制服のレッテルを借りてあたしはあたしの中身を守る。女子高生の特権だ。でも本当はあいつに自分のどうしょうもない中身を見てもらいたくてしょうがない。
うずうずした青春の誰でもありそうでな1ページ。大きなドラマも展開もないけれどこの甘酸っぱさは
かけがえのない味。
さっくり読める短編です。お時間あればぜひ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 09:42:45
12174文字
会話率:47%
不細工を通り越して不気味な見た目の面子が揃っているため『人外部隊』なんて呼ばれている……それが傭兵の十三隊だ。そんな奴らに、妙な仕事が舞い込んだ。怪しいおっさんと天然な少女の護衛だ。楽勝かと思いきや、このアホの子は世界の情勢を一変させるほ
どの存在だった。しかし、そんなことで手を引くような連中じゃない。人外部隊は、筋が通らなくても金次第で何でもやってのける命知らずだ。不可能を可能にゃ出来ないけど、巨大な国家が相手でも引かない特攻野郎たちさ。
「あたしは、隊長のザフィー。魔術の実験中に事故が起きちまったおかげで、今じゃ妖怪みたいな面さ。でも腕の方は超一流だよ。あたしみたいな天才魔女じゃなきゃ、人外部隊の隊長は務まらないね」
「私はカーロフです。自慢のルックスで、野盗や山賊くらいなら争うことなく追い払えます。戦うことは嫌いですが、隊長のためなら身体を張って守ります」
「あたしはミレーナ、敵地潜入はお手の物。盗賊時代にヘマして罠が作動し大爆発。おかげで両手両足をなくしちまった。でも、ザフィーの姐御のおかげで動けるようになったってわけ」
「アオーン! 俺さまこそマルク! 戦いの腕は天下一品! どんな奴でも丸かじりいィィ! 奇人? 獣人? だから何?」
「ジョニー・メリック、武術の使い手だ。国王陛下でもぶっ倒して見せるが、ガキの御守は勘弁な」
人外部隊のメンバーは、まっとうな道を歩めなくなり、戦いの中でしか生きていけない連中だ。しかし、人の誇りと意地は捨てていない。この道理の通らぬ任務に、命を懸けて挑戦する。頼りになる一騎当千の人外部隊。その生き様、とくと御覧あれ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-15 00:27:36
122142文字
会話率:38%
高速戦艦シルバーグリフォンで宇宙をまたにかける、銀河連合警察A級捜査官チーム・グリフォン。何かに呼ばれたかと思ったら、シルバーグリフォンごと異世界に飛ばされてしまう。
着いた世界は剣と魔法のファンタジー世界。ゲームでも何でもない現実らしい。
シルバーグリフォンが動けない以上、しばらくこの世界に厄介になることになったが、いつものように多種多様のトラブルに巻き込まれることに。魔法なんか使ったことないチーム・グリフォンの面々だが、自重なんてどこへ行った? ハイパーテクノロジーがファンタジー世界に炸裂する!
……けど、あたしは平平凡凡に過ごしたいんですがー
ちなみに拙作の「銀河連合警察A級捜査官チーム・グリフォン」のスピンオフというか、パラレルワールド扱いとなります。まぁ実際別世界ですが。
登場キャラは基本的に一緒。スピンオフだからって性格とかが変わる予定もありません。とはいえ、お互い干渉する作品ではない……と思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 00:00:00
1411954文字
会話率:41%
どれだけ悲しいことに直面したとしても
その場は笑って誤魔化して強気でいたとしても
やっぱり夜は一人で静かに泣いちゃうかな
あたしは一番傷つきやすいから
だけどあたしメンタルは強い……から
最終更新:2023-01-10 12:22:58
348文字
会話率:0%
もう泣き虫じゃない、強い自分にしようと「あたし」は「私」にしたのに。
結局は「あたし」が本物なの?
本当の私は誰なの?
最終更新:2022-09-19 08:10:26
440文字
会話率:19%
女子高生・白石由希の日常は一瞬で地獄に変わった。
「あなたはこの世界を救う勇者に選ばれました」
そんな声が脳内に響いた直後、仮想世界に転移させられていたのだ。
「なにこれ...理解できないんだけど」
そこに住まう魔物に白石由希は為す
術なく嬲り殺される。そして殺されると現実世界に戻される。それを何度も何度も繰り返すのだ。心身共に限界へ達しそうになる由希にある1人の男子高生が声をかける。
「多分そのゲームは由希1人だとクリアできないようになってるんだと思う。大丈夫。僕が協力してあげるよ」
男子高生・平川穂の協力のもと、魔物を倒すことに成功する。喜ぶ由希だが、ゲームは終わらず次のステージへ進む。平川穂は由希に対して、これからも協力する代わりにある条件を提示した。
「ねぇ、僕と付き合ってよ」
いつもの日常に戻るためには仕方ないと思ってた。だけど...
「私...由希のことが心配だよ。ここのところ元気がないし、ずっと何か考え込んでる。もし悩み事があったら相談に乗るから」
壊れていく日常と膨らんでいく自分への失望感。でも、それすらもこれから続く地獄への第1歩にしか過ぎなかった。
「アハハハ!あたしは人の苦しむ顔を見るのが好きなの。お姉さんは一体どんな顔をするのか、今から楽しみで仕方ないよ!」
「妄想と現実を履き違えるな。君は僕がいないと何もできない。まさかそれを忘れたんじゃないよな?」
膝をつき絶望に項垂れてもその心に抱いた決意を失うことはない。だけど無限に続くこの生き地獄に、いつまでその虚勢を張れるのだろうか。
「役者も舞台も問題なしと...でも脚本と演出がイマイチなんだよなぁ。そうだ、いいこと思いついた」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 21:17:53
3731文字
会話率:50%
大学三年生の夏、親友のユカが帰省した。あたしに相談をもちかけてくる。それは、ガールズグループを抜けるかどうか悩んでいるとのことだった。
涙を流したユカが、四年後にだした結論をあたしは画面越しに見守っていた。
アルファポリスにも掲載。
無断
転載お断り。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 20:00:00
6653文字
会話率:32%
あたしは犬を飼っている
名前はジョン
ぬいぐるみである
最終更新:2022-12-22 16:34:09
1256文字
会話率:19%
あたしは可愛くないから救われてることもある。
最終更新:2022-12-20 17:30:59
360文字
会話率:0%
「あたし、あなたが好きよ」
「私はあなたを愛せません」
パン屋の娘・ユウラは、教会に務める生真面目な少年・パウエルを好きになり、告白する。
パウエルにアッサリ断られるも、
「パウエル君、自意識過剰」
「じっ、えぇ!?」
ユウラも
そう簡単に諦めるほど薄い情ではなく。
「あたしは、『好きです』とは言ったけど、『好きになってください』なんて言ってない」
「じゃあ、これならいい?『私と時間を合わせて、おしゃべりやお出かけをしてください』」
押し続けるユウラを拒絶しきれず、パウエルは答えを保留してしまう。
けれど、当然ながら教会に務めるものは生涯独身。ユウラとてそれもわかっているはず。
一体どうしたものか?
これは、愛と愛を天秤にかけ、人生を選ぶ物語。
※ 全10話、執筆済み。1-2日おきに1話ずつ投稿予定。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 17:11:16
12134文字
会話率:66%
夜の新宿で、三人の男に連れ去られようとしている美少女「前田莉愛」と目が合ってしまった元CIAの独行(シングルトン)ケースオフィサーの「田村優貴」は、スケベ心から莉愛を助けることにする。
うまくいけば、うにゃむみゃと四谷のマンションによ
こしまな期待を胸に莉愛を連れ込んだ優貴だったが、事態は意外な展開を見せる。
次の日の朝、四谷のマンションを急襲されたのだ。しかも、相手はCIAのFEB(極東支部)のケースオフィサーだった。いったいこの可憐な美少女に国家権力が執心するどんな価値があるのか?
「元の暮らしに戻りたいとあたしは思っているのです」と独特の言い回しで、頼まれた優貴は莉愛を奪還を愉しむことにする。
だが、それは、元CIAの独行(シングルトン)ケースオフィサーにとっても大きすぎる愉しみだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-12 14:00:00
186676文字
会話率:49%
あたしの趣味はいろんな店にクレームを入れること。って言ってもそのへんの悪質クレーマーとは違うわよ? ちゃんと正しい指摘をする善良なクレーマーなの。
最終更新:2022-12-01 19:04:07
4189文字
会話率:34%
「背田が飛んだら あの女をフロに沈めればええ」
あたし達はレンタルビデオ屋で借りてきた『ナニワ金融道』に夢中だ。
「アンタも若いうちに怠けてると、いつかこの女みたいに騙されてソープランドに沈められるのよっ」
お母さんはそう言いな
がら、大量の醤油とマヨネーズを振りかけた2合のコメを釜ごと掻っ食らう。
「経営っていうのは現金主義・無借金がセオリーや。調子こいてカネを借りるからコイツらみたいになるんや」
安いウィスキーと100均で買ったサラミを食べながら経営のイロハを伝授してくれるお父さんは、最近勤めていた会社を辞めた起業家の卵だ。
資本金を集めるために毎日パチンコで頑張っている。
「とにかくこはくは東大に行きなはれ!ワシは有能やのに高卒って理由だけで人生苦労してきたさかい。幸せになりたいんならちゃんと勉強して、医者か弁護士になるんや」
ちなみにお父さんは生粋の関東人である。
にもかかわらず、『ナニワ金融道』とか『ミナミの帝王』を観た後だけ突然関西風の喋り方をするのがこの人の特徴だ。
ウチの家は父母で教育方針がまったく違う。
女子大出のお母さんはあたしをパリオペラ座でプロのバレリーナにさせたくて、高卒のお父さんはあたしを東大に行かせたいようだ。
「ねぇ、あたしバレエと勉強一体どっちを頑張りゃいいのさ」
あーあ。二人とも黙り込んでしまった。
「……まぁとにかくどっちも頑張ればいいのよ!アンタはまだ小学3年生なんだから暇でしょ?全部誰にも負けないように頑張るのっ」
「下を見たらお終いや。上だけ向いて自分と闘うんやで!」
お母さんもお父さんも、お前は美人で賢いし才能があるから絶対に勝ち組になれると言う。
ウチにお金なんて大してないはずなのに、どこからかお金を調達してきてバレエと器械体操と塾の月謝をたくさん払う。
(ソープに沈んでいくようなバカ女共を蹴散らして、あたしはエリートになるんだ……!)
午前1時。大きな決意を胸に、風呂に入る気力もわかず髪の毛は脂まみれのまま眠った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 22:07:03
33654文字
会話率:54%
悪女「あたし」バージョン。
最終更新:2022-11-24 13:31:31
241文字
会話率:0%
遊びたい盛りの中学二年生――鎌田大悟は信号無視してきた車に跳ねられて右脚を骨折し、入院するハメになってしまう。
そんな大悟の見舞いに来た幼馴染――今村晶は、思いのほかケロッとしている大悟を見て「思ったよりも元気そうじゃねーか」と安堵するも、
右脚を骨折した大悟からしたらその反応はあまり良い気分ではない。
ただ単純に文句を言うのも面白くないと思った大悟は、頭に包帯が巻かれているのをいいことに記憶喪失のフリをしてみるも……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 09:00:00
3886文字
会話率:33%
たしか、その日もいつものように夜中にバイクに乗ってたな~。で、なんかトンネル抜けたら変なところにいたんだよ。そこにはあたしより美人な女神がいてなんか色々説明されたけど、あんま覚えてないんだよな~。なんかレーダーテイン(?)になって世界を救っ
てくれ的なことを言われたような気がする。まあ、特にやることないからあたしはその世界を救うことにした。おやじとおふくろと弟とポチとタマ、元気にしてるかな~。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-07 23:42:02
1176文字
会話率:88%
ある日、気づいたら知らない世界で知らない女の子の体に入り込んでいた。
でも体が動かせるわけでもなく、意思疎通すらできない。それを4年もの間続けていたら、気が狂ってもおかしくないのに、狂うことすら許されない。
いつまで経っても解けない呪いみた
いに少女に取り憑いていたら情も湧くわけで――しかも、その女の子は見に覚えのない罪のせいで虐待されていたら余計のこと!
そしてついに彼女は、今の状況に耐えきれず、自殺をしようとまで考え始めちゃって……取り憑いたあたしはどうなるかってことよりも、少女を助けたい一心でいたら、4年間、一度だって意思疎通なんかできなかったのにできちゃいました!!!
それならば、と自殺することを思い留めさせてたら――事件発生!
気づいたら、あたしが少女の体を乗っ取っちゃった。
あの娘を取り戻すためには、どうしたらいいのか。
少女――ミレーヌを幸せにしよう! 体を乗っ取ってる間に、幸せな環境にしてやろう! そうしたらあの娘もきっと目覚めてくれるはず♪
ってことで、少しのシリアス要素とコメディタッチなお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-06 00:00:00
12326文字
会話率:34%
「ヤッホー、魔法少女ナナナだよ☆
本編では、戦闘シーンでしか活躍できないから、
あらすじを紹介する事にしたよ☆
アニメ、ゲーム、ラノベ大好き。
実家は魔術師の家系。
ごく平凡な大安中学一年生、
根倉七奈は、
ある日、大悪魔メフ
ィスト・フェレス。
略してメフィーをうっかり召喚しちゃうよ☆
メフィーは召喚したお礼に、
願い事を三つ叶えてくれるって☆
その前に、メフィーは、あたしの幼なじみのムギくんが、
ハメッツー団、首領、ファウストに狙われるって教えてくれたの!
愛するムギくんを救うために、
あたしは絶対無敵の魔法少女に変身する事を決意したよ☆
ただし、変身は三回だけだって、
(ToT)。
あたしは次々に襲ってくる、ハメッツー団の魔導機獣を、
バッタバッタとなぎ倒すよ!
魔導機獣、
クモーン。
ゲローデム。
ロプロスカイ。
だけど、三回の変身が終わって、変身ができなくなった時に、
史上最大の魔導機獣、ポセイダムカが襲ってきたよ!
だけど、ムギくんのおかげで変身できたんだ☆
それに、
ハメッツー団に反旗をひるがえした女幹部、デウス・エクス・マキナ。
メフィーも協力して、何とかポセイダムカを倒したよ!
あっ!
いけない!
みんなしゃべっちゃった!
ネタバレだよ!
だけど、本編はもっと面白いから、絶対に読んでね!
絶対だよっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-21 11:58:17
88529文字
会話率:33%
家出したあたしは、たまたま知り合った玲さんというホステスさんの家に居候してる。
玲さんはお金持ちだけど、安アパートで暮らしているし、お客さんからプレゼントを沢山もらっているような様子はない。
あたしはある日、玲さんの鞄のなかからあるも
のを見付けた。
©2022 弓良 十矢
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-05 08:39:44
5925文字
会話率:29%
猫大好き現役JKのあたしが、車に轢かれる寸前の子猫を助けたら、なぜか異世界へ。
子猫はドラゴンっていうけど、見た目は子猫そのまんま。ちなみに、子猫の特技は、あらゆる生き物の通訳ができるってこと。それだけ。
……って思ってたんだけど、神
獣しか持たない無敵チートらしく、めっちゃフラグ立ってるけど、無視の方向で!
なのに、運悪く(?)通訳を探していた宅急便魔術師の爆乳エルフに雇われて、異世界を旅することになっちゃった。
それでもあたしは、念願のもふもふ子猫を愛でるの優先です! もふもふ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-04 21:25:28
102728文字
会話率:38%
パパ、ママ、お兄ちゃんに不満いっぱいのあたし。あたしはきっとこの家の子じゃない。あたしは王妃マリアンヌだ。ゆがんだ想像力が「あたし」を事件に巻き込んでいく。
最終更新:2022-10-01 16:42:50
5210文字
会話率:43%
ひとり暮らしのおじいさんは、同じアパートの奥様方が噂するような人ではなかった。不器用な手つきで洗濯物を干しているおじいさんをあたしは好きになってしまった。
最終更新:2022-04-02 14:44:14
3796文字
会話率:15%