書けなくなった俺の前に現れたのは、甘党少女でした。
もうやめよう。小説はもう書かない。そう思っていたのに、彼女は書かせようとしてくる。
「書いてください。もう甘いのは良いです。そう言いたくなるくらいの、とびっきり甘いお話を!」
もう書きたい
ことは書ききった。全てを出し切った。そう思っていた。
「家事は全部します、何か書いててください。甘い話が良いです」
「抱きしめてください。あとでその時の様子を文章で表現してください!」
これは、俺が再び筆を執るまでの物語。答えを探す物語。
※現在一日一話投稿中。バイトがない日は二話!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-05 10:00:00
204958文字
会話率:54%