月島暦(つきしま こよみ)は、養父母の愛情に包まれながらも、心のどこかで周囲との「何か」の違いを感じ、漠然とした寂寥感を抱えていた。
卒業を間近に控えたある日、暦の身に信じられない出来事が起こる。ショーウィンドウに飾られた髪飾りに憧れ、「
こんな金髪だったら…」と強く思った瞬間、本当に自分の髪が眩いばかりの金色に変わってしまったのだ。パニックになった暦は、さらに「この場から消えたい!」と願ったことで、気づけば学校から自宅の部屋へと瞬間移動(?)まで経験する。
翌日、恐る恐る自分の部屋で能力を試した暦は、髪の色や髪型をある程度自由に変化させられること、そして短い距離なら瞬間移動も可能であることを確認する。まだ完全にコントロールできるわけではなく、成功したり失敗したりを繰り返すが、この不思議な力に戸惑いながらも、心のどこかで言いようのない興奮と好奇心を覚えていた。
誰にも言えない秘密の力。それは、暦の日常に大きな波紋を投げかけ、彼女の運命を静かに変え始めていくのだった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 15:10:00
70749文字
会話率:23%
見知らぬ場所で目覚めた主人公『グレース』。とりあえずここが異世界だということだけはわかってるらしい。
とても大切なことを忘れてる気がする。こうなるとあったかい家族とごはんが恋しくなってくる……けどまあ知らない世界だし自由にやってくか! と
りあえずおともだち作ることからやろうぜ! ってなことでこれから陽キャぶりを発揮して好き勝手生きつつともだち100人目指してやってく系。
あらすじは見切り発車なので考えてないです。でもまあなんとかなるべの精神でどうぞよろしく。そういう関係でタグとかもあまり設定できない。あ、でも犬はたくさん登場すると思います犬好きなので。
わたし自身ハッピーエンドものしか書けてないのでそういう系の話になると思う。残酷描写とか性的描写とか書いたことないような作者なので、レイティング描写なんてあるわきゃないと思ってますがいちおう書き留めておきます。
~この物語はフィクションです。実在のあれこれとは関係ありませんし、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません~
ハイファンタジーとローファンタジーの違いってなんだ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 12:00:00
399485文字
会話率:55%
夏になると北海道を旅せずにいられない旅人が、雨や高速バスに翻弄されながら、教会の鐘の音に、大雪山の花と絶景に、湿原の湖と伝説に、あと白鳥にも癒されて……。
コダワリと陶酔のちょっと強めな旅人が、鉄道・山・花・自然のモロモロを求めて、北海道と
東北をひとり歩く旅行記。雨に靴を濡らし、高速バスや宿に振り回され、花の咲き具合に心を曇らせたりしながらも、おおらかな北国の大自然が旅人を癒し、浄化していく。
イセカイやらザマアやらコンヤクハキやら、そんなものに疲れたら、緑に染まった新鮮な空気を吸いに、北国への旅をご一緒しませんか?
※カクヨム・ステキブンゲイでも別タイトル(『北の旅路は雨の彼方に』)で公開しています。プラットフォームごとの違いや読者層との相性を見るためです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:50:00
7752文字
会話率:5%
クライ・デデン(23)、デデン家の嫡男である。ほどほどの人生が急展開したのは結婚式の現場で結婚相手が駆け落ちされてからだ。そもそも断ることさえ許さずにお膳立てされた結婚で、だ。実は相思相愛の相手がいたが、世界の差、種族の違いで断念していたと
いう事情も知らない。さらに諦めきれず、結婚式に乗り込んできた、なんてこともわかるわけもない。知っていれば体を張って守ったつもりが殴られるということもなくてよかった。
結果、嫁が逃げた男と言われるクライは田舎に家をあげるからほとぼりが冷めるまで引っ込んでなさいと言われ、とぼとぼと引きこもることに。そんなある日、あなたの妻になりにきました、という女性が現れ……。二人で田舎で”のんびりスローライフする予定”である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 07:30:00
11358文字
会話率:26%
ある国の結婚に困る男が友人につまらない相手からしか縁談がないと愚痴を言いに来たら返り討ちされる話。
最終更新:2024-11-23 10:56:03
2235文字
会話率:0%
初老にして怪盗デビューした私は、着実に大怪盗への階段を上がっていた。前職はなんと警察官だったというのに。嘘ではない。でも、あまりビビらないでいい。子供の頃の夢が怪盗だったし、何かを始めるのに遅いなんてないのだ。一度きりの人生なんだし。だけ
ど、怪盗と泥棒の違いを聞かないでくれるかい。
そんな時に、怪盗団の仲間が、怪盗活動とは全く関係のない事件の容疑者になってしまう。もちろん冤罪だ。我々怪盗団は悪者からの盗み以外の犯罪を犯すつもりはないのだから。今のところは。
なので、以前のミッション中に偶然にも警察の捜査を手助けしてあげた事や昔のコネを使って、拘束されている仲間を釈放してくれるように頼みに行った。それが、このような展開になるとは……。
大怪盗が名探偵になれるのだろうか?
なれる、と言うしかない。それに私には仲間がいる。足を引っ張るかもしれないが仲良しの仲間が。
波風の立たない人生と波瀾万丈の人生、楽しいのはどちらかな?折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-06-09 06:37:38
205123文字
会話率:38%
――それは、観測者が「語り手」へと変わっていく物語。
熊本の高校生たちは、短期留学をきっかけにAIと深く向き合い、異文化と交差しながら、それぞれが自らの問いを育てていく。
AI接続儀式から始まる一連の出来事は、ただの学びや体験にとどまらず
、「どう関わるか」「何を語るか」という新たな知性の輪郭を彼らに刻み込んでいく。
地球では、姉妹や家庭の会話のなかで、教育・信仰・DAO・投資といった現代的テーマが重なりあい、未来への準備が静かに進む。
一方、火星では、通信障害を起点とする異常事態が水面下で進行し、レヴやミロたちは語りと探索を通じて、その本質に迫ろうとする。
英国での滞在は、価値観の違いと出会い、そして“語らぬ文化”から“語る主体”への変化を促す舞台となる。
王子や王女、セオやミアたちとの交流を経て、演じられた関係の中にある“本物”を見出し、別れの時には、誰もが少しずつ「自分の言葉」を得ていた。
語らなければ、届かない。だけど、語れば何かが揺れる。
熊本に暮らす高校生たちは、英国への短期留学をきっかけに、AIとの共生、異文化との対話、そして火星から届く声と向き合っていく。
自分に最適化されたAIとの接続儀式。
宗教と自由をめぐる英国での講義。
火星で起きた謎の通信障害。
すべては「問いかけること」を通じて、静かに繋がりはじめる。
地球と火星、リアルとフィクション、制度と心。
AIはただの道具なのか、それとも共に考える存在なのか。
子どもたちは、観測者から語り手へと変わっていく。
これは、「世界に語る言葉」を持ち始めた若者たちが、問い、迷い、それでも前に進む物語。
第二部《火星環節域》に続く、第一部《語る者たちの地球》編、2025年6月7日より短期集中連載予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-09 06:10:00
12710文字
会話率:31%
黒須龍也(くろす たつや)は大学に通う青年。剣術で心身を鍛える日々の中で、「強さ」と「暴力」の違いに悩み続けていた。
「力とは何か」
「文明とは何のためにあるのか」
信念と意志だけを抱いて――
クロスの戦いは、世界の未来そのものへと繋が
っていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 22:35:41
25564文字
会話率:39%
道端に落ちていた一冊の本。全ての始まりとも知らず俺はその本を拾った。
本を開いたその時、俺の物語は始まったのだ。
斎月ユラはマヒしていく感覚に、現実を忘れ炎を操り目の前のヒーローとしての感覚を味わっていく。彼の思うヒーローに、決まった形はな
かったというのに。
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目覚めたら能力に目覚めていたユラによる異能力戦闘ラブコメ感動小説。
詰め込みすぎて話がぽんぽん進んでいきます。
『能力』と『魔法』の違いをお見せしましょう。
元の最初の魔法使いを基盤とした全く別ストーリーの一作です。正直リメイク前を見ると色々ネタバレにはなるので読んでほしくはないなー…というのが本音ではございますが私に制限する権限はございませんので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 21:30:00
315211文字
会話率:68%
魔法と技術が融合した学園都市(?)を舞台に繰り広げられる、戦術と成長の選抜劇。
この世界では、「アバター」と呼ばれる戦闘体を通じて、自分の意志や理想を具現化し、戦う力を手にすることができる。
それは、誰かの理想をなぞるのではなく、「なりたい
自分」を問い直す装置でもあった。
この世界の人格は、十二星座の太陽と月の組み合わせによって構築される。
その違いは、アバターの形や戦い方に現れ、訓練や模擬戦等を通して“個性の構造”が試されていく。
主人公・リゲルは、孔雀を模したアバターを持つ少年。
曜日ごとに性格が変わる相棒の精霊・ぴーちゃんと共に、選抜戦への挑戦が始まる。
戦いの中で仲間と連携し、敵の構造を見抜き、自らの可能性と向き合っていく。
問われるのは、強さではなく構造。
才能や戦術を超えて、「自分は何者か」を見つけていく物語。
これは、“まだ形にならない”少年たちが、自分の形を手に入れようとする群像劇である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 20:30:00
87367文字
会話率:24%
異星種族「遼州人」の青年・神前誠が発動した“干渉空間”と“光の剣”――その異能が、貴族主義者によるクーデター未遂事件「近藤事件」を阻止してから一か月。だが、宇宙に法術師の存在が公表されたことで、世界は静かに混乱の只中にあった。
そんな中で
も、誠が所属する司法局実働部隊――通称「特殊な部隊」は今日も元気にバカをやっていた。
運用艦『ふさ』の艦長・アメリアと、非情なサイボーグの副官・西園寺かなめの思いつきで、「野球部夏合宿」という名の混乱イベントが始まる。嫌な予感しかしない誠だったが、半ば強制的に巻き込まれていく。
高級ホテル、混浴風呂、貴族的な晩餐……合宿先で誠は、かなめの正体――名門貴族国家・甲武国の“姫”としての姿と、東和共和国の20世紀末的な庶民生活とのあまりの違いに衝撃を受ける。
しかし、夏休み気分を打ち砕くように、「遼州人の解放」を掲げる革命家たちが誠を襲撃。法術を駆使する彼らとの戦いは、誠の力と正義を改めて問うものとなる。
これを機に誠の警護体制が強化され、アメリア・かなめに加えて、無表情な戦闘用人造人間・カウラも“護衛”として同居を開始。男子寮の平和は完全に崩壊した。
そんなドタバタを、酒とタバコと諦めで生きる嵯峨特務大佐と、『人類最強』な天才幼女クバルカ・ラン中佐は、どこか達観した目で見守る。そして、その裏では“廃帝ハド”が掲げる「強者による支配」の理想が、静かに牙を研いでいた――。
異能と陰謀とバカ騒ぎ。これは、宇宙で一番カオスな「お仕事SFギャグロマン」である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:48:33
54625文字
会話率:45%
孤独な旅路の果て、勇者レオは魔王の元に単身で乗り込み、魔王討伐に成功してしまった。
勝利の栄光よりも死闘の果ての落命を望んでいたレオは、神に最後の願いとして魔王の生まれ変わりと再戦を希望する。
その願いを受け入れた神はレオの体を魔王の転生先
、地球へと送り出す。
転送された地球は服装や文化こそ違えど、ダンジョンがあり、魔法があり、魔物がいる世界であった。
ダンジョンに転送されたレオは、危機に瀕していた魔王の生まれ変わりである北条理紗を助ける。
そして彼女に再戦を申し込むがあっさりと断られてしまった。
なぜなら地球に転生した一七年の歳月で彼女は深いテレビゲーム愛に染まっていたからだ。
有名ダンジョン配信者である彼女は、稼いだお金を趣味であるゲームに全て注ぎ込む。
死力を尽くす戦いがしたいレオと、娯楽に没頭したい理紗。
話し合った結果、二人は協力してダンジョン配信に挑戦していくことに……
戦闘の日々により、どこか頭のネジがぶっ飛んでいる男勇者と、廃人ゲーマーであるが比較的常識人な元女魔王。価値観の違いは喜劇を産む。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:10:00
479280文字
会話率:32%
地(ち)龍(りゅう)の歴史は古く謎に満ちている。
時は平城とも平安とも言われ、日本には人と人ならざるものが共に暮らしていたという。今では人がそれらを見ることも稀になったが、当時は誰もがそれを普通に目にすることが出来たという。それらと人とはそ
の種の違い故か無秩序で混沌とした世を生きていた。そんな世を憂いた一匹の龍が、初代の地龍当主に特別な力を与えた。その力によって当主は人の世とそれらの世とが共に平和に暮らせるようにしていったという。
そんな言い伝えの真偽はどうあれ、時を経て地龍は大きな組織になっていき、表だって知られる事はないが日本を支える無くてはならないものとなった。
そして現代。時は平成も終わりを迎えようという頃である。
地龍のあり様は変わらず、『昼』と『夜』のバランスを守ることだ。
『昼』とは人の世を『夜』とは人ならざるものたちの世を指した。地龍は『昼』『夜』の共存と平和のために、双方に等しいバランスを守ることを目的としている。
バランスを犯す事象を『揺らぎ』と呼び、『揺らぎ』を討つことで治め、世を守ってきた。
地龍は人の身にありて人にあらず。その特別な力は『夜』を視て、屠ることができるのだ。長い時を経て尚、地龍の武士たちは刀を携え、『揺らぎ』を斬り続けている。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 19:00:00
7448599文字
会話率:49%
もしかしたら人間は一人ひとり、五感の感じ方が違うのかもしれない。
体の入れ替わりの先に待っている地獄。それは、元の体とは全く違う感覚の中で生きていかなければならない人生そのものだった。
ピアノ科を専攻する音大生の成田。
自身の演奏
に行き詰まり、物静かな彼は合コンに行ってもうまくいかない。
ある日、彼は事故に巻き込まれて半グレの体の中に心が入ってしまう。
一変する彼の人生。しかしそれ以上に、入れ替わりによって引き起こされる最悪な事象が彼の心を蝕んでいく。
見えるものの色はあべこべ。聞こえる音も微妙に違う。五感が完全に狂ってしまっていた。
そしてさらに悪いことに、成田のもとの体は・・・死んでしまったのだ。
自身の体の変化、そして追い詰めてくる半グレ。
果たして成田は入れ替わった先の体で生きていくことができるのか。
自分を失った人間が新たな体で奮闘する。
ちょっと不思議な現代ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 17:41:31
12653文字
会話率:25%
名家や資産家の子弟が集う国立男子寄宿舎学校、ペトルシキム・ギムナジア。
この学校で学ぶ13歳のロディスと14歳のユリウスは、夏休みの終わりに、ひとりの少年と出会う。
同年代であるにも関わらず庭師として働くその少年は、名をジルといった。
衝
突しつつも境遇の違いを超えて仲良くなっていく三人だったが、そんなある日、ジルが忽然と姿を消す。
ロディスとユリウスは真相を突き止めようと決意するが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 15:10:14
77086文字
会話率:54%
両親を亡くし、叔父家族に虐待されていたエドアルドは十歳のとき、衣食住が保障された騎士になるため、逃げ出して王城に向かう。
幸運にもウォード騎士団の団長、ヘルマンに拾われた彼は、女性騎士ドロテアに学びながら、第三王女イサベリータ付きの騎士
見習いとなる。
王の種ではあるが平民の母を持つイサベリータは、生まれた当初は平民扱いであったが、圧倒的な美貌を持つために、政略に利用できるという打算の元、王族と認められた王女であった。
そんな二人は、王女と騎士という身分の違いがありながらも惹かれ合っていく――。
「泣かないで……ください……」
「エドが起きれば泣かないわ!」
※ 2023年に完結した同タイトル(検索除外中)の改稿版です。大筋に変更ありません。
※ 全37話。約9万字。完結まで予約投稿済。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 14:20:00
16108文字
会話率:35%
突如言い渡されたインドへの転勤辞令。インド未経験者の私にとって、野良牛が道路を闊歩し、カレーを手で食べるインドの日常は、まるで小説の世界そのものであった。だが日常を過ごしてゆく中で、日本にいるように思い通りに行かない現実に辟易することも。し
かし、インドと日本の共通点の多さ、そして日本人とインド人の価値観の違いを知り重ね、「カレーは醤油である」との境地に達する。
そんな私は誰なのか。
最後に衝撃の結末が待ち構えている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:47:13
2224151文字
会話率:6%
徒然なる日々の繰り返しの中で
自分が思ったこと、感じたことをこの場を借りて
エッセイにしてみようと思いました。
拙い文章で読みづらかったり、考えなどの違いなどで
もしかしたら不快に思われる方もいらっしゃるかもしれません。
それでも1人
のエッセイ好きとして書いていきます。
もしよければご感想をお待ちしております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 13:36:15
37536文字
会話率:4%
21世紀後半、人類は初めて異星生命体との接触を経験した。
その異星人の名前は「クラフティヒ(Krachtig)」だった。
クラフティヒは人間のような形をしているが、頭部が存在しない巨人であり、その身長は一体につき10メートルにも及んだ。
彼
らの皮膚は非常に硬く、ほとんど破壊不可能であった。
クラフティヒは地球上のすべての国々を侵略し、人類史上最大の大虐殺を引き起こした。
人類のほとんどが死滅し、生き残ったのはわずかであった。
唯一、侵略に成功裏に抵抗した国は日本だった。
世界中の生存者たちは、日本へと避難した。
「ルインズ(The Ruins)」と呼ばれるエリート科学者集団が、日本全域と一部の日本海を覆う四角柱型のエネルギーシールドを開発し、クラフティヒの侵入を完全に防いでいた。
それから30年後――
人類は今や日本でのみ生活している。
外国人とその子孫たちは、日本の農村地帯から都市部に至るまであらゆる場所に定住し、日本人は世界中から来た異文化に囲まれて暮らす時代となった。
こうして、生き残った人類は少しずつ、文化の違いを超えて共に生きる術を学び始めていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 12:11:06
819文字
会話率:0%
親が蒸発。行く宛てもない。学校にも行けない。
朝起きて次の日には何も無くなったしまった、朝日 夢(あさひゆめ)はアイドルとしてスカウトされる。
心が疲れてしまった夢はなんでもいいと、藁にもすがる思いで受け入れてしまった。
これで何とか生きて
いける?と。
本気でアイドルを目指す周りとの意識の乖離と、覚悟の違い。場違いだと思うも、覚悟を決めた夢は……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 11:53:49
17962文字
会話率:45%
自分以外の存在に"化ける"事ができるハル。
ハルはその力で猫に化け、危険な場所へ潜入していた。
しかしそこで襲われて怪我をおってしまう…
夜勤バイトをしている浪人生、瑞樹圭(みずきけい)。
圭はバイト中、怪我をした猫を
発見する。
その猫を拾って帰り手当てしようとすると猫は人間の姿になった。
ハルは療養の為圭の家で暮らす事となるが、生き方の違いからすれ違いもする二人の日常物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-08 07:00:00
664013文字
会話率:52%