『――冷たい女』。そう罵られた砂漠の王国の公爵令嬢マリーは、王太子リカルドと真実の愛の相手メリアに一方的な婚約破棄を突き付けられ、文句の一つも言わず去ってゆく。だが数日後、地獄を味わったのは、その先に幸せが待っていると信じていた王太子たちの
ほうであった。王都から続々と水が消えていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 20:33:33
9339文字
会話率:43%
愛されたぬいぐるみに命が宿る、なんて御伽話を信じていたかつての少女に訪れたミラクル。
最終更新:2023-01-11 02:21:44
1021文字
会話率:47%
私のお父さんの命日は、悲しい感情だけでは終わらなかった、特別な一日である。それは、まだスーパーマンを信じていた六歳の話だった。
父親の命日を思い出す、悲しいようで、希望にも満ちたお話です。
※この作品は、エブリスタ様でも掲載させていただい
ております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-08 21:07:30
5534文字
会話率:13%
レオーヌ侯爵家の令嬢ライラは、ソルベリア公爵家の子息トーマスと婚約した。
自分を深く愛してくれる婚約者。彼となら、幸せな未来を築けると信じていた。
彼の愛人だという女性が現れるまでは。
(他サイトでも投稿しています)
最終更新:2023-01-08 18:00:00
92448文字
会話率:43%
「恨まないでよね、これは仕事なんだから」
アシェント伯爵の娘フリージアの身代わりとして連れて来られた少女、リディはそう笑った。
フリージアには幼い頃に決められた婚約者グレイがいた。
しかしフリージアがとある力を持っていることが発覚し、
悪用を恐れた義兄に家に閉じ込められ、会わせてもらえなくなってしまった。
それでもいつか会えるようになると信じていたフリージアだが、リディが『フリージア』として嫁ぐと聞かされる。
このままではグレイをとられてしまう。
それでも窓辺から談笑する二人を見ているしかないフリージアだったが、何故かグレイの視線が時折こちらを向いていることに気づき――
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三章からは明るい展開になります。
アルファポリス様に掲載していたものを構成を見直し、改稿しています。
※無断転載・複写はお断りいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-25 13:31:20
130993文字
会話率:35%
颯斗はサンタクロースにお手紙を書いた。
一年間、良い子でいたから大丈夫。きっとプレゼントをもらえる。
そう信じていたクリスマスプレゼントは……
最終更新:2022-12-25 06:00:00
1704文字
会話率:31%
※以前別名義で書いたものを再度掲載しています。
拙い文章ですが読んでいただけると幸いです。
異世界から転移し、神の愛娘と呼ばれていた深山絢。
しかし、信じていた人に裏切られその立場を剥奪されてしまう。
逃亡した先で新たな名前アーニャ・ガス
トを名乗り生活していた彼女は一人の旅人と出会う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-20 17:42:48
113730文字
会話率:45%
田舎を舞台にした青春群像劇。
田舎で幼馴染や家族とそれなりに本人から見ると、平凡な、だが持っていないものから見ればそれは、とてもうらやましいそんな平穏な毎日を過ごしていた、主人公の朝日。
幼馴染と一緒に街に向かうときに、電車で薬と筒状の何か
が入った袋を忘れた女の子にそれを届ける。すると、女の子は迷惑そうに薬を受け取った。
「ありがとう」
明らかに、ありがたそうではなかった。
その後、町をぶらついていると、美術館に入っていくその女の子を見かける。
美術館の前には、17世紀ルネサンス美術展。
思い出したのは、届けた袋に入っていた筒状の何か、女の子を追いかけたときに聞こえた[カラカラ]
という音。
嫌な予感がした、アサヒは美術館へと入り女の子を探す。女の子がいたのは、”大公の聖母”と書かれた絵。その絵を見る彼女はどこか悲しそうで、しかし、悲しみの隙間には恨みのようなものが見え隠れしていた。絵を見ているだけかと、安心した朝日だったが女の子が袋に手を入れて瞬間にアサヒは、女の子を止めに入る。
「何する気なの?」
「離して。」
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女の子を止めた朝日はどうしてそんなことをしようとしたのか、聞かざるを得なかった。
朝日には、わからないのだ。平均的なしかし、最も完成された幸せが身近にある朝日には、なぜ展示されている絵にスプレーで落書きをしようとしたのかが。
「私は、神を信じていたの。これっていう神様はいないけど、神様が見ているよの神様。だけど、神様を調べてみると、最終的には権力やお金に行き着く。むかついたから、仕返ししてやろうと思って。」
悪びれもなく彼女はそう言った。自分の正義に一ミリも罪悪感が介入する隙はなさそうだった。
「神様…。君は、神様がいないから失望したの?」
朝日は、吸い込まれそうな彼女の深淵のような瞳孔から目をそらせなかった。
「神様にいつか助けてもらう予定だったからよ。」
俺は、その深淵から抜け出すことはできなくなっていた…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-18 00:13:38
8470文字
会話率:34%
伯爵令嬢のアニア・パルシスは婚約者であるバイル王太子に王宮へと呼び出されると、なぜか妹のリゼラとバイルとのイチャイチャを見せつけられるのでした。
そしてバイル王太子の口からアニアとの婚約破棄を宣言されるのでした。
さらにはバイルはアニア
の心の拠り所である聖女の地位まで奪ってしまうのでした。
アニアは父のパルシス伯爵に助けを求めましたが、アニアの父までバイル王太子の肩を持ちアニアの追放に賛成してしまうのでした。
アニアは最後に妹のリゼラに助けを求めましたが、リゼラこそがこの追放を企てた首謀者だったのでした。
アニアはリゼラの自分への悪意を目の当たりにして愕然しますが、リゼラは大喜びでアニアの追放を見送るのでした。
信じていた人達に裏切られたアニアは、絶望して当てもなく宿屋生活を続けるのでした。
そんな時運命を変える人物に再会するのでした。
それはかつて同じクラスで一緒に学んでいた学友のクライン・ユーゲントでした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-11 17:22:19
32407文字
会話率:43%
その勇者、世界を滅ぼす。
異世界アペプセトに勇者として召喚された、皇海翔(すめらぎかいと)。
彼は自分に巻き込まれて召喚された妹雪菜(せつな)の保護を条件に、魔王退治の旅に出た。
海翔は道中めきめきと頭角を現し、魔王をも瞬殺。
遂に雪
菜が待つ王城への、帰還を果たした。
しかし、そこに雪菜の姿はなかった。
なんと、雪菜は国王に襲われた挙句、嫉妬に狂った王妃に虐殺されたというのだ。
信じていた人間に、大切な妹を奪われた海翔。
異世界人に失望した彼は、世界への復讐を決意する。
――これは、そんな復讐劇を繰り広げた最凶勇者の、その後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:00:00
6805文字
会話率:26%
家族とも友達とも仲良く過ごしていたイジられ愛されデブの主人公は、ある日からいくつかの不運が重なって孤立していく。
全てに絶望していた主人公は筋トレと出会い、ハマっていく。
筋肉に魅了され、筋肉を愛してしまった主人公は絶望すら忘れていく。
「今更許してほしいとか言われても…俺にはもう筋トレがあるから。とりあえず謝罪は後にしてくれ、パンプが冷めちまう。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-27 15:23:56
28293文字
会話率:44%
平成16年、中学生。
俺はガンダム、あの子はミスチルを信じていた。
最終更新:2022-11-26 10:00:00
16506文字
会話率:31%
【勇者】
そう言われればどのような者を想像するだろうか。きっと多くの者が、悪を倒し人々に称賛される者を思い浮かべるだろう。この世界の今回の【勇者】も悪を倒すまではそう思っていた。
悪を、【魔王】を倒した先に待っていたのは人々からの称
賛ではなく、人々からの罵倒だった。……今まで、本当に【魔王】を倒せた【勇者】はおらず、最高でも数百年間の封印だけだった。故に人々は恐れたのだ。【魔王】すらも倒す【勇者】の力を。
・・・・・・・・・・・
己がどんな扱いをされようと信じていた、守っていた人間たちに裏切られた。それは、【勇者】の心身が崩壊するのには充分な理由だった。
ーーこれは、心身共に疲れてしまった、論理感などが1部崩壊している勇者を、勇者の価値観が好きだった吸血鬼の青年が狂気的な愛情を注ぎながら、己のものにしようとする話ーー
注意
・R15は念のため
・題名の「誰々は~」の誰々に入ってる人がその話のメイン
・登場人物だいたいどこか狂ってる
・同じ作品を「小説家になろう」でもあげてます
・3話くらいまでは読んでくださいお願いします2話からが本番なんです!!後4話までだいぶ前に書いたので5話からちょっと文章力上がってます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 21:32:00
20667文字
会話率:44%
※完全処女作である【異世界召喚されたらなぜかステータスが呪われていた】を徹底的に改稿して救いたい!
おそらく、大分内容が変わると思いますのでご了承ください!
久我山颯空。十八歳。高校三年生。過去にトラウマあり。
学校に友人と呼べる相
手はいない。そういう存在を作ることを恐れていた。だから、誰とも関わろうとはしない。
面倒事からは目をそらし、厄介事には首を突っ込まない。それこそ、自分が傷つかずに生きていくための最善策だと信じていた。
そんな彼のクラスが忽然と姿を消した。剣と魔法の世界にあるアレクサンドリア王国が魔王への対抗手段として異世界召喚を行ったためであった。
突然の事に戸惑いながらも魔族と戦うことを了承する颯空達。王国は喜び、彼らを労った。
異世界の勇者はこの世界の人間とは一線を画するポテンシャルを持ち、強大な力を持つ魔王に唯一対抗しうる存在とされていた。そのため、アレクサンドリアの神官は期待に満ちた眼差しで異世界の勇者である颯空達の力を確かめようとしたのだ。だが、その時事件は起こった。
御子柴颯空だけがなぜか呪われていたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-20 20:00:00
243599文字
会話率:60%
おとぎ話は壊れてしまった。魔法は解けて、残ったのは惨めなドレス。そこに現れた美しい男は王子様どころか、わたしの目の前で冬の池に飛び込もうとした。
あなたは特別よ。そう言われ続けて育ってきたのに、絶対の自信があったオーディションで、独りよが
りを思い知ったユキ。失望して舞台を去ったのち、歌姫『ネージュ』として持て囃される傍ら、秘密の稽古場で惨敗した演目「人魚姫」を繰り返し演じていた。
ところが冬の初め、その大事な稽古場で美貌の青年の入水自殺に居合わせてしまう。彼はユキが密かに才能を妬んでいた、今をときめくトップモデルの『フロル』その人だった。
信じていたものが砕け散って、自分に自信も持てない。夢を諦めることもできずにもがいていた日々の苦しみ。けれどフロルであることをやめた青年とままごとみたいな「人魚姫」を演じるうち、ユキは女優としての自分に、これまでと違う姿を見出してゆく。一方で青年もまた、自分の価値がわからずに苦しんでいた。
女神の愛する街、美しいフロル・ネージュ。でも美しいだけじゃ到底足りない。
夢を現実のものとするために、必要なのは何なのか。打ち砕かれ、ばらばらになった自分を拾い集めて、もう一度舞台を目指すユキの勇気が導く未来は――。
「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-16 00:00:42
143917文字
会話率:41%
「――お願いします、私の失敗を見つけてください」
近未来。西暦の下3桁目が動こうとした頃、降り注いだ隕石群により、文明の滅びてしまった地球。
主人公である少女『サニィ』は、そんな荒廃した世界の数少ない生き残りである。
彼女は同じ
く生存している、手先が器用で技術屋の女性『レイン』と、屈強で崩壊前の文化について詳しい『クラウド』の二人。
そして、決まった曜日の夜に通信を寄越す博識な老人の『レーゲン』と名乗る声とともに、地下シェルターで慎ましく暮らしつつ、百年後に帰還すると言われた『家族』のことを待っていた。
朝晩に起こったことや所感を歌にして録音する『歌日記』。続いてゆく、穏やかな日々。
そんな毎日が、ずっと続くと信じていた――
完結まで毎日更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-13 09:00:00
86671文字
会話率:26%
ゴルドニア王国に住む治癒術師の少女リースは、行き倒れの青年アレクを拾った。
彼は体内の魔力を失い、やがて死に至る不治の病、ラングロワ病の患者であった。
半ば自暴自棄になっている彼をなだめ、リースは彼に治療を受けるよう説得した。
「わたしなら
、きっと治せる」
亡くなった父が遺してくれた治癒魔法を、自分が完璧に使いこなせるようになれば彼を救えると、リースは信じていた。
一方のアレクも、彼女の魔法の可能性を理解していた。
そして彼は、リースが【グリミナ】であることにも気付いた。
それは叛徒の一族を指す蔑称であり、王家に連なる人々が操る隷従魔法の力で、彼らに絶対服従を強いられる奴隷に堕とされる恐れがあった。
「絶対に、俺が守ってみせる」
そう決意したアレクが護衛を申し出たのを受けて、リースは彼に自分と一緒に戦って欲しいとお願いする。
グリミナのように、王様から見捨てられた人々を救うために。
そうして共に戦い過ごすうち、二人の間には確かな絆が芽生え、やがて互いを意識するようになっていく……
果たしてリースは奴隷にされることを回避し、ラングロワ病を克服できるのか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 14:24:11
260558文字
会話率:28%
「大きくなったら結婚しよ!」
幼い子供の頃の約束が果たされることを、この時の僕たちは信じていたーーーー。
最終更新:2022-11-09 18:47:16
4987文字
会話率:53%
敵国に攻め込まれ、敗戦確定の火城で若き女剣士、燐子は父親である君主の介錯を終え、その後を追おうと切腹を決意する。
ところが、小太刀の切っ先を自らの腹の前に構えた瞬間、燐子の目の前には見覚えのない異世界の森が広がっていた。
自分の信
じていたものを見失い、自身の日本人独特の死生観と、周囲とのギャップに困惑しながらも、持ち前の剣術で人を助けながら異世界のことを学んでいく燐子。
だが、ある事情で燐子と異世界の猟師ミルフィは命を懸けて隣国と戦うことになって…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 19:00:00
806608文字
会話率:28%
いつものように、仕事終わりに恋人の啓介とデートの予定だった湊。だが、待っている間に啓介から断りの連絡が入る。以前から続いていたドタキャンに、浮気を確信しつつもまだ啓介を信じていた。夕飯の買い物をしている時に同期の冴木と遭遇し、一緒に食事をす
る事に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 19:21:12
8122文字
会話率:51%