――宇宙なんて、無かったんだ。
限界説。16年前に提唱された世界の理をひっくり返す理論。地球から見えていた天体や星は、地球を箱上に囲む壁に描かれた「動く絵」だったのだ。
太陽も、星も――すべては壁に描かれた絵に過ぎなかった。
そんな、夢も希
望も箱の中に閉じ込められた、閉塞感のある世界の中で、海藤智也(かいどうともや)は流れ星が落ちてくるのを見た。流れ星を追う彼は、謎の少女・韻斥(いんせき)と出会う。
「――私は宇宙人だ……少年」
彼女と出会った日から、智也の周囲は歪み始める……。
偽りの流れ星が流れる世界で、願いは成就するだろうか――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-10 23:51:29
13521文字
会話率:43%
星明かりの旅から幾とせかの後……。
別れを切り出したのはあたしだった。
また罪を重ねてしまった。
ソラがカズの前からいなくなったのも、全ては三竦提唱者が三竦のタブーを犯すはずだったからで……
この後ろめたさは、不思議とあたしを幸せにもした。
開き直りと投げやりを、セットにできた瞬間から……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-02 23:06:29
103552文字
会話率:93%
英国紳士の血を四分の一ほど受け継いだ少年、ネルゾ・十九穂《じゅくすい》・マクラーレン。
ある朝、彼の身に不可解な現象が襲いかかる。
なんと……「南枕で就寝したはずだのに、朝起きたら北枕になっていた」のだッ。
それは妖怪【枕返し】の少女、真暗
子《まくらこ》の仕業だった!!
真暗子は軽い気持ちだったのだが、信心深いネルゾくんは北枕で寝ていた事実に「不吉だ」とガチ泣き。
罪の意識を覚えた真暗子は、贖罪としてネルゾのために何か役立つ事を決意する!!
※ラストは捉え方によっては若干ホラーっぽく感じる様にしているので、苦手な人は日中に読む事をお勧めします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-13 08:38:44
9435文字
会話率:50%
中学校を卒業する最上のの子。彼女が過ごした3年間の内、誰よりも濃密で楽しい、刺激的で滅茶苦茶な2年間の部活を振り返る。
学校一の変人、サイコ博士と呼ばれる部長と、新入生ののの子、たった2人の科学部。
新たな理論を提唱する為に、今日も学校を巻
き込み、荒らして回る。
たまに残酷、たまにシリアス、たまにいい感じ、そんな2人のなんちゃって科学ラブコメディー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 05:30:38
5738文字
会話率:37%
とある科学者が提唱した「万人超能力者論」により国民の7割が異能者となった国、オウビス。
警察官だった父親を事故で亡くした少女、ティナ・バージェンスが父親と同じ警察官になり1年がたった。
彼女はある事件をきっかけに、依頼されれば“どんな
こと”でも成功させる何でも屋と関わり行動を共にするようになる。しかし、そんな彼らの裏の顔は犯罪組織であった。
自分の正義と現実との間で苦悩しながらも少しずつ成長していくティナ。
そして彼らの目的を知ったとき、全ての始まりの終わりに向かい加速する。
“終わらせる者達”の運命が動き出し、闘いが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-16 19:47:27
13219文字
会話率:41%
先輩の彼が提唱するバレンタインの新解釈を後輩の彼女が否定する話。
二人は恋人関係ではありません。
最終更新:2017-02-14 20:30:26
2003文字
会話率:62%
夢のないVR法により1日1時間の制限のある現代、ゲーム会社は試行錯誤の末にゲームの高速化を提唱し、リアルでは1時間という鉄の法を守るので許可され、ゲームは高速化時代へと突入した。
その中で一つのタイトルが公開された、VRMMOのジャンル
の中ではSFに属する様なストーリー、一つの星系を舞台に、この数多い伝説を攻略するのが大筋の目的の、ゲームタイトル『プラネットオーシャン』通称はPO。
このSF的概要なのに現れるのはファンタジーの様なスキルや、アイテムに、モンスターのゲームなのだから、微妙な所がある、POの最大のメリットは年間接続料を支払いの一括支払い、この接続料から一定金額の還元もある、この還元のメリットからプレイを考える者もいたが、1日1時間しかできない、この為に高速化の倍率が気になる。
このPOの1時間の倍率は168倍、換算すれば七日間も可能なのだ、他の運営が4倍というのが当たり前の時代には破格を通り越したような数字だった。
そう言う夢のあるゲームだった。
とあるプレイヤーの追憶より抜粋。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-03 06:18:24
246821文字
会話率:54%
まもなく没後一年を迎える『ゲゲゲの鬼太郎』などの作品で知られる漫画家水木しげる先生。
先生は生前その著書『水木サンの幸福論』の中でこんな「幸福の七か条」なるものを提唱されました。
幸福の七カ条
第一条:成功や栄誉や勝ち負けを目的
に、ことを行ってはいけない。
第二条:しないではいられないことをし続けなさい。
第三条:他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追及すべし。
第四条:好きの力を信じる。
第五条:才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
第六条:怠け者になりなさい。
第七条:目に見えない世界を信じる。
以上、『水木サンの幸福論』―より引用
こんなことを言われた水木先生とはどんな方だったのでしょうか?
もし興味を持っていただけたなら本文をお読みいただければと思います。
『カクヨム』の「あなたの街の物語」コンテストに出した作品です。
2000字程度の作品なのですぐに読めます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-27 19:25:07
2487文字
会話率:0%
原作:中井 修平
掲載サイト:小説家になろう
https://ncode.syosetu.com/n0186dd/
ライトミリタリー同盟・陸上自衛隊担当の中井です。
自分から見た「ライトミリタリー同盟」を自分なりに表現して、賛同していただ
ける方を増やそうと思い執筆しました。
ライトミリタリー同盟の参加方法は、自分の作品に「ミリタリー」または「ライトミリタリー」とタグ付けするだけの簡単なお仕事です!執筆中の作品でも過去作でも構いません!
本同盟は島村ミケコ様が提唱し、月夜野出雲様も賛同しております。
島村様は航空自衛隊、月夜野様は海上自衛隊の小説をそれぞれ執筆しておりますので、空自・海自好きの方はそちらもご覧ください。
※本作に登場する人物・施設・地名等はフィクションです。例え似ていても誰が何と言おうとフィクションです。
※強い批判で自分のメンタル崩壊を避ける為、感想や指摘は優しくお願いします!
※書き上がり次第投稿の為、投稿速度は亀より遅いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-28 02:33:28
16267文字
会話率:58%
オリンピックやワールドカップで寝不足になることのない私です。
最終更新:2016-08-22 01:13:10
1082文字
会話率:0%
ヘルメス=トリスメギストスという者が
「錬金術」を大成した。
そしてヘルメスは 知恵を司る宝玉と
生命を司る宝玉の存在を提唱し、
それらを求め、数々の人がアルケミストとなり
錬金術は世界各地にへと広がっていった。
そんな中の一人であるアルケ
ミスト アベル=フラメル
これは一人の少年の戦いの物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-06 07:00:00
8728文字
会話率:35%
大艦巨砲主義・・・
嘗ての海軍の基本思想であり、強力な海軍を保有する列強国家は大艦巨砲主義を基本思想に弩級戦艦・超弩級戦艦といった、強力な戦艦を整備したのである。
だが、大東亜戦争で大日本帝国海軍が提唱し証明した航空主兵論で戦艦は海の王
者から、新たに王者となった航空母艦の護衛役に転落したのである。
では、その航空攻撃の優位性が崩壊してしまったら、どうなるのか。
これは、航空主兵論が崩壊した世界で、夢とロマンの塊である大艦巨砲が復活する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 15:53:27
112555文字
会話率:69%
異世界のとある国では、呪文詠唱の違いで魔術師ギルドが対立をし、国が分裂の危機を迎えていた。
美人な姫様にお願いされて異世界の裁判官をすることになった山田一郎が見たのは、かつての勇者たちによって提唱された『ジロウ』派と『スタバ』派による呪文詠
唱の優劣闘争であった。
ヤサイマシマシアブラカラメオオメとショートチョコホイップフラペチーノの割とどうでもいい争いは山田一郎に託された。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-12-13 11:10:51
10850文字
会話率:51%
宇宙空間を移動する生物のおはなし
この短編は以前にはてなブログにて短編小説のつどい[テーマ りんご]参加作品として掲載されたものを一部修正したものになります。
二次小説ではありませんが、一部にラヴクラフトが提唱したクトゥルフ小説神話群の
設定を参考にした所がありますのをご了承お願いします。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2015-06-17 20:36:02
4895文字
会話率:2%
2047年
1人の科学者によって重量生成理論の提唱、放射能の無害化、電磁パルスの無効化技術が確立された。
後にこの論文は、大国間での熾烈なGマシン開発競争のキッカケとなる
そして重力生成理論が発表されてから一年後、ロシアは核兵器を完全に
無力化する装置の開発に成功する
ロシアの核攻撃を恐れたアメリカはロシアに対し先制攻撃 第三次世界大戦が勃発する折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-05 07:24:01
9815文字
会話率:20%
2047年近未来の日本
1人の科学者によって重力生成理論の提唱、放射能の無害化、電磁パルスの無効化技術が確率された。のちにこの論文は大国間で熾烈なGマシン開発競争が引き起こされる原因となる。
重力生成理論が発表されてから一年後ロシアは核兵器
を完全に無力化する装置が開発する
ロシアの核攻撃を恐れたアメリカはロシアに対して先制攻撃
第三次世界大戦が勃発する
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-31 23:48:19
11246文字
会話率:43%
『天空大海洋説』……。一人の天文学者が提唱した新学説の裏付け調査により、今まで見上げていた青空が巨大な海と分かった地上人類達は、その空の海、『天空海』の開発を行おうとした矢先、突如として正体不明の流星群による攻撃を受ける。
『天人《アメヒト
》』と自称する天空海の民族が持つ驚異的な科学力を前に大敗を喫する地上人類達、果たして人類は彼らに勝利する事が出来るのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-15 11:15:25
30933文字
会話率:38%
防衛機制
ぼうえいきせい
defense mechanism
適応機制ともいう。精神的安定を保つための無意識的な自我の働き。自己を防衛するため,心のなかの不安,恐怖,欲望,衝動などを抑え,しずめる働きもさす。 19世紀末に S.フロイトに
よって提唱された。
人体には、精神的ダメージを受けた時に作用する「防衛規制」が備わっている。
しかし、防衛機制を備えているのは人間だけなのか?
もしかしたら、地球も防衛機制を保持しているかもしれないと思ったことはあるか?
もしくは、この名前「BEKS-ベックス-」の名前を…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-19 18:56:03
1383文字
会話率:0%
それが夢であったら?
一般に夢と呼んでいる存在が本当の世界だったら?
死んでもう一度やり直そうとしている世界なら?
もし誰か一人のために回っている世界だったら?
全ての人類の思考や行動が決められたものだとした
ら・・・・
答えはない。
少なくとも今の世界で正当な回答はまず一つもありはしないだろう。
なぜならそれを決定づけるものがないから。
日本語も英語も韓国語も中国語もすべて誰が作ったのかはわからない。頭のいい人は「この人物が作った」などと提唱するだろう。
だがしかし、それが正当と分かる物はこの世界にはいないだろう。
そうなるとだんだん考えていくうちに思考が絡まりちゃんとしたことが考えられないだろう。
今はそれでもいいと僕は思っている。
そう過去は問題ではない。今からその全ての世界の答えを見つければいいとそう思っている。
だから僕は、彼達をもうひとつ歩かないかの世界へ連れて行こうとしよう。
彼達は、この世界ならば全ての前の世界の答えを見つけられる。
・・・・・・・・・・そんな世界を作った・・・・・・・・・・・・・
誰もが羨む世界を作ってみせよう。
「神というシステムの名のもとに」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-15 08:00:00
8379文字
会話率:23%
俺は身におぼえのない借金を背負わされ、「教授」のもとに転がりこんだ。ヤクザが関わっているため身の危険を感じていたが、教授はのほほんとしていて助けるそぶりを見せない。一応警察には連絡してくれたようだが、「ずっとうちにいればいいよ」ととんでも
ないことを言う。
教授の言動がとんでもないのはいつものこと。教授は「ドッペルゲンガー理論」なるトンデモ理論を、日本、いや世界中に向かって堂々と提唱するような、世界の誰もが認める変人だった。
・四百字詰め原稿用紙 約14枚
・完成日 2007.07.28
・公開日 2014.12.09
・2014.12.09版
ブログ「柳に蛙」 http://willow2520.blogspot.jp/
ツイッター https://twitter.com/willow2199y折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-10 16:57:20
4089文字
会話率:41%
多相世界理論――デュアルワールドメソッド(DWM)。
ある科学者はその仮説を打ち立て、そして理論を成り立たせた。
すなわち、世界とは多くの位相が重なって初めて今の形として存在しているという理論。
この理論によると、精神と物質は違う位相の同
座標に存在する――つまりは、二つの位相があって初めて人間は、肉体と精神を結び付けている――らしい。
その馬鹿げた理論は、確かに理論的には立証された。
――にもかかわらず、認められることはなかった。
そして、提唱者は行方をくらまし、準備を整え、実証を――精神位相と物質位相の区別化を実行した。
それは一つの事件として、にわかに囁き始められる――。
一方、東京の某所に生を実感できずにいた少年がいた。
彼は精神位相でのみ、それを思い出すことができた。
それを知ることができたのは、当然彼がその事件に巻き込まれたからで――
肉体と精神の区別。二つに分けられた、不完全で完全な命。
肉体の破壊と感性の破滅――双方にてあり得る死。
この世界では止められない原因をもって――事件の幕は上がる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 14:27:48
20573文字
会話率:41%