王子が聖女召喚に成功したと思った時、王に殴り飛ばされた。
最終更新:2024-02-24 09:55:22
1077文字
会話率:54%
────世界は一変した。
今日も明日も、明後日も。大なり小なり事件は起こる。ワイドショーがセンセーショナルな話題をお茶の間に流し、飲み物片手に呆けて見ている。誰しも自分とは関係のない、遠い世界の出来事だと思い込み。
始まりは北海道。
ダンジョンと呼ばれる大穴が出現した。そこより出てくる異形(いぎょう)と呼称される化け物は、人とその文明に対して攻撃を加えた。既存の軍隊の攻撃が通用しないそれに人類は領土の3割を奪われた。
少し時間を置き世界中に、ダンジョンは出現し、人類は全力で抵抗するも、質、数共に規格外の異形に対抗する手段が無かった。しかし、初めて踏破した日本のダンジョンから『カード』が産出した。
それは文字通りの『切り札』だった。異形の従属や様々な超常の力を発揮できるそれは人類の反逆の狼煙となった。その『カード』を用いて戦う人間は異形への対抗者。反逆者(トレイター)と呼ばれた。
月見里紫苑(やまなししおん)はただのカードゲーマーだった。しかし故郷を化け物どもに蹂躙され、家族を失い、難民として東京で働いていた。しかし、金もコネもない彼がトレイターになるのにはいくつもの壁があった。
幸か不幸か彼は事件に巻き込まれる。そこで新たな道が開かれた。
月見里紫苑の目的は唯一つ。亡くなった人間が安らかに眠れるよう、奪われた北海道を取り戻すことだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-18 20:46:16
298655文字
会話率:52%
「政略結婚の見本」とまで言われる婚約をエルバート・ヴァルグナー伯爵子息と交わしたリーシア・エルムガング子爵令嬢。彼女と一切の関わりを持たないように務める彼に彼女は納得しながら諦めきれずダンスパーティーの招待状を片手に彼を誘う日々。普段は冷た
くとも婚約者が強く頼み込めば是と答える彼に、リーシアは自身を納得させようと思っていた。
しかし無事16歳を迎えた彼女は2年前から婚約者が通う貴族学園への入学を義務付けられた。そして、入学した先にはリーシアの友達になりたいと名乗るピンクブロンドの女の子が。
リーシアは新しい友達に喜びながらも彼女アリアが語る自身の婚約者エルバートの話を聞く。
「それでぇエルバート様ったら〜」
「まぁ、彼にもそんな一面があったのね。知らなかったわ」
そんな会話をいつも横で聞いているリーシアの幼馴染は終始顔を顰めている。
「アンタ、いい加減余裕こくの辞めなさいよ」
彼女の言葉にリーシアはどうするのか。
ぼんやりとしたように見えるその眠たげな瞳は今もアリアを見つめてる。
さて、この後のエルバートの卒業パーティで一体どんな波乱が巻き起こるというのか。
やっぱり展開がちょっとアレ。
短編のつもりだったのにな。
2024/02/11 から 2024/02/15 の木曜日まで毎日18時投稿予定です。
五話完結予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-15 18:00:00
14310文字
会話率:36%
「ニコルソン商会」会長の娘であるラヴィは8歳の時、馬車強盗に襲われていたところを助けてくれた伯爵家子息シリルに一目惚れ。彼は貴族でありながら高慢なところのない、聡明で穏やかで、いつも優しく笑う少年だった。
文通したり一緒に遊んだりして親交を
深める二人。しかし、ある不幸によりシリルは遠方へ去ってしまう。
数年後、ラヴィは騎士になったシリルと再会するが、成長した彼は「孤高の冬狼」と呼ばれ、冷淡で人を寄せつけず、まったく笑わない青年になっていた。
「人違いだ」と突き放されてショックを受けるも、思い込み激しく猪突猛進型のラヴィが、それであっさり引き下がると思ったら大間違いなのである。
完結まで毎日更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-08 18:42:19
116604文字
会話率:41%
僕の名前は茂木田 康陽 (しげきだ やすはる) だ。普通の高校に通う、吊り橋好きな普通の学生だった。
文化祭のイベントで告白ゲームの賑やかしを頼まれ、ノリで好きな女心の子の名前を叫んだことから、僕の運命は変わっていった────。
「小説家になろう」20周年を記念した特別公式企画「小説家になろう Thanks 20th」の投稿三作品目となります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-05 08:09:01
7155文字
会話率:40%
公式20周年企画、参加作品。
ある日、弟が出来た。
誇れるものがなにもエマは優秀な弟が来たことで家を追い出されるのでは怯える日々を過ごす。
だけどそんなことはなかったんだ。エマはちゃんと愛されていた。
最終更新:2024-01-25 08:18:35
4135文字
会話率:42%
高校生同士のBL。
バレンタインデーに、ずっと好きだった人に告白されたのに、それを罰ゲームだと思い込んでしまった男子高校生の話。
外見は軽そうだが根は真面目なイケメン×勘違いと思い込みにより他人に迷惑をかけるタイプの平凡 のイメージ。
受け
視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 17:00:00
9482文字
会話率:50%
子供の頃から鮫が大好きな女子高生、深野冴(ふかの さえ)。好きという気持ちが行き過ぎ、将来の夢は何と『サメに喰われて餌になる事』。
そんな狂った夢を周りからは理解されずに生きている時、転校生がクラスへと加わった。最初の頃は特に関わりも無
かったが、ある日放課後の図書館で彼が鮫の図鑑を読んでいるのを発見する。思わず話しかけ、同志を見つけたと思い込み、自分が鮫好きな事を熱弁してしまう。
すると、彼は彼女に頼みがあると言い、制服の袖を捲った。なんと彼の右肩には鮫によって付けられたと思しき歯型が。彼曰く、物心ついた時から右肩(ここ)にあり、詳しいことは自分でも分からないから、せめて何鮫の歯形(もの)かぐらい知りたいとのことだった。
この歯型の鑑定をしたことがきっかけで、謎の転校生である新海交一(しんかい こういち)と彼女は、交友関係を持つようになる。そしてある日の放課後、彼らの前に一人の少年が立ちはだかる。彼は自分の事を"猫鮫の鮫人(こうじん)"と名乗り、新海交一を捕縛、又は殺害するのが目的であると告げた。そして、凶暴な鮫人間へと変身し、突然彼らに襲いかかって来たのだった。
果たして、鮫人とは? そして、新海交一の正体とは一体何なのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-22 03:38:59
9893文字
会話率:52%
滅ぼした国の王子が復讐にやってきて……。
『悪役令嬢に転生したと思い込みました!推しヒロインのために完璧に悪役演じきってみせます!』のスピンオフです。
https://ncode.syosetu.com/n2903io/
最終更新:2024-01-10 00:06:13
1650文字
会話率:17%
私は、歩きスマホで推し活をしていたら、信号無視して道路の真ん中に立っていました。大きなトラックに轢かれて一撃絶命。そして、いつの間にやら異世界に転生してしまいました。
彼女は前世の記憶と現世の記憶が混ざり、新たな自分として目覚めます。
1
5歳のお嬢様、レティセル・ゼオンとして。
私は考察します。前世の自分はゲームをしていた最中に転生しました。つまり、私は大好きだったゲームの世界に転生したはずです。そう、きっと推しの恵令奈様の世界に。
私は、黒髪ロングの美人。前世の自分とは比べ物にならないくらい見目麗しい。しかし、愛くるしさはなく、主人公ではない模様。
つまり、悪役令嬢でしょう。
そのはずです!
どうやら海外版らしく、恵令奈様はエレノア様と名前を変えているようですが、ゲームのように愛くるしい。全く問題ありません!
どうやらファンタジー風異世界らしく自分の魂を賭ければ悪魔を召喚できるよう。
一度はなくした命ならば、賭けることも惜しくはありません。
ワタクシのすべてを賭けて、推してみせますわ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-05 12:09:49
30975文字
会話率:40%
公爵令嬢のジュリエンヌは年の離れた妹を見て、自分との扱いの差に愕然とした。家族との交流も薄く、厳しい教育を課される自分。一方妹は我が儘を許され常に母の傍にいて甘やかされている。自分は愛されていないのではないか。そう不安に思うジュリエンヌ。そ
して、妹が溺愛されるのはもしかしたら魅了魔法が関係しているのではと思いついたジュリエンヌは筆頭魔術師に相談する。すると──。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 17:47:18
5836文字
会話率:21%
前世の記憶を持って転生したのは乙女ゲームの悪役令嬢。王太子の婚約者であり、ヒロインが彼のルートでハッピーエンドを迎えれば身の破滅が待っている。修道院送りという名の道中での襲撃暗殺END。
それを避けるために周囲の環境を整え家族と婚約者とその
家族という理解者も得ていよいよゲームスタート。
予想通り、ヒロインも転生者だった。しかもお花畑乙女ゲーム脳。でも地頭は悪くなさそう?
ならば、ヒロインに現実を突きつけましょう。思い込みを矯正すれば多分有能な女官になれそうですし。
全21話、予約投稿済み。
アルファポリス様にも投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-25 18:00:00
44313文字
会話率:28%
あるところに嫌われものの神がいた。
それは災厄を司る厄神で、とても美しく、とても残酷で、そしていつも独りぼっちだった。
構うのは心優しい梟の神だけ。
ある時、嫌われものの厄神は白い髪というだけで村中から忌み嫌われている盲目の少女に出会う
。厄神の美しさが見えない少女は、厄神を人だと思い込み、何の畏れも抱かずに懐いていく。
初めて懐かれた嫌われものの厄神は、生まれて初めて自分以外の存在を愛でた。まるで親鳥のように転べば抱き抱え、風邪をひけば腕に抱えて温めてて、不器用ながらに自ら作ったものを食べさせる。それはそれは大切に慈しんだ。
梟の神は喜んだ。
人を愛でる心を持った厄神の成長を、孤独でなくなった厄神の幸せを。
しかし、嫌われもの同士の幸せも長くは続かずーーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 02:08:35
15132文字
会話率:40%
その日、私は会社を辞めた。理由を色々考えてみるが、要は疲れたのだ。
こうは成りたくないと思っていた人間にいつの間にか成っていた。
被害者面で、他人が悪いと考えて自身には一切の責任が無いと思い込み、くだらない自尊心と自己憐愍で職場を掻き回し
ていた。気づいた頃には、周りから信用を無くし、居場所は無かった。自分で気づかぬ当たり我ながら末期だと思う。私は幼稚な人間だ。
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最終更新:2024-01-07 14:40:55
1259文字
会話率:0%
生命の樹ユグドラシルの下で、創造の女神でありすべての神の母であるエルフの子に出会ったことで、人生が一変する天理を授かった天才少年騎士、桐ヶ谷白哉の物語。 白夜は、浅野絆という名前の少女が神であり、彼の仲間、聖なる魂となる運命にあることを知り
ません。 二人は最強の騎士を目指して旅に出る。 しかし、白夜にとって最も重要な目標は、ローゼリア姫と一緒にいること、彼女の護衛となり、おそらく永遠の恋人になることです。
自分の夢を叶えるため、そして女神ティシアこと浅野の目的を果たすため、二人は聖騎士学院に入学する。 すべての聖騎士と聖魔術師が仲間を持つ学園と世界。 これらの仲間たちは神のような力と魔法を持っており、契約によって絆を結びました。 このプロセスにより、彼らはソウルライドと呼ばれる特別な技術を与えられ、強力な魔法と聖剣の真の力を解き放ち、悪魔と戦う騎士としての可能性を解き放ちます。
しかし、普通の騎士の中には想像を絶する才能を持ち、神または不死の階級によって選ばれた唯一の騎士クラスであるセイクリッドナイトが存在し、オーバーキルクラスのコンパニオンと呼ばれています。 最初は神パートナーに選ばれたのは自分だけということで隠遁者であり特別な存在だったが、シノというもう一人の聖騎士に出会うまではそれもただの思い込みだった。
シノの相棒は妖精女王ヴィクトリアで、聖騎士は二人だけ。 キャンパスでの生活に慣れ、パートナーとして働くことを学んでいた白哉は、暗闇の中で忍び寄る闇の勢力が、アカデミーで4年前のような新たな事件を引き起こして恐怖を与えようと待っていることに気づいていませんでした。
白哉、女神ティシア、あるいは力を半分に減らされて定命の状態になったアサノと取引することは、落ちてしまった天を取り戻すという目的がある。 そのためには、彼女は白哉と協力して力を取り戻し、行方不明になった残りの神の生まれ変わりを見つけなければなりません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 02:00:00
12239文字
会話率:16%
道ですれ違った同級生と挨拶を交わした瞬間、主人公の少女――柊星(ひいらぎ せい)はその同級生――高坂詩織(こうさか しおり)に巻き込まれて、異世界に召喚されてしまう。『世界の愛し子』として崇め奉られる詩織に対し、森に放置された星は、イケメン
魔術師のノウルに拾われ溺愛され中。気付けば、周囲にも愛でられ、緩く、楽しく、シリアスに巻き込まれ異世界生活満喫してます。家事能力高め、人見知り気味な小動物系少女の異世界生活記です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 10:44:57
888420文字
会話率:45%
悪役令嬢かもしれない。シリーズの、自称愛されヒロインさん視点の話です。
そちらから読んでいただいた方が、わかりやすいかと思います。
ざまぁで書いたのですが、あまりスッキリしませんでした。
ざまぁ書こうとしたら、何故かこちらが降臨しました
。
相変わらずスマホ練習作です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-16 03:27:32
3810文字
会話率:14%
主人公の決意から始まる物語です。
年の離れた婚約者が好き過ぎる主人公が、重荷になっているのでは、空回りをして、最終的には勘違いだと気付く話です。
何ちゃって中世な世界で、一応ファンタジーなつもりですが、こちら側ではファンタジー色は薄いです。
最終更新:2017-02-27 22:05:47
6846文字
会話率:27%
これはある“魂(男もしくは女)”が最恐と呼ばれるまでを綴った物語である。
今より遙か昔、『最恐』と呼ばれた“男”がいた。
この時代を人々はこう言い伝えた。 『終焉の瓦解』と、
時は2070年“地球”での出来事から始まる。
ある日不運な事故で死んだ高橋は“神様”によって異世界に転生を果たした。……
転生時“高橋”は“神様”から(自分が選んだ)魔法、スキルを授かった。“高橋”は(“神様”にお願いして)王国から離れた森の集落の一軒家に生を受けた。
※チート能力をホイホイと渡してくれる神が善人だけだと思うなよ。
※神と話せるからっていつでも助けてくれると思うなよ。
・人間という生物は恐ろしく凄惨で醜い、無残で下等な生き物だ。だが膨大な力を手にすればどうだ? 調子に乗り、もらい物の力を振り回し、権力という名の圧をかける。分かっている気で、知ったふりで、早とちりで……思い込みで、そうだと信じて疑わない。それが人間の醜さだ!
あ、今言ったことは本編とほぼ関係ないです笑(多分)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-01 00:00:47
35335文字
会話率:39%
本田大輔には、好きな子がいた。そして、告白することを決断した。
最終更新:2023-12-16 00:36:26
7824文字
会話率:46%
マルティナはスコールズ三姉妹の中でハズレの存在だ。才媛で美人な姉と愛嬌があり可愛い妹に挟まれた地味で不器用な次女として、家族の世話やフォローに振り回される生活を送っている。そんな自分を諦めて受け入れているマルティナの前に、マルティナの思い込
みや常識を覆す存在が現れて―――家族にめぐまれなかったマルティナが、強引だけど優しいブラッドリーと出会って、少しずつ成長し、別離を経て、再生していく物語。
※完結まで執筆済み。
※終盤まで上げて落とされる鬱展開続きます。
※因果応報はありますが、痛快爽快なざまぁはありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 06:00:00
221020文字
会話率:43%
真実の愛が呪いを解く最大の魔法と信じられているこの国で、人々は真実の愛の奇跡を目撃した…。そう、王子と令嬢の、真実の愛が呪いに打ち勝つ瞬間を、学園の階段下で。
…いやいやいや待ってください誤解なんです不可抗力なんです違うんですこれは真実の愛
の口付けではなく、事故チューなんです…!まさかの事故チューで魅了されていた王子様の呪いが解け、ビビり散らすご令嬢のお話。
前後編で完結していましたが、もう数話連載することにしました。相変わらずビビり散らしているイヴと、周囲の思い込みを利用するアルバートをよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 00:12:56
146800文字
会話率:22%
猫と会った青年の勝手な思い込み
最終更新:2023-11-19 05:18:33
331文字
会話率:0%
魔物がいると恐れられている樹海の森。そこに住む魔術師のシセルは、森で助けた少女エレーラを弟子にして暮らしていた。ある日エレーラがシセルに「私達、もう結婚してると同じね」と言ったので、シセルはつい「君を女性として見ていない」と答えてしまった
。傷ついたエレーラは森を出て行ってしまったが、そのエレーラから助けてとシセルに手紙が届く。エレーラを助ける薬を作るには、幸せの涙が必要だった。
シセルは恋に悩む少女達を手助けして、幸せの涙を手に入れようとするが、事は思うように進まなかった。果たしてシセルは幸せの涙を手に入れて、エレーラにかかった魔術を解く事が出来るのか...。
少女達の恋がメインで進むお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 13:14:59
82851文字
会話率:36%