「悪く思うなよ。俺だってこんな事、したくないんだ」
そう言って自分の娘を山に捨てるくそ親父。
したくないんならするなよ! 心を入れ替えて、しっかり子供を守れよ!
その叫びむなしく、くそ親父は子供を残して去っていく。
少女の心が絶望に染まる。
私はいらない子。その思いが自身の心を殺す。
深い深い深遠へと沈む。
瞬間、スウィッチする意識。
「ふっざけんな! この期に及んで、責任転嫁かよ! 口減らしの為に、こんな山奥にこの子を置き去りにするなら、ちゃんとその罪を自覚しやがれってんだ! 阿保が! あ? ああ?!」
叫んだのはティティルナの前世である男のジオル。
なぜだがわからないが、ジオルの意識が現世に復活。
現世のメイン意識であるティティルナに呼びかけても答えはなし。
こうなったら、ティティルナが生きる意欲を取り戻すまで、自分が頑張るしかないか。
と、思った矢先、隣にちんまい黒いものが。
おわ! おまえ誰だよ! は? 魔王?
魔王がどうしてここにいるんだよ?!
こうしてジオルの第二の人生が始まりを告げた。
ゆるゆる設定ですので、するどい突っ込みはなしでお願いします<m(__)m>折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 22:40:00
414343文字
会話率:40%
B級の冒険者グランには"ニホン"という国で生きていた前世の記憶がある。その記憶の影響か、自分のスキルや強さをステータス画面として見る事が出来る。そのステータス画面の職業の項目には"勇者"という文字が!
? だけどグランが転生した世界は平和すぎた。魔物はいるが、それは生態系の一部。魔族やその王もいるらしいけど、種族の一つとして人間と共存している。あれ? じゃあ勇者って何するの? っていうか、俺より強い人間いっぱいいない? 勇者っていうけど、ちょっとオールマイティなだけでただの器用貧乏では? あれ? 俺ってもしかして中の上くらいの凡人では? 勇者? 何それ? 全然普通の人じゃん? 俺いらない子じゃね? よっし、それなら田舎に引き籠ってだらだらスローライフ生活だ! 美味しいご飯と快適便利生活! 特化型ではないけど、何でも卒なくこなせる器用貧乏も悪くない! 田舎でのんびり暮らそうと思ったら、以前の仲間が押しかけて来た! やめろ! 俺はスローライフを満喫したいんだ! 器用貧乏勇者の飯づくり&物づくり辺境ライフ!
カクヨム様でも連載してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 18:58:14
3315932文字
会話率:26%
なぜか異世界召喚された。
だけど、勇者は一緒に召喚された友人で、オレはいらない子だった。
せっかくの異世界を満喫すべく、冒険者となることに。
異世界で気ままに暮らす『オレ』の話。
最終更新:2024-05-06 09:22:02
2218593文字
会話率:24%
魔力が少ないと、乳母の元に捨てられたラミュレン。だがそこも安住の地ではないようで。
様々な別れの物語です。
最終更新:2024-02-28 17:22:09
16205文字
会話率:24%
獣医学校。
そこは、力によって全てが決まるこの国で、『いらない子達』があつまる学校だった。
そんな学校の門をくぐる少年が一人。
彼の名前はクリストファー・デイビス。
『灰色に近い黒目』という、最弱を表す目の色をしていた…。
けれど。
獣
医学校の『いらない子達』が、偶然でなく必然的に集まったことを、だれが予想しただろうか。
そして、その獣医たちによって、この国が壊されることになることを。
この物語は、1人の少年によって始まった。けれど、主人公は彼ではない。
見習い獣医たち、全員がこの物語の主人公である。
ーーーーーー
書いてた小説を元に、新しく書き始めました。
内容は大きく変わっています。
残酷な描写あり、は一応です。
異世界転生や転移は含まれます(少し)
ぜひぜひブックマークやコメントお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 00:57:11
40465文字
会話率:43%
◆---------------------------------◆
あの姫様は絶対に怪しい。だって光る指輪つけてるし。これはさっさと逃げなくては。
あのお姫様は怪しいわね。だって戦争には不都合な事を話しているわ。これは
早急に逃げる必要があるわね。
2年2組の男子高校生、高音風舞は前期中間試験中に異世界に転移した。
異世界に召喚された彼は王族の様子に不審な点を感じ同じクラスの美少女、土御門舞と共に樹海へと転移したのだが、王族は帰還のできない召喚に責任を感じて誠意を持って全てを話しただけでただの勘違いであった。
ステータスポイントを全て転移魔法の為につぎ込んだ高音風舞は、ステータスを万遍なく上げた土御門舞に助けられながら「あれ?俺、いらない子じゃね?」と感じながらも樹海を探索していると美しい金髪の少女が倒れているのを見つける。
二人で彼女を保護していると目を覚ました少女が自分は魔王で謀叛を起こされて逃げて来たのだと語った。
「相変わらずお主の転移魔法はデタラメじゃな」
「風舞くんはチートキャラね」
「なんで急に耳を触るんですかぁ?って、ひゃう!?」
これは、勇者であるはずなのに万能美少女や魔王に助けられてばっかりな転移魔法ぐらいしか取り柄のない主人公が、チートキャラを目指して日々奮闘する物語である。
多分。
◆---------------------------------◆
※大体一週間に1話投稿しています。
※感想には全て目を通していますが、諸事情によりお返事できない場合もございます。
※表現の不自然な点などをご指摘いただきました感想は修正した旨をお伝えした後、数日で削除させていただきます。ご了承ください。
※上記項目以外にも諸事情により、いただいた感想を削除する場合がございます。ご了承ください。
※イラストは最下部のリンクからどうぞ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 19:50:48
2963079文字
会話率:62%
✿ジャンル的にはロボットモノのファンタジーだと思います✿
戦いをはじめる二つの大国。
近隣の国々は、否応なしに戦争に巻き込まれていく。
戦争に巻き込まれた小国のひとつバーディガン王国。
少年はちいさな村で生まれた。
いらない子供……村は
貧しく子供たちは商品として売られていく。
体が弱く売れ残る子供。
泣きそうな少年を引き取ったのは、一人のドワーフだった。
少年は、リュカ・アルダンという名前を貰う。
引き取られた先には、同じように拾われた子供たちがいた。
子供たちの首には首輪を思わせる黒い痣があった。
戦争に巻き込まれる子供たち。
リュカは怖かった。戦うのが怖かった。逃げ出したかった。
しかし、首に刻まれた痣『呪いの首輪』は、リュカに逃げることを許さない。
魔導巨兵(マシンドール)と呼ばれる魔法の効かない鋼鉄の巨人たちが交錯する戦場で、リュカは生きるために武器をとる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-26 01:10:37
108938文字
会話率:23%
真珠湾攻撃だけでは生ぬるい。ついでに他でもどでかい作戦をやるべきだ。
そんなこんなで始まった豪州東海岸砲撃作戦。新時代の砲艦外交は何故だか変な方向に転がってしまう。
扶桑も山城もいらない子じゃありません
太平洋を縦断、横断した二つの投機的な
作戦が、戦争の趨勢に大きな影響を与えていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-05 00:02:54
7478文字
会話率:53%
少女有布子は過酷な世界にいた。
だが彼女は学び、仕返しし、自由へと旅立って行く。
最終更新:2023-07-09 01:54:10
8150文字
会話率:21%
ん?「この物語のあらすじを是非主人公であるディアスさんに教えてください。」だと?やだね。今眠いもん。
え?「そこをなんとか。」えーめんどくさいじゃん。
「オムライスおごります。」今言ったな?二言はなしだぞ。それじゃあ、あらすじ言ってくぞ。
この物語は我の人生だ。おいそこ!「え?そんだけ」って顔で見ないの。事実そんだけだもん。あ?「もっと詳しく」だと?まあまあ、安心しな。俺の人生、涙あり、感動あり、バトルありの超絶濃すぎる人生だったからな。本当にえげつないくらいに。
「この物語の舞台とかも教えてください。」あーあーわかったわかった。この物語はいわゆる異世界物だ。あー別に転生とかそんなんじゃないから。要するにファンタジー系ってこと。だから、魔法もあるし、よーわからんでっかい動物だっているぜ。色んなことが起きるから理解すんのは大変だろうけど。んーあと何かあるかな。あ、そうだそうだ。此世ではデカくて迫力のある魔法が一番強いとされてっからな。実用性?機能性?知らんな。なんでそうなったかはその当時、人間にぼっこぼこにされた魔族の人達に聞いてくれ。此世にはざっと火、氷、雷、闇と空の属性の魔法があるんだが、中でも火が一番迫力があるから一番強いとされているぜ。そんな火にみんな憧れているんだ。逆に空は攻撃性能も派手さもないから此世ではほぼいらない子扱いのくそ雑魚魔法。その他にも妖精やらも登場するけど、それは…
・・・こんなあらすじなんて見てないでとりあえず読んでみたらいいじゃん。ほら、そこの下の部分をクリックするだけだぞ。やってみるだけ無料だよ。
ーーまあ確かにあらすじからしか分からないことだってあるだろうな。すまねぇな。口がそんなに達者でないからそんなに良いあらすじじゃなくて。こんなもんでいいか?作者さんよ。「ありがとうございました!」よし。
あ、あと最後に一つだけ。確かに我の人生は波乱万丈な人生だけど、どこまでちゃんと書けるかはこの作者にかかってっから、あんま変なこと言うなよ。大丈夫、このあらすじでハードルは上げまくったから、きっと良い小説がこのあらすじの下に続いているはずだからな。なぁ?作者?「はい...。」んじゃ、我は寝るからこの【我という名の歴史書物】を楽しんできな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-04 10:46:54
11235文字
会話率:47%
いきなり異世界へ拉致召喚された岩永善次郎(いわながぜんじろう)27歳。その世界は職業やスキルのある世界だった。善次郎と一緒に召喚された女子高生3人は、召喚時結構良い職業とスキルを授かったのだが、善次郎はなぜかなにも授からなかった。そのため、
善次郎を召喚した連中からいらない子認定されて幽閉されてしまう。職業もスキルもない善次郎だったが、実は大量のスキルポイントを持っていた。スキルポイントを使って得たスキルで召喚元から逃げ出した善次郎は、便利スキルを使って自分を拉致召喚した連中に釘を刺しつつ、勝手気ままに現代アイテムを異世界に持ち込んで快適ライフを楽しむ。カクヨムにも投稿中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-20 08:15:55
1505287文字
会話率:43%
ひょんなことがきっかけでVRMMOをすることにした主人公ちゃんが他とは違う特殊なプレイスタイルを確立していったり、イベントで大暴れしたりして目立とうとする話。TS要素ちゃんはどうにか入れようとしたがどう考えてもいらない子だったので永眠しても
らってます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-04 01:00:00
3099文字
会話率:29%
ボクは、モチフワの三角おにぎりのぬいぐるみだ。おにぎりのぬいぐるみって、ちょっと変わってるみたい。大好きなあやちゃんが、新しく来たモフモフぬいぐるみの兎のモピーに、夢中になっちゃった。ボクって、もしかしていらない子なの……? 置き手紙を書い
て家出をしたら、なんと家の前は坂道で、おにぎりころりん!て転がっちゃった。転がったボクは、おにぎりだもん、止まれない。わーん、一体ボクは、どこに行っちゃうの~!?
4~7歳向け。
文章全体にリズム感を持たせていますので、ぜひお子さんと朗読・音読などでお楽しみいただければと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 12:04:59
3965文字
会話率:28%
ルポライターの伍代智世は、とある事件の取材で、都内にある一軒の家を訪ねる。その家に、引き籠るように暮らす、一人の女性に話を聞くために。
かつて祖母と暮らした家で、今も一見静かに一人暮らしを続ける彼女の、「影」とは…。
最終更新:2022-08-25 03:56:19
2707文字
会話率:0%
ノウェンはいらない子として生まれた。家族からは蔑まれて終いには捨てられた。愛情を与えられなかった彼に幸せは訪れるのか。
この世界は神から一つ能力が与えられる世界です。
最終更新:2022-08-22 22:16:49
12366文字
会話率:18%
ある日突然異世界に召喚されちゃうお話し。
3人呼ばれたけどもしかして私っていらない子?
用事が終われば好きにさせてもらっていいですか?
じゃあ遠慮なく~
最終更新:2022-08-21 00:00:34
31863文字
会話率:23%
キャッチコピー
「誰だって障がい者になる」
本作は先天性障害と後天性障害の差別をテーマにした絵本原作となります。
※障がい者を酷く差別するシーンがあるので閲覧にはご注意ください※
知的障害の弟みちるを持つかける。
ある日ママと三人
でおばあちゃんの家に遊びに行く。
健常者であるかけるは可愛がられ、障がい者のみつるはおばあちゃんに冷たくされる。
ママが三人目が出来たと報告をすると、おばあちゃん怒った。
「障がい者が子供を作ると、障がい者が出来る!」と……。
絶望するママを見て、かけるとみちるが取った行動とは?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-11 15:33:36
3429文字
会話率:32%
※本作は男女差別や虐待をテーマにしています※
閲覧する際は十分に注意されください。
幼いころからママに長い髪を強いられてきたぼく。
本当はもっとカッコイイ髪型にしたいけど、ママが喜ぶからぼくはこの髪がすき。
男の子のおもちゃ
を捨てられても、ママがぼくを見ていてくれるなら。
そんなとき、ママに赤ちゃんが出来た。
ママはその時から変わってしまった。
ぼくはいらない子だったのかもしれない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-03 15:45:34
3629文字
会話率:25%
天才だったのが仇で毒殺された王家三男のロレンツォに転生した僕。魔法発現を隠して王家追放され、飛ばされた僻地の領地経営で楽しくやってます。と思ったら、王家の馬鹿王子とか超大国が僕の領地を攻めてきた。絶対絶命……なんてことはありません。サクッと
倒して、さあもっと楽しくやるぞ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 20:04:01
177023文字
会話率:25%
「俺は君に楼主を継いで欲しいんだ」
__ 気づけば異界の男遊郭の楼主になっていました。
「お前はいらない子だから『余り』って名付けたんだよ!」
両親が離婚し、そのどちらからも疎まれていた少女、あまり。唯一自分を受け入れてくれた祖母が亡くな
り、その葬式で父に「お前はいらない子だから『余り』と名付けた。」と告げられ突き放される。
絶望の中、一人たたずむあまりの元に、祖母の古い友人だという面布を被った謎の男が現れる。彼に誘われるままあまりは人ではないモノが住まう異界へと足を踏み入れてしまう。
そこは男が男娼として接待を行う男遊郭だった。そして、祖母が花街一の大見世の楼主だったことを知る。あまりは「祖母の後を継いで男遊郭の見世の楼主になって欲しい」と頼まれるのであった。
妖艶だが陰のある見世の看板花魁、兄のように面倒を見てくれる二番手、そしてほの暗いものを抱えているらしい面布の男。
これは、疎まれていた少女が遊郭での交流を通して自分を見つめなおしてゆく話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-16 14:27:43
39625文字
会話率:60%
昨晩、魔王が倒されたらしい。それに伴い、どうやら俺たち冒険者の仕事がなくなった。今まで国の安全を守ってきたのに、いらなくなったらすぐにポイ。ひどい話だよな。むかつくよな。ぶっ潰してやる。
最終更新:2022-02-04 22:06:13
39466文字
会話率:50%