高校生の朱音(あかね)は修学旅行先の東京でビル火災に遭う。人々が煙と炎に包まれ死んでいく中、自分は火が熱くないことに気づく。「朱花、朱花…」と炎の向こうから呼び声がして、見上げると天井が崩れ、朱音は意識を失う。目が覚めると、自分は赤い髪と
碧い瞳の少女の身体になっていた。
日本のようで日本ではない国。東洋人とも西洋人ともいえないような不思議な容貌の人々が暮らしている。そこは、長い間争っていた5つの部族を統一した偉大な皇帝が治める龍の国だった。そして、皇帝には5人の皇子たちがおり、皇位を争っていた。朱音は朱花という娘の身体に乗り移り、生き返ったのだった。朱花は火の龍の儀式の最中に死んだ娘だったが、火葬しても身体が全く燃えず生き返ったため、人々にあがめられるようになる。龍の国の星読みたちは、朱花が真の「剣の巫女」であり、龍の剣を目覚めさせる力がある、と予言する。皇帝は息子たちの争いを治めるため、龍の剣を手にしたものに皇位を譲ると宣言。朱花は皇位継承者の争いへ巻き込まれていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 21:00:13
21491文字
会話率:37%
亡くなった親に教わった、金属を魔法で加工する技術だけを頼りに加工場で働く、銀髪の16才の少女シルビア。
貴族の元で、令嬢に仕え、持て余すような整った容姿をもつ白髪の27才の男スゥ。男が仕える金髪の18才の令嬢ルドリアはスウに夢中だった。
その親シトレイ・ガヤ男爵は、男爵の領地のエネルギー源に目をつけた伯爵家から、求婚の要請を受け、家の発展の為にナイトレア伯爵家へ娘を嫁がせたいと思っているが、娘は使用人にぞっこんな為どうにかして2人を離したかった。
しかし優秀な使用人で魔法も使えるスウは手放したくない。しかし、家から出たい使用人のスウは執事としてしか働けないという。そのため男爵は養子をとることにし、養子を選ぶ権限をスウに譲ることで双方納得した。
自分が新しく仕える娘を探すために街に出て、以前から目をつけていた銀髪の少女シルビアを説得し、いいくるめて、屋敷に住まわせた。
スウがシルビアを屋敷でめちゃくちゃ甘やかして溺愛する話です。
前話読んだら読みにくかったので、思い切って全話、行間空けました。書くときは気にならないんですが、読むと読みにくいことこの上ない…
あと、ちょいちょい違和感感じた文面も直しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-11 17:00:00
64718文字
会話率:34%
旧暦の十月には出雲大社で全国の神様が持ち寄った願い事が話し合われる神議りが行われます。この物語には、ある里山の小さな社を訪れた少女、大学生、アナウンサー、看護師、芸人、研究者、老医師の、声が漏れる、声を変えたい、声を出したい、声が震える、
声が老いた、声を創りたい、そして、声を譲るという、神議りを託された声にまつわる悩み事が書かれています。願い事ではないのですかと、どこからか、ため息が届いてきそうですが、悩みとは願いなのです。そしてそれは誰かに何かを伝えたいがために作られた縁なのです。縁がほどけたり、絡まったりすると悩みが生まれてきます。だから、悩めば、もう一度紡ぎなおさなければならないのです。それは、聞こえる聞こえないかは関係ありませんが、自らの意志で発しなければならないということです。きっと、悩みがなくなれば、参拝どころか、神様にありがとうございますと感謝で手を合わせることすらしなくなるかもしれません。もし、そうなれば本当は良いのですが・・・。そう願う読者は、もはやこの物語の余白に自身の声で語り始めているに違いありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-14 15:06:52
289768文字
会話率:50%
王太子の婚約者である公爵令嬢と通じ、王太子の想い人の純潔を奪った。そんな嫌疑をかけられた挙句、容赦ない拷問を受け利き腕を切り落とされた近衛騎士のイェルド。イェルドを拷問したのは騎士団長の息子だった。
後日、王太子の恋人の虚言だったと判明した
。騎士団長は息子に譲るはずだった爵位の一つと娘を詫びとして差し出すことを決めた。
幼少からの婚約者に婚約を破棄されたブリットは、家のためにイェルドと結婚することを了承する。
アルファポリスさんにも投稿しております。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-26 00:45:00
12145文字
会話率:34%
不憫な男子高校生の三嶋はクラスのアイドル柏木さんに割り箸を一本譲ることになった。
しかし彼女が貰ったのは折れた割り箸だったらしい。新品の割り箸もあったはずなのに、何故?
この謎を解明するために、毒舌生徒会長の推理が冴えわたる!
地味なテ
ーマと緻密な論理の青春ミステリ。
※本作は「カクヨム」、「ノベルアップ+」にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-23 15:13:53
13879文字
会話率:65%
いいかい、よくお聞き。
ガラスの城に棲んでいる、漆黒の〈コマドリ〉に手を出してはいけないよ。
それはそれはおそろしい、まっくろな災いが降りかかってくるからね
*
お伽噺や迷信として神や魔物の存在が強く信じられ、魔法は日用品レベルの
道具として利用されるが大掛かりなものは珍しい世界。
人形蒐集家にして、死者の願いを受けて罪を暴く〈葬儀屋〉アリィルファルテのもとに、人形が縁で友人となった昔馴染みの女性から一通の手紙が届く。
そこには、
祭りを控えた小さな町で子供たちが失踪している
その原因は自分にあるかもしれない
もし自分が死んだ時には人形を譲る代わりに真相を暴いて欲しい
そんな願いが綴られていた。
葬儀屋は、次元の狭間に棲まう〈夢視〉と呼ばれる少女を誘い、町の調査へと向かうが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-24 20:00:00
76969文字
会話率:40%
自分が生んだ子にまつわる噂が原因で、王都の社交界からはじき出された伯爵夫人ティルダ・ノリス。ノリス領で採れる茶葉も評判を落とし、王室御用達の認定から洩れること三回。ついに夫の弟であるビジリア子爵から、領主としての資格なしとして、夫であるヴァ
レリーともども退陣を迫られる。
次の品評会でも評価を得られなかったら、ビジリア子爵の次男を養子に迎え、家督を譲ると約束する。
「やることがある」とだけ言い残し、一年前に姿を消した夫を信じ、侍女のレージュと御者のエディ、それと強引に加わったビジリア子爵の嫡男ブレニンを連れ、品評会の審査会場、マルヴィルト宮殿へと旅立つ。
しかし、ことはどうもノリス伯爵家の問題だけではすまないようで――
王女のウルリカが内密に、品評会に向かうティルダたちを守るべく、護衛を引きつれてティルダたちのいる山へ踏み込んだり、山に行ったはいいけどみんなに置いて行かれて迷子になっちゃったり、そばにいるのがどうにも頼りにならない大人一人だったり――
※主人公はウルリカではなくティルダです。
落ちぶれた伯爵家が王都に返り咲くお話。
※『魔譜研究室は今日も平常運転です』の“ノリス家の事情”に当たります。そちらを読んでいなくても問題なくご覧いただけます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-01 07:43:20
73368文字
会話率:25%
ジュエリッタは捨てられた王女。魔力だけで学園に入学したものの成績は下位。出るはずのなかった学園の大会で選抜メンバーとなってしまう。
【元令嬢は守銭奴教祖】主人公レレイユは宗教激戦区の惑星サニュで教祖となり、頂点たる主教の座を目指す。未来
の有力者が集まる魔法学園に通い信者を集めることにした。
【地下書館籠城記~】主人公アンノミアは次期魔導一族の長。
【カモフラージュ】主人公ファメラは王女として国の悪評を払拭したい。
【誰が私を殺したのか?】主人公ライラナは殺されてしまい生き還りを目指す。
【全知全能の私】主人公ラミラは天上神から全知全能の力を奪ってしまった。
【5人の王子のためにアイテム調達がんばる私】主人公の理琴は父のリストラを機に玉の輿を狙う。
【悲劇の女王は芳しい神にほだされる】主人公セーナは次期ジュラス星の女王。古の龍王から譲り受けた香水瓶を割ってしまう。金では買えない香水を作り直すことになった。
【創立者は傍若無人のドラゴン娘】主人公ルイルは人間に育てられたドラゴン。彼女は後に魔法学園を創立する大者となるのだった。
【魔法学園リリノア~神官様の補佐役は女神様~】主人公リリノアは不時着し、神官に保護された。
【人生は全然甘くない】主人公シューガレナは国王が魔王を討伐した者に王位を譲るというのであわよくば貴族の妻になれればと参戦。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 21:19:14
14164文字
会話率:41%
自分が悪役令嬢物の主人公に転生していると気がついた怠惰なエミリア。どうやら努力して素敵な令嬢になれれば、イマイチうまくいってない婚約者のリカルドともハッピーエンドを迎えられるらしいけど・・・。
面倒くさいから、リカルドはヒロインに譲る!なん
て思って努力もせずにいたハズなのに、ヒロインが登場すればイライラしてしまうし、なんだかエミリアを巡る不穏な動きまであって・・・。
※ブックマーク・誤字報告・感想などなど、ありがとうございます!励みになってます。誤字訂正のための改稿が多くてすみません。※折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-12 09:42:44
81541文字
会話率:30%
ある日の出来事を境に私の運命は一変する。
最終更新:2019-10-23 08:54:06
2482文字
会話率:16%
【全話執筆完了しました。毎日更新も再開しました。最終更新は9がつ3日です】
【あらすじ】
2040年の日本の闇社会に巣食う暴力団進化系『ステルスヤクザ』
その最大勢力『緋色会』は今なお、勢力を着実に広げていた。
その緋色会の主要構
成員である若者【柳澤 永慶】
柳澤は、組織の筆頭若頭『天龍陽二郎』の下で秘書的役割をしていた。
その天龍が運営総括として緋色会の極秘全体集会が開かれようとしていた。柳澤は、会場警備の主任を任され、順調に集会が進められていた。だが幹部の一人『榊原礼二』が誘導の不備から集会会場へと到達できないと言う思わぬトラブルが発生する。
天龍は集会運営総括の責任を問われ、榊原からは失点の埋め合わせとして、天龍が担っていたある〝特別な役割〟を榊原へと譲ることを強要される。
天龍が担っていた特別な役割――
それは〝7大マフィア組織〟の意見調整のための極秘組織【セブン・カウンシル ―七審―】への出席代表の座だった。強欲な榊原はそれを明け渡せと求めてきたのだ。
柳澤は自分の〝親〟である天龍の絶体絶命の窮地に際してある密命を託される事となった。
それはセブン・カウンシルの運営母体であるサイバーマフィア【サイレント・デルタ】に対しての、出席代表変更を求める交渉であった。だが、事前の申し出に対してサイレント・デルタの幹部は〝ある場所〟での面談を求めてきた。
柳澤は上司である天龍から全件を託され、サイレント・デルタとの交渉に臨む。
交渉の相手は2名の幹部――
武闘派:ガトリングのエイト
ゲーマー:ビークラスターのフォー
――一筋縄ではいかないサイバーマフィア。あらゆる危険が考えられた。
さらに、その交渉には一人の若者が同行することとなった。正式なヤクザでもないずぶの若者【田沼有勝】――、柳澤は田沼とともにサイレント・デルタとの交渉の場へと望む。
そこで抜き差しならない〝洒落にならない話〟が引き起こされる。
交渉の行方は? そして二人の若者はどうなるのだろうか?
未来派ヤクザの裏側を描いたピカレスクアクション
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 17:00:00
149323文字
会話率:44%
伯爵令嬢のエステルには妹がいた。
妖精姫と呼ばれ両親からも愛され周りからも無条件に愛される。
婚約者までも妹に奪われ婚約者を譲るように言われてしまう。
そして最後には妹を陥れようとした罪で断罪されてしまうが…
気づくとエステルに転生して
いた。
再び前世繰り返すことになると思いきや。
エステルは家族を見限り自立を決意するのだが…
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-16 11:42:07
103198文字
会話率:51%
人間と魔物が共存する平和の国《カンバリア》
その国には国家資格を有する魔法使い組織『魔法師団』があった。
名門貴族の子息であるネロ・リンミーは、双子の兄ロキ・リンミーに爵位を譲るつもりで、国家公務員である『魔法師団』に入っていた。
けれどもネロは出世もできず、いろんな部署をたらいまわしにされる万年平団員。
一族での肩身は激狭。
平団員の任務は激務。
なんとも浮かばれない日々。
そんなとき、上司であり先輩でもある大魔導師サヴァランに呼び出され、極秘の出張を命じられた。それは『カンバリア全土を襲う災厄の調査』。
そしてほぼ同時に、兄であるロキ・リンミーにも頼まれた。『カンバリアを襲った謎の災厄の調査』を。
握らされる《魔公サヴァラン》のタリスマン。
絶対に怪しいアイテム。
調査の内容も分からない。
調査区域の安全性も分からない。
ないないづくしの怪しすぎる指令を断れず、ネロは冒険者のふりをして潜入捜査に向かった。
先々で軟弱者と馬鹿にされ、嫌いな勇者と間違われ、魔法師を嫌う冒険者たちと一触即発、なぜか仲間の魔法師とも一触即発。
調査が進めば進むほど謎が増え、挙句の果てには爆炎の勇者失踪と、その捜索まで。
やがて、真相に近づくにつれ、ネロは隠していた真の力をあらわしてゆく。
そう、万年平団員の彼の正体は……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-28 00:08:40
241203文字
会話率:38%
何一つ成果を出せない若き青年が居た。名前はナルセ。
彼は所属パーティーから追放され、ついにはギルドからも冒険者登録を抹消されてしまう。絶望していた所に、伝説の女勇者が現れる。そして思いつきなのか、唐突に伝説の勇者装備一式をナルセに譲ると
提案する。しかしそれは露出度がエゲつない女装備のビキニアーマーだった。
……なんてツラツラ書きましたが、これはプロット無しで書き殴る、筋書きなしの、たぶん異世界コメディ。プロットなんか捨てちまえ! ラノベはキャラさえ居れば良い!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-23 19:39:42
26233文字
会話率:49%
電車に乗って、うっかり座ってしまった時に思うことがある。
混雑し始めた車内。
(杖をついた)ご老人。
僕の良心が囁いてくる。
「席を譲ってあげたらどうだろうか?」
最終更新:2019-06-17 20:23:05
1072文字
会話率:4%
高校最後の秋、勇者召喚されてしまった『河曲原 春人』は、自身の人生プランを守りたいと思い、巻き込まれた知らないお兄さんに勇者を譲る。帰れると楽観していた春人は、強制的に異世界での人生を送る事になり、王からの慈悲で大金を貰ったので再スタート人
生を頑張ることにしました。
『ちょっとだけ贅沢して、死ぬまで楽しく生きる。』が目標だった春人は、異世界でも変わらず目指すが、勇者を譲っても、勇者気質は譲れなかった事で、『勇者よりも有名な勇者』となっていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-16 20:34:39
225176文字
会話率:36%
「一位」と「二位」
限りなく近い存在でありながら、しかしそこにある見えない差は、果てしなく大きい。
目指すなら誰もが「一位」を目指す。「二位」では駄目だ──でも何故?
「二位」で甘んじてはいけない。
「二位」で充分だと思ったその瞬間、それは
「最下位」へと変貌する。
全てにおいて「一位」を目指せとは言わない。それは不可能だ。だが──
何か一つでもいい、これだけは譲れないという何かにおいて、「一位」の座を他の誰かに譲るな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-04 13:00:00
794文字
会話率:8%
神は世界中の人々に直接語りかけた
地球は人に譲ると
自由にしていいと
他の生物達は保護したと
・・・
地球から全ての生物が消えた
・・・
命の重さ
人の命は重く感じる
愛する者の命は更に重く感じる
他人の命は軽く感じる
動物の命は 植物の命は
命の重さは 全て同じである
人は それを知らなかった
いや 知らないふりをしていたのか
・・・
神が全ての生物のために与えた地球を
・・・
地球の生物達は神に助けを求めた
・・・
※夢シリーズ
こちらは未完の作品です
夢のように途中で終わってしまいます
未完を前提に投稿する夢シリーズです
未完になりそうだから投稿するのは ・・・ ボツネタかも ・・・
悩むのはやめました
はじめから未完作品にしますと宣言して投稿する作品です
完結するかもしれませんが 未完で終わる可能性が99%の作品です
夢のように途中で 読者はもちろん 書いている私もいつ覚めるか分からない夢シリーズ
1話で辞めてしまうかも? 2話で辞めてしまうかも? 楽しい夢も 怖い夢も 朝になれば・・・
投稿が無い時は次の言葉を思い出してください「俺達の戦いはこれからだ」 「俺達の冒険は続く 人生に終わりはないのだから・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-08 18:43:48
12295文字
会話率:99%
大怪我を負って退役を余儀なくされた伯爵家の実子クリス。
だが8歳年の離れた弟ハルトは宮廷の官僚としてその手腕を存分に発揮し続けている。
もはや跡取りとして用済みとなったクリスを優秀な嫡男ハルトはどうするつもりなのか。
10年前に騎士を譲る気
は無いと宣言した実子クリスに嫡男ハルトが抱いた感情とは?
両親が嫡男ハルトに抱く複雑な心境を一切察する事なくクリスは呑気にハルトを可愛がり続ける。
クリスの騎士の道が閉ざされた今、ハルトが自身の目的を完遂するべく最後の仕上げに取り掛かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-06 12:00:00
21777文字
会話率:47%
時は戦国時代真っ只中。 多くの者が国取りの偉業に名乗りを挙げ、 各地で戦が往行していた。 そんな時代に生きる青年字名朧は、 忍として生きていた。 忍……それは主人の為なら自身の命をいとわず、 忍の掟は絶対とする殺し屋の総称である。 朧も無論
その例に漏れず、 今日も今日とて自身の主人の命に従い、 この乱世の世を生き抜いていく。 ただそんな彼を悩ます種が一つあった。 それは自身の幼馴染で、 妹の様に可愛がってきた少女字名輝夜が自身に仕えたいと言ってきたことであった。 忍が忍に仕えるなど前例がなく、 当然朧も反対する。 けれど彼女に譲る気はなく、 結局朧は彼女と主従の関係を結ぶこととなってしまう。 そして恋愛はする気はない朧は、 日々自分に積極的にアピールしてくる輝夜に頭を痛めるのであった……
※この物語はフィクションです。 その為あくまでこの世界は、 現実とは一切関係ないということを念頭に置いて楽しんでください。 そして拙い文章ではありますがお楽しみいただけると幸いです。
また一応1日ニ話投稿を目標として投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-27 12:02:40
65192文字
会話率:39%