「君を愛することはできない」──子爵家の令嬢ソフィアは愛する婚約者にそう告げられた。
そして実際、夫婦となってからもソフィアは指一本触れられることはなかった。
しかし夫には他に愛する人がいる様子でもない。
そこには二人の出生にまつわる秘密と
誤解とがあった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:10:00
7536文字
会話率:33%
「君を愛することは、決してない」
結婚式を挙げたその夜、夫は私にそう告げた。
私には過去二回、別の人生を生きた記憶がある。
そうして毎回同じように言われてきた。
逃げた一回目、我慢した二回目。いずれも上手くいかなかった。
だから今回は。
最終更新:2024-10-16 17:08:12
5074文字
会話率:32%
気づけば目で追っている
気づけば目が追っている
見つめているから
分かることがある
見つめているから
分かってしまう
見つめるだけじゃ
変えられないって
そんなこと誰より
分かっているから
最終更新:2024-10-16 09:14:43
209文字
会話率:0%
僕と君は同じバンドが好きな友人で
コミュニティでも、個人としてもたくさん話をした。
バンドのこと、勉強のこと、これからのこと。
そうして話をしているうちに、僕は君のことを好きになっていた。
でも、その気持ちに気付いたのは
君が友達から
告白されたことを告げられた時だった。
僕と君の共通の友人。
彼とはそこまで親しいわけではなかったけれど、
彼がまっすぐで誠実な人だってことはわかってた。
彼女はその告白に躊躇っていたけれど
その言葉の端々から嬉しさを感じることが出来た。
だから僕は「もう答えは出ているんじゃないかな」と、そう言った。
それが彼女の幸せに繋がると信じて。
そうして僕は連絡を絶った。そうする必要があったから。
僕にも、君にも、彼にも。
だから、こうしてまた、君を前に話す日が来るなんて
その時は本当に思ってなかったんだ。
▽▲▽▲▽
「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 07:00:00
1000文字
会話率:14%
色鉛筆で風景を描く
切り取ってきた風景を
2B鉛筆で君を描く
色褪せないはずの君を
ここには確かに今が写りこんでいる
ここには確かに君が映りこんでいる
「第4回下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ大賞」参加作品です。
最終更新:2022-12-02 07:00:00
364文字
会話率:0%
「あなたって本当に何もわかっていないのね」
そう言い残して妻が出て行ったのは、梅雨も明けたばかりの頃だった。
どんなに思い返しても、僕には妻が出て行った理由がわからない。
酷暑も過ぎ、外回りの営業に出ていた僕は、秋桜畑の空き地を見つけ
、暫し歩を止めた。
その時、僕の名を呼ぶ声がして……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-16 07:58:21
6158文字
会話率:29%
この世界は実力主義な世界。そんな世界では
人々にランク付けがされており、そんな世界で
最底辺のランクEの烙印を押されている
俺は、ある秘密を抱えており……
これは、俺が「彼女」を救う、物語
最終更新:2024-10-13 20:44:18
4984文字
会話率:11%
小学4年生の時に幼馴染をストーカーしていた男を撃退した後藤直樹(ごとうなおき)。そこから彼女を陰から守るための戦いが始まる。
最終更新:2024-10-13 10:00:00
28852文字
会話率:47%
奏多と蒼真の恋愛です。一応BLになります。
君を守るためなら法なんて知らない
最終更新:2024-10-12 00:42:42
5009文字
会話率:82%
「私を愛さなくてもいいです」そう初夜に言われた夫ブライアン。状況的に恋人を持つブライアンが「君を愛することはない」と巷で人気の小説に出てくる謳い文句を妻に告げるはずではっ?と戸惑いを隠せない。政略結婚から、愛人を許す妻とそれに戸惑いつつ妻が
気になる夫の夫婦の話。こんな愛の形があってもいいかなという思いつきで書いてます…!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-10 01:08:57
15140文字
会話率:39%
短編「初夜の前に愛することはないって言われた? ”前”なだけマシじゃない!」の連載版です。ジメジメターンは2話目ぐらいで終わります。 一章は短編と大筋は変わりませんが、多少の加筆修正と設定変更があるかと思います。更新は少しゆっくり気味になる
かもしれません。また短編時は連載前提ではなく話が変わる所で区切っていたので、それに合わせて区切った結果、一話一話の長さにバラつきが出ると思います。 / 伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだった。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだったのだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ屋敷に閉じこもるしかなかったが、アナベルが大人しく従順だったためにブライアンから外出を認められるようになる。外に出れるようになったものの、問題があった。お飾り妻という事実は周りに秘密にしなくてはならず、アナベルは対話での嘘がとても下手なのだ。よって下手に人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも一人でいると落ち込むことが多いアナベルだったが、ある時デビュタントからの友人であるメラニアに外出を誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のことなど忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。 / 定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません。ご都合主義な展開が多いかと思います。軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛は二章からスタートします。 残酷描写及びR-15は、その後の展開の時の予防です。ガッツリはないと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 08:06:34
251131文字
会話率:36%
伯爵令嬢アナベルは、侯爵子息のブライアンに熱烈に求められて結婚した。……はずだった。「君を愛する事はない」初夜を終えた途端、ブライアンは本性を見せる。彼には身分の問題で結ばれる事が出来ない恋人がおり、アナベルはその隠れ蓑に選ばれただけだった
のだ。それまで囁いた愛は全て嘘……。反抗したくても処女も失っているので白い結婚は望めないし、実家を援助してもらっているために強くも出れない。アナベルはお飾りの妻として無為に日々を過ごすしかなかった。ブライアンからは社交も茶会も禁じられ、屋敷に閉じこもるしかできず、鬱々と過ごしていたが、アナベルが大人しく従順だったために次第に外出は認められるようになる。しかしアナベルは対話での嘘が下手なため、人と関わる事も出来ない。悩んだ彼女が始めたのは、美術鑑賞や演劇鑑賞といった、出来る限り人と話さなくてすみそうな趣味だった。それでも落ち込むことの多いアナベルだったが、デビュタントからの友人であるメラニアに誘われるようになってから、次第に考え方を変え始める……。気が付けばアナベルは夫のこと等忘れ去り、自分の趣味に没頭し、自由に過ごすようになる。 / 定番の「愛することはない」を告げられた凡人妻が、自分の好きな事に集中していたらいつの間にか夫に軽いざまぁをやり返す事になる話。夫との元鞘(?)はありません! 軽い気持ちでお読みください。本人の恋愛はちょっと軽めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 20:37:21
23384文字
会話率:44%
やちよの嫁ぎ先は、体が宝石と化して死ぬ「宝石病」にかかった華族の青年・桜花院唯月(おうかいんゆづき)。
やちよは呪いを引き受けて死に、後妻として義妹の市佳を嫁がせるためだ。
ところが唯月は「君に呪いを移すつもりはない」と言い放つ。
彼は自
らの余命を受け入れていて、やちよと距離を置く。
普段から仮面をつけている唯月。その下は、徐々にダイヤモンド化しているのだ。
桜花院家の使用人、幸子。
唯月と留学時代に知り合い、現在は主治医のヘルマン。
思惑を抱えるふたりによってやちよは少しずつ唯月に近づいて行く。
唯月の親友であり議員をしている正は、やちよに早く呪いを引き受けろと迫る。
やがてやちよは、呪いを引き受けるのではなく呪いを解こうと決意するが――
唯月が宝石病になった理由とは?
宝石病とは、何なのか?
余命を受け入れている唯月の真意とは?
四季織りなす、大正風純愛ファンタジー。
※カクヨムでも公開しています※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-07 17:30:00
83052文字
会話率:39%
親同士の決めた婚約者から婚約を破棄されたハンナは、勤め先の魔法学研究所でも異動を命じられた。
異動先はハンナの推しこと魔術師・イエルクの研究室。
「ここでは永久就職する気持ちで働いてくれ」
無表情のイエルクからまるでプロポーズのような発
言をされるものの、深い意味はないのだと自分に言い聞かせるハンナ。
そんなある日、元婚約者と再会したハンナは、彼の肩に乗る魔物を発見してしまう。
ハンナは危険が及ぶ前に元婚約者を助けたいとイエルクに相談するも、何故だかイエルクは嫉妬めいたことを言い出す。
「君を貶めた張本人を助けたいなんて、お人よしが過ぎる。まだあいつに未練があるのか?」
そして、イエルクは告げる。
「俺の方が、……君のことを好きなのに」
実は幼い頃に出会っていたハンナとイエルク。
そのときから、イエルクがハンナを想っていたことが判明して――!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-20 05:17:45
11088文字
会話率:35%
喜べ諸君、この世界は男女比1:60だ。諸君を狙う婦女子は多いぞ、ただし国ごとだ。
最終更新:2024-10-06 22:52:29
148184文字
会話率:39%
昔の昔に書いた詩です。
キーワード:
最終更新:2024-10-06 22:14:18
247文字
会話率:0%
冬の薫りが、君を思い出させる。
最終更新:2024-10-06 12:00:00
523文字
会話率:14%
浮気性なレイト。同時期に何人とも付き合う彼は、友だちや彼女たちから度々反感を買っていた。
ある時、レイトは年上の女性社員であるセイラにたしなめられる。そんな態度を取る人に会ったのは初めてだった。
その衝撃にレイトは他の女性が眼中に入らなく
なっていく────。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 20:00:00
40917文字
会話率:45%
毎日18時投稿!(場合によって時間変動あり)
「リドゥ・ランヴァー。本日をもって、君をギルドから解雇する」
新ギルド長の就任に伴い、戦闘が苦手だからと有無も言わさず解雇された僕『リドゥ・ランヴァー』は弱者が淘汰される社会に絶望し、世捨て
人として大自然での生活に身を投じる。
そんな自棄っぱちなサバイバル初日からモンスターと遭遇!? ……だとか慌てながら生への頓着を失っていた僕は抵抗せずに死を受け入れようとするも、モンスターは負傷していて……?
これは、ギルドを解雇された僕が、モンスターと苦楽を共にするようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 18:00:02
315834文字
会話率:48%
「ねえ、君を作ったんだ。だから———」
最終更新:2024-10-03 16:28:08
951文字
会話率:25%
売れっ子小説家を友人に持つ「私」。その友人が亡くなる間際に言った言葉。
「この世にプロットの墓場というのがある。そこに君を招待しよう」
病院からの帰りに、「私」は奇妙な古本屋を見つけて立ち寄るが……。
最終更新:2024-10-03 13:54:34
2084文字
会話率:47%
村を魔獣に襲撃され母に殺さた0歳児のゼブルは、義勇の盗賊団「黒ぎつね」の女団長、白銀のシルフィによって、村唯一の生き残りとして発見され、保護された。
その1年後、古代人の力で一気に6歳児に成長したゼブルは、この世界がオンラインゲーム上
の世界であることを突き止め、手に入れた「無料パートナーチケット」で、超一流の軽業の技術を持つ、猫耳少女・ベルを召喚した。
「ここはどこ? あなたたちは誰!」
「パートナーチケットを使って、君を実体化させた。今日から君のパートナーのゼブルです、よろしくお願いします」
「な、なによ、まだ赤ちゃんじゃない。ちゃんとあたしのパートナーが務まるようになるのって、何年後なのかしら!」
その後ゼブルとベルは協力し、ダンジョンを攻略するが、そこで古代人の仕掛けたイベントが発動し、二人は「女神クレアの試練」を発動させてしまうことになる。二人は、黒ぎつね団に迷惑がかかるのを避けるため、そのアジトを去ることを決意する。
そこから、盗賊にして大商人にして勇者となるまでの、二人の長い大冒険が始まるのだった。
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評価感想レビューなどご自由にどうぞ。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-02 04:30:24
319666文字
会話率:44%
「すまないが、君を愛することはできない」
結婚式の直後、リゼットは新婚の夫アルベールからそう宣言された。
妹に婚約者を寝取られ、厄介払いされるようにリゼットが嫁いだ相手は、『人嫌い』『鉄仮面公爵』などと呼ばれるワケアリの王弟公爵アルベール
。
その宣言どおり、アルベールは夕食の場にも出てこず、初夜もすっぽかす。
仕方ないとお飾りの妻を受け入れ、寝ようとしたリゼットの前に、一匹の黒猫が現れた。
「なんて可愛いの!」
猫が大好きなリゼットは、夜にしか姿を見せない黒猫とのふれあいで癒やされていく。
ところが、黒猫と仲良くなるにつれて、なぜか夫アルベールの態度も変わってきて……?
家族から軽んじられてきたリゼットと、訳あって人との接触を避けてきたアルベール。
王命で結婚した二人が、互いを癒やしながら本当の夫婦になるまでのお話。
*約25000字で完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 17:26:24
67477文字
会話率:33%
尊(みこと)は鈴と結婚して10年…幸せに暮らしていた。
ある日、突然鈴が倒れてしまい意識不明となった。しかも原因が分からない…
そこに、伊邪那岐神が現れて鈴の原因は、鈴が持ち帰った石にあると言う。
その石を返せば鈴は助けられると…
尊は鈴を
助けるために、過去に一緒に行った神社に石を返しに行くことにした…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-02 07:37:18
25625文字
会話率:18%
君が一番君を幸せに出来るんだ
キーワード:
最終更新:2024-09-30 00:07:08
315文字
会話率:0%