※本作品は各エピソードがプロローグ・チュートリアル・エピローグの3つの物語でできています。本編どこいったよ……
- SideA - チュートリアルに向かうプロローグ
7種の種族が存在する大地"セブンスフォード"。人族
《ヒューマンレイス》を始めとする種族ごとの国、種族ごとの"術式"が存在する世界。そして、そこに現れた新たな種族"希源種《オリジンワン》"という脅威……。
「あなたは私の全てだ……」
これは英雄とは無縁の"嫌われ者"、シーアという少女のお話
- SideB - 終わらないチュートリアル
聞いてほしい。突如現れた幼女、おっと失礼、女性曰く、俺は英雄の生まれ変わりみたいなものだとか。それで"オリジンワン"とかいう正体不明の48匹の化け物を倒せという。
冗談じゃない! よくわからないがそういうのは他所でやってくれ!
「あなたは元の世界では英雄でした。そして、世界のために……いえ、"世界のせい"で死んだ」
これは英雄という立場は謹んで辞退したいと願う俺、こと、三階 十字《さんかいじゅうじ》の物語。正直始まらなくていいぞ本編は……。
- SideC- プロローグに向かうエピローグ
エピローグにしてすべての始まり。これは物語を創り出すための物語。
「それでは……ともに勤しみましょう。我らが創造主様のために」
そう言って彼女は微笑んだ。
※本作は以前カクヨム様にて執筆していたもの(掲載時未完)を修正して公開しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-25 13:00:00
258649文字
会話率:62%
このあらすじを毎回どうしようか悩むのは面倒になってきたので、ひとまとめにすると書かなくていいのかなと・・・
キーワード:
最終更新:2025-07-24 23:09:03
1246文字
会話率:0%
――むかしむかし、と言うには、少しだけ新しい時代の話。
“ヨイノ”という国があった。
江戸にも似た街並みに、妖怪と人間が肩を並べて暮らす、不思議な場所。
笑い声と泣き声と、時々ちょっとした悲鳴が混じる、雑多でにぎやかな町だ。
その街のは
ずれ、目立たぬ長屋の一角に、ひとつの暖簾がかかっている。
「ことのは堂」
看板も貼り紙もない。ただ暖簾に筆文字がひとつ。
何の店なのか、初めての者にはよく分からない。
けれど、口コミは広がっている。
「悩みごとがあるなら、ことのは堂に行ってみな」
「声にできない話でも、聞いてくれるらしい」
「人でも、妖でも、ちゃんと向き合ってくれるってさ」
そんな噂を頼りに、人も妖もやってくる。
何を買うでもない。何を売るでもない。ただ、誰かに“言葉を届けたい”者たちが。
ことのは堂を営んでいるのは、一人の男だ。
名を、高道(たかみち)という。
歳は三十代の半ば。物腰は柔らかく、言葉は穏やか。
人と話すときは冷静だが、その目の奥には火種のような熱がある。
「お悩みなら、お聞かせください。……言葉は、口から出たときが始まりですから」
そう言って、相談者を迎えるその姿は、僧侶でも教師でもなく──ただのひとりの聞き手だ。
けれど、その言葉は、不思議と胸に残る。
彼は、話を押しつけない。助言もしないことがある。
けれど、いつのまにか相談者の心に、小さな光を灯していく。
高道はもともと、ヨイノの人間ではない。
──ある日突然、ここにいた。
転生だったのか、流れ着いたのか。彼自身もその理由は語らない。
けれど、“ことのは堂”という場所が、彼にとっての新しい生きる場であることは確かだった。
高道には未練がない。過去に戻りたいと思わない。
この不思議な国の喧騒も、妖怪たちの奇行も、どこか面白がって受け止めている。
「せっかく異世界に来たんだ。なら、楽しく暮らしてやろう」
その心持ちが、妖も人も、彼の元に惹きつけるのだろう。
今日もまた、誰かが暖簾をくぐる。
言葉にできない気持ちを抱えて。
声にならない声を、届けたくて。
そして高道は、静かに湯を沸かしながら、その人(あるいは妖)の話に耳を傾ける。
「焦らなくていいですよ。……言葉が整うのを、ここで一緒に待ちましょう」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 17:30:00
46534文字
会話率:49%
急がなくていい、争わなくていい、
ただ、風に吹かれて、草の上で深呼吸していればいい。
そんなふうに生きてみたかった。
拾った葉を干して、石を並べて、お湯を沸かしてお茶を淹れる。
まるで、それだけで一日が満たされていくような暮らし。
剣
も、魔法も、冒険も、世界を救う使命もない。
あるのは、素材があふれる静かな森と、小さな木の小屋。
そして、たまに誰かが訪れて、少しだけ風向きが変わる。
これは、そんな森の中で、
“拾うことで誰かの役に立ちたい”と願うひとりの少年が綴る、
ちいさな暮らしの物語。
読むたびに、心の奥で葉が一枚ふわりと揺れるような、
そんな時間を、どうぞあなたにも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 17:00:00
18641文字
会話率:40%
※初作品、妄想のままに書いてます。※
※サイトの仕組みもよく分からない中で書いてます。ごめんなさい。※
悲痛な叫びが頭の中に夜風のように届いてくる。
痛い、痛いよ。死にたくない。怖い。どうして。助けて。なんで。なんで【僕らが
】!
それは小さな囁きでありながら、彼の中では嵐のように反響していた。
どれだけ救いたかっただろう。
どれだけ願いに応えたかっただろう。
けれど、現実は変わらなかった。
何百、何千、何万の祈りが届いても、
そのほとんどが“救われなかった”。
涙も枯れ果てた頃、彼は悟った。
「もう充分だ。もう、充分……聴いた」
「理不尽に奪うのなら、いっそのこと…。」
無数の願いが、彼の肉体に刻まれていく。
皮膚に浮かぶのは、意味のわからない断片的な叫びと、消えた命の記録。
言語を超えた“痛み”が、彼を貫いていく。
「祈りが世界を変えるなんて──嘘だ。」
彼の身体が黒く染まりはじめる。
それはただの力の暴走ではない。
意志による終焉、祈りの否定。
──そして彼は、静かに決意した。
**“世界そのものが、救われなくていい”**と。
「聞こえるのは、助けを求める声ばかりだった。
でも──誰も“僕”を助けてはくれなかった。」
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-24 16:48:36
5030文字
会話率:48%
「もう頑張らなくていいんですよ。わたしがあなたを守ります。あなたのお嫁さんにしてください!」
世界を救った代わりにすべての力を失った若き勇者『クレス』。彼の前に現れたのは、絶世の美少女魔術師『フィオナ』。
年下の押しかけ女房なフィオナ
に迫られるクレスは、彼女の深い愛情によってどんどん甘やかされていき、次第に心を動かされ、魔王を倒すよりも難しい初めての恋に挑戦する!
これは、戦いしか知らない不器用で真面目すぎる元勇者の男が、最強で魔術師で美少女でだだ甘な年下のしかも巨乳なお嫁さんに癒やされて甘やかされまくる、二人のハートフルラブラブファンタジー婚姻譚!
※350万PVを突破致しました。また、1つの目標でありました1万ポイントを達成することが出来ました。本作をお読み下さったすべての皆さんに心より感謝を。ありがとうございました!
温かい感想などとても嬉しいです。また、楽しんでいただけましたらブックマークやご評価などいただけますと大変な励みになります!
※カクヨムさま、アルファポリスさまにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-24 00:00:00
1226395文字
会話率:48%
相手の目を見る。じっと見つめる。
そうすると、その人の見た夢を見ることが出来る──
それが、灯里の秘密だった。
幼い頃からそんな特殊な力を持っていたために、見たくもないものを見てしまったり、知らなくていいことを知ってしまった。
誰かの
夢を見てしまわないように、
余計なことを知らずに済むように。
灯里は人と関わることを避けるようになった。
親しい友人もいらない、恋人もいらない。
腐れ縁の友人・壱己とは時々体を重ねるけれど、それだけ。
このままずっと、一人で生きていこう。
そう決めていた。
けれど灯里は、出会ってしまう。
どれだけ見つめ合っても夢が読めない、あの人に──折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:43:00
2764文字
会話率:27%
大地の奥底に封じられている神様は思いました。
『なに? いま異世界冒険って流行ってるの?』
彼は地上にいくつもの目を持ち、この世界が正しく成長しているか監視しています。
とは言え、さすがに異なる世界を見通す目など持っていません。
しかし
、自分が見通せない世界だからこそ興味があります。
『ならオレの眷属送り込んじゃえばよくね?』
自分と繋がりのある眷属の目を通せば、異世界の様子は自分にもわかるでしょう。
そして彼は自分の命令を聞きそうな、運の悪い眷属にその指令を与えたのです。
「あ、あなたはもしかして私たちの造物主様!?
い、いきなりですね、そ、それで私にその人選を行えと?」
『あー、いやいや、一人でやんなくていいよ、
向こうに送るのも一人にする必要ないし、
こっちの世界に影響なさそうな人物、適当に見繕ってさ?』
「わ、我らが主はアバウトなんですね・・・わかりました。
じゃあ、知り合いの子と相談してちょっとやってみます。」
他力本願、責任転嫁、いきあたりばったりの精神で行われたその計画は、
まず最初に、一体のお人形さんに対して行われました。
そのお人形さんは、見たこともないお屋敷の中で、
お尻をあげたポーズで這いつくばっていました。
気が付いたらいきなり、そんなところに飛ばされて、
自分がどんな態勢でいるかも、今は後回しにするしかありません。
現状認識も何もできていないまま、
薔薇の刺繍の黒いドレスの裾が膝下から床に拡がっています。
それでも、やがて彼女はゆっくり立ち上がりました。
ここがどこだかわからないけども・・・
そして思考回路も正常に作動するようになると、彼女は自分の仕事を思い出したのです。
この場所がどこであろうと自分のすべきことはただ一つ・・・
それは、
かつて大地の底に封じ込められし冥府の王が与えた崇高なる使命。
「私は鎌を振るう、汚れた命を絶つために・・・。」
そう、最初に送られたのは、都市伝説の主、「私メリーさん」!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:13:27
2539610文字
会話率:18%
【執着系・年下元上司×絶対働きたくないクズニート】
32歳無職、社会不適合気味の元サラリーマン・平木は、久しぶりに再会した年下イケメン元上司・花崎に酔わされ、目覚めたら――なぜか監禁されていた。
「衣食住すべて提供するので、俺のサブにな
ってください」
ドムサブ? 監禁? ふざけんな、俺はノーマルだ!
……しかし、「働かなくていい」という甘い誘惑に心が揺れ、平木は“三ヶ月限定”で監禁生活を許可してしまう。
さらに「三ヶ月以内にサブにならなければ解放する」という条件まで取りつけて、クズニートらしく、悠々自適の“監禁トライアル生活”を始めるのだが――
期間限定のはずだった二人の関係は、次第に深まり、現れるライバル(?)や元同期との再会を経て、やがて平木にもある変化が訪れる。
強引だけどちょっと優しい、監禁ドムサブBL!!
※この作品は、「サブの素養を持ったノーマルが、強いドムの刺激によりサブ性が目覚めることがある」という設定のあるお話です。
※ネット小説大賞応募作品のため性描写はありませんが、落選した場合は、ムーンライトノベルへ移行し、性描写を含めた連載を予定しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 22:05:35
6513文字
会話率:43%
結婚して五年目。
そろそろ子供が欲しいと言っても素気無くされる夫の秘密を偶然知ってしまった。
冒険者ギルドにサポーターとして登録している私――シーラの夫リオンは、結婚したらあまり行かなくていい遠征に月の半分以上行っていた。
その間サポータ
ーとしてクエストに行った私は、偶然夫の姿を見てしまう。
彼は一人ではなかった。
彼のそばには優しい眼差しで見ている母子がいた。
リオンの事を「パパ」と呼ぶ女の子。リオンが腰に手を回す女性。
それは紛れもなく家族と呼べる光景だった。
【ご注意】
※作中に「私生児」「婚外子」と表現があります。
婚姻中の不貞で生まれた子は「私生児」、何らかの要因でシングルで生まれた子は「婚外子」とし、明確に差別化をしています。この異世界この国独自の文化となりますので実際とは異なります。
また、作者の他作品とも関係ありませんのでこの作品のみの解釈と認識していただきますようお願いします。
※作者の脳内異世界のお話です。
※執筆集中の為感想欄は閉じています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 20:18:45
167868文字
会話率:36%
弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へ移住。
地獄の修行の末に弐代目「拳聖」ヴァサラとなる。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ内心は大喜び。
自由な生活を送るため偽装工作を行い、王都で探索者登録を行い、Sランク弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。
*これは【「お前を愛する事はない」と旦那さまから宣言を受けた公爵夫人は、言われた通りにSランク探索者『拳聖』として過ごす】の連載版になります。
*短編版の続きは10話からです。
*日・水の週2回(またはどちらかの曜日に投稿)。12時投稿を予定していますので、宜しくお願いします。
*10話までは恋愛要素は薄いですが、11話以降は恋愛要素が多くなっていく予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-23 15:03:26
57785文字
会話率:35%
Sランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラ
本名、リコリス・ウルガストン
伯爵家令嬢ながら家族に虐げられていたところ、祖父である初代「拳聖」ヴァサラに連れられて、魔物が多く存在する未開の地「魔大陸」へと連れられて修行を行い、弐代目「拳聖」ヴァ
サラとなった。
魔大陸で悠々自適に過ごしていたが、実家でウルガストン伯爵家がリコリスの婚約を決めた。
仕方なく王都へ向かったリコリスに夫になるキリディス・サタナキア公爵から告げられる。
『お前の事を愛する事はない』
『お前には何も期待しない。公爵家の名を落とさない限りは好きにすればいい』
白い結婚を宣言させられたリコリスは、貴族としてのややこしい面倒事をやらなくていいと言われ喜んだ。
フリーダムライフを送るため数々の偽装を行い、王都でSランク探索者、弐代目「拳聖」ヴァサラとして活動するのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-20 19:52:22
4470文字
会話率:33%
中学二年の柚木かすみは、教室の喧騒から切り離された窓際で、ひとり静かに本を読んでいた。クラスの生徒たちは笑顔で教師・北沢洋平に声をかけ、彼もまた誰にでも優しい――かすみを除いて。
朝の点呼では名前を飛ばされ、質問も無視される。給食当番を忘
れて謝っても、誰も返事をしない。机には「幽霊席」の落書き。かすみは、必要とされず、存在ごと否定される「透明な生徒」となっていた。
日記には綴られている。
「先生は、みんなには優しい。でも、私には優しくありません」
その言葉は、“優しさの配分ミス”という名の暴力。静かに、確実に彼女の心を削っていった。
だがある日、転校生・胡桃しのとの出会いが、かすみの運命を変える。
「なんで怒らないの?」「やり返したくなったこと、ないの?」
その言葉が、彼女に“反撃”という選択肢を与えた。
狐の顔のペンダントを胸に、かすみは最初の仕返しを実行する。
かつての親友・白崎梨央奈の椅子を濡らす。ばれずに効いた。
優しさの代わりに与える“見えない罰”が、奇妙な快感をもたらす。
それは“遊び”となって広がっていく。
写真、落書き、プリント、小さな違和感が教室全体に広がり、生徒たちは疑心暗鬼に変わっていく。
かすみは“透明な被害者”から“空気を操る加害者”になった。
胡桃もまた、別の教室で沈黙の支配を進めていた。
ふたりは声を上げずに、教室という舞台を裏から塗り替えていく。
やがて、標的は教師・北沢へ。
かつて与えられた“無視”を、彼に返す時が来た。
椅子に縛られた北沢に、かすみは授業を始める。
「どうして私にだけ冷たかったの?」
北沢は告白する。
「好きになりそうで、避けたんだ」
過去に生徒へ手を出し、死を招いた罪。その罪を繰り返さぬよう、彼はまた逃げていたのだ。
そして明かされる真実。
かすみと胡桃は、事故で命を落としていた。
この世への復讐として、物語が始まったのだった。
風に舞う手紙が語る。
「優しさを待たなくていい。自分が優しくなれる強さを持てばいい」
それが、透明だった少女が最後に伝えた授業だった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 18:36:20
51511文字
会話率:19%
星庭神成(ほしにわ のあ)、31歳。システムエンジニアとして毎日を仕事に追われる生活を送っていた彼は、夢も希望も見失い、心身共に限界を迎えていた。ゲーム開発に熱中していた過去も遠い思い出となり、今やバグ修正と納期に追われる日々に絶望しながら
「もう働かなくていい世界があれば」と心の中で願う毎日だった。
そんなある日、神成の目の前に突如として現れた謎のスクリーン。彼はその光に吸い込まれるようにして異世界へと転移してしまう。目を覚ますと、そこは彼が知る現実とは全く異なる世界だった。無機質な神の声に告げられ、神成は異能「妖精想造(メイクフェアリー)」の力を授けられる。この異能は、彼の代わりに小さな妖精たちが様々な仕事を行ってくれるというもので、神成にとってまさに理想的な能力だった。
異世界での生活が始まる中、神成はこの世界で「救世主」として召喚されたことを知る。だが、魔王の脅威に立ち向かってほしいという期待に対し、彼は「働きたくない」と断固拒否。そのまま神殿から追い出され、自由気ままなスローライフを目指すことを決意する。
神成は、妖精の力を使いながら、古い屋敷を自分好みに整え、のんびりとした生活を始める。しかし、この異世界には様々な問題が渦巻いていた。瘴気に覆われた砂漠のサナムーン王国や、魔獣の脅威にさらされるサナサの首都。そして、その中には強力な魔王の存在も…。異世界の人々は、次第に神成の力に気付き始めるが、彼はひたすら関わることを避け、妖精任せの生活を追求していく。
一方、神成は異世界で出会った仲間たちと共に、少しずつこの世界での自分の役割や、本当の「自由」を見つけ始める。妖精たちが支えてくれる快適な日々と、異世界の問題との狭間で、彼は一体どのように生きていくのか――「働かない」ことを信念に、神成はこの新しい世界で、彼だけのスローライフを追い求めていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 12:00:00
183328文字
会話率:40%
なんちゃってホラー『世の中には見えなくていいものって、あるよね』『ご主人はお料理上手です』の続編です。
犬上家の一人息子、悠里は最強の犬神の主人。けれど肝心の本人はその手の類が大の苦手。十四才を成人とする犬上家の一族。悠里も成人し、晴
れて仲間入りを果たしてしまった。(『世の中には見えなくていいものって、あるよね』)
守り手はいないものの霊感があり、その手の類が見えていたし、かわし方も分かっている悠里の幼馴染、昴はひょんなことから飯綱(管狐ともいう)の主人となる。
前世人の記憶を持つ飯綱は主人を守るために奮闘する。
(『ご主人はお料理上手です』)
上記二作の短編後の、犬上家とそれに関わる人やオトモタチの日常になります。
(短編をバラバラとアップするのもあれかなと思いまして、不定期ではありますが、連載形式とさせていただきました。)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-22 08:38:39
20644文字
会話率:57%
目が覚めたら狼がいた。
戸惑うオレに父親が明るく言う。
うちは十四歳で成人扱いになって、自分の犬神が見えるようになるんだぞ、と。それから、気持ち悪いものも見えるようになってるから、と他人事のように。
帰って来て、オレの平穏。
最終更新:2025-02-28 23:07:00
6468文字
会話率:46%
私の名前は桜下瑠衣。地方大学に通う3年生。小学校高学年の時に両親を事故で亡くし、それからはおじさんのところに居候。特に仲の良い友達もなく、孤独に生きてきた。大学生になって一人暮らしを始めた。誰の目も気にしなくていい、快適な一人暮らし。雑誌で
見た一人キャンプや一人山登りにはまる。
ある日出かけた山で大きな穴を発見。近づいてみると何かに引っ張られるように穴に落ちてしまった。目が覚めて周りを見ると穴に落ちたと思ったけど、落ちた場所は穴ではなかった。途方に暮れてどうしようかと思っていると後ろから声をかけられた。振り向くとそこにいたのは宙に浮かぶ小さな人。
彼女は精霊だと言う。私と契約をして、その国の結界を張る仕事を一緒にして欲しいと言う。そんな名前も知らないような国のために危険な旅に出るなんて…でもこんなところに一人でいても生きていけないだろう。私はその精霊を信じて一緒に暮らし始める。
結界を張るには他の精霊に選ばれた4人と一緒に行うらしい。初めは乗り気ではなかったけど、何かに導かれるように私はその4人と出会い、一緒に結界を張る旅に出る。
ローファンタジー、仲間との絆、そして恋。主人公ルイの新しい冒険が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-21 15:00:00
248074文字
会話率:64%
「な、なんだココは?」現代日本から、異世界に転移した主人公 三上 修二 とその愛猫コタロウ。
すぐに現状を理解したオレは、早速自分とコタロウのステータスを確認する。
「鑑定結果」は... ま、まじか?チート能力どころか2人とも平凡極まりない
数値だ。
「まあいいか、最低限の魔法は使えるしコタロウと2人でこの世界で生き延びてやるぜ」
「にゃあ」
ところが、コタロウのやつそんなオレを差し置いてすごい能力に目覚めてしまいやがった。
「ご主人サマは、何もしなくていいニャ」
コタロウはそう言うが、飼い主の威厳ってものがあるからなあ。オレはオレで出来る事をやってやるぜ。
やはりグルメは欠かせないよね。お金も沢山欲しいし、あと色々便利な魔法も使ってみたいしね。ところが、オレが思ってたよりも楽勝な世界ではなかった。最初の思惑と違って色々な事に巻き込まれていく運命だったようだ。
この物語は、主人公が飼い猫と共に異世界で色々な事に巻き込まれ、挑戦し最終的には世界を救うお話です(予定では)
【更新日】毎週金曜日、仕事の関係で更新が遅いのですが少しずつでも絶対に更新は辞めません。ブックマーク登録100名突破しましたー。登録者数を減らさないように、頑張りますので引き続きお付き合いください。少しでもよいと思ったら、ブックマーク登録と高評価お願いします。低評価をつけられた場合
モチベーションが著しく低下しますので、出来れば3以上付けて頂ければ幸いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-18 19:00:00
768163文字
会話率:50%
彼が見つけるのは幽霊の弱点じゃない。その、涙の理由だった。
平凡な日常を愛する、ごく普通の高校生、相田和人。クラスのその他大勢でいることが、彼の信条であり、ささやかな幸福だった。
しかし、ある日を境に、彼の世界は〝ノイズ〟に満ちてしまう。
見えなくていいはずの、この世ならざる者たちの姿が、彼の目に映り始めたのだ。
そんな彼の前に現れたのは、学園一の完璧美少女と名高い、西園寺麗奈。才色兼備な彼女の正体は、部員一人の「オカルト研究会」を切り盛りする、残念な天才だった。
「君、見えてるわね?」――その一言から、彼の平穏は、完全に崩れ去った。
半ば強引にオカ研に入部させられた和人に与えられたのは、悪霊を祓う強力な力ではない。それは、この世に未練を残した魂の、最後の“声”を聞く、あまりにも優しく、そして、切ない力だった。
彼の武器は、力や魔法じゃない。ただ、話を聞くこと、それだけ。
対話を通じて、彼らの心のわだかまりを解き、涙と共に、安らかに天へと送る。彼が見つけるのは幽霊の弱点じゃない。その、涙の理由だった。
悩める野球部のエース、物静かな分析家、不思議な霊媒体質のイケメン…。個性的な仲間たちが、次々と彼の元に集まり、賑やかすぎる日常が幕を開ける。
これは、戦いの物語じゃない。魂と魂が触れ合う、優しくて、少しだけ、涙が出る物語。
さあ、あなたも、彼らの声なき声に、耳を澄ませてみませんか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-17 22:00:00
91854文字
会話率:20%
・・・考えなくていい事は考えない!
頭の中を整理して、心を静かに、自分を正す!
思考の解放。
ゆる~く、まったりと、真っ白に、、、。m(__)m
キーワード:
最終更新:2025-07-17 12:01:06
740文字
会話率:4%
付き合って直ぐに、“遠距離恋愛“をはじめた俺達! 本当に心配しなくていいのか?
キーワード:
最終更新:2024-11-12 03:00:00
1363文字
会話率:47%
“彼女が俺に一生! 私の事を好きにならなくていいから結婚して”と言ってきた。
最終更新:2023-02-18 14:00:00
1840文字
会話率:59%
——「お前は役立たずだ。パーティーから出ていけ」
無属性魔法しか使えないと馬鹿にされ、
勇者パーティーを追放されたアレン。
だが、その正体は【全属性干渉】【時空魔法】【神域解放】まで使える、世界最強の魔導士だった。
「もう、我慢しなく
ていいよな?」
裏切ったパーティー、婚約者、王国、貴族——
全員に復讐し、世界そのものを書き換えたアレンは、
のんびりスローライフを始めるつもりだった。
だが、なぜか次々と美少女たちが押しかけてきて、
全裸温泉会議に異世界神まで登場!?
最強魔導士による「全ぶっ壊し&スローライフ無双」、ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2025-07-16 16:50:30
13809文字
会話率:58%
この世界の地上は生物が生きれないほど汚染されている。理由は不明だ。いや、不明ではないがこの現実を受け入れたくないんだろう。ただ目を背ける。そうすればいい。もう考えなくていい。人々には新たな大地がある。下の事など見なくても気にしなくてもいい。
人々は俯く。そこに感情はない。空から照らされる太陽の光、汚染されている海から見えるは空の光とは真逆の月の光。
光は溶け、世界は照らされるだろう───混沌の狭間から"烈玥"が振り下ろす時層核によって折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-15 10:44:17
4440文字
会話率:46%