目覚めたら……そこは、亡き妻が描いた物語の世界だった。
中年オヤジの「ヨネシゲ・クラフト」は最愛の妻子を「ダミアン・フェアレス」によって殺害され、全てを失う。
あの日から、約3年が過ぎたある夜のこと、ヨネシゲは布団の中でうなされていた
。聞こえてきたのは亡き妻子の助けを求める声。ヨネシゲは妻子を助けに向かうため、暗闇の空間をひた走る。しかし、そこでヨネシゲが見たものとは……!?
「もう二度と大切なものは失いたくない!」
ヨネシゲは妻子を守り切ることを心に誓う。
果たして、ヨネシゲは家族や仲間たちを、脅威から守り切ることができるのか?
不思議な能力「空想術」とは?
そして、まだ見ぬ、亡き妻の描いた空想の果てとは……?
亡き妻が描いた空想世界で繰り広げられる、中年オヤジ「ヨネシゲ」の波乱万丈の物語である。
※以前投稿していた「ヨネシゲの記憶」とは、全く別物の物語となっております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 23:45:40
504346文字
会話率:47%
その日、アラフォーOL山本道子は、残業続きで疲れていた。フラフラとした足取りで、アパートへと続く夜道を歩きながら、
「帰ったら~ 晩酌して~ 布団にダイブ~ ふぁ~」 大あくび。
ゴン!
『うわ! やばい! どうしよ…… えいっ!』
後頭部への衝撃と慌てた声。続く浮遊感。
失敗を隠ぺいするために、飛び出てしまった魂を異世界に放りこまれて転生する羽目になったアラフォー幼女が、神さまと一緒に騎士団を引っ掻き回す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 12:19:23
132596文字
会話率:38%
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混乱しているさなか、幼馴染のケティが彼のベッドの
すぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。
(リライト版)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 04:41:02
599805文字
会話率:23%
【毎週土曜夜更新……したいとは思っています】
十五歳の誕生日をぼっちで過ごしていた利照はその夜、熱を出して布団にくるまり、目覚めると見知らぬ世界でリテルとして生きていた。
リテルの記憶を参照はできるものの、主観も思考も利照の側にあることに混
乱しているさなか、リテルの幼馴染ケティが彼のベッドのすぐ隣へと座る。
リテルの記憶の中から彼女との約束を思いだし、戸惑いながらもケティと触れ合った直後、自身の身に降り掛かった災難のため、村人を助けるため、単身、魔女に会いに行くことにした彼は、魔女の館で興奮するほどの学びを体験する。
異世界で優しくされながらも感じる疎外感。命を脅かされる危険な出会い。どこかで元の世界とのつながりを感じながら、時には理不尽な禍に耐えながらも、自分の運命を切り拓いてゆく物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-16 14:12:24
452680文字
会話率:23%
ゲーム大好き女子高生の姫野葵は、乙女ゲームをプレイ中に地震に見舞われる。
地震の恐怖からベットで布団に包まり、現実逃避に目を閉じる葵。
そして目を開けたとき、乙女ゲームの世界に立ち、しかも悪役令嬢(全裸)になっていた。
それだけでも大問
題だが、悪役令嬢はいわゆるラスボスの魔王ポジ。
しかもゲームがオニ難易度ゆえに、十中八九世界を滅ぼす迷惑魔王なのだ。
このままでは、私は魔王になって世界を滅ぼしてしまう。
そんな窮地に現れたのは……『私』!?
ただの女子高生、姫野葵(悪役令嬢)。
乙女ゲームの悪役令嬢、レムリア・ルーゼンシュタイン(私)。
ふたりの『私』による、みんな幸せグッドエンドの奮闘記が、今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 02:53:47
251814文字
会話率:46%
【書き溜めチェッカー:2話】
ある病を抱えた世界の物語。
三百年に一度、その世界には災厄が訪れる。
しかしそれを祓う神の勇者は現れず、故に人々は禁忌を用いて人造勇者を生み出した。
そしてその禁忌……魂喰らいの代償として失わ
れた多くの命、その犠牲を背負う【骸の勇者】は世界を救うために剣を握る。
1/26)書き溜めのため更新停止。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 19:50:16
1486141文字
会話率:24%
初恋の人は、ある日妹になった。
俺は一つ下幼馴染のことが好きだった。
彼女は不幸にも両親と兄を失った。
心が壊れたその子は、俺のことを兄だと思いこむようになった。
だから俺は、彼女の兄貴のフリをすることにした。
最終更新:2020-07-21 20:08:11
11702文字
会話率:29%
ロクでなしのロク、そう呼ばれ蔑まれてきた一人の男がいた。
彼は魔人と呼ばれる人外の身であり、だからこそ常に迫害の中で生きてきた。
そんな彼はある時人の手により捕らえられ、極刑により処刑されることとなる。
だが晒し者にされ、人生に
絶望しながら死の時を待っていた彼に一人の少女が手を差し伸べた。
その少女の名はセレス=アナスタシア。
そして男は唯一自らを救ってくれたその少女と心を通わせるが、彼女は滅びゆく世界を救うためにたった一人犠牲にされてしまう。
すなわち化物の兵器として使い捨てられ、無惨な最後を迎えることとなったのだ。
男にとっては誰よりもなによりも大切だった少女。
彼女は世界のために奪われた。
だから男は、一人のために世界を滅ぼすことにした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-02 08:38:40
94450文字
会話率:32%
――百合の間に挟まる男は死ね
そんな言葉がまかり通る百合ゲー世界『Everything for the Score』に転生してしまったヒイロ。
百合好きのヒイロにとっては、理想の世界のようにも思えたのだが……徐々に、彼は、その実態を知る
。
そこは魔法が存在する現代日本、スコアが全てを支配するファンタジー世界。
その世界は、素行、活躍、社会貢献度から布団の畳み方まで、ありとあらゆることが評価され、政府から付けられる『スコア』が序列を決めるカースト世界だった。
男であると言う理由だけで、0点を付けられて、理不尽に迫害され続けるヒイロ。しかも、彼は、男のお邪魔キャラとして悲惨な死を宿命付けられていた。
迫りくる死亡フラグをどうにかしようと、力を求めて魔法を鍛えて、ゲーム知識を最大限に活用し、策謀に次ぐ策謀を繰り返すうち……百合ゲーの筈なのに、お邪魔キャラの彼は、ヒロインたちに囲まれていて。
「……あれ? 百合は?」
コレは、お邪魔キャラ筈だった男が、別の意味で百合ゲーを破壊するまでの話。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 18:10:25
1399619文字
会話率:45%
「其方が雨水《うすい》の孫か、よう来たな」
開いた口が塞がらない...とは誇張した言い回しだと馬鹿にしたことがあった。でも、実際目の前に真っ白の子供がまるで自分の部屋だと言わんばかりに迎えられたら驚くしかないだろう...
「雨水の孫にし
ては大きいのぉ、時雨《しぐれ》はもう50手前か、なら妥当か...お主、知っとるか。時雨が赤ん坊の時はずっっっと泣き止まなんで雨水と若葉が必死に機嫌取っての、特に...」
子供が急に近づいたかと思えば、じいちゃんとばあちゃん...そして父親が子供の話を延々と早口で話し始めた。小さい体を必死に動かしてる姿は女が見たら可愛いと言うだろうが、今は25時だ。
都内から県を跨いでの長旅で体力を使い果たしたからか、じいちゃんとばあちゃんの長話に付き合ったからか、頭がぼんやりしてきた。
子供が布団の上から移動した隙を見計らい、横たわる。
ゆっくりと瞬きすると、まだ熱中して話してる真っ白の子供の姿が映った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 17:18:17
8022文字
会話率:47%
自分の部屋の天井の四隅を同時に見てみよう。
大丈夫。何も起きないから。
絶対なにも起きないから、大丈夫だから。ね?ね?
夜の山をじっと見続けると、何か光るモノが見えるよ。
それが動いていたら、スマホで動画を撮ってみよう。
き
っとバズるよ。ほら撮って。
寝る前に布団にはいったら『誰かいますか?』って聞いてみよう。きっとそこに
「 うるっせぇえええ!!!! 塩撒いてオラあああああ!!!!!!」
ぬ○べ~で義務教育を終えた少年(バカ)は震えながら今日も塩を撒く。
※「ハーメルン」にてマルチ投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-19 13:16:35
47172文字
会話率:25%
両親の突然の死で、父の実家に連れてこられ、家を継ぐことになった僕。
夜、布団の中で泣いていると、天井の羽目板の木目が笑って話しかけてきた。
それは400年前に斬られた、御神木でできたこの家の守り神だった。
最終更新:2024-05-17 16:51:08
1653文字
会話率:19%
中2の山田太郎くんは、ばりばりの陰キャの
語尾が壊れ系男児(壊れ
なろう作家を夢見て日々いろんな作品を
パソコン部で見ていたが、ある日、後ろから
暴走するトラックにひかれて目の前が真っ暗に!
お約束といわんばかりに現れたギャルっぽい
白肌
金髪の女神様にくじを引かせてもらって
「面白くなってきたわね」・・・と感想を貰う(壊れ
その興奮冷めやらぬまま勢いで異世界に飛んだ太郎君!
後先何も考えずに来ちゃったので、すでに半分心をおられつつも、
なんだか異世界に来たつかれからか、
ちょっと作品の設定を書いただけで布団を出し寝てしまう。
そして世界が壊れた(壊れ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 22:02:45
17529文字
会話率:43%
エッジの効いた(どういう意味だっけ?カッコ良さげなのでそのまま使う)短歌を書きたい。けど、書けない。
キーワード:
最終更新:2024-05-15 06:42:19
218文字
会話率:0%
異世界に転生したら女の子になってた!?しかも自分の住んでた村は燃やされて同い年の子供達は皆売り捌かれちゃった!俺は暗殺者の適正があるから生かされたけど……人なんて殺したくない!どうしよう……
暗殺者要素は最初だけです。プロローグ時点では登
場してませんが、後々ハーレム勇者が登場して勇者パーティの一員になります。
俺はメス堕ちはしないからな!って感じの作品です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 22:12:24
88653文字
会話率:44%
転生したら魔法少女だった!しかも悪の組織側!?裏切ったら自爆装置が爆発するから逆らえないし……戦うしかないか……。え?敵の魔法少女は6人いる?怪人は使い物にならないし……幹部は魔法少女の相手は全部俺に任せっきりだし……ひどくない?/TS魔法
少女曇らせです。光堕ちした双子の妹が主人公を助けようとしたり、魔法少女達とドンパチやったりします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-17 00:03:04
550575文字
会話率:43%
極々普通の一般男子中学2年生、加羽留 蓮は、突如性転換病に罹り、女になってしまう。幼馴染の彩芽に想いを伝えようにも、女の体では彩芽に振り向いてもらえないかもしれない。そんなわけで、女になったことを認めず、頑なにオレは男だと主張し続ける蓮。し
かし、実はそんな蓮のことを、彩芽もまた好いていて……。これは、蓮を含めた、4人の少年少女達の片想いの物語。/要するに、TS娘が幼馴染の女の子に恋したり、恋されたり、女になったことで親友との恋に発展しそうになったりして、翻弄されたりするだけのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-02 15:02:32
28138文字
会話率:48%
同棲してから早数日。彼女は自分のベッドを差し置いて、毎晩添い寝を求めてくる。
けれどもそんな彼女が今日は一人で寝るという。
『平日の私、寝起き最悪だよ』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意
事項2
夜中に起きて、お布団と仲良くするのが好きなんですよ。
話してる内容がちょっと危ういので、年齢指定させて戴いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 18:16:19
1099文字
会話率:52%
突発的に唇を奪ったその後に、気まぐれに布団に潜ろうとする。
勝手にすれば良いと思う。好きな様にすれば良い。
そう思っていたら、彼の方から我儘が飛んできた。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注
意事項2
後半からスイッチ入ります。
ブチギレると気性荒くなる系女子です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-21 19:57:31
1013文字
会話率:43%
同じ布団に包まって、睦言を交わす。
彼女は相変わらず何処かぼんやりとした瞳で僕の方を見ていた。
傷付く質問を一つ。身も蓋もない返答だった。けれども。
『精神が満たされば、それでいいの』
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われ
たら申し訳御座いません。
注意事項2
恋愛です。生々しいR15です。
苦手な方はご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-12 18:13:54
821文字
会話率:43%
ヒメ「むかーしむかし、ある所に」
ヨル「唐突になにかはじまった!?」
ヒメ「おじいさんと、莉乃さんがおりました。おじいさんは布団で仰向けに。莉乃さんはおじいさんの股ぐらを――」
莉乃「なあああ――――っ! あたしを勝手を穢すなあああ――っ!
」
冬葉「ねえねえ夜夏くん、莉乃ちゃんはまたぐら? になにをしようとしたんだろう。わかる? 夜夏くんは」
ヨル「え? ああ、まあ夫婦だし、全身マッサージでもしようとしたんじゃないか。股間節は血流が溜まりやすいし」
冬葉「なるほどー。夜夏くんはくわしいね」
南雲「そうなんだぁ~。莉乃ちゃんはやさしいんだねぇ~」
莉乃「あれ? あたしのイメージよくなってね? あれ?」
ヒメ「ふふふ、さすがヨル。侮れんわ! 続く!」
ヨル「続かせねぇよ?」
屋敷の庭あるいは屋敷内で僕ら五人は毎日のようにいろんなことをして遊ぶ。つまんないことでも誰もが羨むことでも。でもそれは一人じゃ楽しくない。みんながいて、初めて成立するもの。さて、今日はなにをするのやら。これは僕らにとっての当たり前な日常で在り続けていた平凡記の続編である。
※キャラクター紹介は前作でやっているので、手間がかかると思いますがそちらをご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-13 15:07:05
150272文字
会話率:51%
ある夜のこと。新社会人となった男が職場から家に帰り、布団に入って目を閉じた。目を覚ますと、知らない川辺に立っている。その時、向こうから小舟がやってきた……
最終更新:2024-05-12 21:29:17
10390文字
会話率:36%
布団がフットンダよう
最終更新:2024-05-12 18:10:00
1303文字
会話率:54%
とある夜。うとうとしかけていた男は慌てて布団を跳ね除け飛び起きた。
それも当然のこと。瞼の向こう側で淡く光が滞留しており大方、外の車のヘッドライトの光がカーテンの隙間から入ってきているのだろうと思い、苛立ちつつ目を開けた。しかし、その光
の正体は……。
「か、神様……?」
そういう他ない、長い白髪に白く長い髭。白いローブのようなものを着ており、全身から淡い光を放っている。イメージした通りの神の姿がそこにあった。しかし……
「そうだが違う」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-05-11 11:00:00
1566文字
会話率:90%
ある夜。とあるアパートの二階の部屋にて、二人の男がテーブルを挟み向かい合いって酒を呑んでいた。
いや、正確には呑んでいるのは一人。もう一人、その部屋の主である男は手に持つ缶ビールの蓋を開けることもせず、頭からまるでローブのように布団をか
ぶり、震えていた。
「……で、いい加減話せよ。店長、ブチ切れてたぞ。無断欠勤、無断欠勤。ようやく連絡ついたと思えばしばらく休みますとか。こっちにまで皺寄せが来て、ちょっと大変だったんだぞ」
「ああ、悪いと思ってるよ……」
「んー、そんな状態でそう言われると、こっちも責めらんないんだよなぁ。
まあ、店長も急なヘルプでバイト代、増やしてくれるって言ってたから俺はいいけどさ……。でも、理由くらい聞かせてくれよ。まあ、仮病じゃなさそうなのは見てりゃ分かるけどさ」
「ああ……その……実は見ちゃったんだ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 11:00:00
1255文字
会話率:88%
「親父……」
ボソッと、呟いてみても親父が死んだ実感は未だわかない。まだ生きているみたいだ、とまでは思わないが不思議な感じだ。多分、思っていたよりも葬式の準備が忙しいせいだろう。
……まあ、それはそれで気が紛れていいんだ。きっと。明日
は通夜。親父をこの部屋から運び出さなければならない。親父も慣れ親しんだ我が家を離れるのは寂しいだろうが、仕方がない。
……それにしても通夜前に結構、人が訪ねて来るものだ。中には手土産、新巻鮭を渡してきた人がいて目を丸くしたもんだが、色々な人から俺が知らない親父の話を聞けてよかった。
……この人も今、親父の遺体の前で手を合わせ、どんな思い出に浸っているのだろうか。あとで聞いてみたいな……なんて、ああ、こっちもしんみりしてくる。……あ、そう言えばこの人、親父とどこで知り合ったかまだ聞いてなかったな。仕事関係か? 親父は昔から職を転々としてたからな。世話になったりしたりっていう知り合いも多いんだろう。それか学生時代の友人か、いや、歳は親父より少し下かな。
と、彼が和室に敷かれた布団の中の父親に向かって手を合わせる男の背中をジッと見つめた時だった。
男が振り返り、彼にニコッと微笑み、言った。
「……さてと、よし! じゃあ、あんたの親父さんの首を持ち帰っていいかな?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 11:00:00
5000文字
会話率:56%
お布団の世界に逃避する私
最終更新:2024-05-09 18:45:21
200文字
会話率:0%
眠ることの幸福。生きることの幸福。当たり前を送れる幸福。
キーワード:
最終更新:2024-03-18 00:08:09
204文字
会話率:0%
落ち込んだ時に逃げ込む布団の世界での思考
最終更新:2024-03-08 22:47:50
204文字
会話率:0%
主人公 ”太田零士”は気付くと真っ白な世界にいた
オロオロとしていると、突然声が聞こえてきた
「太田さん、残念ですがあなたは先程お亡くなりになりました」
なんともテンプレなスタートである。
が。
「あなたにはもう肉体が存在しません。 こ
のまま、その御霊を清め、輪廻の中へ戻すことも出来ます。」
ん?
なんか思っているのと違うぞ。
「ただ、残念な事にあなたは、”地球”ではなく、ここ”イリステリア”に御霊が落ちてまいりました。その為、あなたは”イリス”の環に入ってしまいます。よろしいですか?」
は?いりすてりあ?なんぞ?
「いやいや、お待ち下さい。何処ですか?それ。てか、落ちたとは?」
「・・・・ふぅ・・そこからですか・・」
なぜにため息??え?俺なんか悪いことでもしたの?いや、普通に家で布団で寝てたよね。
「はい」
は?なぜ返事が?
「あなたの今の状況で言葉が出せると?」
そう言われて見下ろすと・・な~~んにもない。
か・からだが・・・ない。
「先程、お伝えしましたよ。肉体は存在しないと」
万年平のブラック企業で30年、頑張って今日もサビ残やりきった。
なんとか自宅で布団に入ったつもりが気づくと全てが真っ白で・・・
ひょんなことから異世界で。
チート貰って今日も妄想ダダ漏れで。
ヒイコラせっせと頑張ります。
この作品は「エブリスタ」にも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-09 10:10:00
852927文字
会話率:55%
1999年9月、当時高校生だった西岡善行の放課後の定番は、近所の個室ビデオ店へ行く事だった。個室と言っても、板1枚で区切られた半個室だけど。その半個室は畳1枚分の広さがあり、畳の上にテレビ台と、14インチでビデオデッキ一体型のアナログ・テレ
ビ受像機が載っており、他には座布団1枚とヘッドホン1つ、小さなゴミ箱が1つ有るだけ。個室内は飲食禁止かつ禁煙。個室へは、VHSビデオを1本貸してもらってから入る。利用料金は1回につきビデオ1本と個室利用1時間で300円。
ビデオテープの中には、市販のVHSビデオテープにタビングされて流通しているビデオもあり、西岡はいつもそういうビデオを借りていた。たまに、一般的なレンタルビデオのアニメや音楽なども借りていたけれど。
この物語は、西岡が視聴していたビデオの事とかをレビューする話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-08 13:53:21
9277文字
会話率:0%