐるみへと姿を変えた。
婚約者であるルードリッヒ王子とキスをすれば、人間に戻れるはずなのだけれど——。
三人目の魔女は言った。
「人間に戻れないということは、リエール様は王子様を愛していないのでしょう」
魔女の呪いによって真っ白ふわふわうさぎのぬいぐるみになってしまったリエール王女と、リエールを愛するあまりこじれてしまった俺様王子ルードリッヒの純愛ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-30 11:05:17
17211文字
会話率:37%
遥か昔、火を司るドラゴンと氷を司るフェンリルは対立していた‥‥。
「前世の私は、風よりも速く駆け、山をも噛み砕く、氷の支配者フェンリルだった。本当だぞ!本当にフェンリルだったのだ!それはもう大きくてかっこよく、ふわふわでもふもふなフェンリル
だったのだ!!」
今生でも相変わらずふわふわもふもふな白銀の髪を揺らす王女。そんな彼女と前世では殺し合いを繰り広げていたドラゴンの生まれ変わりの公爵が結婚することになった。
「君は今も変わらず気高く美しい(うっとり)」
「貴様も憎々しいほどに変わらんな‥‥。」
あれ?殺し合った仲‥‥だよな?
そんな二人の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 19:00:00
35518文字
会話率:64%
ふわふわした銀の毛並みを持つ聖獣、キャス。サラサは聖女として神殿で一緒に生活している。膝の上のキャスを撫でたり、結界を張る宝石に魔力を溜めたり、平和な毎日の中で神殿長の怒鳴り声を聞いたり。
そんなある日、この国に魔物の群れが向かってきている
と報せが入る。サラサはキャスと共に国や街を守るべく、神殿を飛び出した。その先で、サラサはキャス、そして聖獣たちの実力を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 19:30:13
9135文字
会話率:51%
目の前に広がるのは天国……ってなんでぇぇぇぇ!?ーーーこの物語はとある心の綺麗な女の子が天寿をまっとうし天国へ行ったことから始まる。
その少女の心が綺麗すぎて天使の人たちもびっくり!心が綺麗なのは生きていた頃良い事を沢山した証拠!その功績を
称えて3つだけ願いを叶えて貰うことに…!!この少女の願いは一体!?少女の行く末は…??
ーーーーーーーーーー
※誤字等ございましたらご連絡ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 14:02:31
3866文字
会話率:52%
不思議な力を持つ精霊動物とともに生きるテスカ王国。その動物とパートナー契約を結ぶ事ができる精霊適性を持って生まれる事は、貴族にとっては一種のステータス、平民にとっては大きな出世となった。
訳ありの出生であり精霊適性のない主人公のメルは、あ
る特別な資質を持っていた事から、幼なじみのカインとともに春から王国精霊騎士団の所属となる。
非戦闘員として医務課に所属となったメルに聞こえてくるのは、周囲にふわふわと浮かぶ精霊動物たちの声。適性がないのに何故か声が聞こえ、会話が出来てしまう……それがメルの持つ特別な資質だったのだ。
しかも普通なら近寄りがたい存在なのに、女嫌いで有名な美男子副団長とも、ひょんな事から関わる事が増えてしまい……? 精霊動物たちからは相談事が次々と舞い込んでくるし……適性ゼロだけど、大人しくなんてしていられない! メルのもふもふ騎士団、城下町ライフ!
※ノベルアッププラス様、アルファポリス様でも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-20 00:00:00
63736文字
会話率:46%
黄金聖女と呼ばれるウェルシーは、毎日毎日贅沢三昧だった。
ありふれた茶髪を金に染めた。ドレスも最高級品、アクセサリーも全て黄金。聖女の仕事はきちんとやるが、力で救った人々の数だけ王家に金貨を要求し、もはや宮殿というレベルの豪邸を建てるなどし
ていたのだ。
元は貧しい平民だった彼女の人生は黄金のように輝かしかった。……表向きは。
しかしある日突然、公の場以外では一度も顔を合わせたことのない名ばかり婚約者の王太子に告げられてしまう。
「お前の数々の所業、到底容認できるものではない。よって婚約は破棄とし、国外追放処分にすることが先刻決定した!と。
着の身着のまま国を追い出されたウェルシー。あてもなく彷徨ううち、彼女は森の中でもふもふの生物と出会うことになる。
それは実はおとぎ話の中だけだと思っていた神獣で……?
もふもふに身も心も癒されて愛を知る平民聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-24 13:00:00
10000文字
会話率:30%
八歳の時、ふと自分が前世にちらっと読んだ恋愛漫画の世界に転生したと気づいた公爵令嬢ルクティア。
どうやらこのままでは王子に婚約破棄され国外追放されるらしい。……が、彼女は正直そんなことはどうでも良かった。王子との婚約破棄という面倒ごとを
さっさと済ませたルクティアが隣国に向かう馬車の途中で拾ったのは、もふもふでキュートなフェレット獣人の伯爵令息ヴィーゼ。
前世からもふもふ動物が大好きだったルクティアは虐げられていた彼を救い出し、本来のスパダリヒーローそっちのけでデロデロに溺愛しはじめるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-14 08:00:00
6400文字
会話率:27%
亜人を虐げる人間族を全て滅ぼし、多くの血の上に獣人のみの世界を築き上げた冷徹非道な狼人の王、リカント。
そんな彼の元へ、ある日突然一人の少女が現れた。彼女の名前はペコラといい、ふわふわもこもこのとても可愛らしいワーシープ族の姫であった。
「わたし、かっこいいリカント様に憧れてるんですの〜。お嫁さんにしてくれませんか〜?」
冷たく追い払うものの、めげずに求婚を繰り返すペコラ。リカントはそんな彼女がなんだか憎めなくなっていって……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-20 08:00:00
6300文字
会話率:39%
数か月の間、雨らしい雨が降ってない遼夏(りょうか)の国で人々は不安に思っていた。このままでは飢えてしまうのでは?
そんな中、張南村に生まれ両親とともに平穏な暮らしを送っていた梅玲玲の元に王宮からの使者が訪れる。
「お前が梅玲玲か。王妃様より
の命令である。直ちに王宮に出頭せよ!」
身に覚えのない玲玲(りんりん)であったが、後宮に入ることができると勘違いした両親によって王宮へと送り出されてしまう。
「ああ、おいたちはよか孝行娘ば持った果報者たい!」
「こん、薄情者(はくじょうもん)!」
王宮に着いた玲玲に王妃は「この国を救ってくれ。頼む」と頭を下げ、中庭の離れで暮らすように伝える。
訳も分からずに離れに着いた玲玲。戸惑いながらも部屋の探索をしていると、ふわふわの布団を発見する。誰もいないと思っていたのにそこには少年が寝ていて、布団だと思って触っていたものは、少年の足の付け根……
「早く手を離せ! このままじゃヤバいって、そこはおいらの……」
これは黄龍の巫女となった梅玲玲が、いつか猫まみれになれる日を夢見て仲間と一緒に国を救っていくお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 09:30:16
165165文字
会話率:58%
雨の中、捨てられた王女クローディアは辺境騎士団の団長ランドルフに助けられた。
それがきっかけで辺境に行くことになり、さらに彼と「ひみつ婚」をすることに!
この「ひみつ婚」は半年という期限つき。クローディアは彼を好きにならないように注意する
けれど。
「俺は、お前を、捨てたりしない」
彼の優しい言葉に惹かれてしまい――?
これは、秘密の結婚をした王女と騎士団長の、じれじれな恋物語。全48話の予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-07 07:14:40
130358文字
会話率:37%
家族から冷たく扱われ、客人である公爵様――レオナルド・スーリエからも冷たい態度を取られていた、令嬢――ソフィー・ルノワール。
公爵様は一匹狼で婚約者はいない。
雑用もこなし、憂鬱な日々を送っていたソフィーだが、もう疲れたから部屋にあるポ
ーション、一気に飲み干してやる!と意気込み、飲むと――
あれ?体がふわふわ。それに視界が悪い……
ん??もふもふになってる!?
これは、他人に見られたらやばい……!
そう思ったソフィーは失踪してしまう。
捜索届けまで出されたソフィーだが、レオナルドには呆気なく見つかってしまう。
「こ、これは……その……」
「触っていいか?もふらせてくれ」
(ええっ!あっ。む、無理ぃー。ふえぇ)
公爵様はどうやらもふもふ好きだったようで。
なでなで。
(ちょっと距離近すぎ。心臓が……やばい)
「エサだ」
(これはっ、高級もふもふーど!人間だった頃はくれなかったのに……)
どうやら、冷たかった公爵様は私がもふもふになった途端、優しい公爵様に豹変しました。
もふもふでもふもふな、溺愛生活が始まります。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-06 18:59:28
3724文字
会話率:34%
「俺が君を愛することはない。離縁したいなら、いつでもかなえてやる」
伯爵であるヴィンセントのもとに嫁いだエリカが最初に聞いたのは、そんな言葉だった。この結婚は政略結婚で、ヴィンセントにはあまりいい噂がない。エリカはそれらのことを了承した上
で、ヴィンセントのもとに嫁ぐことを受け入れていた。
しかしそれでも、いきなり拒絶されてしまっては辛い。エリカはどうにかしてヴィンセントに近づこうと頑張るが、全て空振りに終わってしまう。
すっかりしょげてしまった彼女は、とぼとぼと屋敷の近くの森に足を踏み入れた。そこで出会ったのは、幻獣と呼ばれる珍しくて不思議な生き物だった。そうして、彼女は気づいた。なぜか自分が、幻獣と話ができるのだということに。
彼女は幻獣たちと心を通わせ、悩みを相談するようになる。幻獣たちは、エリカとヴィンセントの関係を何とかしようと、大張り切りで首を突っ込んできた。
これは、ちょっと気弱で懸命な令嬢と、とても不器用で誠実な青年と、二人を見守るふわふわの生き物たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-28 12:18:12
135839文字
会話率:49%
花は入社3年目の会社員の女性。
どこにでもいそうな彼女には、ひとつだけ秘密があった。
それはクマのぬいぐるみと一緒に暮らしているということ。
ぬいぐるみと言っても、ただのぬいぐるみではいそれは、花の周りを飛んだり跳ねたり。自由に動き
回って、時には料理をしたり、時には掃除をしたり、時には疲れた花をそのふわふわな体で包み込んで癒してあげたり。
現代を生きる女性に極上の癒しを。
人間の花と、ぬいぐるみのクーのちょっと変わった童話のようなお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-28 13:10:15
2324文字
会話率:40%