あ――、接客業なんてやってられない。
これは完全に就職ミスったなぁ……
神殿の受付業務に就いて一年と少し。ハルアは己の職業選択を悔いていた。
だってこの業務、怒鳴り込み、割り込み、ナンパ等々想定以上にカスタマーハラスメントの嵐なのだ。
来る日も来る日もやってくるモンスターカスタマーにハルアは限界を迎えつつあった。
「転職したい!」と叫ぶハルアだが、実は辞めるには惜しい理由があってーー
神殿受付嬢×もっふり神獣のふんわりラブコメ!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-13 20:59:50
9540文字
会話率:41%
貴族家の子は十五になると素養を授かり、それによって将来が決まる。
武を貴ぶコンラート家の嫡子であるウッディ・コンラートが授かったのは、『植樹』という非戦闘系の素養だった。
「『植樹』の素養が使えるんなら、砂漠で一生育たない樹を植えてろよ!」
父から『大魔導』を受け継ぎ、自分の代わりに嫡子となったアシッドの思いつきで、ウッディは砂漠に追放されてしまうことに。
けれど彼が持つ『植樹』の素養で植えられる樹は……伝説の世界樹だった!?
自分を見捨てずについてきてくれたメイドや、実家と絶縁してまで追いかけてきてくれた婚約者、世界樹の実を食べたくてやってきた神獣も増え、日々はどんどん賑やかに。
困っている人を助けたり、世界樹で村を聖域にしたりしているうちに、気付けばウッディは砂漠で絶大な影響力を持つように!?
ウッディは砂漠を緑化しながら、悠々自適なスローライフを満喫していく!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-10 18:00:00
375577文字
会話率:27%
フラミンゴス教会が統治する世界に突如として「終わりの日」が告げられた。
人間の世界は終わり、その次に世界を支配するとされたものは、何と「カカシ」――!?
新しい世界となり、災いが頻発する世の中を安定させる為にも、誰かが「人柱」となり羊の門を
継承しなければならないのだが……。
人間が神となり、「カカシ」が人間の亜種とされる世界で、フラミンゴス教会と僕、ヴァン・サリー・レックスマンとの羊の門の争奪戦が今、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-04 22:11:27
36001文字
会話率:53%
主人公は、重い病で入院していたが、とうとう死んでしまった。
死んだはずだが、気がつけば、異世界に転生していた。
転生した異世界は、中世ヨーロッパに近い文明度で、人間にはスキルが、魔法生物(神獣・魔獣)には魔法が備わっている、ゲームの様なファ
ンタジー要素がある世界だった。
転生先は、領地貴族である子爵家の一人息子で、恵まれた境遇にある。
主人公は、この境遇とゲームの様な世界観も相まって、欲望に満ちた転生人生を歩むことを決意した。
主にエッチな方面だが、経済も重要と内政にも取り組んでいく。
子爵家の一人息子が、転生により、性格や態度が激変したため、周りに大きな影響を及ぼしもする。
貴族の義務として、主人公は教養の勉強と武術の鍛錬を強制されている。
ある事により、武術の鍛錬に能動的に取り組むようになった。
バカな歌を神獣に笑われて、縁が生じ、神獣の要請により母猫と子猫を保護する。
保護のお礼で貰った特典により、後に窮地を脱する。
父親の趣味である帆船に乗って、王都へ出向き、王より子爵家の跡目に認定してもらう。
すでに三人の許嫁が存在しており、とびっきりの美人ではないが、それぞれ違う魅力を持った可愛い女の子達だ。
伯爵家のグラマラスな令嬢、理知的でスレンダーな御用商人の娘、素直でまん丸な動物好きな少女と、個性豊かな面々だ。
少女達は、可愛いだけではなく、背景に暗い影も持っている。
ダンスの練習でニヤニヤし、スカートを思いっきり捲り、胸もお尻も、どさくさに紛れて触ってしまう。
ただ、許嫁達を大切に思っているようで、魔獣に殺されそうになりながら薬草を採取するし、馬車強盗から許嫁を救出したり、主人公は大活躍だ。
春祭りの日に、二人の許嫁と三人だけで、春を感謝する踊りを舞って、改めてプロポーズをする。
許嫁に感激されるとともに、踊りが昇華して、主人公が転生の意味を明らかにする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 17:31:19
1503337文字
会話率:28%
「使えないレッサーサーペントを殿にして逃げよう!」
レッサーサーペント。それは魔物の中でも厄介なスキルを持ち中位に属する魔物だ。しかし今蜥蜴の尻尾切りなろうとしている「星辰」は何もスキルをを持たない。下位の魔物にも劣るのであった。
ある
日星辰は国に高ダンジョンと認定されている「死の森」で出会った魔物の足止めとして捨てられた。
星辰は弱い蛇の魔物であった故にお荷物として魔物なへの「生贄」とされたのであった。
(俺は死ぬのか…)
目前に死が迫まったとき星辰は新しいスキルを獲得する。この能力をきっかけに星辰の運命は大きく変わるのであった。
ーーこれは無能だと捨てられたある1匹のレッサーサーペントが神獣だと崇められる迄の話であるーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-29 12:00:00
56243文字
会話率:34%
「誰がなんと言おうと、俺はこう思ってる。――俺のつがいを見つけたとな」
貴族に飼われた孤独な異能持ちのあやかし美少女が後宮入りして、皇帝陛下に溺愛されつつ、次第に仲間など出来つつ、後宮の穢れの浄化活動をしていくお話です。
冒頭は虐げられ
展開ですが、だんだん明るくなります。ヒロインは神獣の化身のごとき神秘的な美少女、しかし中身はまだまだ素直なお子様です。
名前の中国語読みはなし。後宮の設定もゆるふわで。
一話6万字程度の中編連作の予定です。カクヨムでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-26 07:10:00
122810文字
会話率:53%
十三歳の朱亞(シュア)は、自分を育ててくれた祖父が亡くなったことをきっかけに住んでいた村から旅に出た。
旅の道中、皇帝陛下が美女を後宮に招くために港町に向かっていることを知った朱亞は、好奇心を抑えられず一目見てみたいと港町へ目的地を決
めた。
山の中を歩いていると、雨の匂いを感じ取り近くにあった山小屋で雨宿りをすることにした。山小屋で雨が止むのを待っていると、ふと人の声が聞こえてびしょ濡れになってしまった女性を招き入れる。
女性の名は桜綾(ヨウリン)。彼女こそが、皇帝陛下が自ら迎えに行った絶世の美女であった。
しかし、彼女は後宮に行きたくない様子。
ところが皇帝陛下が山小屋で彼女を見つけてしまい、一緒にいた朱亞まで巻き込まれる形で後宮に向かうことになった。
後宮で知っている人がいないから、朱亞を侍女にしたいという願いを皇帝陛下は承諾してしまい、朱亞も桜綾の侍女として後宮で暮らすことになってしまった。
祖父からの教えをきっちりと受け継いでいる朱亞と、絶世の美女である桜綾が後宮でいろいろなことを解決したりする物語。
※世界観はふわっとしています。
※別の投稿サイトにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-25 17:03:13
103661文字
会話率:54%
――皇帝(おじいさま)の気まぐれから始まった結婚。異郷の地で待っていたのは、不器用で優しい旦那様との、幸せな日々でした――
+◇+◇+◇+
神獣族――古来大地に降り立った、神獣の霊気を受け継いだ人間たちが暮らす世界。
彼らは種族ごとに
国を造り、異種族同士の交流は全くと言っていいほど行われていなかった。
「紅悠。お主、そろそろ結婚せぬか。」
狐族の王家に生まれた少女・紅悠(こはる)は、一族に伝わる伝承の真偽を確かめるため、祖父である皇帝に勝手に結婚を決められてしまう。
しかも相手は、異種族である龍族王家の青年・律(リツ)。
種族を超えた婚姻は前例のないことで、結婚には三か月の”試用期間”が設けられた。
突然始まったお試しの結婚生活。
律は最初こそ不愛想だったが、国や村のために懸命に働く、誠実な青年だった。
そんな律を、紅悠も献身的に支えるようになっていく。
異郷の小さな村で過ごす、平凡だけど穏やかで幸せな日々。しかし試用期限の三ヶ月は、刻一刻と近づいてきて――
種族を超えた二人の恋の行方は、果たして。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-22 12:05:16
47992文字
会話率:42%
セージは、神獣にゃんこであるミーナさんの専属お世話係だ。
優しいミーナさんと優しい家族と優しいご近所さんに囲まれて、毎日幸せに暮らしていた。
だが、成人して初めてのスキル授与式で女神様に会い、前世を思い出す。
セージは日本人で、家族に冷遇さ
れていて、小学6年生の時に猫をかばって死んだことで猫好き女神様に感謝され、強力なギフト付きでこの世界に転生させてもらったのだ。
前世を想い出したことでミーナさんと会話できるようになり、ギフトも使えるようになる。
他の転生者に会ったり、ギフトの使い方を工夫したりしながら、セージはミーナさんと一緒に幸せに生きていく。
☆☆☆☆☆☆☆
リハビリ作品です。どうしても猫の日に投稿したくて見切り発車で始めました。
一応ラストまで決めてあるので、なんとか更新していきます。
毎月2がつく日(2日、12日、22日)の22時に更新予定です。
過去(前世)が暗いのでR15にしましたが、基本はほのぼの・やさしいせかいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-12 22:22:24
35267文字
会話率:34%
どこにでもいる普通の会社員、八重雲正人(やえぐもまさと)は助けを求められると、自分の時間を犠牲にしてまで他人を助けるお人好しだった。ところが信頼していた人に裏切られ命を落としてしまう。
気が付くとレイという名前で別の世界へ転生していた。この
世界では自分をもっと大切にして生きていこうと決意を新たにし、強い人間になろうと魔術の勉強を始める。この世界では使い魔が存在し、その術者はサモナーと呼ばれ、有名な冒険者や王国最強の騎士団と呼ばれるサモナー隊は尊敬の対象になっていた。レイも憧れのサモナーとなるべく奮闘するが、ついにその努力は報われず使い魔のいない落ちこぼれとなってしまう。
その後冒険者ギルドに所属して自分の居場所を見つけたと思った矢先、使い魔のいないレイならば、自分たちが逃げる時間稼ぎになるという理由で仲間に裏切られ、魔族の巣になっている洞窟奥へと取り残されてしまう。前世でも裏切られたレイは絶望の中、ただただ自分の無力さを呪いながら魔物に襲われ命を落とすと思われた。しかし突然レイの体から強力な使い魔が現れ、眼前の敵を瞬く間に一掃してしまう。現れた使い魔は伝承でしか知られていなかった神獣、不死鳥<フェネクス>だった。
これは落ちこぼれだと思われたレイが、伝説の神獣使いとなりその実力を隠しつつも、様々な人たちと関わり合い、成長し事件を解決していく異世界成り上がりファンタジーである。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-05 22:25:55
68529文字
会話率:46%
かつて栄華を誇った神獣王国に一人の王子が産まれる。だが、彼は日本人の前世を持つ転生者だった。今の神獣王国は、何も期待されずに王位に着いた父ハウザーに取って全ての高位貴族が敵。
暗殺されそうになるのは日常茶飯事。王子エリオットは仲良しの子犬四
匹とともに事件やトラブルと闘う。
これは転生した武道家が王子として現実と向き合い神獣王国を立て直す物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 13:37:21
50622文字
会話率:33%
ある神の暗躍。
本編に繋がるかは分からない物語。
最終更新:2023-05-04 00:00:00
311文字
会話率:0%
かつて人々を見守り、時に導いて来た神仏がこの地上を去って幾年。
文明の進化によって、人々は神仏に頼らずに生きていくことが出来るようになった。しかし、だからと言って急に妖怪や怪異が消え去った訳でも無く、それを退治する為に陰陽師は密かに夜の闇の
中で妖怪と戦いを繰り広げていた。
そんな世界で、陰陽師も妖怪も、それこそ神や仏、神獣など、全てのモノに門戸を開く葬儀屋があった。
これは、そんな葬儀屋が過ごす友人との非日常と日常の物語である。
※カクヨム様でも連載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-01 23:00:00
27860文字
会話率:45%
鴉金屋の鳥越商事で働くパンチこと、元フライ級日本チャンピオン ビクトリー勝田のファミリーヒストリーです。
【鴉金屋の娘のあらすじ】
平安時代から転生しつづけてきた鬼退治一族で神獣を召喚できる力を持つ娘アヤコ。今度の転生は失敗して過去の記
憶を全てを失って生まれ、今は小学6年生になっていた!? 一方、転生したアヤコの元夫で美男小学教師の龍泉寺は、異形や鬼からアヤコを守ろうとするが、アヤコの側にはもう一人の転生した元夫で龍泉寺の天敵陰陽師 蘆屋道満のマサもいて……
高度成長期の昭和30年代、東京浅草で江戸時代から続く「鴉金屋(からすがねや)」と呼ばれる一日分だけの金貸し業を舞台にひとクセもふたクセもある取り立て屋の若い男衆と女たちの人間模様に翻弄されながらも、異形たちとの戦いが迫りくる……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-29 18:01:17
2820文字
会話率:0%
機械と魔法の同居する国、ノベルランド。
その国は、世界のシナリオを乱す神獣と、神獣により生み出されたチート主人公によって未曾有の危機に曝されていた。
これは、己の世界のシナリオを守り、書き綴る、作家達による物語。
最終更新:2024-04-28 07:20:00
1983文字
会話率:26%
魔族に転生した元女神のアフロディーテ。
魔族の公爵家にレイチェル・フォン・ミドラーとして転生した彼女は、生まれ持ったチートスキル、神魔召喚で幻獣や聖獣を召喚士、第二の人生を無双する。
聖獣達と初めて潜ったダンジョンで、色欲魔神(アスモデウ
ス)に淫紋を付けられた彼女の運命や如何に。
恋愛感情を知らなかった元女神は、スキル感情感応によって初めて恋心を芽生えさせる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-28 00:00:00
169858文字
会話率:24%
『神獣』、それは神の力を持つ人や獣を指す。
人類には必ず“守護神獣”が一体ついていると言われているが、その守護神獣を見ることができるのは、一部の選ばれた者のみであり、その者だけが特殊な能力を授かる。
自身の守護神獣は、人なのか、それとも、獣
なのか…
西暦21xx年、世界の争いは絶えることなく、闘いは繰り広げられていた。兵器ではなく、神獣を利用した反組織による侵略に、人々は怯えながらも暮らしている。
政府は反組織に対抗すべく、神獣使い育成場、すなわち、『ガーディアン』という名の学園を設立。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-04-20 04:23:34
8324文字
会話率:34%
ボッチPKの橘 悠人はなぜかプレイしていたゲーム<人魔大戦>そっくりの世界に転移してしまう。原因と帰還の方法を探すため冒険者として行動するが、ひょんなことからまたPKのような存在として追われることになってしまう。
はたして彼は元の世界に無
事戻れるのか。後ボッチから脱出できるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-16 19:18:30
230611文字
会話率:17%
ロナクール大陸マールス王国の女性はほとんどが怖がりでか弱い。他国からみたら驚くべきことに国の女性たちは皆、男性に守られながら生活していた。
そんな国の王女メアリーデは幼い頃から異端児だった。母や妹がビクリと驚く微かな物音、風の吹く音、怒鳴
り声にも動じず長兄と次兄が剣を振っているところに混ざり素手で戦いを挑み、砂を投げつけるような王女メアリーデ。
とあることがきっかけにか弱王女を演じ国民に愛されてきたメアリーデが大国ハルセント帝国の皇帝に嫁ぐことに。これはメアリーデが神獣を連れ魔物を倒しながら立派なか弱皇后になるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 23:11:28
80201文字
会話率:76%
時は、王立学園の卒業パーティー。
わたくしの顔を見るなり、足早に近づき、片膝をついて頭を垂れる臣下の礼をとった青年は、コードネーム【シスコン】の我が義弟ケイレブ。
この義弟の溺愛の対象は彼の血のつながった双子の妹カイリーで、義姉の
わたくしではない。
わたくしは学園の寮に面会に行くたびに面会拒否されるほど嫌われているが、それはまあよい。
わたくしの文通相手からの情報では、この卒業パーティーで、【悪役令嬢】と【メインキャラの婚約者達】のグループが、【聖女】と【メインキャラ達】のグループと断罪合戦をして、潰しあうとのこと。
そして、意味不明な「断罪劇」が成功すれば、この国を担う権力者の次代達が悉く政治的に再起不能になって、文通相手がこの国を征服しやすくなるそうだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 07:00:00
34216文字
会話率:12%
素肌を伝う舌。触れる唇と吐息。
「お前を癒やせるのは私しかいない」
美しき獣が放つ低い声音。
「赦せ……」
乞う必要のない赦し。
受けるは、穢れなき、この身──だから、私が選ばれた?
※この作品はエブリスタhttps://estar.jp
/novels/24999911
で先行公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-04 11:31:54
327328文字
会話率:40%