子供のころから何か特にやりたいことがあったわけでもなく、なんとなく生きてた。
何か高尚な目的とか夢とかも特になく、とりあえず仲間外れになること、皆と違うことが怖くて、周りに合わせることだけ上手くなっていた。
気づけば高校、大学と進学して
、気づけば20代で就職して塾の講師になっていた、本当にそれ以外何か言うこともない人生だ。
そんな平凡な人生の中8月16日の夜21時頃。
その日は俺こと森岳悠月が静岡県静岡市の新規店舗の塾長になった記念、兼友人の西条じょるのが仕事をクビになった記念による、いつ面男4人のカラオケ会だった。
小学校からの付き合いということもあり、全員歩いて5分もかからない所に住んでいる。
近所のコンビニに徒歩で集合した後、適当にアルコール類とおつまみを買って、そのままご近所のカラオケ屋に入って...
そこからはお酒のせいか記憶にない。
ただ朦朧としていた意識が覚醒したとき、目の前に広がっていたのはにあるのはあまりに広く雄大な大自然。
一面に広がる草原に、無限に続いているのではないかとすら思える壮大な空。
そしてそのはるか上空にはいくつもの羽の生えた巨大なトンボが大空を舞っていた。
日本では絶対に見られない光景に現実を疑うが、強い朝日がこれは現実だと突きつけるかのように爛々と俺たちを照らしている。
「はは.....まじかよ...」
ああ、こんなことあるわけないと思っていたのに...
どうやら俺達はカラオケ帰り、異世界に迷い込んだらしい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-16 17:03:24
133197文字
会話率:31%
「ー勇気と愛を信じること。それだけがお前を導くだろう」
エリゼの父は生前よくそう言っていた。
彼は両親を亡くして以降、再婚相手の義父と兄たちに使用人の様に使われる毎日が続いていたがある日王宮から全ての国民を招待する「舞踏会」が開かれる事を聞
く。
これは世紀末、”灰かぶりの姫”が傲慢な王子と結ばれる物語ー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 21:13:21
27106文字
会話率:47%
…神?…女神?口の悪い美しい少女が立っていた…
****
カン!カン!カン!カン!遮断機が上がる、一斉に行き交う人と車達…。
スーパーのレジに並んでいる、少しばかりのお惣菜とお萩を機械にかざし…小さい財布から小銭を探す…
「お金は此
方に入れて下さいね ポイントカードはお持ちですか」「カードは此方にかざして下さい」
せきたてる言葉に身体が竦くむ、 街の喧騒から逃れる様に、家路を歩く…。そんな日々が続いている。
わたしの住む団地は、いずれ建て直すと、役所の方が言っていた。わたしは手摺に掴つかまりながら登る、足腰が痛いのは当たり前になった。
やっとの思いで、5階に辿り着いた。…夕陽が暖かい、わたしは此から観る景色が好きだ。
…明かりを消しても、街の喧騒が遠くに聞こえる…身なりを整え、わたしは床に就く…。生をなして92年、何時お迎えが来ても良い様に…。
わたしは、神薙うめ、天涯孤独と言う言葉以外は、満足いく人生だった。
白刃の光の中、目を覚ます。何処までもつづく雲の上…白銀の世界が広がっていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 20:10:00
246403文字
会話率:77%
友達と一緒に屋内プールで遊んでいた僕。
友達のうちの一人が、誰が一番長く息を止めていられるか勝負をしようと提案する。みんなで一斉に水中に潜り、息を止めている時間を競い合う。友達が次々に脱落していって、僕と勝負を提案した子の一騎打ちに。
勝負は僕の勝ち。でも、称賛されたのは勝負を提案した子だった。
次は何をしようかと相談しているところへ、そろそろ帰ろうと大人の人が声をかけてきた。みんなは帰り支度をしようと更衣室に向かう。僕もその後に続いて、プールサイドの脇にある扉を通り抜ける。その先は、更衣室に続く廊下に出るはずだった。でも、僕の目の前にはさっきまでいたプールサイドが広がっていて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-15 14:08:28
1000文字
会話率:32%
毎夜10時
「雪那がいてくれないと俺、ダメになっちゃうからね」
ご主人様に、ハチミツみたいな蜜甘な声でささやかれ
「雪那は俺専用の抱き枕」
後ろから甘く甘く抱きしめられ
この幸せが永遠に続いて欲しい
そう願っていたのに…
…
千柳様には好きな人がいたのですね…
メイドへの溺愛が半端ない。
大好きすぎだからこそ、こじれていく。
雪那と千柳の極甘×切甘ラブストーリー。
『ぼっちなキミに毒はまり』に登場した千柳と雪那の恋話ですが、そちらを読まなくても楽しめます。
折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-12-13 14:21:07
12008文字
会話率:40%
てつやくんは現実世界での就職活動を完全に諦めていた。日々、楽に稼げる仕事がないかと町中を彷徨いつつも、結局は家に帰るだけの生活が続いていた。ある日、彼の人生は大きく変わることになる。
キーワード:
最終更新:2024-12-13 10:06:12
19451文字
会話率:36%
かつて繁栄を誇る国の貴族令嬢、エレナは、母親の嫉妬により屋敷の奥深くに幽閉されていた。異母妹であるソフィアは、母親の寵愛を一身に受け、エレナを蔑む日々が続いていた。父親は戦争の最前線に送られ、家にはほとんど戻らなかったが、エレナを愛していた
ことをエレナは知らなかった。
ある日、エレナの父親が一時的に帰還し、国を挙げての宴が開かれる。各国の要人が集まる中、エレナは自国の王子リュシアンに見初められる。だが、これを快く思わないソフィアと母親は密かに計画を立て、エレナを陥れようとする。
リュシアンとの婚約が決まった矢先、ソフィアの策略によりエレナは冤罪をかぶせられ、婚約破棄と同時に罪人として国を追われることに。父親は娘の無実を信じ、エレナを助けるために逃亡を図るが、その道中で父親は追っ手に殺され、エレナは死の森へと逃げ込む。
この森はかつて魔王が討伐された場所とされていたが、実際には魔王は封印されていただけだった。魔王の力に触れたエレナは、その力を手に入れることとなる。かつての優しい令嬢は消え、復讐のために国を興す決意をする。
一方、エレナのかつての国は腐敗が進み、隣国への侵略を正当化し、勇者の名のもとに他国から資源を奪い続けていた。魔王の力を手にしたエレナは、その野望に終止符を打つべく、かつて自分を追い詰めた家族と国への復讐のため、新たな国を興し、反旗を翻す。
果たしてエレナは、魔王の力を持つ者として世界を覆すのか、それともかつての優しさを取り戻すことができるのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-13 08:28:21
145407文字
会話率:63%
昨日の不調が続いている。
最終更新:2024-12-12 14:07:43
1736文字
会話率:25%
雨が降り続いている。
今日は本を読む。
最終更新:2024-07-15 14:43:41
1843文字
会話率:24%
つゆが始まり雨が続いていた。
―しかし今日は珍しく晴れて。
最終更新:2022-04-18 14:52:49
608文字
会話率:16%
魔王とその魔王に敗退し、青い鳥に変えられた元勇者(武者)は、両親が亡くなった少女フィーナとおもしろ、おかしく暮らしてましたが、月日の移り変わるのは早いもので、年頃の娘になったフィーナは元勇者の生まれた世界で恋をしました。
しかし恋人は、こち
らの世界へ何者かに勇者として送り込まれてしまいました。
ーーここまでが前提です。ーー
落ち込むフィーナを慰めるべく、青い鳥の主人公は自分の可愛いさを引き立てる森へ、行く事を魔王に相談します。
しかし新しい仲間のシルエットに聞かれつつ、騒動を起こしながら美しい花畑のある森へと向かうのでした。
【 異世界に住む、女の子を僕は好きになりましたシリーズ】の第3作目です。
連載作品が長く続いてますので、そちらを読まないとわからない部分は正直ありますが……、ギャグ部分が多いのでイケル! イケル! と思わなくも無いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-11 09:40:00
3983文字
会話率:40%
俺の名前は馬場千草、大学生、男だ。ある日、ひとり暮らしのアパートに、地元から高校生の弟がやってきて、バンドを手伝ってくれって言う。大学生になってから密かにひとりでギターを弾いてはいたが、もうバンドはやっていなかったので、軽い気持ちで引き受け
たのだが、はぁ、ガールズバンド?俺は男だ。はぁ、女装するの?無理だよ無理無理。「大丈夫、ばっちしですよ」って何がだよ。とか言ってるうちに美少女になっちまった俺は、美少女4名、内ひとりは弟、からなる美少女バンド「WBSY」に加わって、ガールバンドの全国大会に出場することになってしまったわけなのですけれども、大会ではまさかまさかの展開が続いて、姉貴まで出てきたらもうめちゃくちゃでしょう。私たちいったいどうなっちゃうのかしら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 21:38:58
81999文字
会話率:49%
一人の少女がきっかけで始まった二つの国の争いは、十七年経った今でも続いていた。十六歳の少年、当摩イツキは国の防衛部隊に所属していたが、自分が産まれる前に始まったこの争いに無関心だった。しかし、前線で必死に戦う戦闘部隊とある少女の姿を目の当た
りにしたイツキは、自分も戦うことを決心する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-10 20:08:47
39431文字
会話率:63%
遥か神話の時代より続いてる天使族と悪魔族の戦いそこには天使も悪魔も知らない事実が隠されていた。
その事実を知った時二人の天使と悪魔の運命が動き出す
最終更新:2024-12-10 19:32:43
301文字
会話率:0%
大怪獣によって地上を蹂躙され、人類が地下で生きるようになった世界。怪獣を討伐し地上を奪還するために設立された『特務隊』では、怪獣との熾烈な殺し合いが続いていた。
怪獣討伐のヒントを得るため、過去に討伐した大怪獣『戦艦亀』の調査に派遣された一
団。順調に進んでいたように見えた調査は、一人の隊員の死によって崩壊を迎え――怪獣の存在する世紀末世界でのサバイバルミステリーここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-07 09:00:00
53965文字
会話率:49%
神人戦争が終わり約1000年大陸にはある程度の平和が訪れていた。
ただエレメンタルという驚異は去っていないし、世界の異変もまだ続いている。
神々は解決策として一人の人間を地球という世界から召喚してくる。
エレメンタルの増殖、外なる神々の思
惑、ロードの謎、人間種の減少、
様々な問題がはびこる世界を救うことはできるのか折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-06 01:47:17
42395文字
会話率:47%
柊静花の日常は、ある日を境に崩れ去った。今日もまた、いつもと同じように彷徨う。ある人を捜し求めて。そしてまた、同じ日々が続いていく……はずだった。静花が目覚めたのは、自室そっくりの廃屋。外に広がるのは、現実とはかけ離れた異様な光景だった。不
思議な世界に迷い込んだ静花を救ったのは、灰色の肌を持ち、猫耳と尻尾を生やした女性、ノラ・キャット。賞金稼ぎである彼女は、静花にとある取引を持ち掛ける。
ノラは標的を。静花は探し人を求めて。
この世でもあの世でもない狭間の世界で、二人一緒の旅が始まった。
心が壊れた少女と、猫耳の賞金稼ぎの追跡劇。
※『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-05 18:00:00
33461文字
会話率:39%
夏には50度を超える灼熱の世界。
主人公の青年、翔は、酷暑が始まったばかりの6年前、博物館に「13星座のタペストリー」を車で運ぶ途中、少女、光流(ひかる)を引いてしまう。
自転車ごと飛ばされた少女は、幸い植え込みに落ち、かすり傷程度だった
が、何故か意識は戻らず、眠ったままの日々が続いていた。
一方、翔は、事故の直後、もうろうとする意識の中で、光流の霊魂を確かに見たと感じていた。
事故のせいで、危うく名なき者(魔)に、黄泉の国へ連れていかれそうになった翔を、確かに光流の魂が助けてくれたのだ。
だが、光流の霊魂は、その後、肉体に戻ることなく、車に積んでいた「13星座のタペストリー」へと吸い込まれてしまった。
翔はその日から、「13星座のタペストリー」が展示されている博物館に掃除夫として潜入。少女の魂を探し出し、肉体へと戻すため、夜ごと13星座の神話の世界へ旅を続けていた。
そんなある日、博物館の館内で、光流によく似た少女、千冬と出会うが…。
プロの西洋占星術家でもあるJupiterが描くスピリチュアルファンタジー。
*本作品は、Jupiterが自費出版した『モッくまくんの星のレッスン』(8000部発行)の続編です。オンライン上での読みやすさを優先し、段落を細かく分けています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-04 18:59:20
74438文字
会話率:15%
世界は、テクノロジーによる際限のない進化と発展を求めた進化派と、それを拒んだ道具派とに二分され、長らく大戦が続いていた。。
道具派諸国の連合、臨時国家、その軍隊である臨時国軍の精鋭部隊SGFに新たに配属されてきたのは、十六歳の少女だった
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-03 21:26:15
111177文字
会話率:37%
――2✕✕✕年 △月 ◯日
地球は滅亡を迎えようとしていた。
メンダプラという組織は、組織職員と抽選された地球人1万人と、1万3千年前へと遡り秘密裏に研究と研鑽を行う計画を立てて実行した。
帰港が許されない船旅は、順調であった。
目的地ま
で残り半分の道のりとなる時まではーー。
メンダプラの職員の1人であるエイドは、船内で大学生生活を送りながらもメンダプラの一員としての職務を全うしながら過ごしていた。
そこで、彼はふと考える。「“異世界”とは何だろうか」と。暇潰しに現れるどうでもいいこと。
退屈な日々が続いていたある日のこと。エイドは船内で巻き起こる事故に巻き込まれることになる。
果たしてこの先で見る景色は、“異世界”なのだろうか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 20:47:04
36671文字
会話率:61%
どこかのよく似た異世界でのお話。
神や魔物、勇者が存在する世界で、1000年もの平和な世の中が続いておりました。大陸で古くから栄る大王国の、辺境の領地から物語は始まります。
王都からいく筋も伸びる街道のひとつを、虫革の頭巾と蓑虫の外
衣をつけた小さな子供がよろよろ歩いています。
火焔を纏った剣を振う剣士が走り過ぎ、それを追う騎士を沼地に潜んでやり過ごし、彼方に見えた森の入り口にようやく辿り着いたと思いきや、関所の守り人に止められ、ここを通すわけにはいかぬとのこと。
押し通ろうとするも用心棒「神狩り」に戦いを挑まれ、なんとか撃退すると、今度は王宮貴族「鑑別技官」のお姉さんが立ち塞がります。たぶん「稀れ神」蒐集が生き甲斐の制服美女に、本気の外法力捕縛術を叩き込まれ、精一杯の抵抗を試みますが敢えなく捕らえられて?
「我れは……我れは、東方、烈山、光輝のミ・ズ・キ神」
幼神(おさながみ)カミクの運命やいかに。
ご注意 : 厨二病全開、エログロナンセンス、文章がくどい、ふざけている、いい加減にしろ、といった要素を多分に含んでいます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-12-01 03:21:05
122680文字
会話率:49%
それほどでもない昔の昔。
海が対立の陸地を隔てる前。
まだすべての動物の一対を乗せられる程の船に需要がなく、
風の神が喧噪に辛うじて耐え、目を覚まさず、
天はちゃんと柱に支えられていた頃。
繋がってる大地を踏みしめる
一人と一匹の姿があった
。
いや、よく目を凝らして見たら、
その背後には数えきれないほどの人と数多の匹が続いている。
そういう始まりの話。
旅の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-30 23:30:15
7236文字
会話率:3%