「アデライン・ハンプトン! 貴様は王太子妃、ゆくゆくは国母として慈悲深く国民を愛し、導く存在にならなければならないのに、か弱き者を権力により虐げるとは何たることか! そのような者、俺の妃どころか貴族として許されることではない! よって! こ
こにお前との婚約を破棄することを宣言する!」
ああ、頭の悪い何かがぴーちくぱーちくと喚いているわ。嘆かわしい…。
婚約破棄は承りますが、わたし、そんなしょうもないことやってませんから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-22 21:08:50
10092文字
会話率:53%
孤児だったノアは王族に見初められ、王位継承権5位であるエリスのお付き使用人として雇われる事になる。エリスは同い年のノアを、身分の差など気にせず溺愛し、ノアもまたエリスの為に忠義を尽くすことを誓う。しかしノアは表向きは使用人ではあるものも、
裏では他の王族を蹴落とすための暗殺者として育てられ、血がにじむような鍛錬と使用人の教育を受けながら、次々にエリスのライバルとなる王族を暗殺していく……全ては敬愛なるエリスお嬢様のために。
2~3万文字くらいの短編になる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-21 20:12:32
20342文字
会話率:38%
その男は全てを失った……
カミア王女が男の娘と知らず彼女を愛してしまったシナーフはモリカとの婚約を破棄してしまった。しかし、キシュホーテ王国は保守的なお国柄。シナーフは王位継承権を失っただけではなく廃嫡され国を去らねばならなくなったのであっ
た。
そんな経緯でシナーフはLGBTに寛容なカミア王女の生国グウトンで平民となり二人で暮らしていた。国も継承権も財産も臣下も友も婚約者も失った彼は己の愚かさを呪うのだった……
『「君を愛することはできない」と真実の愛を貫いた婚約者。私がザマァするまでもなく自滅しました。』のシナーフ殿下とカミア王女のその後のお話しです。
前作をお読みになっていなくても楽しめると思いますが、できれば前作からお読みいただけると嬉しいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-07 16:01:02
7777文字
会話率:40%
異世界転移したS級冒険者のウキョウは元第五王子だと言うことを隠し、ダンジョン攻略を進めるべくパーティーメンバーの打ち合わせに向かったのだが、そこで相棒であり片恋相手の魔法剣士カノンが突如脱退宣言をする。
「冒険者をやめる、亡命ってどういうこ
とだよ? きっちり説明されないと俺は納得しないからな」
「ウキョウ。私が異世界転生者だって話した時に伝えるべきだったのかもね。……カノンは冒険者名で、本名はセシリー・ルフォール。公爵令嬢なの。そして私の婚約者はレオナード・レーネック・ロード。つまりは王太子殿下ということ」
レオナード王太子。
うん、あー、これは──長兄じゃん。「あははは」と顔に手を当てて笑ったのち、「はあああああああああああああああああああ!?」と叫ぶウキョウ。
話を聞くともうすぐ『棘姫と呪縛の憂国』乙女ゲームのシナリオ展開通りに婚約者に婚約破棄されて破滅すると言い出す。
失恋。しかも婚約相手は実の兄。
さらにウキョウはこの世界はMMORPG『イルミンスール』を模倣世界だと勘違いしており、確認のため王位継承権争いを防ぐため野に放たれた兄姉たちに助けを求めるのだが、調べていくうちに国家転覆を企てる存在を知りある計画を立てる。それは奇しくも乙女ゲームのシナリオ展開通りの断罪イベントだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-17 19:11:58
27857文字
会話率:47%
「聖女の力が失ったことを未来の夫に相談もない。これは私の婚約者としての自覚が欠けていると思わないか?」と婚約者のヘルムート第二王子は、パーティー会場で元聖女ユズに尋ねる。
「信頼関係が築けないのなら、これを機に婚約破棄をするのもいいだろう」
虎視眈々と次期王妃の座を狙う貴族派の人々からの視線に耐えかねて婚約破棄を受け入れる。
聖女でもなく次期王妃でもなくなったユズの前に、王位継承権を破棄した第一王子ハインツがある提案をする。
二人の王子の偏愛にユズは……。
※ざあ要素あり。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-18 08:12:28
9578文字
会話率:43%
聖女コーネリアは、婚約者たる第一王子から婚約破棄を告げられる。
だが、婚約破棄することが婚約者が王位継承権を剥奪されることを理解していた彼女は素っ気なく、対応する。
何故、聖女との婚約破棄が王位継承権を剥奪されるのか、何故聖女と結婚しなくて
はならないのか、それには理由があった。
それは王家が呪われているからである──
※カクヨムにも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-02 20:00:55
3404文字
会話率:56%
ドリス・オヒギンスは第一王子の婚約者だったが、いわれのない婚約破棄をされる──が婚約者の姉の元王女が其処に来て第一王子をボコボコ(精神物理両方)にした上で、やって来た国王陛下に告げ口をして第一王子は王位継承権を剥奪される。
その結果第二王子
と婚約することに──
カクヨム、アルファポリスでも掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-01 18:30:31
6854文字
会話率:68%
《第二部までのあらすじ》
破壊の力を持ち『月夜の悪魔』と呼ばれ戦の道具とされた朔夜(サクヤ)。
王位継承権を奪われ、兄王に虐げられ育った龍晶(リュウショウ)。
二人の少年の間に芽生えた友情。しかし龍晶の為に戦った朔夜は記憶を失う。
それでも
王の命令により朔夜を戦の道具とせねばならなかった龍晶。
朔夜は不信を募らせ、本物の悪魔と化して龍晶を半死半生の目に遭わせる。
更に龍晶は王に逆らう罪人として追われる身となった。
そこに現れた皓照(コウショウ)が、悪魔を撃退する。
反乱に協力するという皓照の力の大きさを見て、龍晶は兄王に対し反旗を翻す事を決意した。
一方、皓照は悪魔となった朔夜の力を危険視し、再びの対峙の末、その息の根を止めた。
ややシリアス戦乱ファンタジー 第三部
随時挿絵を増やしていきます。改稿部分は絵有り。
苦手な方は設定より非表示にしてください。
http://m-pe.tv/u/m/novel/?uid=higu&id=11
上記サイトにて掲載。移設中。
第一部はこちら
https://ncode.syosetu.com/n5105hx/
第二部はこちら
https://ncode.syosetu.com/n2842hy/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-23 18:46:44
338857文字
会話率:39%
デウスマキナ王国・・・
この国は次期王を【魔力・能力・神力】の強さによって王族や国民に決められる。勿論、身分や権力の差は影響しない。王族や国民からの推薦や立候補で上位100名になった者には王位継承権が授与される。
そして•••現国王の息
子というだけ魔法が使えず、知性も無く、国民から疎まられるている王子、ハルディア=ソールも又、王位継承者だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-17 12:29:55
4958文字
会話率:51%
「突然ですが、王妃様(未来の義母)がお亡くなりになられたので、次期王様(未来の夫)を尻に敷きたいと思います」
カサンドラ公爵令嬢は美しく知性があり剣術も嗜むまさに完璧なご令嬢。
しかし彼女の婚約者である王位継承権第一位のダズル殿下は、
馬鹿でデブでマザコンで泣き虫でダメ男。
そんな人が旦那様だなんて絶対嫌だと長年思い続け、ついに障害であった王妃様がお亡くなりになった。
彼女は全力で殿下を調きょ……育て直し、理想の旦那様を手に入れる。
悪役でも薄幸からの溺愛でもない令嬢の物語、ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-14 07:05:58
4371文字
会話率:45%
第二の王家アラバスター家の一人娘、ジュリア・アラバスターは、一を言われれば十を言い返していた。それは「十倍返し令嬢」という異名がついたほどに。
しかし今や昔の話。彼女は現在王位継承権第一位の婚約者の暴力や頭の足らなさ、浮気に頭を悩ませて
いた。
とうとう、婚約を破棄するなどと言い出した殿下に、彼女は今まで積み重ねて来た10倍返し復讐をするも......?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-19 15:42:45
5786文字
会話率:54%
気が付いたら異世界転生をして小さな子供になっていた。
手を繋いでいるのは兄であり王位継承権第1位を持つ人物。我儘は言わない良い子になります。だから悪役ではありませんように。
そんな願いも忘れた頃、兄に婚約者ができお義姉様と慕い兄共々仲良
くしていたのに、学園へと入学してからどうも雲行きが怪しい。
お義姉様の悲しんだ表情に兄の隣には男爵令嬢が居る。え?優しいお義姉様が悪役令嬢なの?
無実の証拠を探さねば!お兄様へのざまぁを止めなければ!
そんな妹が頑張るお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-03 21:00:00
54490文字
会話率:34%
十五歳になると天からスキルを授かる世界。
主人公レイシュンは国王の息子として生まれ、次期国王に相応しいスキルを授かることを望まれていたが、実際に得たのは『悪食』という最底辺の外れスキル。
どんなものでも食べられるだけの役立たずな能力だった。
「貴様から王位継承権を剥奪する。こんな汚点を歴史に残すわけにはいかん」
レイシュンは次期国王の座を奪われ、着の身着のままで国外追放までされてしまう。
ところが、実は『悪食』の正体は、文字通り『何でも』食べられる規格外の能力だった。
硬い金属や形のない炎、それどころか物理的な存在ではない幽霊や呪いまで、レイシュンは本当に何でも食べることができたのだ。
そしてレイシュンはふとした偶然から龍王の娘と出会い、彼女を悩ませていた呪いを『食べて』無効化し、すっかり気に入られたことで成り上がりの道を駆け上がっていく。
一方、レイシュンを追放した王家は大きな不幸に見舞われる。
能力を覚醒させたレイシュンに頼ればすぐに解決するはずだったが、つまらないプライドのせいでなかなか頭を下げることができず、上から目線で戻ってこいと言うばかり。
自業自得で苦しむ実家の連中のことはさておいて、レイシュンは新たな人生を謳歌するのだった――
※「残酷な描写あり」のタグは保険です。
※タイトルは仮題です。別の案が思いついたら変更します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 07:01:45
100756文字
会話率:32%
先祖返りで狼の姿をとる第一王子のイディム殿下。
そんな殿下の身の回りの世話をする、腰掛け騎士兼侍女のレオナ。
レオナは誰かに嫁ぐ気満々だったが、高身長のせいで誰にも求婚されないでいた。
そんな中、流行り病で二人の王子が他界してしまい、王位
継承権が最下位だったイディム殿下にも妃探し&子作りの使命が陛下から下される。
イディムの妃候補が見つかれば、陛下の権限により結婚相手を身繕うと言われたレオナは奮闘するがー?
※ヒロインは兄の影響で口が悪いです。
※他サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-28 22:49:29
7846文字
会話率:29%
第三王子ジーレックは国王(お父さん)国王になる王位継承権があるが第一王子と第二王子の戦いになり、第三王子の争う隙が無く可愛そうなので甘やかされながら育った。
甘やかして育てた第三王子はデブでクズになった。
金・女・暴力など自分の思うがまま
だと思っていた。
しかし、第一王子・第二王子は協力し第三王子を追放に追い込んだ。
追放された第三王子は国民に嫌われ、ボコボコにされシスターの手伝いをする物語。
(短編)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-26 23:00:00
5891文字
会話率:48%
朧気ながらも前世の記憶があるクロイツ。
ナスカ王国と呼ばれている国家の王族であり、王位継承権第一位の存在なのだが、何故か双子の弟妹、両親、その流れで本来は自分を守護するべき騎士達からも疎まれ、暗殺とも言えないレベル、直接的に命を狙われ
る状況に陥る事になる。
何故かこの大陸の何と比較しても突出した力を持っていた為に難なく雑な暗殺全てを躱すのだが、この国がホトホト嫌になって脱走し、前世から患っている“彼女が欲しい”と言う病を癒すべく行動する。
強制的に奴隷となってしまった人々を救いつつ、楽しく生活しつつも“彼女が欲しい”と言う野望を叶えるために日々活動するのだが、その中で多数の出会いがあり、時には涙をのんで別れ……再び出会い……。
そのあり得ない力を如何なく発揮して、大陸中に弟子と共にその名を轟かせていくお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-30 21:00:00
442411文字
会話率:43%
王国北部の伯爵令嬢クラウディアは、王位継承権第一位の王子から、ほかに好きな女ができたことを理由に一方的に婚約を破棄される。
父である伯爵から、王国第二の都市である副都に気晴らしでもしてこいと言われたクラウディアは日程も決めない、気ままな傷
心旅行に出かける。
その旅行先で悪漢に襲われかけるが、それを単身で救ってくれたのが副都を治める総督の任にある王子アルファードだった。
美形の王子アルファードに一目ぼれされたクラウディアは結婚し、総督夫人となる。だが、発展していく副都と優秀なアルファードを敵視する王都側との対立はやがて激しくなっていく。
ハッピーエンド確定、ざまぁあり、魔法が存在する設定なし、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 14:00:00
66582文字
会話率:37%
親の決めた婚約者がいるレティは、どうしても結婚後の自分が思い描けず婚約期間を三年延長した。その間、彼女は第一王女アリスの護衛をする事になる。その王女アリスは独身のまま王族として公務を担っていたが、ある日彼女は国王である父に王位継承権を要求
する。
恋愛感情がわからないレティ、王女としての矜持をもって行動するアリス、王太子の立場を脅かされるリチャード、何としてもリチャードの王位継承権を守りたいエドガー、婚約者に振り向いてもらいたいグレンの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-11 21:24:42
237464文字
会話率:64%
第一王子アルバートは王位継承権を持たない
城の離れで悠々自適に過ごすギャンブル好きな王子だった
王太子である腹違いの弟が誘拐され借金帳消しを条件に救出任務を命じられ引き受ける
剣の腕は一流だが、ポンコツ王子では無理と判断した護衛件側近のニッ
カは天才調香師、ニコン・カーターに同行を求める。匂いをかぎ分ける能力に特化した彼女は悪魔のような条件を王子に提示する
「死んだら私に体ちょうだい、献体として」
悪魔のような調香師とポンコツ王子のコンビが繰り広げる王太子誘拐事件折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-10 19:46:18
10052文字
会話率:67%
「貴族連中は俺の王位継承順位と女の隊員を入れることが気にくわないらしい、だから俺の親衛隊を再編する」
誰よりも優秀だが国交の為にと王位継承権二位のままの第一王子、その親衛隊が解体され新たに再編される
継承権一位を頂いているが全くもって無
能な第二王子に、魔族と人間が別々の国で暮らしていた前時代の風習から女を軽んじる貴族
第一章連載中
新たな親衛隊のメンバー、皆問題を抱えている?
第二王子婚約者の苦悩、婚約破棄を目指せ!!
継承権一位を手に入れ国を変えろ!
第一王子と一癖も二癖もある、過去や問題を抱えた新たな隊員達
魔法があり魔族が居る世界で、古い風習をぶち壊し、魔族とも手を結ぶ、婚約破棄あり、ちょっとした戦争あり、国際犯を逮捕する、ハチャメチャな第一王子の親衛隊と仲間の話です
※登場人物の生まれや過去など、人によっては重い、と思うこともあると思います折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-07 21:27:56
47212文字
会話率:58%
三王子であるメレデリックは王位継承権争いで負けてしまったーー。彼の兄である第二王子が王太子に任命された後の室内は重苦しい空気に包まれていた。だが、そんな空気を破ったのは、当事者である第三王子メレデリックと、婚約者であるシェリー・バークス侯
爵令嬢だった。
*恋愛要素薄めの話です。ご注意下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-29 22:01:11
5677文字
会話率:44%
レティシアは王国でも超がつくほど悪役馬鹿令嬢。傲慢で散財癖があり、恋に脆い。王位継承権が高い、レイモンドの婚約者であることを何よりもステータスとしていた。しかし、横から現れたセシリアにレイモンドを奪われたレティシアはセシリアを憎み、あの手こ
の手を使い、セシリアを陰湿に虐めて、死刑へと追いやった。
それが1回目の人生だった。2回目の人生で、愚かにも同じ行動を繰り返したレティシアは同じく回帰を果たしたセシリアに虐めを悉く交わされ、最終的には墓穴を掘る形で死にたいと思えるほどの苦痛を味わい、レティシアは悪女として処刑された。
そして、3回目の回帰。レティシアは回帰していたことと、前世は日本人だったことを自覚し、1回目と2回目でセシリアを虐め、レイモンドに振り回されていた人生を恥じて悔い、心を入れ替えることとなる。
貴族の体裁や王妃教育、さらにはレイモンドやセシリアと二度と関わりたくないとこりごりする。3回目の人生では誰に恨まれることもなく、恋から離れ、悠々自適なスローライフを過ごすために安心して過ごしたい!
そんな理想的な地を求めて探していたところ、1000年前に勇者によって封印されていた魔族をひょんなことから封印を解いてしまい、魔王としてあがめられることに。
魔法の才能な開花、前世の知識を元にした来るべきスローライフに向けての準備、セシリアからの嫌がらせへの仕返し…国外追放までにやることがたくさん!敵も多いけど、新しい人生を謳歌するために自分を慕ってくれる魔族の魔王として頑張るストーリー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-21 18:00:00
62442文字
会話率:47%
「ペンは剣より強し」・・・グラノノエールにあることわざ。
最近若者言葉として、「ペン剣」って略されている。
なにせ物書きが少ない世界だから、貴重がられる。
色んな意味で・・・
母は王族の元姫、父は一般人。
王位継承権を持っている者として、
物書きとしての旅をすることになった。
自分らしさの檻の中でもがいている俺を、救ってくれたのはひとりの女だった。
名前はビセラ。
これ以上は冒頭にふさわしいか分からない。
とりあえずハッピーエンドで終わることは知らせておこう。
*(この作品は別の小説サイトにも投稿しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 12:07:14
26303文字
会話率:6%
もうすぐ「くのめの」王はお隠れになる。
王位継承権を持つ者は王の残した子供にあたるが、その数、約五十。
歴史上その世界の理によって、王子と姫に王命が下った。
「樹海の魔物が生成する赤い石、その一番大きな石を持って登城した者を次の王とする」
王の子供として教育係と暮らしていた双子のきょうだいギリスとマニス。
王の一番の期待はギリスに。
そして頭の弱いマニスは、ギリスの身代わりとしてギリスとの登城を目指す。
教育係のサラヤのふりをするために指名された美男子は、新米兵。
名をアトシと言う。
マニスと共に旅を始めたアトシは、道ならぬ恋をしてしまう。
・・・男性の上に、身分違い?
いいえ、最後までお付き合いいただけたら幸いです。
このお話はハッピーエンドです。
(※この作品は別の小説投稿サイトでも公開されています)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 10:47:31
16307文字
会話率:47%