高校二年生の森島拓(もりしまたく)は、夏のとある休日、星の写真を撮りに隣町の山に来ていた。その夜、突然不幸な嵐に遭い、拓はその晩をかろうじて見つけた洞窟の中で過ごすことになる。翌朝、拓が避難していた洞穴から出て元いた場所に戻ると、小学生くら
いの少女————雫(しずく)と出会った。
「わたし、雨女なんだ」
初めて会う年上の男子(異性)に、雫は突然そんなことを言ってきたのだった。
二日後。翌日をひどい風邪をこじらせて欠席した拓は、その話を教室でクラスメイトの佐奈(さな)にしていたところ、とある不登校気味の生徒の話題に移る。
その生徒はとある事情から『雨女』と呼ばれていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-28 08:04:21
120466文字
会話率:45%
「高田隆」は、二年生の半ばにもかかわらず、未だにクラスに馴染めない“ボッチ気味”の高校生。
彼の孤独な学校生活を支えているのは、たまたまユーチューブで観てのめり込んだ、とっくに解散済みの昭和のカルトバンド「聖飢魔Ⅱ」だ。
周りに分か
り合える友達もおらず、ただ漫然と日々を過ごしていたが、ある日、自分のクラスの“リア充代表”的なギター少女「波多津薫」が、隣町のライブハウスで、聖飢魔Ⅱの曲を演奏している動画を発見してしまう。
まさか、こんな近くに信者仲間がいたなんて……。
動揺しつつも、高田隆はそのライブハウスのホームページを探り当て、また近々、聖飢魔Ⅱ関連のイベントが行われるのをつきとめるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 02:59:37
118577文字
会話率:29%
子供の頃、隣町にプールが出来て、出掛けていきました。初めて訪れたその日、プールで出逢った1人の少年との束の間の出来事の、遠い思い出…
最終更新:2021-01-12 10:02:53
6325文字
会話率:14%
十五歳で成人になるバイエル王国では、成人の儀として神託を授かることになる。
神託と銘打ってはいるがようするに職業斡旋。納税は大人の義務ですからね!
そんなバイエル王国辺境にあるカスターネット村のマルスはめでたく十五歳の朝を迎えた。
意気揚々
と隣町の教会で神託を受けると、適正職はなんと『勇者』!?
しかし、学校のない村で生まれ育ったマルスは字が読めなかった……!そんなことより今日はマルスの大切な日。早く村に帰って幼馴染のティーシャに報告しなくちゃ、と勇者の職をスルーしてしまう。
そんなこととは露知らぬ国はなんとか勇者を城に呼ぼうと聖女と剣聖の一行をカスターネット村に遣わせる。
しかしそこに立ちはだかるのは……ばっちゃんの教え!?
辺境育ちの勇者様を勇者にするのは「まだ早い」話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-22 15:53:42
9411文字
会話率:45%
蝉が忙しなく鳴く。ある夏の日の出来事だった。
僕は、幼少期から体が弱く、入院や通院することが多かった。
病院は、隣町にあるため、電車を利用して病院に行くことが多い。
最終更新:2020-11-29 20:37:54
1430文字
会話率:14%
ある秋の夕暮れに高校生の俺が偶然、目撃してしまった殺人現場。犯人は、現職の総理大臣に瓜二つ。
目撃者は消せ。とばかりに、今まさに命の危機に見舞われてる俺を救いに来たのは……似てるけど、ちょっと違う、俺と俺?
その事件から始まる非日常は、ロー
ファンタジー&SF ザ・わーるど?
恋した女性は、生まれも育ちも想定外? 次々現れる敵も味方もライバルさえも全て俺?
これは様々な出会いを通じて、俺TUEEEEでは無く、無双でも無かった、ただの高校生が「普通」を卒業していく物語。
ハイとローとの垣根を踏み越え、行ったり来たりのトラベルファンタジー。多元宇宙(マルチヴァース)じゃ異世界なんて隣町? SFドタバタ活劇、ただ今開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-18 00:17:42
309070文字
会話率:49%
佐藤悠(16)帰宅部。
クラスで三番目の美少女、由香里。
ラノベマニアで中二病の正宗。
ケンカ最強、逆立てた金髪の春樹。
センター分けメガネの平山。
そんな愉快な仲間とともに平和な学生生活を取り戻すべく奮闘する物語。
由香里の身にストーカ
ーの魔の手が迫る。一方、恋人のいない悠は何かを変えるべく動き出す。運命の扉の向こうに女神は居るのか?
文化祭まであとわずか。果たして悠たちはすべてのトラブルを乗り越えて高校一年の文化祭を楽しめるのか。そして隣町で起きた殺人事件との関係は?
すべてのドーナツ好きと図書室好きに贈る青春サスペンス・ラブコメ・アクションノベル。読み終えた時、きっとあなたの心に切ないリヴァーバレイションが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-14 14:06:23
65203文字
会話率:52%
高校一年生の夏。部活動の夏季大会を終え、秋の新チーム稼働に向けて少しの休暇を活用しようとする高橋晴樹。しかし、隣町の本屋まで参考書籍を買いに出た帰りに目撃してしまう。夜までバイトがあると言っていたはずの彼女が、他校の生徒と楽しげに腕を組んで
歩いている姿を———
悔しさと心の痛みを紛らわす為、より一層練習に打ち込む晴樹。そんな中で出会ったのは、昔いじめから救った少女、四条瑠璃だった。これは、かつて救った少女に心を救われ、先へ進み始める物語。—のつもり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 18:00:00
108790文字
会話率:46%
隣町で発生した殺人。うわさでは血がなくなっていたという。
彼女は急遽設置された監視カメラに怪しい虫を見る。
何かに突き動かされるように現場に行くが……。
*「カクヨム」と重複投稿しています(名義:@ns_ky_20151225)。
最終更新:2020-10-13 21:00:00
3080文字
会話率:33%
高校二年生の僕は友人のカズヤに誘われ、隣町の花火大会へクラスメイトの女子二人と向かうことにした。
しかし、乗り込んだ電車には不可解なことが次々と起こり始め――僕はそれが幽霊なのだと確信した。
最終更新:2020-07-11 19:00:00
8753文字
会話率:61%
―― 六章完走しました! ――
白石悠人と東条つばさ。
十六歳の高校生、幼なじみである二人はお互いに意識をしながらも進展のない日々を送っていた。
そんなある日、二人は輝く石碑に遭遇する。そして何者かに襲われたふたりは、愛する者の死を見つめな
がら死んでいった。
【序章】
気がつけば、そこは魔族の街だった。
つばさが目覚めると、目の前にいるのは人外の姿をした魔族達。そして、つばさの体もサキュバスの幼体に変化していた。
「私がサキュバスって……でも、お母さんもお父さんも優しいし、生意気だけど可愛い弟もできたし、ま、いいか」
平和な世界で第二の人生を得たつばさは、スローライフを堪能する――
―― 一方、……
大陸東半分を支配する強国『ルスラン王国』。
その第五王子として生まれ変わった悠人は苦悩していた。
「周りを見渡せば、謀略、策略。親族は皆、敵か味方か分からない。本当に、この世界は過酷だ」
誅殺を避けるため辺境国の守護任務を受け入れた悠人に、新たな魔の手が忍び寄る――
【一章】
魔族の街に転生したつばさは、二度目の十六歳を迎えていた。
魔族の生活に溶け込んでいたつばさだったが、ある日、母から魔族独自の価値観、愛情を聞かされる。
心は人間、体は魔族のつばさに苦悩と葛藤が訪れる。
【二章】
魔族たちが暮らす街ブルシャン。そこでつばさは家族や仲間とともにスローライフを送っていた。
すっかりと魔族の生活にも慣れたつばさだったが、ある日、一羽のユニコーンと出会う。
隣町シャラクから旅をしてきたユニコーンの苦悩を聞き、つばさは仲間の魔族とともに立ち上がる。
【三章】
平和な魔族の街に不吉な影が――
サキュバスの力を安定させる為、つばさは魔族の街を離れドラゴンと暮らしていた。
新たな生活にも慣れてきたある朝、つばさはドラゴンから人間が進軍してきたことを知らされる。
遊びに出かけていた子ドラゴンを助ける為、つばさは人間達に立ち向かう。
一方、その頃――
――それぞれの世界、それぞれの事情。転生したふたりの男女が織りなす、群像物語。
※ダブル主人公の群像劇です。
※登場人物が命を失う可能性がある世界です。
※タイトルにサキュバスが入っていますが(過度の)エロ要素はありません。期待された読者様、ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-18 21:12:29
1055924文字
会話率:37%
私立桃の木坂学園高等部を舞台にした群像劇。
高校2年生のあやね、さゆり、ひなのは、ふみかは、夏休み直前の今日も、青春を持て余していた。
そこで、誰が言い出したか、じゃんけんで負けた者が肝試しに行くことに。
行く先は、隣町の墓場の奥にあるお
堂。
一人負けのあやねはスマホを握り締め、暗い墓地へと入っていくが……(一章)
一つの学園を舞台にした、いくつかの物語。
声優さんのイベント、およびサンプルボイス用の脚本を再編しました。
「ノベルアップ+」さんとの二重投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 14:36:18
15907文字
会話率:54%
異能騎士育成学校という学校に補欠入学を果たした主人公。そこで異能検査というものを行い、判明した彼の異能は『|仲間召喚《サモン・パーティー》』という完全に「召喚魔法でええやん」案件の異能だった。
紆余曲折あった彼は学校から退学を言い渡され、
隣町の定食屋でぼっち飯をキメる事になる。
周囲からぼっちぼっち言われ続けた彼は「友達くらいいるしぃ!!」の精神で異能を発動させた。
そして出てきたのはかつて世界を救ったという勇者一行で、主人公に対して「あなたの前世は世界を救った勇者である」と言い渡す。自分と冒険する気満々の最強パーティーを手にした主人公。しかし彼は勇者一行の言葉を「妄想乙」と切り捨てる。
そんな彼の世界救済RTAが、意図せず幕を上げた。
※この作品はハーメルン様でも投稿させていただいています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-28 18:37:56
8124文字
会話率:57%
目立たず、普通でいようと心掛けている中学三年生の一番(いちま)合戦(かせ)順風(じゅんぷう)は、黄金週間明けの登校中に、気になる存在であるクラスメイトの百鬼(なきり)万里(まり)の姿を見つけた。しかし、この日の百鬼万里は様子がおかしく、一番
合戦順風は、百鬼万里がいじめに遭っているのではないかと懸念する。
この日はまた別の事件があった。隣町で起きた中学生誘拐殺害事件の犯人が遺体で発見されたのである。それも一番合戦順風のいるこの町で。
そしてその遺体には特別超法監殺機関認定監殺官(とくべつちょうほうかんさつきかんにんていかんさつかん)、略称『特監(とっかん)』が刑を執行した証があった。
一番合戦順風は、この事件に興味を持つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 18:51:46
47771文字
会話率:45%
目立たず、普通でいようと心掛けている中学三年生の一番(いちま)合戦(かせ)順風(じゅんぷう)は、黄金週間明けの登校中に、気になる存在であるクラスメイトの百鬼(なきり)万里(まり)の姿を見つけた。しかし、この日の百鬼万里は様子がおかしく、一番
合戦順風は、百鬼万里がいじめに遭っているのではないかと懸念する。
この日はまた別の事件があった。隣町で起きた中学生誘拐殺害事件の犯人が遺体で発見されたのである。それも一番合戦順風のいるこの町で。
そしてその遺体には特別超法監殺機関認定監殺官(とくべつちょうほうかんさつきかんにんていかんさつかん)、略称『特監(とっかん)』が刑を執行した証があった。
一番合戦順風は、この事件に興味を持つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-02 18:48:39
37580文字
会話率:31%
隣町の高校まで英検の受験に行った時のエッセイ
最終更新:2020-03-04 13:34:28
1443文字
会話率:0%
【2019ラグビーW杯記念作品】
たくさんの感動をくれた大会に感謝を込めて。
3~4話程度の短編で、ほとんど実話です。
が、どれほど実在の人物・史実に即したエピソードが登場しても、これはフィクションです。
できるだけ多くの方にお読みいただ
き、「ONE TEAM」について想いをはせていただければうれしいです。
嵐の夜、平優子(たいらゆうこ)は必死で運転していた。一歳の幼い娘が高熱を出し、意識がない。落雷と暴風雨のなか、休日の夜に診察してくれる医者を求め、隣町を目指して車は北上する。
サバンナを抜けたところで優子は青ざめた。検問所に光が点いている。嵐の夜には無人だと信じて、祈って運転してきたのに。
後部座席で熱のある赤ちゃんを抱いている乳母(ナニー)は、覚悟を決めた。この国で主人の車に召使が同乗することは、死を意味する。
新人警官は目を疑った。堂々と法を犯してやってきた自家用車は隣の夫人だった。自分の職責とこれまでの人生を掛けて、犯罪者は罰せられなければならない。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-06 22:00:00
23965文字
会話率:11%
神々に愛された世界「セフィーラ」にはこんな伝承がある。
神々は時が来ると人の子――「巫女」を選び、彼女たちに祝福を授ける、と。
選ばれた「巫女」にはそれぞれ強大な力が与えられ、その力は世界の為であったり、何かの願いの為であったり――時には
破壊の為に振るわれる……。
古の時代、世界を救ったとされる光の巫女「クラウディア」は、少女「マリーツァ」へ夢の中で呼びかける。悪しき願いを抱く「彼女」の目覚めが近付いている、と。
破滅の女神に選ばれ、強大な恐ろしい力を授けられた「破滅の巫女」を封印し、その鍵となって聖地「アザレア」で眠りについたとされる、光の巫女「クラウディア」。
そのようなことから、彼女は「聖女」と呼ばれ、今でも信仰の対象とされていた。
あくまで伝承は作られた物語であると思っていた「マリーツァ」だったが、戸惑いながらも親友「ミカエラ」と共に、隣町にある花の神殿へ向かうことになり……。
かつて救われたはずの世界に落ちる、黒い影。
これは、女神に選ばれ巫女となった少女たちの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-28 23:21:56
113032文字
会話率:50%
幼い頃に離婚した母親へ会いに行く話。
この作品はカクヨム、アルファポリス、小説家になろう、エブリスタの四サイトで公開しています。
最終更新:2019-12-08 00:38:39
7338文字
会話率:58%
田中誠は公立学校に通う高校3年生。学校内ではある噂が流れている。
「隣町の森に紫色の建物がある。その建物には誰も入ったことがない」
いつものメンバーである誠、凛、大我、雷也、京子は紫色の建物を確かめにいくことを決める。
土曜日の夕方
、好奇心で入った建物には昨日まで学校に来ていた真希の遺体があった。
迫りくる謎、脱出を試る愛と戦慄の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-10 03:02:26
3151文字
会話率:41%
隣町の図書館にあった、おおきなピアノの不思議なお話
最終更新:2019-11-04 17:00:00
838文字
会話率:4%