久しぶりに届いた、『渡部エリー』からの手紙。
彼女とは、数年前まで同じ劇団、『エターナル・ワールド』で活動していた。
俺はただ、舞台の上の彼女のことが好きだった。それだけだったんだ……
最終更新:2025-02-12 21:04:17
14648文字
会話率:24%
僕が小さい時田舎のじいちゃん家に遊びに行った。
その時若い桜の木の下で不思議な女の子に出会った。
年は少し上くらいろうか。
その子と意気投合し仲良くなってじいちゃん地にいる間はずっと遊んでいた。
数日間のその不思議な出会いは、僕にとって掛け
替えなくとても大切な思い出となった。
きっと僕はその子のことを好きになったんだと思う。
僕は実家に帰ることになった日の朝その子に当分会えないことを伝えると寂しそうな顔をして「またね」と言ってくれた。
十数年の時が経ちまたじいちゃん家に行くことになった。
昔の記憶を思い出しあの桜の木に行ってみることにした。
あの子はまだいるだろうか、そもそもあの子は誰だったんだろうか。
そんな考えを巡らせながら桜の木に到着するとそこには立派になった桜の木があった。
その木の影からあの子があの時と変わらないけど少し大人びた笑顔を向けてくれた。
「待ってたよ」その一言から僕のはつこいの続きが始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-11 00:18:13
723文字
会話率:5%
レトロゲームの魔王に憑依転生してしまったらしい俺。
タイミング最悪なことに、最終決戦開始5秒前だった。
最終更新:2025-02-10 21:21:36
1215文字
会話率:40%
今から思うと、バイトの休憩時に社員食堂の扉を開けた事が間違いの始まりだったんだと思う。
たが考えてもみてほしい。誰があの社員食堂が異世界と繋がってるなどと想像出来るだろうか。
バイト初日だったのだ。異変に気づけるはずがないだろう。
あの扉
の先には、5人の先客がいた。
赤、青、緑、黄、桃、の5色の髪をした人々。
戦隊レンジャーを思い起こさせるような、美しい男達と1人の女。そう、この国宝級美貌の戦隊ヒーロー達の事だ。
バイト先は、大型ショッピングモール内の店だったため、食堂にいた戦隊達は、ステージでの戦隊ショースタッフだと思い込んでしまっていた。
自分は何となく流れでここまで来てしまっただけだ。
まさか討伐記録係の黒レンジャーになるなんて。
こんな国宝級美貌の戦隊ヒーロー達との旅なんて碌なことがないに決まっている。
戦士としてお荷物にしか見えない自分に、イケメン野郎共が厳しい言葉をかけてくる。
『こっちが寝たふりしてると思っていい気になりやがって。こんな失礼な奴ら、二度と敬語で話してやったりしない。お前たちなぞタメ語で十分だ』
著者 : クロイハル
書籍 : 国宝級美貌の戦隊ヒーローと私の討伐記録
引用箇所 : 第三話〜あの時私が内心思ってた事〜
決して気を許したりしないと誓うハルと、自由人のハルを持て余す戦士達の旅のお話。
そしてそれは、あり得ないタイトルで恋愛カテゴリーに入っていく、無謀な物語でもある。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-08 07:30:00
367801文字
会話率:36%
恋人と別れて泥酔した私の隣には見覚えのない人が…
あの人は一体誰だったんだろう?
最終更新:2025-02-06 06:58:23
2257文字
会話率:0%
「お前さ、茅子(かやこ)のコト好きだったんだろ?」
俺たち三人、茅子、暢(とおる)、そして俺(丈(たけし))は同中の幼馴染みだ。
いや、茅子と暢が家も隣同士のホントの幼馴染みだった。
そして、暢が茅子に惚れてるのは誰の目にも明らかだっのだが
、残念ながら、茅子は【まるで】気づいていないという〝幼馴染みあるある〟だった。
「な、な、なに…い、言って、んだよ……そんな訳あるかy…」
暢(とおる)という字は『暢気(のんき)』の〝のん〟だ。茅子も『とおる』でなく『のん』と呼んでいる。
だから、ズバっと言った方が親切だと思ったのだ。
「……悪い、俺シちゃった!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-04 05:10:00
14057文字
会話率:49%
林シュウエンは皇龍連邦の城壁に立ち、足元で咆哮する妖獣の群れを見下ろしながら、腕に浮かぶ三つの霊気の渦を蒼き光輪へと変えた。測定器が「黄級九階」と表示した時、彼の精神世界で丸まっていた雪霊蛇が龍の瞳を開いたことに誰も気づかなかった。
「こ
れが人類最強の力か?」クレイ連邦から届いた降伏勧告書を踏み潰すと、背後にある虚空の裂け目から九尾火狐の鋭い爪が現れた。六連邦の連合軍が百里先で集結しているというのに、彼の妖獣たちは最後の妖核を誰が食べるかで喧嘩していた。
この世界は知らない──
ノーザ砂漠が禁術で人造妖王を作り出した時、彼が道端で拾った傷ついた小蛇が、一振りで機甲軍団全体を海底に沈めたことを。
デノス連邦が霊媒師を獣使いより劣ると嘲笑した時、彼が三つの渦を逆転させて造り出した神殺しの槍が、白濤連邦の護国巨鯨を氷崖に串刺しにしたことを。
そして最も皮肉なのは──
六連邦が血眼で争う「霊力コア」が、実は雪霊蛇の抜け殻に過ぎないことを。
「人間と妖獣の戦争?」紫薇連邦の交渉団を見やりながら、林シュウエンは肩で霜を吐く雪霊蛇を撫でた。「心配すべきは…」
空間を引き裂く手振りと共に、九頭の妖獣の幻影が背後に現れた。
銀鱗蛟龍が皇龍連邦の誇る龍脈結界を粉砕し、
玄甲地犀がデノス連邦の不落を謳う砂塵要塞を蹂躙する。
そして常にペットと間違われる雪霊蛇は、額の龍紋を輝かせて戦場の妖獣たちを次々と懐柔していく!
連邦上層部は絶対に認めまい──
この「人類反逆者」が妖獣契約紋で彼らの霊力ネットワークを逆侵食していることを。
この「黄級の落伍者」が三霊気渦覚醒時から玄級妖獣を素手で握り潰せたことを。
そして最も致命的なのは──
衛星で追跡中の「妖獣女帝」が今、林シュウエンの寮で滅世龍炎を使って焼き芋を作っていることを!
「追殺令か?」六連邦の秘法が刻まれた霊気の翼を広げながら、林シュウエンは笑った。雪霊蛇が氷晶の剣となって掌に収まる。
剣先が指す先で、クレイ連邦の浮遊島が龍の咆哮と共に崩壊する。
「教えておくが──」ノーザ最強の体術師の残骸を踏み台に浮上しながら、彼は宣言した。「妖獣契約紋を精神空間に刻んだ瞬間から…」
「この戦争の名前は『俺の契約獣征服計画』に変わるべきだったんだ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-02-03 16:10:22
2502文字
会話率:21%
リーマン×伯爵令嬢!? 社畜を卒業した異世界転移者と、婚約破棄された伯爵令嬢の恋の行方は。
→今思えば、あれは遅ればせながらの『初恋』だったんだろう。
山田太郎は社畜の如く働く会社員だ。
激務を続けていた或る日、意識を喪った太郎が目覚めると
そこには見たこともない景色が広がっていて……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 07:07:02
6050文字
会話率:24%
ちょっと前まですごく嫌だったんだけどね
キーワード:
最終更新:2025-01-27 11:40:50
674文字
会話率:0%
みなさんこんにちは! 私はこの街に住む龍、長辺 奈子(ちょうへん なこ)です! ナコちゃんって呼んでね!
ここでは私やこの街の日常をお届けするよ! 変な話ばっかだと思うけど楽しんでいってね!
おっと、自己紹介を忘れてた! 私ったら
ドジっ子なんだからっ!
見た目はね、女子高生って聞いてパッと思いつく姿があると思うんだけど、それを一旦捨ててもらって、太めのうどんを想像してください! それが私です!
あ、この右手に持ってる玉ですか? そうですよね、気になりますよね! 龍ってみんなこういうの持ってますもんね! 実はこれ、初恋の人のキンタマなんです! 卒業式の時に勇気出して告白したらくれたんだぁー! なっつかしい〜!
けど彼はもう死んじゃったの。
なんかいきなり爆発して死んじゃったの。
私、悲しかった。
目の前で最愛の人が亡くなって、おかしくなっちゃったんだ。
その時私はまだ鯉だったんだけど、悲劇を乗り越えて龍に成ったの。
だから読んでよ、私の物語。
っていう感じは私には無理なので、スーパーハイテンションで行くよーっ!
ナコの街、開幕開幕〜!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-19 23:07:24
2505文字
会話率:42%
親友の陽介が行方不明になって2年と2ヶ月が過ぎた。そんなある日、もう1人の親友である義浩がおかしなことを言った。
「あの時すでに、陽介は居なかった」
あの時とは、俺と陽介と義浩の3人で神社の前で「じゃあな!」と別れた時のことだ。義浩
は最近急にそう思い始めたのだという。そんなおかしなことがあるか、と俺は一蹴した。
数日後神社を訪れた俺は、あることを思い出す。
『陽介は神社を出る前にすでに居なくなっていた』
そうだ、そうだったんだ。なぜこんな大事なことを忘れていたのだろうか。俺はすぐに義浩に言った。
その後神社でおみくじを引くとそこには、
『おもいだすべからず』
と書かれていた。なにか大きな意思によるものなのだろうか、と俺達は霊や神様の存在を疑い始める。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-24 17:49:04
11986文字
会話率:44%
高校2年生の僕は引きこもってる。
別にこれといった理由があって引きこもってる訳じゃない。
父親がいなかったり、母親が陰謀論者だったりはするんだけどね。
だからそんな僕は時計校を上ったんだ。時計校っていうのは止まらない時計がある、廃校舎のこ
と。高いところに行きたかった。
死のうと思ったわけではないけど、死んじゃうかなとは思った。
時計校の屋上に行くと女の人が立ってたんだ。
いわゆるボーイミーツガールってやつ。
その瞬間、僕は思ったね。
このボーイミーツガールを最高にしてやろうって。
でも結局は失敗に終わった。
だってそのボーイミーツガールは偽物だったんだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 18:50:11
31155文字
会話率:27%
私は3級神エリカ、発明を司る神だ。一番下の身分の女神だけど、私はいずれ主神オーディンすらも倒してやろうと画策している。私と交流がある神は、運命の3女神と1級神のノルンくらいだ。美と豊穣の女神フレイア? あいつは私の敵でしかない。いずれ倒して
やる。そんな野心あふれる私の成り上がり物語……になるはずだったんだけどなあ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 10:21:57
68584文字
会話率:37%
新人さんに求められるレベルは低いうちの職場。
経験者じゃなくてもいい。今いる中途の人たち、ほとんどが未経験だったんだから。
だけどな、最低限必要な能力ってのはあるんだ……それはね……
最終更新:2025-01-16 22:12:49
2825文字
会話率:2%
俺、五十嵐は配信者としてそこそこ楽しい毎日を送っていたけど、ある日、親友で配信仲間の福田と映画を見に行く約束をした直後、不運にも事故で命を落とした。気がつくと真っ白な空間に立っていて、天使から「未練があるなら幽霊として現世に戻れる」と言われ
た。俺の未練って何だ?考えてみると、福田に対する曖昧な気持ちがどうしても頭から離れない。そんな自分の本心を確かめたくて、幽霊になる道を選んだ。
透明になった俺は、福田や配信を見てくれていた人たちの変化をそっと見守る日々を送る。少しずつ彼らが俺を忘れていくのを見るのは、正直、胸が苦しかった。それでも福田だけは俺の死に囚われているみたいで、見ていて辛くなる。俺が本当に伝えたかったのは何だったんだろう。俺の未練が晴れる日は来るんだろうか――そんなことを考えながら、幽霊としての“もう一度の人生”を生きていく。
揺蕩う……
水などに浮いているものや煙などが、あちらこちらとさだめなくゆれ動く。
ひと所にとまらないでゆらゆらと動く。
ただよう。
心が動揺して定まらなくなる。
気持ちが定まらずためらう。
心を決めかねる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 18:36:51
23572文字
会話率:37%
優れたルックス、文武両道、という男性として優れたツノを俺は持っていた。
それ故、俺は他人を守る側の人間で居ることが出来、自分自身で何でも解決できる能力を持っていた。他人の力なんて無くたって、他者に勝てるほどの大きなツノを持つカブトムシだった
んだ。
だが、そんなある日俺はツノを失った。
俺は、私になったんだ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-16 00:27:44
118334文字
会話率:40%
西暦2600年。
400年ほど前に宇宙人の存在が公に認められて協力関係となってから……悔しいけれど、人類の文明はとてつもない速度で成長することとなった。
少し前からは、ぼく(16)でも地球から遠く離れた星に一人暮らしすることが当たり前にまで
なった。
ぼくが移住した無人星。一人だけの楽園!大変だけど楽しい生活がこれから始まるはず、だったんだけど……なんとぼくと同時に着陸した宇宙人がいるんだ。
これはぼくとinv星人の、日常の物語……だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-15 23:02:46
12844文字
会話率:45%
小説を書いてて気付いた、ノベマ!の賞レースに全落ちして気付いた、俺を鬱にさせていたのは小説だったんだ。
最終更新:2025-01-14 01:07:49
219文字
会話率:0%
空ってこんなに綺麗だったんだ。
最終更新:2025-01-08 18:54:41
672文字
会話率:0%
とある学校の教室ににて
4人の男女がいた
1人の男性は椅子に座って寝ている
2人の男性は発狂して気絶する
1人の女性は寝ている男性を食おうとしている
そんなことをしようとした時、突如、魔法陣が現れる
魔法陣が突如現れたことに気づいた女性は片
手で男性3人を掴み、窓をぶち壊して飛び降りて街に逃げる
逃げるが魔法陣は女性達を追いかける
ついに魔法陣が光って来たのは王城!?
さらに4人は別の世界で勇者と戦闘していた魔王だった!?
これは前世魔王をやっていた4人が魔王討伐をする物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 15:02:01
14472文字
会話率:69%
僕の名前はロレミュリア=ガストンブルク。
自分の名前で噛みそうだからロイって呼んでほしい。
ガザニア帝国建国時から代々国に仕える侯爵一家の長男として産まれ、幼少の頃から侯爵家の次期当主として教養と立ち振舞い、魔法の教育・様々な武器の
扱いに格闘術、処世術等の様々な教育を受けてきた。
しかし、僕には誰にも言ってない秘密がある。
それは……………………。
「元々日本人だったんだよなぁ……」
階段から落ちて異世界に転生した彼の次の人生は、成り上がり主人公でもチート主人公でもなく、超絶エリート貴族の長男だった。
前世の記憶を持ちながら、異世界で貴族として振る舞わなければならず、その葛藤に常に苛まれるロイ。
「本当は皆平等が一番だと思ってるんだよ!」
そんな貴族らしくない彼が貴族として頑張るお話。
2024/1/8より、毎週月曜朝9時に更新。
1/8更新はまとめて数話更新予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-06 09:00:00
135475文字
会話率:45%
人気男性アイドルグループに所属していた司馬拓哉は、その傲慢さ故に芸能界で居場所を失い、アイドルを引退した。
引退後は退廃的な生活を送っていた拓哉は自分の推しである大手Vtuber事務所にじライブ所属のバーチャルライバー〝竹取かぐや〟の音楽ラ
イブを見たことでアイドル時代の夢が蘇り、気がつけば〝にじライブ三期生募集オーディション〟に応募していた。
そこで彼を待っていたのは、夢のライバー生活――になるはずだったんだけどなぁ……。
※ストーリーメインの小説のため、シリアス展開苦手な人はブラウザバック推奨します
この作品は「ハーメルン様」にも掲載しています。
https://syosetu.org/novel/234105/
ツイッターはじめました。
更新通知や創作関連のツイートをするアカウントですが、よかったら見ていってください。
https://twitter.com/snk329折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-03 00:10:00
1188112文字
会話率:45%