安全、安心な生活が当たり前の現代日本から、異世界転生した主人公に待っていたのは、文明レベルが未熟な時代の現実だった。
二十代で両親を事故で亡くした主人公【浅井和馬】は、オタク気質で引き籠もり気味な性格の研究者だったが、自身も仕事帰りに
事故に巻き込まれる形で早逝する。
そんな彼は、ある日突然、異世界で前世の記憶を取り戻す。
今世こそは、幸せになろうと努力しようとしていた主人公にこの世界は、前世では考えられない終末を迎えさせた。
絶望を味わった主人公は、現代知識を使ったチートで今世の世界に対し『ザマァ』を決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-09 00:00:00
244519文字
会話率:35%
親戚である、サクミ、タックン、やまピーと、サクミの母は四人で暮らすことになった。
呑気な中年男女の奇妙な友情(?)のお話。
最終更新:2024-03-04 14:36:27
41232文字
会話率:43%
聖女を務めるアスタは、今年役目を終えた。
聖女については次代がいるから安泰だ。問題は彼女自身である。
この国の結婚適齢期は十代後半。
聖女の引退年齢は二十歳。
要は嫁き遅れである。
真面目に聖女業と努めきったアスタは、これまた真面目に
婚活を始める。
そんな彼女の花嫁修業は、果たして功を奏すのか――?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-03 00:00:00
85513文字
会話率:40%
私は手に持っている紅茶を飲もうとしている。
「熱い!!この紅茶は誰が入れたの!?」
同じ場面だ。
そう、私ミシェル・フーリュは3度目の人生を、1度目の人生と同じ時間から繰り返している。
確かに私は酷いことをしてきた。前世が日本人の私には許
せない所業だ。
もう贅沢は言わない。今度こそ十代で殺されたくないし、結婚もしたい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 12:41:17
12815文字
会話率:67%
仕事からアパートの自室に帰ってきた私はうがいもせず、すぐさまテレビの前に行き、電源を入れた。
映し出されたのは今朝とさほど変わらない光景。同じビル。いや、正確には六日前とさほど変わらない、か。そうか、もう一週間経とうとしているのだな。今
日は土曜日の夜。事の始まりは確か日曜の夜であった。
「来るなー! 誰もおれに近寄るなー! しししし死んでやる! ひひ、ははははは! 死んでやるぞー!」
フェンスの向こう。男が振り返り、テレビカメラに向かってそう言った。
スーツを着た恐らく三十代。両手は金網をがっしりと掴み、その形を歪ませている。声が掠れている。恐らくマスコミが駆け付ける前から叫んでいたのだろう。しかし、吹く風に負けない力強さがあった。尤も、それは風前の灯火、蝋燭の最後の輝きのように思えてならないが。髪は乱れ、服も乱れ、ネクタイが風にあおられ右へ左へとはためく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-07 11:00:00
1545文字
会話率:14%
「……なんか、山野さんて高校時代もそうやって川を見て黄昏ていそうですね」
「……ああ、君か。それは誤用だ。『たそがれる』には物思いにふけるという意味はないぞ」
「でも意味は伝わっているようでよかったです。それで、ずっとそうしているつもり
ですか?」
「ははっ、黙れ舞台装置め」
「新堀光也です。僕の名前」
「知ってるよ。いや、どうだろうな。ほら、三十代となると記憶力があれでな」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-16 11:00:00
6875文字
会話率:59%
ミホは母親が亡くなったことをきっかけに、久しぶりに実家に帰ることにした。
と、言っても少し片づけに来ただけだ。業者を使うとお金がかかるからその節約。
遺産配分は弟が預金。ミホが家と土地。
母親の遺言に倣ってのことなので揉める心配はなさ
そうだ。
解体費用が掛かるとはいえ、こちらのほうが得であることは間違いない。
だが、ミホは別に「よっしゃっ」と思う気にもなれなかった。
結婚し、子供にも恵まれ運送会社を経営する弟。
それに比べて自分は生涯独身を覚悟した振りをした三十代後半の女。
多分、母が娘を心配、不憫に思ったのだろう。
弟もそれがわかっているからゴネたりはしなかった。
ただ片付けには参加しない。自分ひとり。
それはまあ仕方がないとミホは納得しているが気が滅入った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-12 12:00:00
2729文字
会話率:24%
魔王倒し、国を救ってくれた勇者様のお相手に選ばれたのは、国王陛下の第8王女である、わたくし。
ですが、勇者様はまだ十代の若さなのですよ?
わたくしは六十を過ぎたお婆ちゃんなのに!
そんな歳の差結婚だけど、幸せだというお話です。
この作
品は、「お姫様は六十代!」のお姫様視点です。
よかったら、そちらもあわせてお楽しみくださいませ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-27 11:59:02
4124文字
会話率:10%
異世界に召喚され、魔王を苦労の末に倒した褒美としてもらったのは、国王の第8女という王女との結婚だった。
ただし、国王は八十代で王女は六十代だが!
そんな老王女と結婚したが、幸せだというお話です。
最終更新:2024-01-21 17:01:24
3619文字
会話率:11%
「頑張り屋さん」
そんな、貴方に贈る。
「頑張らない」
おはなし。
とりとめなく呟いた。
今までのエッセイをまとめてみました。
※※※※※※※※※※※※※※※
僕は仕事のストレスで壊れそうになった時期がありました。
三十代終わりの
。
一番、頑張っていた頃です。
今から思うと。
威張れたものではありませんが。
人生に。
自分に嘘をつきたくなくて。
僕は。
会社を辞めました。
その時から。
僕の中で矛盾は続きました。
結局。
苦しめていたのは。
自分自身だと、気づくまでは。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-26 06:00:00
13491文字
会話率:4%
高齢の父がおねしょをするようになった。
五十代の娘であるわたしが思うこと。
最終更新:2024-01-23 10:16:52
1614文字
会話率:0%
聖女国の聖女は二五歳で退職することになっている。『殺戮の聖女』ジェノサイドは、引退の年齢になった時、一人身元引き受け希望者がいたことにホッとした。聖女は世間知らずなので、一人で生きていくことに自信がなかったから。しかし意外なことに、その身元
引き受け希望者は十代の少年だったのだ。過去魔物退治の時にジェノサイドに救われたことがあったという。少年とジェノサイドの未来は?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-15 07:31:18
4238文字
会話率:34%
DX化の方針のもと、次々と立ち上がるシステムに悪戦苦闘する四十代会社員。
今日も今日とて新しいシステムに振り回される様を書いた、会社員シリーズ第6弾です。
※この作品はnoteにも掲載しています。
最終更新:2024-01-08 10:29:05
3181文字
会話率:39%
下記がこのお話の概要です。
◆題:えらぶーと、七つの夜
◆テーマ:
難しい選択。どれを選ぶか?
→ワガママになって、自分が幸せになるものを選ぶ。あるいは何も選ばない。
◆物語の概要:
「どれにしよう」という悩みによりそう、夢先案内ぶた、え
らぶーの夢の旅。
◆読んで欲しい人:
二十代の働く女性。
人生の選択に迷い、悩む人、淋しい人。
◆主役:
メイン:夢先案内ぶたのえらぶー
サブ:各タイトルごとに登場する、夢を見ている人
◆各タイトルのストーリー基本構成:
・夢の中でえらぶーと対話する
・そのあと「二度寝」し、夢を見て、選択をヒントを得る
◆語りの視点:各タイトルごとの主役(迷っている人々)
◆タイトルごとのテーマ構成:
物語の各ジャンル。全体としては童話。
・童話 ・異世界 ・日常 ・SF ・学園ラブコメ ・ミステリー ・百合
◆各タイトルのストーリー要素:ちょっぴり、日本の現代社会を生きる人々の悩みに関係する
◆えらぶーは、何で人間の夢に出てくるのか:
昔助けてもらった男の子に会いたいから折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-07 13:05:42
9718文字
会話率:44%
これより少し先の、先のない近未来の物語。
絶対元素Gxの発見と共に、人類は科学文明の絶頂期を迎え……そして、停滞と衰退の中へ貶められた。謎の侵略者パラレイドが突如として襲い、終わりの見えない永久戦争が勃発。人類は、女子供までも動員した世
界規模の総力戦を余儀なくされたのである。
時に、西暦2098年。
汎用人型機動兵器パンツァー・モータロイドに乗って戦う、幼年兵たちの日々が始まる。幼年兵、それは正規軍に囮や弾除けとして使い捨てられる十代の少年少女。
怨嗟と憎悪だけが満ちた、絶望の連鎖がそこにはあった。
そして、その中から一人の少年が復讐のために立ち上がる。
いざ、鈍色の青春を突き抜けて……未来に、抗え!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-04 21:44:35
97294文字
会話率:35%
ミヒャエリス国は、幅広く商売をした伝説の豪商ミヒャエリスが興した国である。
ミヒャエリス国を「商人の国」と下に見て嘲笑う者も中にはいたが、小国ながらも契約の女神ヴァールのお眼鏡に適い守護を戴く幸運を得た為、砂漠のオアシスだった場所に建て
られた小さな国は守護無しの大国よりも豊かに発展した。
ミヒャエリス国の王は、ミヒャエリスの直系の子孫が途切れる事なく代々就いていたものの、十代目の王ファビアンの一粒種だった王子オスワルドが国の守護女神である女神ヴァールが掲げる契約の重要性を学ぶ事なく育ってしまった為、女神の不興を買い廃嫡となった。
この話は、寝ている間にそんな事が起こっているなど全く知らずにいた、廃嫡された王子の婚約者だった公爵令嬢アウレリア・クルーガーの身に起こった話である。
「駄目出し断罪」のオフトゥンで爆睡していたアウレリア視点のお話です。
アウレリアの父視点と女神様が乱入してなかったifバージョンも追加で入っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-31 00:00:00
13484文字
会話率:36%
政治家の息子である東雲悠真は家から追い出されてしまい、遠縁を頼りに水苗町へと訪れる。そこで喫茶店を営んでいる緑谷海々は、悠真の祖父が五十代の時に作った愛人との間の一人娘であり、悠真にとっては『年下の叔母』に当たる存在であった。
しかし
長年顔を合わせていない内に海々の母親は死去。悠真が訪れる頃には喫茶店は借金の催促に悩まされており、自由な性格の海々に振り回されつつも経営の改善を画策する。
その一方。そんな舞台の裏では三者の姿があった。
海々が振舞った一杯のコーヒーによって動き出した物語は、彼等を翻弄し、やがて一つの地点へと収束する。
……と、そんな感じのコメディ群像劇です。
※本小説は昔に書いた物の再録で、ほぼ原文そのままを載せました。
※ですので時代感が微妙に古かったり、ガバガバ表現があったりしますので、その点はご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 23:12:56
110858文字
会話率:48%
『第5回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』参加作品。
二十代の頃の体験談。
職場で仲の良かった女の子が、温泉施設で大胆にも……。
最終更新:2023-12-25 19:02:28
1000文字
会話率:0%
第十代ラクレイド王の正妃であり、第十一代ラクレイド王の母であるカタリーナ王太后の、若き日の話。
夫であるスタニエールのまたとない妃であり、参謀であり親友であるが、彼の恋の対象ではない自覚のあるカタリーナ。
心に秘めた彼女の思いを語る。
最終更新:2019-01-18 21:07:07
20528文字
会話率:17%
~登場人物~
・赤鼻先輩:赤い鼻のトナカイ。ファンタジー学園出身(二回留年)で、サンタの右腕。
・赤いきつね:ファンタジー学園出身のきつね。デザイナーになるために十代で上京し、現在は新宿の歌舞伎町で働いている。
・緑のたぬき:ファンタジ
ー学園出身のたぬき。赤いきつねとは幼馴染で、田舎から都会に出てきたとたん置き引き(泥棒)に遭う、不運なたぬき。
・サンタ:言わずと知れた大御所。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-21 13:12:49
3098文字
会話率:27%
「――大人になりたい。駿英や花梨が思っているよりずっと……。そう、思ってたんだ」
《奈波 椿》は中学一年生のごく普通の男の子。だけど、人一倍子供であることを歯がゆく感じている。子供は非力で、何もできない。そう考えていた。そんなとき、ある転
機が訪れる。
中学一年生の夏。椿が住む小さな町の中で大きな事件が起きた。主人公たちは思いもよらないカタチで関わっていくことになる。学校での怪文書騒ぎ、閉じ込められた図書館からの脱出、そして…………。
「大丈夫。お前が、どれだけ今をもどかしく感じていても時間の流れは誰に対しても平等だ。…俺たちは一緒に歳をとっていくんだよ」
「せっかくならみんなで楽しく過ごしましょう!」
事件の解決に向けて、一緒に行動する友人やクラスメイトたちの言葉は、椿の考え方に少しずつ、それでも着実に変化を与えていく。
十代前半の多感な時期を主人公たちはどのように過ごし何を感じるのか、早く大人になることが今の自分にとって一番正しいことなのか。青春の中で葛藤する少年少女それぞれの思いが、今、交錯する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-04 18:23:55
121457文字
会話率:55%
魔術大国であるオスマンサスで生まれた主人公・柊颯斗は、物心ついた時から町外れの小さな孤児院にいた。
そんな颯斗に転機が訪れる。五歳の誕生日の前夜。
いつものように一人寂しく窓の外を眺めていた颯斗は、三十代半ばくらいの、眼鏡をかけた男性が歩
いているのを見た。この辺りで知らない人を見ることはめずらしいので、興味をそそられじっと見つめていると、ふいにその人が颯斗の方を向いた。
颯斗は驚いて窓際から逃げ出しそうになったが、
「まあ、待て坊や、少し見ておいで」
その言葉には魔法のような力があり、自然と足を止めてそちらを向くことができた。
その様子ににっこりと笑った彼は、自然な仕草で腕を前に出し、その周辺のあらゆるものを凍らせてみせた。
「これは、《氷》という魔術だ。君は【まだ】魔術は使えないだろう。魔術は限られた人にしか使えない。使えるようになったら、魔術学校においで。待っているよ」
あの人の言葉に励まされて、魔術を使えるようになりたいと、強く願い続けることができたのかもしれない。
その結果、今、僕は…
ずっと、もし魔術が使えるようになったら魔術学校に、今はもう顔も覚えていないあの人を探しに行こうと決めていた。そして、あのときには伝えることのできなかった、感謝を伝えよう。
その後は…
なるべく静かに学校生活を送れたらそれでいいかな。
これは、一人の孤独だった少年の波乱の人生の一幕を描いた物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-25 19:38:20
2171文字
会話率:14%
父の死後、俺は「母」を相続した。
余命宣告を受けた父は俺にこう言った。「母さんのこと頼んだぞ」病床の父の手を握るのは二十代半ばの姿の女性型アンドロイド。彼女はもう三十年もともに暮らしてきた家族だ。
父の死後「母」は次第に深刻な動作不良を起
こすようになっていく……。
ある一家の愛の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-13 06:00:00
9186文字
会話率:32%
カオルとカオリは幼なじみだった。ピアニストを夢見るカオルだったが難病を患う。一方のカオリの家庭には不幸が忍び寄り……。札幌の郊外を舞台にした十代の少年少女の切ない初恋物語です。
北海道の札幌郊外や空知地方の美しい自然を背景に、ティーンエ
イジャーである2人のカオルと1人のカオリが織りなす、四つの物語から成る連作形式の小説「カオルとカオリ」の最初のエピソードにあたるのが本作です。note、カクヨムにも重複投稿しています。
第一部:林檎の味(☜公開中)
第二部:待つ
第三部:星に恋して
第四部:胡蝶の夢折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 21:00:00
10964文字
会話率:44%