“聖女”の末裔でもある子爵令嬢サレナは、婚約者である侯爵令息フェルナンと幸せな日々を過ごしていた。
騎士として食料の現地調達も経験しているフェルナンが蛇を調理すると、サレナは「先っぽだけなら食べられます」と言いつつ、蛇の美味しさに目覚め、お
代わりを求める。
しかし、そんなサレナにも「聖女の末裔といっても大した力もなく、金にならない女はいらない」と伯爵令息のディリオから婚約破棄をされた過去があり……。
やがて、サレナとフェルナンはめでたく結婚式を迎えるが、そこで思わぬ騒ぎが起こることとなる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-19 16:45:15
7720文字
会話率:44%
【仕事クビっ!? どころか捕まるの!!? 冤罪だってぇぇぇ!!!!】
その昔、魔物の大群から国の首都を護った救国の英雄『聖女リュミエル』。
科学より魔法が発展した世界でも、奇跡と謳われるほどの癒しの魔法に人々は感謝と尊敬を抱いた。
時
は流れ、せっせと雑貨屋の開店準備をする男が一人。
聖女の血をひく青年アレクシス。
英雄の子孫は平凡を望み、今日も今日とて大好きな商売に勤しむ。
――カランカラン
店のドアが鈴を鳴らし開かれる。
「しゃーらっせー、ってオーナー?」
「アレクシス、お前はクビだ」
あさイチからご冗談を………いや、顔がマジだ。
おいおい、嘘だろ? オレが何したってんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-07 07:40:00
62213文字
会話率:38%
『麗しの貴公子』の名を持つルドヴィクの婚約者リリン=ベリは、初対面の際ルドヴィクに「くさい」と言われてしまう。こんなのと婚約をするのは嫌だと叫ぶが両家の事情で婚約者になってしまう。
実はリリンは淫魔の母を持つ。聖女の末裔でその血が濃いル
ドヴィクは拒否反応を無意識に発動していた。
初対面の失言からはルドヴィクの誠意ある謝罪や婚約者として大切にしてくれる姿勢から、ルドヴィクを許し恋心を抱いていたリリン。
しかし、リリンを嫉視する王女にリリンの事が「くさい」とルドヴィクが話してしまったのを聞いてしまい、我慢の限界が来てルドヴィクが王都にいない間に婚約を解消した。
婚約を解消しても復縁をしつこく望むルドヴィクに苛立ち、リリンは長年愚痴を聞いてもらっている現婚約者が昼寝をしている所に現れたのである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-30 01:05:49
11773文字
会話率:58%
ふわふわした銀の毛並みを持つ聖獣、キャス。サラサは聖女として神殿で一緒に生活している。膝の上のキャスを撫でたり、結界を張る宝石に魔力を溜めたり、平和な毎日の中で神殿長の怒鳴り声を聞いたり。
そんなある日、この国に魔物の群れが向かってきている
と報せが入る。サラサはキャスと共に国や街を守るべく、神殿を飛び出した。その先で、サラサはキャス、そして聖獣たちの実力を知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-23 19:30:13
9135文字
会話率:51%
聖女の末裔と言われる伯爵家に生まれたマルーシュカは、家族の中ではハズレ者。両親は姉を聖女の生まれ変わりとして大事に大事に育てながら、妹のマルーシュカは下級メイドのように扱って、高齢男爵の後妻として高額で売り払うことを企んでいる。そんな伯爵家
からいつかは逃げ出そうと考えていたマルーシュカは、殺された姉が敷地内にある泉で眠るように浮かんでいるのを発見する。姉が死んでいることを確認したマルーシュカは屋敷内が大騒ぎになることを想定して、伯爵家から逃げ出すことを決意する。
姉の婚約者だったアレックスと出会したマルーシュカは、国家存亡の危機に巻き込まれていくことになる。誰が味方で誰が敵?姉のお腹の中には赤ちゃんがいたというけれど、その赤ちゃんは誰の子供なの?一体誰が姉を殺したのか?その犯人を見つけることが自分の役割であるとマルーシュカは覚悟を決める。アレックスとマルーシュカの恋の行方もどうなっていくのか?カクヨムにも掲載しております。誤字脱字報告有難うございます(//∇//)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-28 18:00:00
105813文字
会話率:44%
聖女の末裔である王族が強力なギフトを持って生まれてくる中、誰よりも聖女としてふさわしい見た目を持ちながらなんのギフトも持たない第二王女シンシアは、「空っぽの姫」「役立たずの姫」と呼ばれ国で不遇な立場に追いやられていた。シンシアもまた、力のな
いふがいない自分に悩む日々。
ところがある日、魔物狩りでのし上がった大国、アルムールの王太子レオナルドから政略結婚の話が持ち上がる。アルムール国のレオナルドと言えば、冷酷無比と評判の王太子。けれど、せめて王族として政略の駒になろうと一人隣国へ旅立つシンシア。
役立たずの姫として愛されないことも覚悟していたのに、アルムール国で待っていたのは驚くほど穏やかな日々で。シンシアの美しさと健気さに心惹かれるレオナルド。心を尽くしてくれるレオナルドに心を開いていくシンシア。ぎこちなかった二人の距離も徐々に縮まっていく。
ところが聖女として名高い姉のライラも出席した婚約発表の場で、災厄級の魔物であるドラゴンが現れ会場は大騒ぎに。恐れる他国の貴族たちを尻目に、久しぶりの大物に沸き立つアルムールの騎士たち。
妹が大嫌いなライラは、自身の力を見せつけ、妹の無力さをアピールするために討伐に参加すると言い出す。ライラを守るためにシンシアもまた討伐に参加することに。
大聖女として名高い姉と役立たずの姫として礼遇されてきた妹。別々の道を歩いていく、二人の聖女の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-17 22:30:52
16314文字
会話率:51%
勇者の子孫が代々王位を継ぐ国オルタニカ。
勇者御一行四人の先祖はそれぞれ公爵の地位を与えられオルタニカ王家を支えていた。
各々の特色は魔道士、神官、戦士‥‥‥そして聖女。
王家の四柱として絶大な勢力と権力を誇る、その名も四大公爵家。しかし
、たった一人の女性にしか受け継がれない聖女という力は、四柱の中で唯一徐々にその力を衰えさせていった。
そんな折、現当主である聖女の末裔が亡くなったのをきっかけに、聖女一族の存続がいよいよ厳しい状況ではないかと噂が流れ始めてしまう。
このまま歴史の流れの中に消えてしまう運命なのだろう‥‥‥誰もがそう思った。
‥‥‥聖女の公爵家令嬢リチア・ディ・オーディンが王太子の婚約者に選ばれるまでは。--ところが、
「リチア、君との婚約は破棄する」
王太子による唐突な婚約破棄。オーディン家は再び苦境に立たされることになる。
それからさらに一年後--リチアはとんでもないトラブルに巻き込まれてしまうのだった。
※婚約破棄から一年後。スキャンダルが下火になった辺りからお話がスタートします。王太子は最初出てきません。
男女入れ替わりものです。設定は緩め。聖女要素ほんのり。
公爵令嬢と貧乏騎士がチェンジしてしまったことをきっかけに、二人で協力しながら元の身体に戻ることを目標として、周囲を巻き込んでドタバタ奔走するお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-31 07:24:08
154364文字
会話率:38%
わたくしは初代聖女の末裔にして王太子の婚約者だった。けれど闇属性の魔力持ちで死霊術が得意だったせいで家族からも婚約者からも好かれてはいなかった。そうだとしても、わたくしは確かに公爵令嬢で王太子の婚約者であったはずなのに。「死霊術師など穢らわ
しい」最期に婚約者はそう言った。魔族と通じてなどいなかったのに処刑された。……絶対に許さない。前世の記憶(乙女ゲーム)を思い出し、リッチとして密かに復活した元公爵令嬢レイチェルだが、復讐するために魔族側について魔王を復活させたら何故か魔王から「あなたは私の運命だ」と言われて……? ※毎日更新で25話予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-31 17:05:05
135152文字
会話率:29%
聖女の末裔であるナナリーは20歳前に必ず死ぬ。そして3年前、王子に婚約破棄された日に必ず戻り、3年間を繰り返す。その数12回。しかも魔王に殺されたり、逆恨みされたり、過労死したりと、毎度ろくな死な方ではない。いい加減に疲れたナナリーは「どう
せループするなら今回は休む!」と聖女のお役目を放り投げ、共にループしている過保護すぎる美形騎士イクスと逃亡することに。
「どうして腰を抱かれて歩かなければならないの⁉」
「そりゃあ“駆け落ちラブラブ恋人設定”ですから――愛してるよ、ナナリー?」
「だ、だからってやりすぎ~~っ!」
終始イクスに口説かれ甘やかされて、ナナリーの心臓は休む暇なし!?
あちこちで人助けして(イクスに嫉妬されたり)、町を復興させたり(元婚約者が追いかけてきたり)、もふもふ獣を育てたり(そしてまたイクスに嫉妬されたり)するチートな二人旅が始まる!
※基本ラブコメです。ハッピーエンドをお約束。
※毎日更新がんばります。
※ちょっとヤンデレ(ただし溺愛系)
※ゆる設定。R15は念の為。
※短編『婚約破棄されたおつかれ聖女はループ生活に嫌気が差したので、お役目放棄して大好きな専属騎士と幸せ逃亡生活を満喫します!』が原案です。
※カクヨムでも掲載予定(なろう先行更新です)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 12:08:17
280312文字
会話率:42%
聖女の末裔であるナナリーは専属騎士イクスと一緒に、17歳の王子に婚約破棄された日から20歳目前に死ぬまでの3年間を繰り返している。その数は12回。しかも毎度魔王に殺されたり、逆恨みされたり、過労死したりと、ろくな死な方ではない。いい加減に疲
れたナナリーは「どうせループするなら今回は休む!」と聖女のお役目を放り投げ、過保護すぎるイクスと逃亡することに決める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 07:02:29
15214文字
会話率:48%
私は抗ってみせる、運命を変えてみせる。
お気に入りのゲームに似た世界で、聖女の末裔として頑張るお話です。
最終更新:2022-06-09 12:00:00
61307文字
会話率:50%
クリサンセマム家は勇者と聖女の末裔である
銀色の髪と瞳を持ちヒーロー・ヒロインのような容姿の家族の中
アイリスという転生者は黒髪黒目の悪役令嬢顔で誕生した
最終更新:2022-06-03 12:11:50
3721文字
会話率:25%
王城で行われていた舞踏会で、婚約破棄されそうになっていたリンの元に現れたのは竜王だと名乗る美少年カイルだった。
カイルは聖女の末裔であるリンを約束通りに連れて行くと言うが‥
あらすじを書くと悪役令嬢系の恋愛ものっぽいですが、中身は異世界で
よくありそうな日常です。
はい、あくまでも日常です。(ただし異世界の)
もしも〇〇が約束に遅れてきたらどうなる?ってシュチュエーションを、婚約破棄を分岐点に書いてみました。
恋愛要素は、本編の原稿用紙に付箋で貼り付けたメモの様な微々たる物しかありません。
あらすじ詐欺ではない筈だけど‥
ここを読んで期待と違うかもと感じたら、迷わずブラウザバックをお願いします。
読んでみて、少しでも楽しんでいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:01:21
2644文字
会話率:30%
「浄化の力を持つ聖女よ、どうか我が国をお救いください」
「......ねえ、それやったら、私に何か利点があるの?」
聖なる力を持つ姫巫女(略して聖女)の末裔サーシャの前に突如現れ、そんな願いを口にしたのは、見目麗しいプラチナブロンドの髪
を持つ王子様だった。
だが、ちょっと待った!!
実はサーシャの曾祖母は「お前のその力なんぞ不要だわっ」と言われ、自国ライボスアの女王に追放された過去を持つ。そしてそのまま国境近くの森の中で、ひっそりとあばら家暮らしを余儀なくされていたりもする。
そんな扱いを受けているサーシャに、どの面下げてそんなことが言えるのだろうか。
......と言っても、腐っても聖女の末裔であるサーシャは、嫌々ながらも王都にて浄化の義を行うことにする。
万物を穢れを払うことができる聖女は、瘴気に侵された国を救うことなど意図も容易いこと。
でも王子のたった一つの願いだけは、叶えることができなかった。
などという重いテーマのお話に思えるけれど、要は(自称)イケメン種馬王子アズレイトが、あまのじゃく聖女を頑張って口説くお話です。
※アルファポリス様で連載中の作品を数話まとめて転記してます。なので、更新頻度はまちまちになります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-15 18:08:46
78120文字
会話率:25%
聖女の末裔であるセレルは父母が他界した後、義母妹と暮らしていたが、日々は彼女たちの豊かな生活を支えるための道具作りに費やされていた。
唯一の味方だと思っていた幼馴染も、繁盛している道具屋の支配人の地位を得るため、妹と結婚すると婚約破棄を言い
渡し、セレルを惑いの森に追放する。死を覚悟したその時、血まみれの男が現れた。
「触るな……」
長いまつげに縁どられた瞳が、牙をむく狂犬のようにぎらつく。
息をのむほどの美貌だった。
繊細な女性のように薄い色素の美形で、身につけているものはひどく傷ついていたが、よく見ると王族や高位の貴族のような、格式のあるものを着ている。
セレルは面食らったが、素知らぬ顔をした。
「触るな? 触るよ。だいじょうぶ。私、あなたのこと治すから」
「無理だ。俺はもう助からない」
「でも、あなたはここまでやってきた。どうして?」
「うるさい」
「助かりたかったんでしょ」
「うるさい、触るな」
*
閲覧ありがとうございます。シリアスとコメディ混在のファンタジーです。恋愛要素あり。
毎日更新の予定。お付き合いいただけると嬉しいです。
アルファポリスで先行公開しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-14 10:20:30
52903文字
会話率:42%
祖母は国を救った『元・聖女』。
そんな家に生まれたレリーナだったが、『救国の聖女の末裔』には特権が許されている。
『聖女候補を辞退出来る』という特権だ。
「今の生活に満足してる」
そんなレリーナと村の人たちのほのぼのスローライフ・・・に
なるはずです
小説家になろう さん
カクヨム さん
同時公開です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-28 18:00:00
60743文字
会話率:38%
十六年間「自分は平々凡々だ」と思い続け、実際その通りだったセシル。彼女は平和な村の暮らしが好きだった。しかし、ある日いきなり王宮につられこられてみれば、王子に「側室とする」といい渡され!?
しかもそこに絡んでくる、実は(元)幼なじみだとかブ
リッ娘《こ》悪女だとか……。三角関係、四角関係も展開!?
なぜ平民の私が!?武闘派(一応聖女の末裔)平民少女×実はヘタレな王子様のお話しです。
注) R15、残酷な描写は念の為付けておきます。ご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-21 21:43:00
17856文字
会話率:45%