5歳の時、女には、弟がいた。かけがえのない、愛しい弟。
3歳の時、男には、姉がいた。もし、今、一緒にいてくれたら「大丈夫よ」と言って、抱きしめてくれるだろうと恋い焦がれている。
大人の都合に翻弄された、淡い家族の絆を、寂しい心に押し込めて生
きてきた二人が、必然と言う偶然の中、出会ってしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-30 00:00:00
10011文字
会話率:26%
緑清高校に通う高梨悠(たかなしゆう)は学校生活を無駄に消費していた。
二年生が始まる学校に、つまらないことを考えながら歩いていると
急に美少女に、後ろから抱きしめられ、その子はこう言った。
「えへへ。先輩のこと抱きしめています。えへへ」
と。
これから先どうなっちゃうのーみたいな展開に悠は…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-27 13:00:00
23404文字
会話率:53%
書けなくなった俺の前に現れたのは、甘党少女でした。
もうやめよう。小説はもう書かない。そう思っていたのに、彼女は書かせようとしてくる。
「書いてください。もう甘いのは良いです。そう言いたくなるくらいの、とびっきり甘いお話を!」
もう書きたい
ことは書ききった。全てを出し切った。そう思っていた。
「家事は全部します、何か書いててください。甘い話が良いです」
「抱きしめてください。あとでその時の様子を文章で表現してください!」
これは、俺が再び筆を執るまでの物語。答えを探す物語。
※現在一日一話投稿中。バイトがない日は二話!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 10:00:00
204958文字
会話率:54%
201X年、角田市は核の霧に包まれた!阿武隈川は枯れ屏風岳が裂けるなんてことはなかったが、全ての生物が死滅した。
音もなく前触れもなく誰も気に留める事なく、放射能は瞬殺の領域に膨れ上がって町を眠りつけた。一斉。
最終更新:2019-08-31 16:09:36
4559文字
会話率:17%
「クレア姉様」
そう呼びなから私をギュウと抱きしめてきたのは、6年振りに帰国した歳下の幼馴染セディ。
見た目は立派な紳士になったのに、相変わらず天使のような笑顔で私を慕ってくれる彼はとっても可愛い。
だけど、私には婚約者がいるのだ。
『あなたに呼んでほしいから』という作品のifストーリー、もしもセディが平穏無事に帰国していたら、というお話になります。そのため、セディのテンションが高めです。お気をつけください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-02 20:33:59
37487文字
会話率:43%
幼馴染のリリアーナが消えてから7年。行方を追う獣人種の少年、ハルカ。その前に現れた異世界からの召喚者を名乗る少女は、大昔に絶滅したはずの人間種だった。その日を境に不可解なことが起こりつつも、世界はハッピーエンドへと加速する。
自分好みのスト
ーリーを作りたくて書きました。読んでいただけたら幸いです。最終的にヒロイン最強系になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-15 12:02:14
33804文字
会話率:53%
高校1年生の逢坂玲人は入学時から髪を金色に染め、無愛想なために一匹狼として学校生活を送っていた。
入学して間もないある日の放課後、玲人は2年生の生徒会長・如月沙奈にロープで拘束されてしまう。それを解く鍵は彼女を抱きしめると約束することだ
った。ただ、玲人は上手く言いくるめて彼女から逃げることに成功する。そんな中、銀髪の美少女のアリス・ユメミールと出会い、お互いに好きな猫のことなどを通じて彼女と交流を深めていく。
しかし、沙奈も一度の失敗で諦めるような女の子ではなかった。玲人は沙奈に追いかけられる日々が始まる。
抱きしめて。生徒会に入って。口づけして。ヤンデレな沙奈からの様々な我が儘を通して見えてくるものは何なのか。見えた先には何があるのか。沙奈の好意が非常に強くも温かいラブストーリー。
※タイトルは「むげん」と読みます。
※特別編-沙奈会長は言わせたい-を公開しました!(2019.7.7)
※お気に入り登録、評価、感想、レビューなどお待ちしております。
※本編の第45話以降、『アリア』の主要人物が登場し、多少ではありますが『アリア』(N9391DN)のネタバレ要素を含んでいます。
※特別編-Green Days-は『ラストグリーン』(N9698EU)に繋がる内容になっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-07 22:16:06
454254文字
会話率:63%
高校二年の穂高千歳には、妖怪が見える。
夏休み、千歳の家に住み着いていた一匹の座敷童子が、人間は短い命だから幸せに生きてもらいたいと思い、千歳に寿命を千年分贈ったのが始まりだった。
人間が不老不死ではないことに気づいた千歳は、せめて百年まで
寿命を減らそうと寿命配りをすることにした。友達の犬、駄菓子屋のおばあちゃん、病院で暮らす男の子。人間に片思いしている妖怪に逆に寿命を渡されたりと、寿命は減ったり増えたり......。
そして夏休みが終わり、千歳のクラスにいずみという少女が転校してきたのだが、彼女は寿命一年を切っていた。妖怪達の力を借りていずみの命日を特定し、それまでになんとか寿命を渡したいと思うがなかなか上手くいかない。少しずつ距離を縮めていくことになり、千歳は次第にいずみに惹かれていく。しかし予想された命日当日に、千歳は妖怪に寿命を奪われてしまう。寿命僅かの千歳にいずみから助けを求める電話がかかってきて、千歳はいずみのもとへ向かう。燃えている美術館の中で、子供を助けるために寿命を渡した千歳。残った一年をいずみに贈り死ぬ覚悟をしたその時、いずみが千歳を抱きしめて、自分と千歳の寿命を千年ずつ増やした。実はいずみは、成仏したはずの座敷童子の「イヅミ」だったのだ。
イヅミはずっと千歳のことが好きだったが、それは叶わないと分かっていたので思いを断ち切って成仏しようと千歳に寿命を渡したが、失敗してしまう。気づかれずに千歳を見守るためと自分に言い聞かせていずみに取り憑くも、近くにいてほしいという欲に勝てず嘘の寿命の数を千歳に信じ込ませた。
迷惑をかけたことといずみの体を利用したことを謝るイヅミ。千歳はそこで初めて、自分がずっとイヅミのことが好きだったと気づき、イヅミの思いに涙する。「好きだよ、イヅミ」千歳がイヅミの名前を呼ぶと、「うれしいです。うれしいです。千歳さまが、だいすきです。名前を呼んでくれて、ありがとう」と言ってイヅミは成仏するのだった。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2019-06-19 23:00:00
4666文字
会話率:36%
僕が苦しんでいた場所から
君は連れ出して教えてくれた
この世界の幸せと胸の暖かさ
僕が泣くときみはそっと抱きしめて
大丈夫だよって励まして
どこまでも優しくて
最終更新:2019-06-15 03:00:00
379文字
会話率:0%
おかあさん、おかあさん、愛してほしい。
もっと私の目を見て褒めて、笑って、抱きしめて。
わたしはあなたの子どもです。永遠にそうだよね?
ねえ、ずっとその腕の中にいたいよ。
最終更新:2019-05-30 02:57:02
1273文字
会話率:56%
誰かを愛している反対側で私の心臓は何かに怯えている。
現実に踊らされている感情を描き残しています。
この気持ちが終わってしまっても、他の人を好きになっても、報われない悲しい結末でも、今は全部抱きしめていたい。
最終更新:2019-03-24 00:46:32
871文字
会話率:0%
この湿気、自らが蛙であれば大喜びであろうが残念ながら我は人間である。
蛙になりたい。
今日も雨は止む事ないままであるが為ついそういう事を思った。
できる事であれば家に籠り、綺麗な女性が俺を抱きしめてくれているという素晴らしき妄想に浸りな
がら猫のぬいぐるみを抱きかかえてそれ以外はずっとぼーっとしていたい限りだがそうもいくまい。
今日もまたバイトに行かないといけないとなると腹が立ち、次第には働かないと生きていけないこの世の中にさえ腹を立たせる事となってしまい、俺は小さく「クソが」と呟いた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-13 23:44:46
4925文字
会話率:0%
「……!!!い……、……めん……い……」
……すげぇ泣いてる、その子よりもでかい身体を抱きしめて。
腕の中にいるやつは、腕は脱力していて血を流していた。でも、その口元は微かに笑っていた。
「私のせいで……??」
……あーあ。そんな小
さな子泣かしちゃダメだろ。
夢だってわかってる。わかってるのに、思わず手を伸ばした。放っておけなかった。何だか、他人事のように思えなかった。
抱きしめて泣く子の肩に触れた時、思った感情はただ一つ。
―――どうか泣かないで。俺が君を守るから。
何度も同じ夢を見る。目が覚めると忘れてしまう、なんてものではなく、目が覚めても覚えてる。でも、なんの夢なのか全くわからない。
そんな俺がある日目覚めた先は、魔法が存在する世界。そして、力がないことに涙を流す一人の少女。
「力を、貸して……ください。」
「俺がいる世界じゃ、俺、結構えらいんですよ?」
涙は女の武器、ってか?
それとも惚れた男の弱み、か?
「この腕、この命。あなたに捧げることを誓います。」
「私は……っ、」
俺、黒沼宇宙。一応、頭なんだけど、異世界で一人の女の子に仕えることにしました。
平和を望むあなたを、放っておけなかったんです。
泣くあなたの顔を、どうしても見たくなかったんです。
あなたが創る世界を、近くで見たいと思ったんです。
自分を、非力だなんて思って欲しくなかったんです。
平和を望む一国の長と、それに仕える異世界の頭が、魔法が存在する世界を平和にしたいと望む話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-03 10:03:57
94647文字
会話率:60%
──僕がこの侯爵家に養子に来てから早8年。
ずっと後を追っていた美しい義姉は、今日の卒業パーティーが終われば王城へと上がり、婚約者である王太子殿下と結婚することになるだろう。
大切な義姉と、兄のように慕った殿下の結婚を心から祝い
たいと思う。
けれど、なんでかなぁ。
僕は、どうしても並ぶ二人をまっすぐに見られないんだ。
ねぇ、姉さん。貴方はもう忘れてしまったかな?
幼い僕が泣きじゃくりながら言った戯言に、貴方は小指を絡ませ『約束』だと言ってくれた、あの日のことを。
僕は今でも、あの時抱きしめてくれた貴方の熱も、絡ませた小指のするりとした感触も、蕩けるような笑顔も、甘く僕の名を呼んでくれる声も、なに一つ忘れられずにいる。
この感情に名前をつけることも、貴方に伝えることもない。
けれど許されるなら。
一つだけ教えてほしい。
──姉さん、貴方はあの日の『約束』を今でも覚えていますか……?
**********
※弟が、義姉へ抱えた思いを、卒業パーティーの一日を通して独白するお話です。
※弟はヘタレ、義姉は転生令嬢のちょっとあれな人です。
心温かな読者の皆様には、「このヘタレがぁ!」と言いながら応援していただけますと嬉しいです☆
※転生悪役令嬢、ヒロイン、乙女ゲー等出てきますが、弟目線のため要素薄いです。ざまぁもありません。
※13話(+1話おまけ)で完結です☆
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-27 08:58:46
68530文字
会話率:40%
春の陽光が耀くコンコースで、偶然出会った美少年。
それはなんと私の通う高校の新任英語教師だった─
*
「だって先生実際可愛いもん」
「可愛い扱いはやめなさい…」
*
見た目も可愛いし、
*
「そんなこと気にしないで。
不可抗力なんてよくあることじゃん。
気にしてたらこの仕事やってけないよ?」
「え…」
*
どこかほっとけないのに、
*
「南条の夢を一緒に探したいと思う」
*
死んだように生きていた私に手を差し伸べてくれた
頼りになる先生─
*
「俺やっぱ南条のこと好きだな」
*
それは教師として?
それとも…?
*
そして今日もふたりきりで過ごす。
茜色に染まる黄昏の英語準備室で。
*
「綺麗だね。…南条も」
「えっ!?」
*
「お前…煽ってんの?」
「うん…」
*
「先生…私のこと、好きですか…?」
*
「春になったら迎えに行く。離すつもりないんだ」
*
夢も希望もなく、絶望に追いやられて
縁から落ちそうになっていた私に愛をくれた。
*
ねぇ、先生?
夜闇にたったひとつ煌めく星のように
私を導いてくれますか?─
*
可愛い系 新任英語教師
初原 昴
×
夢も希望も何もない女子高生
南条 舞奈
*
携帯小説サイト野いちごにて2017年1月から掲載の作品の改稿版です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 21:08:57
200248文字
会話率:39%
少女がかつて告白した幼馴染のお姉ちゃんにお願いをする。「抱きしめても、いい?」と。
最終更新:2019-02-17 20:08:39
1011文字
会話率:32%
ぼくたちは歌った
花を咲かせた彼女にふれた
そして、
彼女は神様になったんだ。
小さく震えた身を抱きしめて、
彼女には秘密を託して。
すべてのものが神様からのプレゼントだ。
そう信じることに大きなしあわせがこもっていたんだ、とぼくらは歌
う。
彼女にひみつを明かせない理由を。
彼女にひみつを託した理由を。
彼女が神様になりどうなってしまうのか。
世界を救う神様と女の子のお話。
「いつしかときの中で、
またあなたにふれたくて」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-31 23:00:51
604文字
会話率:13%
医学部を目指して浪人4年目の近藤俊介。
予備校に通うことになった近藤はそこで3つ年下の小秋さとみに出会う。
女好きの近藤は可愛いさとみにゾッコンだったが、さとみの冷たい態度や意図の分からない行動に疲れ、同じ予備校に通う伊藤萌香に近づくよ
うになる。
でもやっぱり謎めいたさとみも気になってしまう。
そんな中、さとみが急に予備校に来なくなった。
自分のせいかもと罪悪感を感じながら心配していたが、萌香からさとみにはある秘密があると聞く。
恋愛に調子を狂わせながら受験はうまくいくのか? 女子同士の仲はどうなるのか? さとみに何があったのか?
浪人中の小さなコミュニティで起こる、青春恋愛物語。
*この作品はアルファポリス、エブリスタにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-26 21:47:30
20348文字
会話率:47%
世界全土が氷の世界に覆われた時代。
強力な氷の力を持って生まれた魔女によって引き起こされた「アイスショック」。人類は地下で生活を余儀なくされる。
北海道に住む男性は、娘を育てる上で少しでも温かい土地に移り住もうと長い旅を続けていた。シ
ェルターからシェルターを移動しながら、北海道からの脱出を図る中、彼は車の足を取られ、吹雪に巻き込まれてしまう。
力尽きそうになりながらも、ボロ倉庫の中に辿り着いた男性は娘を守る様に抱きしめて死亡する。
そして、9年の時が流れる。
18歳になった娘は、母が生きている可能性を知り、母を探し氷河の時代を終わらせる旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-24 13:27:40
2997文字
会話率:12%
過去に囚われた者は未だ思い出の中。ただ、追憶に心を委ねよ。
苦しみを忘れ、一時の癒しに身を沈めて。
思い出だけはいつも優しい。思い出だけが抱きしめてくれる。
自分の歩んだ道だけが、自分を癒すことができる。
最終更新:2019-01-18 23:42:33
3837文字
会話率:0%