見上げるのも見下ろすのも、冷たくて温かい稜線の空気。
宮殿から視ていたのはなんだろうか。答の出ない問や過去に絡め取られた脚になんの意味があろうか。
優柔なる少女は、望みを確かとするなら長い冬を受け入れ、氷河と進む。
傷つけられ
、奪われた先は、対立か、協調か、それとも、成就か。
「──、聞かせてください」
怨念に歩み寄る幼い願いの物語を──。
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※文体・台詞の癖が強いかも知れません。ご理解・ご了承ください。
更新:一四から二一日ごと、金曜日に一頁ずつを予定。
完結:一九頁を予定。
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折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-17 18:54:07
401124文字
会話率:66%
愚かな女どもめ。悲劇は、アノ破鏡の夜からはじまっていた。
曰く付きペンションに集うのは、強烈な個性を持つ六人の宿泊客。煮え滾る憎悪に悶え苦しむ者が、ひとりだけ紛れていたとも知らずに。さっそくドス黒い血が噴き出し、残虐な連続殺人へ。
全員の食事に盛られた毒、満月の晩まで開かない扉、真夜中のアリバイ聴取。死者が遺した血文字の意味と、密室のトリックを暴け! 隠れたミッシング・リンクが、犯人の正体を示唆している……!
HJ大賞3応募作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-03 08:00:00
113535文字
会話率:38%
主人公の黒猫は天国で目を覚ましますが、あまり記憶が鮮明ではない。
案内をしてくれる白猫と猫の王様と名乗る猫の話を聞くと、黒猫である自分は現世でよっぽどひどい死に方をしたのか、それとも思い残すことがあったのか、このままだと現世にも天国にもいつ
づけられない猫としていづれ怨念化してしまう。
怨念化した猫は周りに害を及ぼすため、王様によって魂を消されてしまうらしい。
助かる方法は怨念になってしまう前に思い残してきたものから解放されることらしいが、記憶喪失の自分には果たして自分の思い残しがなんだったのか思い出せない。
そこで王様の力で化け猫としてまだ現世に戻ってきた僕は、自分の思い残したもの、「まだ生きたかった理由」を探すために現世を歩く。
この作品はpixivにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-08 14:10:28
15092文字
会話率:34%
入院中に糖尿病食で、ハロウィンのパンプキンプリンなどを食べ損ねた怨念と、その代わりに出てきた林檎をテーマに書きました。
林檎の果実の花言葉って、「誘惑」、「後悔」、「原罪」なんですね…無理っくり混ぜ込んで見ましたw
最終更新:2021-10-30 14:35:00
1750文字
会話率:5%
群馬と長野の県境にある十石峠でふとした事から主人公、石山光介が明治時代に生きた女幽霊、てふと出会い、ある頼み事をされる。それを叶えた光介は以後、てふの力で長野の有力者で信濃建設の社長、城河正文の娘、美久と結婚し将来を保証されるが、実は全てが
城河家に怨みを持ち、復讐を遂行しようとする、てふの企みであった。しかし、その企みも光介の、てふに対する愛情と、てふの夫、根岸芳之助の助成を受けて防ぎ、てふの怨みも消える。光介は改めて、てふとに感謝する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-12 16:19:02
17279文字
会話率:53%
世界は文明が一度滅びた世界。その世界は闇に満ちていた。怨念や魑魅魍魎、妖魔が蔓延る世界。
魔法は神の奇跡と呼ばれいていた。古代人の残した技術は、その魔法を体現する事ができた。
しかし、闇が世界を覆っている。人は憎しみの輪廻に囚われてい
る。
ヴィアは魔装庸平、スコーリアーの一人だった。スコーリアーは怨念となった化け物を退治することを生業としている魔装兵士だった。
式神であり、相棒であるリユネと共に、怨念達と対峙する日々を過ごす。
しかし、そんな戦う日々を過ごすにつれ、機械であり、式神であるリユネに変化が起きてくる。
人から学び、人を思うようになる機械は、特別な存在だった。
戦いに対して、人の魂である怨念を殺すことに対して迷いを覚えるようになるリユネ。
主であるヴィアは、そんなリユネをどうすれば正しい方向へ導けるのかと苦悩する。
しかし、リユネは戦いから逃げようとはしなかった。自分が傷ついても、エラーを出しても戦い続ける。自分とは何かという答えを探しながら戦い続ける。
ヴィアとリユネは、迷いを抱きながらも共に戦い続ける。そして、様々な闇が襲い掛かる。
過去の柵を断ち切る為に。願いを見つけるために、二人は共に進んでいく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 22:49:30
72315文字
会話率:35%
一年に一度四人で集まることの出来る特別な日。そんな今日の催しは、暗い森のなかでかくれんぼ。
都会暮らしのきっか。
みんなのリーダーしほ。
こわがりのみちる。
いたずら好きなりま。
四人が始めた子どもの遊戯は、山で保存する古い祠を開いたり
まがおかしくなってしまったことをきっかけに狂い始める。
りまを助け出そうと五年ぶりに集まった三人。
ーー長い長いかくれんぼが始まってしまう。
女の怨念を祀る祠を開けたことによる呪いは本当に実在するのか。
その呪いを解き、鬼をやめることは出来るのか。
「りまの中のお前、私達と遊びたいんでしょう? 夢のとおりもう一回、かくれんぼをしよう。場所は分かるね? ここからそんなに離れてない。あの場所で、もう一度かくれんぼをしよう」
「夢であんたが言ったとおり、朝まで私達が逃げ切れたらこっちの勝ち。その時は、りまを返してくれる。やろ?」
「うぅ……また、やるのぉ……」
「みちる、泣くな! りまを取り戻すんやろ」
「うっ、ぐす……うん、絶対、取り戻す」
五年越しのかくれんぼ、開幕ーー
〈7p連投即日完結します〉
アルファポリス様にも同作掲載予定
夏ホラーに合わせてかくれんぼ題材ですが鬼ごっこ要素のほうが強い気がしていますえへ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-26 23:58:48
23547文字
会話率:53%
開けてはならないーー、そこに隠れていたのは。
やがて乗り移ります。
怨念は純粋であればあるほど。
最終更新:2021-08-15 00:00:00
200文字
会話率:0%
あるあるネタ?
関西弁を、盛り込んでおります。
決して深夜に読まないように。
最終更新:2018-01-30 01:52:05
341文字
会話率:0%
大森林の最奥に暮らす一つの家族がいた。笑い合い、喜び合い、悲しみ合って暮らしていた幸せな家族の日常はある日突然終わりを告げた。生き残りは長女レオンと弟のシンのみ。レオンとシンは別々の道を歩む事に……徐々に明らかになる両親の事、森に住んでいた
理由、襲撃の真相……。個性豊かな様々な人々の選ぶ道とは?最強騎士×腹黒王太子×不器用王子×鬼畜上司 貴族の怨念による嫌がらせ?「いえいえどーでもいいっす!私は復讐がしたいんだよ!」毒舌天才少女の行方とは? 初めての投稿です。宜しくお願いしますm(_ _)m 不定期投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 00:35:21
56599文字
会話率:73%
可愛いぬいぐるみに込められた邪悪な怨念。
最終更新:2021-08-10 00:28:11
1671文字
会話率:45%
実体がない透明な魔王、ロゼリアは今日も最強の側近、スライムくんと魔王城で平和に暮らしていました。ところがそこに自称記憶喰らいの魔王、ルーシェンがやってきて、物語の歯車はゆっくりと動き出します。これは魔王の記憶と勇者の怨念のお話。
□□□
これはノベプラ、カクヨムにも載せているお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-04 17:04:46
9962文字
会話率:52%
Q.心霊現象が出現したらどうする? A.全身全霊で暴き出す!
日常に潜む怪異を暴き出す、とある大学のオカルトサークル(自称)。
――その名は”夕闇倶楽部”。怪異、心霊、超常現象なんでもやってます!
この物語は、ほのぼのとした怪異譚。自由
気ままに語られる怪異譚。
謎が謎を呼んで世界を覆すような大事件に巻き込まれることはなく。
人が何人も死んでいく悲惨で猟奇的な事件に関わってしまうこともなく。
日常を生きる怪異を明らかにして、理不尽を超えていく日常系オカルティックホラーコメディ!
第一章【呪いのゲーム】
プレイしたものは狂ってしまうという、呪いのゲーム。
科学に潜んだ怪異。矛盾を抱えた怪異に夕闇倶楽部の面々が挑む。
第二章【忌児の廃寺】
忌み嫌われた子どもを『供養』していたという廃寺。
山奥で眠っていたその地には、どんな怪異が生きているのだろうか。
第三章【禁呪の魔本と理想の主人公】
願いを叶える呪いの本に唐突に現れた理想の少女。
そして始まる日常の侵食。そうなった時、私たちはどうすればいい?
第四章【異界団地】
黒羽団地には消えてしまった謎の四号棟があるらしい。
人々から忘れ去られ、異界と化したその地に夕闇倶楽部は足を踏み入れる。
第五章【炎失峠と幸福世界】
事故を起こした車が必ず炎上し、搭乗者が焼死する峠道があるという。
その地に眠っている怨念、淵叢なる何かが生み出した幸福世界とは?
第六章 【狂霊映画と幻死病】
見た人すべてを狂気に陥らせるという狂霊映画。
ひょんなことから夕闇倶楽部の面々は撮影に参加し、撮影舞台の廃村に向かった。
呪いの映画を取り巻く怪異、そして映画を見た人がかかる幻死病の正体とは?
第七章【偽欲なる自己像幻視】
目の前に、突然現れた誠也の自己像(ドッペルゲンガー)。
日常に潜んだ血と、欲望と、禁忌の影。狂気の世界が幕を開ける。
第八章【未来占術と魔女の予言】
「未来を予言する」という謎の魔女と出会った誠也。
未来を見通す占い、魔女、そして複雑に絡み合う事件。
少しずつ、だけど確実に日常を侵食する怪異に夕闇倶楽部は挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-02 00:15:22
533041文字
会話率:46%
独りよがりの身勝手なお話。
どこにも行き場のない私のある種怨念がこもっているお話。
読む人は私の胸の苦しさにあてられないよう気をつけて。
最終更新:2021-07-25 11:05:31
766文字
会話率:0%
かつての大戦より百年。
戦の怨念から産まれた『百年前の悪魔』によって地上は荒廃し、人々は大きく数を減らしていた。
国々は消滅し、海は干上がり、我が物顔で暴れる悪魔たちが混迷を振りまく世界。
人々の嘆きの声の中に、悪魔の悲鳴と、鞭の響きが混
じるようになったのは最近の事。
そこにはいつも一つの塔と、一人の少女が佇んでいた――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-10 22:26:26
78456文字
会話率:26%
小学校教諭の由香利は、かくれんぼが大嫌いだった。理由は嘗て、ある少年へ行ったいたずらが原因だ。当時、転校生で人と関わるのが苦手なまことくんと遊んであげてと教師から強要され、しかたなく登、穂香、恭平のイツメンでと共にかくれんぼで遊んでいた。し
かし、まことくんを嫌っていた由香利はある提案を持ちかけた。
「まことくんを置いて帰ろう」
その提案に乗って四人は帰った。その後、公園の焼却炉に隠れていたまことくんは中をろくに確認しなかった作業員のミスで焼却炉は作動され、まことくんは焼け死んでしまった。これが由香利のトラウマとなり、由香利は日常的に自分が豪華に焼かれる悪夢に苛まれていた。そんな中、まことくんを置いて帰った一人である登が事故死したと恭平から連絡が入った。話を聞けば自動車事故による死亡であると考えられたが、恭平曰氏直前の登が、焼け焦げた恐ろしい姿のまことくんを見たと言うのだ。登の突然死、そしてまことくんの姿。これにはいたずらにより死に追いやられたまことくんの怨念じゃないかと由香利は考え始め・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-08 07:52:46
9036文字
会話率:49%
人生を諦めていた。都市伝説のホームページをやっと見つけて、旅に出ることを決めた。
最終更新:2021-06-28 19:21:24
798文字
会話率:0%
みんなで仲良く分け合いましょう♪
最終更新:2021-06-16 20:00:00
4573文字
会話率:41%
いろんな人がたくさんいる時代(*´-`)
最終更新:2020-05-28 21:22:22
711文字
会話率:4%
「私メリーさん。今羽田空港に居るの」
突如として深夜にかかって来た電話に俺は身震いする。
【メリーさんの電話】
それは捨てられた人形が怨念を持ってやって来ると言う有名な怪談だ。
その日は羽田空港に居るで終わったが、次は一体いつ、どこまで
?
様々な不安が頭をよぎる。
三日後、再びかかって来た電話に恐る恐る出たが俺の手は震え切っていた。
「私メリーさん。いま……」
「ひぃっ!」
恐怖のあまり後ろをばっと振り向く。
が、そこには誰の姿も無く……
同時に電話から聞こえてきた予想外の言葉に目を丸くする。
「ロサンゼルスに居るの」
「……何で?」
「分かんない」
俺は悟った。この子は死ぬほどポンコツだと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-14 19:40:40
4812文字
会話率:28%
6人の神と、混沌の魔神が戦ったとされる世界ル・シルガ。
今も魔神の怨念が渦巻くこの世界では、魔神の残した怨念である赤い瘴気と、そこから生じる魔物達に悩まされていた。
そんな世界にはかつて魔族と人間が激しい戦いの果てに、人間が封じた魔剣が
あった。
これは、そんな世界の魔剣をめぐる物語
昔書いていたレッドライトDESIREの改変版を書こうと思います。
https://ncode.syosetu.com/n8242ct/
(改変前)のURLです↑
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 00:52:33
11417文字
会話率:26%
政治・軍事・経済、それらによって作られた不安や怨念は、やがて風化しつつあった異界の住民達を再び現世に呼び戻すこととなった。
大衆の目の届かない世界、そこで人知れず異形な者達を狩り続ける存在があった。
狩り場と化した闇の世界を闊歩し、武器を振
るい、獲物の骸の山を築き歓喜する。
人々は彼女達を、蔑視と畏敬の念を持ってこう呼ぶ。
「夜に吠える者――Night Barker」と折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-12 23:00:00
113244文字
会話率:66%