異端と言われる令嬢がいる。
家柄も美貌も高い知識も持ちながら、悪い噂の絶えない彼女は、"悪辣"と呼ばれた。
そんな彼女はある秘密を持っている。誰に言ったところで信じる余地もないそれこそが、彼女を悪辣令嬢へと変化させた
。
彼女は一度、殺された。そして、何の因果か時は遡り、彼女は再度自分の人生と向き合う事になった。
自分の父に、母に、弟に、異母兄弟達に、婚約者に対する怒りを胸に、今度こそは生き残り、復讐する為に。
時は流れて、彼女は共犯…協力者という名の新しい婚約者と共に異母兄弟達を侯爵家から追い出していく。そして漸く目的達成を前にその呼び出しを受けた。訪れた広間では元婚約者が王子殿下を背に、まるで断罪でもするかの様に彼女の名前を呼んだ。
「シェルニー・シュヴェリテ!」
(シリーズ的な感じで描きたいところをポロポロ書いてきます)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-02 21:17:38
5431文字
会話率:47%
元賢者だった彼女は、前世の勇者との約束を果たすために転生した。
その記憶を取り戻し、いざ世界救済へ……と思った矢先、ギルド職員だった父が冒険者たちや町の貴族のいじめで町を追放されてしまう。
母はすでに他界しており、職を失った父は娘であるエル
ミに申し訳がないと今にも心中しそう。
仕方ない、ここは元賢者として……。
「パパ上、行きますよ! 世界の最果て、最初に滅んだ『悪辣の大地』へ!」
「無理無理無理!」
世界を救うため、エルミ・ルールは神様になろうと思います!
いつもの冒頭短編。
続きはないよー。
アルファポリスにも掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-01 20:41:09
4916文字
会話率:36%
そう、世界は“帝国”の脅威に怯えていた。
神も悪魔もひれ伏すその生ける伝説は、人の世にあって神話創造をもたらした。
大地は裂け、月が昇り、風は震え異臭を放ち、血の海があまねく覆い、嘆きのオーケストラが空しく響く地獄の建国、悪辣なる大逆の業
が成就した末法。
すがるもの無き邪道な掟に蝕まれ、やがて人々は憎しみのみを糧とし、狂気が渦巻く。
そんな荒んだ地に現れた眩しい男。
異邦の装束を纏った彼は、果たして救世主か、大罪人か。はたまた道化師?
少しだけ覗いてみようじゃないか、彼の行く末を。期待せず、評価せず、求めず、ただその顛末を、いや、伝承を。
彼の名?
さぁ?
ああ、ただ皆、彼をこう呼んでいた、毒、と。
『狩るか/狩られるか、愛憎渦巻く滾る命の伝承、ダークエピックオペラ始動!』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 20:03:45
3611文字
会話率:19%
ハーベスト最強の列強国として存在感を放つ暁帝国。
その地位と名声を磐石なものとし、安定した発展を享受するまでには様々な過程が存在した。
時に丁寧に、時に悪辣に、時に容赦無く自らの足場を固め、恨まれ感謝され、尊敬や恐怖や嫉妬の視線に晒さ
れ、それでも暁帝国、そして暁勢力圏は発展を続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-19 19:09:21
60299文字
会話率:38%
右も左もアバズレクソ女。クズ女騎士、再び見参。
斜陽を迎えつつあるかつての大国【帝国】に対し、東の覇権国【モスクワ連合】は、突如として宣戦を布告した。破竹の勢いで初戦を制したモスクワ軍は、帝国東部領レーゲンスブルクの制圧に成功する。モ
スクワ軍少尉ソロヴィヨフは、そこで捕虜として身柄を拘束された帝国軍の女騎士ヘレネと出会う。
「いやだあ! 死にたくない、何でも話すから助けてえ!!」
仲間の命運など知った事ではない、自分が助かれば何だってかまわない。
およそ貴族らしからぬ卑しさ、騎士道の風上にも置けぬ悪辣な性格のヘレネに幻滅するモスクワの兵たち。そんな中、ヘレネはソロヴィヨフにひとつの取引を持ちかける。
「死にたくなかったら、あたしの言うことを聞け」
※ニュース速報VIP板、ならびにSS速報VIP板にて投稿させていただいた
『女騎士「いやだ!死にたくない、仲間の居場所でも何でも話すから!」』
http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1374167969/
を原案としています。
※カクヨム内にも同じ原稿を掲載させていただいております。
https://kakuyomu.jp/works/1177354055385472533
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-26 20:00:00
290939文字
会話率:46%
破壊の限りを尽くす悪辣非道の超人同盟《ネオサピエンス・ユニオン》
これに立ち向かうは二人のHERO。刀のHEROソードレディと、断罪のHEROジャスティスガイである!
最終更新:2021-01-17 19:13:52
5690文字
会話率:46%
命辛々、というか半死半生(相棒は死にかけ)で悪辣なる智謀の神との戦いを切り抜け、ダンジョンを攻略した短剣使いと魔法剣士、しかしたどり着いた先の短剣使いの故郷はあいも変わらず選民主義と異能絶対主義的な風潮漂う周辺最大の自治都市にして最大のダン
ジョンを抱える『大樹市』、家とか、家とか、家の問題からたどり着いてすぐに起きた騒ぎに巻き込まれた彼は早速ダンジョンに放り込まれる。
さぁ!彼の明日はどっちだ!ついでに死にかけた魔法剣士はなんとかなってるのか!
「めんどい、たしけて」
「にゃははー、無理腕もげるよー」
都市にたどり着いてもサバイバルな第2章、はっじまるよー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-03 21:00:00
42175文字
会話率:52%
目の前で首が飛んだ。比喩なんかじゃない。文字通りだ。
俺はその衝撃で突如思い出した。
日本という平和な国で暮らしていた前世のこと、前世の妹から聞かされた、『悪辣王の愛娘』という小説のことを。
※世話焼き体質の社畜が、妹が熱く語っていた小説
の世界に転生するお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-01 00:16:19
9345文字
会話率:41%
北東に巣くう極悪非道なドラゴンによって都は無残にも焼け落ちた。
不幸中の幸いながら、大惨事に乗じて攻めてくるような隣国はなく、傭兵ギルドとの関係も悪くない。
ならば、常備軍一万人。その全てを悪竜に向けて投じることができる。
王は、残虐な計画
を立てた。
後にいかなる竜よりも悪辣と伝えられる「水滴作戦」であった。
―――作戦内容は単純だ。
英雄のみが倒せるという竜であっても、凡人の手によって傷つけられないわけではない。
なぜなら、確かに王は見た。
崩れゆく白亜の城に紛れ、悪竜の脚から血が流れゆくのを。
そう、それならば、そうだからこそ、水滴が岩を穿つように、気の遠くなるまで打ち続ければよい。
水滴を、すなわち人の生をドラゴンの鱗に刻みつけるのだ。
岩は砕かれ、水は地に吸い込まれ見えなくなるが、川は流れ続ける。
人の世は続く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 21:50:16
2207文字
会話率:3%
SSSランクパーティ【翠鳳の警報】には2人の裁縫師《テイラー》がいた。1人は善良なヨイシア、もう1人は悪辣なワルメア。
ヨイシアの技術と人格に劣等感を抱いていたワルメアの情報操作によってパーティ内での立場を失ったヨイシアは、霊峰ハイホウ
のダンジョン最下層でパーティを追放されてしまう。
途方に暮れたヨイシアは、霊峰からの脱出方法を求めて裁縫師の秘法『含包せし平方』を使い、西方の大砲の製法を呼び出した。
そこへ来訪した霊峰の主は「ほうほう」と感心し、西方の大砲の製法と引き換えに、霊峰の財宝を解放する。
一方その頃、良い方の裁縫師を追放した【翠鳳の警報】は方々から阿呆呼ばわりされて――。
※一日一話、七話完結。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-29 20:00:00
17414文字
会話率:32%
森に囲まれた静かな村で、平穏な生活を送ってきた黒髪の少年――ニール・アナトラ。村から足を踏み出したこともなければ、外の世界に出てみたいと思ったこともない。家族との貧乏で平和な生活がずっと続けばいいと、ニールの念願はそんな生粋としたものだった
。
「――ユィディは?」
しかし、悪辣な運命はそんな念願を嘲笑うかのように蹂躙する。
平凡な人生が続くと思われた矢先に、妹が、帰ってこなくなった。村中を探しても見当たらない。そして、ニールを初めて外の世界へ引っ張り出したのは、妹と交わしたとある約束だった。
「ユィディの死をこの目で見ない限り、彼女は生き延びる」
これは、何の力も持たない軟弱の少年が、危険な冒険に出る物語――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-26 22:54:14
118596文字
会話率:21%
■2020年1月6日 講談社レジェンドノベルズ様より「迷路の迷宮」はシステムバグで大盛況」として発売されました。
■2020年7月6日 第2巻が発売されました。
交通事故で家族を失い、その後の遺産トラブルで心に傷を抱えていたヒロトはある日
、同級生等と共に強制的に異世界転移させられてしまう。
ヒロト達が飛ばされたのは<ガイア>と呼ばれる剣と魔法のファンタジー世界だった。ヒロトを含めた一〇〇〇名の少年少女達はダンジョンマスターとして命懸けのダンジョン運営に従事させられる事となった。
<迷路の迷宮>というダンジョンを作ったヒロトは、日本に居た頃の資産を元手にシステムのバグを突き、安全にダンジョンポイントや経験値を稼ぐ手段を手に入れる。
ダンジョンバトルでもルールの隙間を狙い撃ちにするような戦略によって勝利を重ね、いつしかランキング上位に名を連ねるようになる。
そんな特異な運営方針を行う<迷路の迷宮>は、ヒロト達をガイアへと連れ去った張本人である迷宮神の目に留まってしまう。
悪辣な神に翻弄されながらもヒロトは抗い続ける。ガイアの世界で手に入れた大切な繋がりを守り抜くために――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-01 01:31:24
490273文字
会話率:37%
悪辣王子は妻ユキナや娘達そして配下達と共に・・・・・
来た乱世に立ち向かう!
応を旗にジョーは駆ける!
ジョー・ネクスト・オーソドックスは今日も幸せ外伝でPV・・・
最終更新:2020-07-21 16:21:24
14709文字
会話率:79%
悪どい冒険者を取りしまる。それが監察官の仕事。
「ある冒険者の素行に問題がある」
そんな告発があれば、いつでも行動を開始する。
今日の仕事先はダンジョン。悪辣な冒険者に近づき身柄を拘束するのがミッションだ。しかし、任務遂行は一筋縄でい
かず…
いつものごとく、結局、一戦交えることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-26 19:13:32
8762文字
会話率:34%
公爵令嬢のヘルミーナは退屈な日々に刺激を求めている。
花を愛でたり、刺繍に興じるのはもう飽きた。茶会や舞踏会などもうんざりである。
貴族として日々の穏やかな暮らしに飽き飽きした彼女の退屈しのぎはやがておかしな方向へと走り出す。
最終更新:2020-06-06 23:23:13
6746文字
会話率:47%
公爵令嬢アンネリーゼ・マルク・アッシュフォールドは革命によって断頭台に送られた。平民から全てを毟り取り、贅沢を尽くしてきた悪辣の女は当然のように非難され、処刑される。
シャルルと名乗る処刑執行人の手によって、首を落とされ彼女の人生は終わ
ってしまった。
けれど、彼女は目を覚ました。小さな背丈、あどけなさが残る顔。子供の頃の姿で。
一体何故? 何が起こったの? いえ、そんなことより――
「処刑って、あんなに気持ちがいいものだったのですね……!」
やり直しの人生。彼女の目的はただ一つ。
処刑を避けるため?
革命を回避するため?
貴族も平民も平等な社会を作る?
否、そんな事はどうでもいい。
「シャルル様、もう一度私の首を斬ってください! あと斬らせてください、私にも!」
※テーマ的に残虐描写、流血描写が多々あります。苦手な方はご注意ください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-14 20:00:00
59144文字
会話率:32%
「あんたなんか、私の奴隷で所有物なのよ。私のそばにいられる事に感謝なさい!」
幼馴染の芝浜唯華(しばはま ゆいか)は、社長令嬢で容姿端麗、頭脳明晰の完璧超人だった。しかしその裏の顔は暴力と暴言で白井卓人(しらい たくと)を支配する悪魔の様
な女だった。
時に激しい暴力で、時に悪辣な謀略で、自分に服従させようと目論む唯華。
奴隷のような関係を断ち切り、自由を求める卓人。
やがて卓人を慕い、協力してくれる女の子たちが現れ始める。
愛と憎しみをこじらせた唯華は、卓人の事を激しく恨み様々な実力行使に出る。
これは暴虐で理不尽な幼馴染から離れ、自分の居場所を探していく主人公の反逆の物語。
※この作品はフィクションです。一部暴力的な表現がございますので予めご了承の上、お読み頂けますようお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-19 16:03:38
32461文字
会話率:41%
自称「主人公みたいな親友二人に挟まれて目立たない普通の女の子」であるところの主人公冷泉睦月(15)は、台風で午後休講となった学校帰りに、元より会う約束していた知人と会うため「主人公みたいな親友」の一人、上段弥生と共にゲームセンターに寄り道
を強行。
馴染みのゲーセン仲間に親友も受け入れられて、これからは一緒に寄り道出来るかも!
と思ったのも束の間、睦月は幽体離脱の様な不思議な感覚に襲われる。
そして気が付くと異世界らしいどこか
レベル1で草原のまっただ中に放置された睦月の寄り道は1頭の犬との出会いから始まる。
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度重なる戦乱の時代、ある時、後に血の帝国と呼ばれる国が興り、多くの血を流しながらも大陸を平定した。
人々は束の間の平和を享受したが皇帝が死んだ後、さらに7人の皇子たちが国土を7分し血で血を洗う跡目争いを繰り広げ始めた。
これはそんな荒廃した世界の物語。
出自不明の少年(少女)オスカー(エレット)は、師から受け継いだ武技と稀有な召喚の魔術を駆使して頽廃した世界を生き抜き、自らの出生の秘密を探る。
君もリアルを超えたリアリティを体験しよう!
鍛えた武技で悪辣者を倒せ!
500種類を超える武器から相棒を選べるぞ!
使い魔カードと絆を結べ!
戦いを重ねる度使い魔たちも君との戦い方を覚えるぞ!
全国のプレイヤーと協力して七人の皇子(レイドボス)を倒せ!
世界に秩序を取り戻すのだ!!
オンライントレーディングアーケードカードゲーム『Empire of Scarlet2~運命の双子星~』SOGA公式フロントページより
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というアーケードゲームをやりにいったら異世界トリップした女の子が主人公の話です。
あまり書き慣れていないのと、別に書いているものを優先するため、投稿ペースは遅くなる見込みです。
※2018/03/13
タイトルから(仮)を外し、あらすじを追記しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-10 14:33:19
272496文字
会話率:26%
プロゲーマーの高校生・高橋国光はある日、クラスメイト達と異世界に召喚されてしまう。息する暇もなくモンスターに襲われるが、国光はVRゲームで培った戦闘技術を元に見事モンスターの撃退に成功。しかし一部の悪辣な生徒の策略に嵌り、その場から追放され
てしまうことに。悲しみに明け暮れながらも、国光は元の世界への帰還方法を探すため異世界を逞しく生きていく。
––––これはVRゲームで世界王者となった少年が、異世界を攻略していく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 18:31:43
82227文字
会話率:28%
田舎の卓球部を舞台にしたおもしろい話。
舞台は富山の県立高校・漁湊高等学校。地区内でも屈指の進学校―とはいえ、全国的には特別偏差値が高いわけでもない“進学校の最底辺”と呼ばれている。
大学受験だけではなく部活動においても同様で、目立った
成績を残している部活はいなかった。
中でも卓球部は部員数が少ない小規模な部活でだったが、それでもトラブルのない和やかな日常を楽しんでいた。
しかし一年生部員・村椿了の入部により、少しづつ部の歯車は狂って行く。
彼は熱血漢でありながら人目を見て話すことも満足に出来ないシャイな性格の少年。
非常識で悪辣な言動や思想を好むが、根っこは誰よりも常識的で優しい感性の持ち主で。
大のスポーツ好きでありながら余りにも恵まれていない運動能力。
人目を気にする繊細な性分にも関わらず人の気持ちや場の空気を一切読み取れない鈍感さ。
痩せっぽちな小さい体躯の中で相反する性質をいくつも併せ持ってしまった人格破綻者だった。
精一杯の間違った努力で部内をかきまわす村椿のせいで人間関係はどんどん悪くなってゆき、幽霊部員も増えてゆく。
しかし村椿が自らの失敗でおかしくなった卓球部を立て直そうと奮起する中で部員達もそれぞれ成長し、メンバーの間で新たな絆が生まれる。
次第に放送部やコンピューター部、応援部やダンス同好会の面々を巻き込みながら卓球部は揺れ動く。
そして彼らは、遠い昔に漁湊高校の野球部が成し遂げたという伝説の偉業【蜃気楼旋風】を高校卓球界に巻き起こす――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-20 15:29:57
70026文字
会話率:44%