中学を卒業した晴人たち、春から高校生に!
だけど、体育の授業で事件が起き、突如晴人を襲う謎の病気が友達の関係を狂わせる。病気を治そうとするも晴人の周りで次々に起こる災難に大苦戦するメンバーたちが一丸となり、みんなで学園生活を楽しく過ごそう
という計画をたてた友情溢れる物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-22 13:26:19
5666文字
会話率:56%
天空に浮かぶ学園島セレスティア・アカデミー――そこでは年に一度、「異世界空中学園」の名を冠した魔法試練が開催される。魔力ゼロの高校生・神楽坂颯は、自分など何の役にも立たないと思い込み、参加を半ば諦めていた。しかし、風属性トップの才女・風祭莉
玖、火属性剣術科最強の先輩・火野紅、碧霧見習い魔女のロリっ子・小鳥遊すずね、黄昏の歌姫ユイ、4人のヒロインに導かれ、颯は“風の契約”を結ぶことになる。
初めは魔力を持つ仲間に頼り切りだった颯だが、試練を重ねるごとに「知識×肉体×絆」が真の力を生むことを学んでいく。浮遊神殿で幻晶獣を討伐し、重力反転の迷宮を抜け、幻影図書館で古の魔法を解析し、元素の泉で四属性の精霊と対峙――仲間との連携が深まるたび、颯の“無力”という殻は粉々に崩れ去った。
だが学園理事長の野望は、試練の裏で「碧霧(エメラルドフォグ)」を兵器化し、学園島を支配することにあった。裏切りの側近・蒼井の陰謀をすずねが盗み聞きしたことで、颯たちは真実を知り、理事長との最終対決に挑む。霧の魔導王へと覚醒した理事長を相手に、颯は仲間4人との合体奥義「蒼天絆滅」を放ち、ついに島を覆う霧を浄化する。
霧が晴れた朝、学園島は生徒たちの祝福に包まれる。颯はすずねを隣に誘い、莉玖と紅から祝福の言葉を受けながら、新たな冒険へと足を踏み出す。その背中には、どんな“無力”も超える、確かな「絆」の翼があった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-21 12:10:00
85123文字
会話率:53%
小桜来人(こざくららいと)は何者かの呪いを受け、一度死んだ。
中学生の時だった。美しい水たまりに魅入られ、異世界から黒猫を介した呪いにかかってしまったのだ。
しかし彼の強い霊力から縁を手繰り寄せ、同じく呪いを受けしジュエルと名乗る王女
と出会うことになる。
それ以来来人は、異世界でも認識されるようになり勇者として祭り上げられる。
だが一つ問題があった。
彼は睡眠を取ると、異世界と現世を行き来してしまうという点である。それによって、学園生活と王女を救う勇者としての二つの世界を股にかけることになるのだ。
しかし呪いは現世にまで侵食していき、世界は混乱に巻き込まれることになる。
それを救えるのは、そう、幽霊勇者の来人のみなのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 16:55:05
5435文字
会話率:22%
僕は青春とは縁遠い日陰者の高校生。
これまでたくさん人に怒られ、殴られ、蔑まれ、当然恋愛なんかしたこともなかった。
そんな僕は、ネットで偶然見つけた思い出屋さんで、誰かが記憶から売っぱらった“幼馴染との恋”を買った。そして日々その思い出に
浸っていくうちに、思い出のなかの少女に恋をしてしまう。
赤の他人の、誰かが手放した思い出のなかの幼馴染に。
ところがある日、その少女が同じ高校に通っていることを知る。
「あんた……思い出買ってるでしょ?」
そして僕と彼女の不思議な接点が明らかになり、恋は予想外の展開に……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 20:11:46
157317文字
会話率:39%
いじめを暴力で解決した少年がいた。当然の話だが、少年は周囲から受け入れられることがなかった。少年は次こそはまともな生活を過ごすべく中学では地元を離れて東京教域で一人暮らしをすることにした。
東京教域、ざっくり言うと異能力者を人工的に作
れるようになったのに日本ではあんまり作れてないから学生を集めてそいつらを能力者にしよう。そんなろくでもないアイデアで作られた街である。使える能力の学生たちは浮かれて暴れまわり、使えない学生たちも鬱憤を晴らすため暴れまわる。能力が強くなる危ない薬の噂もある。控えめに言って治安が悪い。
こんな街で過ごすことを決めた少年に明日はあるか?なお少年は能力なしでも異能者と殴り合うそうだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-20 06:52:16
81520文字
会話率:27%
何の取り柄もない普通の高校生である杉下凪《すぎした なぎ》には、中学時代から並々ならぬ因縁を持つ相手がいる。
その名は、早乙女一華《さおとめ いちか》。
とある過去の一件から、二人の間では喧嘩が絶えなかった。
しかし、夏休みも明け新学期が始
まった9月1日から、114日後であるクリスマスイブ―――――二人はキスをすることになる。
一体、何をどうすればそのような結果にたどり着くのか。
二人の間に何があったのか―――――。
カウントダウン系学園ラブコメ、始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 21:10:00
92613文字
会話率:23%
主人公の月宵黒(コードネーム『IXVI』)には父親が【 渋谷スクランブルサイバーテロ事件 】に巻き込まれて亡くなった過去があり、母も父が亡くなったストレスで黒に暴力を振るうようになり、母の暴力に耐えられなくなった黒は特技であるハッキングを悪
用し、お金を稼ぎ1人で生きていた
ある時、ダークウェブ上で白賭という高校生ハッカーに出会い共にハッキング活動やテロについての調査を行っていた
ある日、いつも通りハッキングをしていると、元公安のサイバー部隊に居たという『0bit』と名乗るハッカーに黒のパソコンはハッキングされてしまう
その時、ターミナル上で黒の父親の過去についての話題を振ってくる
何故、父親の事を知っているのか気になり0bitを追跡し始める
しかし、それはやがて世界規模となるテロ事件の引き金となってしまう...
伏線やどんでん返しが連続の中学生ハッカーIXVIと謎の元公安サイバー部隊所属0bitの最凶最悪のハッキングバトル小説!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 20:49:55
43108文字
会話率:66%
霜雪紅桜は昔から女の子みたいにかわいいオシャレをしたいと思っていた。
日に日にその思いは増えていき、中学生から姉の協力の元女装をするように。
ただ、高校に入学するとともに女装を一切やめ、親の元を離れて一人暮らしをはじめ、気が付けば高校2年生
になっていた。
そして明日はゴールデンウィーク。
友だちと勉強をしようと約束した日。
迎えた当日、体に異変が???
最大のネタバレですが、主人公がTSする物語です!
耐性がある人はぜひ読んで見てください!
そして、耐性がない人はぜひこの小説を読んで耐性が付くように頑張ってください!
また、この小説はあまり更新頻度が遅いです。
今所1カ月に一回になりそうです。
ただ、人気があるようでしたら、更新頻度も上げていきたいと思います。
そして、カクヨムの方でも上げるかもです。
Twitterの方で更新報告しています。
アカウント名は@yuki_furufuyuです。
こちらもフォローしてくれたら嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-19 12:20:35
299241文字
会話率:47%
中学卒業と同時に一文無しになってしまった一ノ瀬青葉。
彼女は今後の生活のためにとある学園に入学した。そこでは特別待遇が存在する軍人育成機関。 彼女はそこで、生きていくための努力をしていく。
カクヨムでも掲載中!
最終更新:2023-08-23 16:42:47
24527文字
会話率:69%
高校3年生の春。
大川陽葵は小学校から高校まで同じ学校へ通う宇野碧斗に恋心を抱いていた。
陽葵の方が身長が高く、同じように紙飛行機で競っていた小学生の時の思い出も、同じ身長になり、碧斗の進路を聞いて慌てて書き換えた中学生の時の思い出も、ぜ
んぶ抱えた高校3年生。私は今日も紙飛行機を折る。
碧斗との大事な思い出だから。
そんな私の恋を応援してくれる理玖も、難しい恋愛をしているようで、私と一緒に紙飛行機を折ってくれる。
「俺、青色の紙飛行機がすき」
「僕は、赤色の紙飛行機が飛べばいいのになって思ってるよ」
本当は、遠くじゃなくて、高く飛んでほしい。
遠くへはいかないで、遠くへ飛ぶのは叶わないような気がするから。高く飛んで、私の願いを叶えて欲しい。
そんなことを願いながら、紡がれていく純愛ロマンス。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 21:05:06
14466文字
会話率:51%
35歳の会社員である天川翔(てんかわかける)はテンプレの交通事故で命を落としてしまう。
その後、転生の女神であるアルマに出会う。
アルマは天川にチート能力を授けて異世界転生できますよと促してくるが、こともあろうに天川はそれを拒否してしまう。
そもそも生きることが面倒だった天川にとって転生は望むところではない。しかしそのことが転生の女神であるアルマの逆鱗に触れてしまい、結局異世界転生されてしまう天川翔だった。
異世界転生後、中学生の引きこもりとして生まれ変わった天川翔。
転生してしまったのだからと諦めてアルマからなにかチート能力を授かろうとする天川。
しかし、アルマから他の転生者の話をよくよく聞いてみると例外なく碌でもない末路をたどっていることを知り、天川は安易にチート能力を授かることに抵抗を感じ保留してしまう。
魔法という概念があること以外は現代社会とほぼ変わらない異世界で、こざかしい立ち回りと捻くれでうまく立ち回っていく天川。
アルマの力も上手く利用して学園生活をそれなりに楽しんでいた天川だったが、魔法の才能と密接な関係がある最重要イベント『属性選別』で重大な事実を天川翔は知る。
はだして彼がチート能力を授かって無双する日は来るのだろうか…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 13:29:09
122915文字
会話率:23%
もてたくて、もてたくてたまらない引きこもり中学生が呼び出してしまったのは、ライオン頭の悪魔だった...
そしてその悪魔ととんでもない契約を交わしてしまう中学生...
これは、悪魔との出会いをきっかけに、この世界を変えてしまう大バトルに巻
き込まれてしまう一中学生の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-18 11:13:04
102330文字
会話率:29%
小中学校で信頼していた人々に裏切られ
すっかり引きこもりになってしまった。
女子高生マナ
ある日目が覚めると大好きだった乙女ゲームの世界に転生していて⁉︎
心機一転「こんどこそ明るい人生を!」と意気込むものの‥
転生したキャラが思いもよらぬ
人物で--
「前世であったことに比べればなんとかなる!」前世で培った強すぎるメンタルで、男装して乙女ゲームの物語無視して突き進む。
これは人を信じることを諦めた少女
の突飛な行動でまわりを巻き込み愛されていく物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 21:17:19
3032文字
会話率:5%
小さなカフェ「4月の窓辺」は、春の日差しが差し込む街角にひっそりと佇む。そこには、二人の青年、坂上光太郎とこうたが営む温かな時間が流れていた。中学時代の出会いから育んできた絆は、やがて恋になり、家庭になり、日々の暮らしへと溶け込んでいく。
ほろ苦い初恋、すれ違いと仲直り、初めてのキス、そして結婚。常連客とのふれあいや、日々の小さな出来事、過去と未来が交差するドラマの中で、二人は何度でもお互いを選び直す。
これは、恋の物語であり、家族の物語であり、「ふたりで生きる」ことの静かな輝きを描いた、日常と成長のクロニクル。
すれ違いも、嫉妬も、愛の証明。――春の光の中で、君の笑顔に、また恋をする。
注意事項:「こうた」の性別は不詳としていますが、同性愛と解釈されかねない描写が含まれているため苦手な方は閲覧をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 20:00:00
13690文字
会話率:40%
登場人物
小日向 甘夏(こひなた あまなつ): 中学2年生の少女。明るく行動力がある。幼稚園の頃に母親を亡くしており、幼なじみのハッサクのことを意識している。
今井 八朔(いまい はっさく): 中学2年生の少年。甘夏の幼なじみ。アニメやラノ
ベ好きだが、ネット関係は苦手。口数が少なく、時折哲学的な問いを口にする。
あらすじ
2017年9月、団地で遊ぶハッサクは見知らぬ女性からエリマキコアラのキーホルダーを渡される。「君に返しに来たんだ」という言葉を残して女性は去り、ハッサクはそれを大切に持ち続ける。
2025年5月、中学生になった甘夏は、隣に住むハッサクと登校する。ハッサクのキーホルダーに甘夏は二人の関係への疑問を抱く。テーマパーク「ノスタワールド」に誘われた甘夏はハッサクと向かうが、ハッサクの態度は曖昧だ。昭和レトロな空間で、二人はウォークマンとシンディ・ローパーの音楽をきっかけに1984年へタイムリープする。
1984年、甘夏は亡き母と再会する一方、ハッサクの妹・蜜柑は存在しない。パラレルワールドに戸惑いながらも二人は生活する。甘夏は元の世界に戻ることを迷い始めるが、ハッサクは蜜柑を想い帰還を強く望む。多摩動物公園でエリマキコアラのキーホルダーを見つけ、ハッサクは元の世界で蜜柑に渡したいと告げる。クリスマスイブ、ハッサクは甘夏と秋葉原へ行き、帰還の決意を伝える。団地の階段でグリコじゃんけんをし、二人で戻ることを決めるが、甘夏はハッサクだけを元の世界へ送る行動に出る。
2026年4月、ハッサクは2025年の世界に戻り、蜜柑も存在するが、甘夏の記憶は消えている。再びノスタワールドを訪れ、ハッサクは「タイム・アフター・タイム」を聴く。
ノスタルジックな世界で愛を育む二人が、現代に戻ることに逡巡・葛藤し意外な結末を迎える、切なくも愛おしい恋物語。
※シンディ・ローパーの楽曲が出てきますが、直訳ではなく、ノスタワールドのガイドスタッフの言葉としてアレンジされています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-17 05:00:00
40954文字
会話率:45%
時は1980~90年代、舞台は北九州。
幼稚園の砂場で出会った女の子と男の子が、小学生になり、お互いに好意を寄せていきます。
しかし、転校によって二人は離れ離れに。
時は流れ、中学の入学式で再会。
しかし、二人はまた別れねばなりませでした
。
ほんの短い時間だけど、二人で一緒に過ごした宝物のような日々を心に刻んでいく、小さな恋のお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-04 04:04:09
23674文字
会話率:36%
登場人物は中学3年生程度の二人
下校時刻を過ぎた頃です
最終更新:2025-05-16 10:18:13
3550文字
会話率:52%
私はVR――仮想空間上にある中学校、サウスランドパーク中学の二年生、ルナルナと申します。
今回私は、老朽化して不具合だらけだけど、それでも魅力的なサウスランドパーク中学校の魅力についてお話ししたいと思います。
最終更新:2025-05-15 14:10:00
2776文字
会話率:52%
【極秘資料】
以下の資料は、施設外への持ち出しを固く禁ずる。
最終更新:2025-05-13 20:37:28
4468文字
会話率:0%
教師として久しぶりに母校の中学校に戻ってきた僕は、生徒から奇妙なうわさ話を聞かされた。
「沖田(おきた)先生、これ知ってる? プールサイドに佇む謎の女子生徒。毎年この時期になると現れるんだって」
スマホで撮影されたその女子生徒は、僕
の記憶を激しく揺さぶった。
彼女は僕の同級生にして初恋の人、輝美。あだ名は『ショートの輝夜姫』。そしてもう一つのあだ名は……『黒髪の人魚』。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-29 19:03:34
1000文字
会話率:24%
中学時代。古川明則は、他に好きな人がいるからと、三人もの美少女たちを振った。
しかし、その数年後……。明則が転校した高校のクラスに、なんとあの"振った三人"がいたのだ……。
陰キャでボッチで、ただでさえ友達ができな
い自分……。しかも、過去に振ってしまった女の子たちがクラスにいるという最悪な状況……。
もちろん、そんな明則はすぐにクラスで孤立し、なかなか新しい学校に馴染めないでいた。
しかし、そんなとき。落ち込む明則に優しく声をかけてくれたのが、まさかの"あの三人"だった。
しかも、彼女たちは、あの中学時代の頃よりも積極的に関わってきて……。さらには、自分が知らない間に、女子たちの間で勝手に開かれた"彼氏にしたい男子ランキング"で、なぜか自分が一位に選ばれてしまい……。
続きは本編で!
©2025 謎の赤毛
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 20:34:42
49398文字
会話率:45%
一学期の終業式のあと。
漆星(ななほし)中学生徒会の二年生はプール掃除に参加する。
小学校と共用の本プールの隣にある“補助プール”。興味がわいた海の児―磯村海児(かいじ)の、ちょっと残念なお話。
最終更新:2025-05-14 18:08:06
4197文字
会話率:42%
「余計なものなんて、見えなければいいのに」
そんなふうに思っていた。
篠宮椎名は、“普通でいること”をなにより望んでいた。
誰かとかかわることも、何かを見てしまうこともなく、ただ静かに、毎日を過ごせればそれでいい。
――そう思っていたは
ずだった。
けれど、転校した先の学校で、彼女は不思議な先輩としゃべる白猫に出会う。
「旧校舎の案内人」「弾いてはいけないピアノ」「雨の日に満ちる湖」――
校内に伝わる“七不思議”は、噂話のままでは終わらなかった。
それは、誰も気づかない“余計なもの”を見てしまう少女が、少しずつ、自分と向き合っていく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-14 18:00:00
147253文字
会話率:32%
相羽麟(あいわりん)は高校一年生の男子。小学三年生の頃、偶々クラスの女子と下校したところをクラスメートに見られて冷やかされた経験がある。恥ずかしさから「相羽くんなんか好きじゃない。本当の本当に大嫌いだ」と強く否定して泣き出した女子の姿に、ま
さか嫌われているとは思っていなかった相羽は『人間の本心は分からない』と心を拗らせた。以後、今まで友人だと思っていた相手も実は自分を嫌っているかも知れないと考え同級生にも友人関係になる可能性のある誰にも必要な用事以外では一切自分からは話しかけなくなる。そんな相羽は中学校卒業間近に両親を事故で亡くし遠方の祖父母宅に引き取られる。相羽は模試の成績が全国トップクラスであったため授業料その他を免除されて特待生として知り合いが誰もいない私立の自称進学校に通うことになる。相羽は高校でも必要最低限の関わりを持つだけでクラスの誰にも自分からは話しかけずにボッチ生活を満喫する。それで問題はなかった。そんなある日の帰宅途中、公園で他校の男子生徒から言い寄られて脅えているクラス1の美少女、此花貴音(このはなたかね)に遭遇する。無視して通り過ぎようとするが結果的に此花を庇って先に逃がす形となる。その後も此花宅の逃げた猫を捕まえたり、バイトの用事で行った保育園で妹を迎えに来た此花と遭遇し放課後は一緒に保育園に行くようになる等のフラグが立っていく。それでも相羽は徹底して此花との距離を詰めない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 00:10:00
101513文字
会話率:18%
中学生の天条桐葉はその日、初めて魔法を見た。
日が沈み、闇に支配された通学路。
ちょっとだけ楽をしようと思って使った抜け道で、確かに見た。
彼は怪物に追われていた。
鼻先から尻尾まで黒紫に覆われ、赤い目を爛々と光らせる犬の化け物に追われ
ていた。
押さえつけられ、今にも噛みちぎられそうになった桐葉を救ったのは眼鏡の男。
いとも簡単に桐葉からモンスターを引き剥がした男の手は赤く燃えていた。
九死に一生を得た桐葉を襲ったのは、魔法が実在するという驚愕の事実。
ならば自分も。彼がそう思うのは当然の事だった。
「これ以上貴様に用はない。今日見たものは忘れてしまえ」
しかし、そんな桐葉に告げられたのはあまりに無情な一言だった。
※旧版URL https://ncode.syosetu.com/n0396ey/
(プロフ参照)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-11 23:30:06
1657067文字
会話率:37%