手紙のやりとりなんて、時間ばかりかかって、まどろっこしい。
今の時代、一瞬で同じことができる。
でも、ゆったりと流れる時間だからこそ感じられるものもある。
僕にとったら、彼女からの手紙はかけがえのないものになっていた。
それが突然、届かなく
なった。
何故なのか。
僕には、ひとつだけ心当たりがある。
だって、僕は彼女のことを騙していたのだから・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-16 09:32:40
8462文字
会話率:15%
民を守るべく命をかけて戦ったメリア・リミカルは、激しい戦いの末に命を落とした。
はずだったのだが、なぜか再び目を覚ます。
目を覚ました場所は、見知らぬ部屋。辺りを警戒しながらも、自身の魔力が失われていないことを確かめる。
冷静になり脳を整理
すると、メリアには二つの記憶があった。
それは"こちらの世界"での記憶と、"元いた世界"での記憶だ。
一通りどちらの記憶も整理したメリアは、己の身に起きた現象を表す言葉に、一つだけ心当たりがある。
異世界転生。
元いた世界で流行っていたものだ。魔法を使えない、人間という種族に生まれ変わるという内容のもので、そのもの珍しさに国王までもが一時期ハマっていた程だ。
その異世界転生がまさか現実に、しかも自身の身に起こるだなんて。
メリアは混乱しながらも、この平和な世界でほのぼのとした日常に巻き込まれていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-23 14:22:30
260文字
会話率:10%
精神病院の看護師として働いている女性、舞。
個性豊かな仲間に囲まれて、愛する旦那もいて、仕事も充実しており、幸せな毎日を送っていた。
ある夏の日、急患で1人の女性が運ばれてきた。
その女性は骨と皮しかないほど痩せており、とにかく暴れ、叫び
、手がつけられない状態だったが、鎮静剤を打つと落ち着き、付き添いの旦那さんと話して入院させることになった。
その女性の名は「麗」。
舞には心当たりがあったが、あまり気にしなかった。
麗はとにかく奇妙で、いつ見てもベッドから起き上がった状態で、同じ体勢のままだった。更に何も喋らず、薬を飲む時以外は動かなかった。
あまりにも不気味なため、麗の噂はあっという間に職場でも患者の間でも広まり、患者からは「幽麗さん」と呼ばれるようになってしまった。
麗が入院してから舞の夜勤は暫く入っていなかったため舞は話を聞くだけだったが、久々に夜勤が入った日の夜、舞は麗の真実を知ることになる___折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-25 04:25:16
676文字
会話率:0%
武道の名門志摩津家の次期当主志摩津吉鷹が、見習い警部補として所轄署に配属された初日、管内にて作家氷賀一彦が死亡した。自殺と思われるものの、第一発見者で養子の氷賀香葉は自殺ではないと主張、吉鷹に「あのときのように助けて」というが、吉鷹には心当
たりがない。なりゆきで事件を調べることになった吉鷹は、忘れていた自らの過去とも向きあうが、話はどんどん妙な方向へむかっていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-13 00:00:00
55726文字
会話率:33%
学園祭最終日の舞踏会にて突然行われた断罪と婚約破棄。それに伴い心当たりがないのにそのような大舞台にあげられてしまった男爵令嬢の物語
最終更新:2019-06-08 09:22:34
6022文字
会話率:52%
録音された彼女との会話。これは何の例え話か、貴殿には心当たりがおありですか。
2018年度自校文芸同好会新入生歓迎号に寄稿したものを直してあります。(華屋乃ハナ名義にて寄稿)
最終更新:2019-04-29 18:37:27
5466文字
会話率:56%
見えない殺意を感じるあなたは誰?
何時の頃からだろう、、、。
私に、1通の手紙が家に届いたところから話がはじまる、、、!
最終更新:2019-03-25 03:00:00
1541文字
会話率:29%
(最近霊感が増してきていた。原因に心当たりがないが、二度見をすると霊は姿を消してしまう。幻覚かもしれない。それでも、時々僕の視界に霊の姿が映るようになったのは確かだ。)
そんな状況を告げることができないまま、僕は大学の友人が企画した夏合宿で
の肝試しの誘いを許諾してしまった。
物語は宿から廃美術館に向かう途中の会話から始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-05 22:52:18
3885文字
会話率:52%
皆も心当たりがあるでしょう。
好きが愛に変わり、そこからどうでもいいに変わる気持ち。
最終更新:2018-12-30 03:16:14
3356文字
会話率:0%
すぐそばにいる人をごきげんナナメにして、心当たりがなければ聞くしかないんだ、というようなシーンです。
キーワード:
最終更新:2018-12-14 22:41:12
415文字
会話率:20%
樺音が学校に来なくなった。私には心当たりがある。そこで樺音に会い、空には十三夜の月が……
最終更新:2018-10-14 14:19:11
2837文字
会話率:67%
気が付いたら異世界にて悪役令嬢になってました――。
どうやら断罪イベント真っ只中。早速ピンチです。
実はこういう展開ってすごく心当たりがあるんですけど、でも、この世界は現実なんだから小説のような美味しい展開はこないと思いますねぇ!!
悪役令嬢に転生したワケありっぽい一般JDが他国の厳つい将軍と結婚して、ゆるふわ頭でも疑心暗鬼に幸せを探っていく話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-28 22:00:00
72757文字
会話率:19%
私立茜ヶ原学園神秘探索部。
変わり者の教師が変わり者の生徒を集めている部活、と思われていた。
しかし、その実態は学園に現れる怪異を解決し生徒達の安全を守る自警団。
〝力〟を持つ生徒に協力して貰いながら、学園を守ってきた部活。
しかし、新入部
員として招かれた風岡ちはるは〝力〟について全く心当たりがなく――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-08 13:22:16
38431文字
会話率:42%
クラスの中心人物であった星野 凛は新学期が始まる9月1日、電車へ飛び込み自殺した。
クラスにいるとある6人にはそれぞれ心当たりがあったが、真実を明るみに出そうとはしない。
星野 凛と同じクラスメイトの水川 花音は彼女の死に関する手がか
りを掴むために聞き込み調査を開始する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-25 03:25:30
4661文字
会話率:15%
その春。
宮廷侍女の朱藍(しゅらん)に異例の辞令が下った。
手にした辞令書を、破り捨てたい衝動をこらえ、ため息をつく。
この異例の人事には、心当たりがあった。
それは、ちょうど一年前の出来事。
衝撃的な出会いが、すべての始ま
りだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-03 17:55:43
5189文字
会話率:42%
恋&謎解き学園ショートストーリーコンテストに参加してみました。
ある身体的特徴が原因でクラスでハブられている主人公、櫻丘さくら。
それでも中学二年生の三学期に入った頃には、間近の受験を意識してかいじめも鳴りを潜めていた。
ところが三年生に
なって間もないある日、担任であり学年主任でもある小仏先生から生徒指導室に呼ばれるさくら。聞くと万引き犯に心当たりがないかということだった。実はさくらは噂を耳にしたことがあったが、確証があるわけではなかったので小仏先生に話せないと応える。その数日後、さくらまで万引き犯の一員と疑われてしまうことになっていた。
さくらの唯一の心の拠り所は、ネット小説投稿サイトのおぼろげさんが書く小説を読むこと。
それでもついにさくらは自分のおかれた境遇に耐え切れなくなり、おぼろげさんに『死にたい』と個人メッセージを送ってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-09 22:05:08
11310文字
会話率:62%
梗概)渋谷貴弘(しぶやたかひろ)は名の知れた会社に勤め、美しい恋人、友理奈(ゆりな)と婚約したばかりだ。自分は幸せ者だと実感していたが、中学と大学が同じだった旧友、天内(あまない)とその娘、麻未(まみ)に出会い、順風満帆だった人生に翳りが生
じる。
なぜ彼は、自分を恨むのか。貴弘には心当たりがなかったが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-27 11:35:45
11546文字
会話率:43%
真月の夜に現れる、人斬り"少女"はこの街の悪を斬り裂く
ーーその街には伝説があった。
この街で手酷い悪事を働いた者の前に、刀を腰のベルトに差した短髪の少女が、コートの裾を翻し、その者を断罪しに現れるという。
心当たりが
ある者は、暗い夜道に気をつける事だ。
お前の首にはいつも、彼女の刃がつきつけられているのだから。
ネタ元→https://twitter.com/niseojiro/status/935493557988704256
※この作品はフィクションであり、また犯罪、違法行為等を助長する意図はありません。
※R-15程度のグロテスク描写があります。
※無断転載お断り
カクヨムにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-07 08:00:00
2073文字
会話率:44%
弘治三(1557)年。甲相駿(こうそうすん)三国同盟が締結されて三年、今川領の飯尾(いのお)家では、来る尾張侵攻に向けた準備を進めている。飯尾連龍(つらたつ)の長女、鶴の縁談もその一環であった。しかし鶴は縁談が近づくと必ず床に臥せてしまい、
先日の縁談でそれは三度目となった。連龍は一度きつく言って聞かせねばならぬと思い、鶴と夕餉を共にすることを決めた。
頃よく戦を終えて屋敷に戻っていた連龍の長男、辰之助は、父からその話を聞いて、鶴への伝言役を買って出た。昔は鶴とよく遊んでいた辰之助には、鶴の居場所にいくつか心当たりがあった。思い出を掘り起こしながら、辰之助はその心当たりの一つ、弓道場へと足を運ぶ。
※史実を基にしたフィクションです。この小説に登場する鶴、梅は架空の人物です。
また、飯尾家とその人物にも私の解釈がたぶんに含まれています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-16 20:00:00
3225文字
会話率:49%
2011年3月11日、盛岡から愛人の山崎真奈美と岩手・秋田の県境近くにある温泉旅館へと車で向かっていた「私」は、目的のインターチェンジまであとわずかのところで大きな揺れに見舞われる。最初は車の故障かと思ったが、じきにそれが大地震であったこと
を「私」は知る。ライフラインが寸断され帰ろうにも帰れなくなった二人はそのまま予定していた宿に二日間滞在し、翌々日の日曜日に盛岡へ戻る。地震のあった金曜日、「私」は支店長代理を勤める会社に「東京の息子の検査入院に立ち会うため」と休暇申請をしていたが、旅館から盛岡への帰路で、真奈美と一緒にいるところを会社の女性嘱託社員に目撃されてしまう。ほどなくして「私」は、その嘱託社員から震災後の継続雇用の約束を迫られる。その後、嘱託社員は盛岡市内のダム付近で死体となって発見される。彼女は、真奈美だけでなく、別の若い女性と「私」の交際にも心当たりがある、そう言って「私」を脅していたのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-30 07:38:30
30523文字
会話率:45%