スライム=最弱。
数多のゲーム、漫画、小説等で定義づけられたこの等式は、人類の殆どが頷けるものであろう。
だが、この世界で『スライム=最弱』の等式が存在することは無い。
スライムに滅ぼされるこの世界では。
『スライム襲来事件』
西
暦2025年、日本時間6月6日21時00分。
突如、空から降下してきた未確認生物により、日本の人口は約4分の1になってしまう。
この事件から10年後、日本に存在する都市は僅か三都市にまで追い込まれた。
ただし、この三都市は数多のスライム討伐企業に護られており、首都『新東京』では、大手スライム討伐企業【水島組合】の努力のお陰で、都市内にスライムが侵入することはこれまで1度も無かった。
新東京に住む16歳の少年・祭奈メルマは、街を歩いている途中にスライムと遭遇。
スーパーヒーローになる、という昔の夢を思い出したメルマは、自力でスライムを討伐するが、何故か半身がスライムに変化してしまった。
これは、スライムを身に纏う醜い少年が、増えに増えたスライム共をぶっ殺し、スーパーヒーローとなるまでを描いた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 21:16:38
6413文字
会話率:30%
はじめに
最近よく頭の中を巡る考えがある。私は僕は俺は自分は総じて、"人ならざる者"であると。"人ならざる者"というと、神や仏、生物学的に人間とは異なる存在などを想像するかもしれないが、それは違う
。例えるなら欲に蝕まれた男が街へ繰り出し、賭博で敗北し、酒と食い物を貪り喰い、女を抱くために道行く女へ声をかけるもことごとく断られ、挙げ句の果てに酔いが回り道端で吐いた吐瀉物のような存在、人のなりをした醜悪な化け物である。当然人権など適用されることもなく、一般的な人間よりもあらゆる面で劣っている。生存することで人間の役に立つこともない。そのくせ、中途半端で曖昧な欲望のようなものは持っていて、それが満たされることは無い。
そのような化け物がこうして生み出したものだ、ろくなものではないのは確かだ。ただ、化け物として、許されるのであれば一度表現をしてみたい。誰も読むことのないであろうこの文章とも言えないような文字の塊をここに置いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 18:19:46
6348文字
会話率:0%
古道具屋で売られていたのは、意識を持っているイスでした。
そのイスが買われた家にいたのは、イヌが欲しいと考えている男の子でした。
願いが叶うという流れ星の夜に、イスは自分がイヌになりたいとお願いをします。
その願いは無事に叶えられたのですが
……
普通の人は、イスに話しかけたり、イスをかわいがったりすることは無いでしょう。
イスに対して人間の機嫌を取れとか、人間に服従しろなんて言うことも無いでしょう。
ですが、イヌに対してだと……果たしてどうなるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 22:44:50
8313文字
会話率:19%
伯爵令嬢シンシアの婚約者は、バッカスという稀代のモテ男だった。彼は、来るもの拒まず、たくさんの令嬢を側に侍らせ、シンシアやシンシアの父親の忠告にも耳を貸すことは無い。
そんなバッカスがある日、本気の恋に落ちた。けれどそのお相手が問題で、
シンシアもバッカスの親友ウィリアムも顔を顰める。必死で忠告しようとする二人だったが、バッカスは「皆まで言うな」と耳を貸さない。
ウィリアムがシンシアを愛していることを知ったバッカスは、父親であるゼウス侯爵も交えた話し合いの場で、シンシアとの婚約を破棄することを決める。けれど、バッカスの恋の相手の名前を聞いたゼウス侯爵は、あられもないほど取り乱し始め――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 13:03:30
7177文字
会話率:50%
ある日、王が殺された。
落ちていたのは一枚の竜の鱗、効率を追求する騎士団によって竜人族は絶滅した、かのように見えた。
そんな感じの物語
なんも知らないガキが執筆したので、文法めちゃくちゃですが、読めないことは無いと思います。
ほんとに小
説読まないので、パクリと思われるかもしれませんが、オリジナルです。
後半殆ど自己紹介ですが、短いお話なので読めば分かります。
ちなみに初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-15 19:34:38
912文字
会話率:44%
―プロローグー
一人の子どもが草原に立っていた
両手を後ろに固定されて身動きが取れない
その瞳には、虚無を映している
両親も友もいなければ、見送る者もいない
空からバタバタと機械音がしたので見上げてみる
深い紫色をしたゴンドラ船
が地上に着陸しようとしていた
草原が風圧で波をうっている
子どもはただただ見上げていた
自分を迎えに来たと思った
そこには悍ましい数々の悪魔が住処にしていた
子どもを見下ろす
不快な笑みを浮かべてこう言った
『生ごみ人間』
絶望はまだ始まったばかり
もう何も言うことは無い
―あの時は、ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-13 00:14:15
86024文字
会話率:32%
何度も転移転生を繰り返した私は、7度目の転生で、貧乏男爵家の娘ダイナとして生まれ変わった。
安穏とした人生ゲット!と喜ぶものの、持参金を用意できないほどの貧乏な実家から、侯爵令嬢の侍女として働きに出されてしまったのだ。
けれど、過去の悲惨
な人生に比べたらなんてことは無い。
それなりに懸命に生きるうちに、仕事が認められたり、素敵な恋人ができたり。
こんな人生も悪くないかも。
のんびり異世界生活譚です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-13 21:13:45
132926文字
会話率:24%
今年から2年になる荒木 神楽の通う佐倉高校には同じ学年で可愛いことで有名である北風 真美がいる。神楽は明るい性格で陽キャである真美とは反対にぼっちで陰キャな性格であった。神楽は絶対に真美には関わることない、彼女は違う世界の人間だ、と思い、3
年間関わることは無いと思っていた。そんな時、夜に1人で泣いている真美の姿を見てついお節介を焼いてしまう。それだけの関係だと思っていたが、そこから2人の物語はまわりを巻き込み加速していく。
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カクヨム様、アルファポリス様にも連載させてもらっています。そちらもよろしくお願いします。
レビューと、星をお願いします。励みになるので。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-10 10:30:17
268557文字
会話率:54%
「俺にだって本音はある……と思っている。言葉にできないだけだ。だけど、本音を言えるお前を羨ましいと思ったことは無い」
俺、こと斉藤建真(さいとうけんま)は建前で生きてきた。常に人にいい顔をする、自分が喋る言葉は嘘ばかり。
ある日の席替え
、俺の隣になった女の子は本音しか言えない子だったーーー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 20:22:39
222948文字
会話率:29%
FruitDaysとは,,, 略ふるでい
歌い手のグループ
りすなーのことをふるなーという
週3で生放送
今度ライブをするらしい
海梨
FruitDaysのリーダー
安定のイケボ
皆に優しい
天斗
熱血系イケボ
スポーツ得意
莉神と付き
合っている
莉神の事が大好き
颯
爽やか系ショタボ
色んな女の子に沢山告白されるが付き合ったことは無いらしい
最近はバイトの後輩に好意を抱いている
澪
だるい系イケボ
普段だるそうにしているが、歌になるとめっちゃかっこいい
実は八夜の事が好き
八夜
両声類
学校ではぼっちで虐められている
しかしFruitDaysの中では、1番人気
多重人格
莉神
カワボ
天斗と付き合っている
普段クールだが、天斗の事がすっごい好き
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-11 23:03:49
2011文字
会話率:87%
なんてことは無い日常の話。
最終更新:2021-04-28 20:24:07
475文字
会話率:0%
春休み、実家の手伝いをしていた俺華道《カドウ》 蒼汰《ソウタ》にとある客が訪れた。その客は見るも美しい美少女であったが2度と関わることは無いと思い記憶から消し去っていたがその客はなんとクラスメイトであることが判明、その美少女甘夏《あまなつ》
玲菜《レイナ》はあることがキッカケで俺に構ってくるようになる しかし玲菜は俺が2次元好きであることを知ると3次元も好き成るようにと何かとちょっかいを掛けてくるようになった。 一向に振り向かない俺に玲菜がとる行動とは!?
注意
作者は脱字誤字等々が良くあります。偶に言葉の意味がわかりづらかったりするかもしれないので訂正の方お願いいたします。恋愛は初めてですので感情表現などに間違いがありましたら申し訳ございません
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-16 07:00:00
115562文字
会話率:56%
覆面調査員の佐藤友子は上得意である病院経営者から面倒臭そうな仕事を紹介されている。いつものような「経営上マズイことは無いか」の調査ではなく、「従業員である妻と離婚したいから離婚可能になる瑕疵を手に入れてくれ」という依頼だ。
依頼人は上得意様
が業務提携したい超セレブ向けスーパーの経営者。報酬額はかなり大。おまけに上得意様がボーナスまで用意してくれると言う。
餌につられて仕方なく仕事を頑張る友子が休暇を手に入れるまでのお話。
「覆面調査員 佐藤友子の本日のお仕事」と同じ世界観です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-14 14:43:36
15812文字
会話率:10%
高校入学を機に、一人暮らしをするようになった高木京介。マンションに入居をする時、偶然にも同じタイミングで隣の家に入ろうとしていた美少女と目が合った。
挨拶はしたが、まぁどうせ関わることは無いんだろうなとか思っていたが、彼女ーーー琴吹麗羅は
京介の予想に反して、積極的に関わりを求めてきた。
「すいません、その、一緒に日用品を買いに行きませんか?」
「あの、もしよろしければこれ……受け取ってくれませんか?作りすぎてしまって……」
「おはようございます。一緒に学校……行きませんか?」
と、色々と関わりあっていく中、しまいには何故か麗羅からご飯作りましょうか?とか言われてしまい、思わず京介はうなずーーーーー
「……っぶねぇ!なんかめちゃくちゃ頷きそうになってた!?その、これ以上甘えるのは流石にーーー」
「大丈夫です!お隣とはそういうものですから!」
「……そ、そうか……?」
「はい!………フフっ、計算通り……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 18:48:13
38842文字
会話率:49%
人の一生は、度々蝋燭に喩えられる。
産まれ落ちた瞬間に焔が灯り、段々と灰になり、やがて燃え尽きた時に死ぬ。或いは、突然吹いた強い風が、跡形もなく熱を消し去る。焔が消えたら最後、もう二度と輝くことは無い。
深い海の底、光は届かない。
二つの心臓は、永遠の底へと沈んでいく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 00:00:00
25807文字
会話率:23%
なんてことは無い日常の或る一コマを切り取った物語です。
最終更新:2021-03-31 00:00:00
2092文字
会話率:0%
主人公である景人はたった一人の兄妹である妹、聖来が治すことの出来ない病であることを知る。
希望などどこにもない。ただ毎日涙を流していた景人の前に一体の悪魔と名乗るものが現れ、提示してきたのは、異世界には病気を治す手段が存在するので、異世界へ
と行かないかというものだった。
現代の技術では治ることは無いと言われていた妹の病気だ。可能性があるのならと景人はその悪魔の言葉を信じ、異世界へ行くことを決意する。
そうして、特別な力は何も持たない無力な、それにしては意気込みだけ一級品である景人の異世界での、チートなし、無双なしで、妹を救うための最弱冒険譚が幕を開けた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-17 19:02:30
379548文字
会話率:53%
人間と魔族…争っていた歴史ももう昔のお話。
今は平和に共存して、思い思いの生活をしている。
そんな中、ずっと絵本の中の存在であった人間に近付きたくて、退屈だった日常を変えたくて、好奇心から思い切った行動をした、なんてことは無いとある魔族の
女の子のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-05 12:18:32
19725文字
会話率:24%
あなたは今を大事に生きていますか?
今の人生に満足していますか?
誰かのために自分を犠牲に出来ますか?
難しいことは考えなくて良いんです。
結果的に満足出来ればそれがあなたの人生の完成系なのです。
誰のためにも自分を犠牲にすることは無いの
です。
自分を大事にするべきです。
でも、もしも自分よりも誰かを、と無差別的なな情愛を持つ人間がいるとしたら、その人は幸せなのか。それとも不幸せなのか。
それはその人にしか分からない。
そして私は──。
今から話すのは私の人生のお話。
ファンタジーがあるわけじゃない。
夢があるわけじゃない。
目の前の私に向き合ってきた私の話。
私の生きた人生の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-03 23:22:09
789文字
会話率:31%
仲の良い家族だったはずなのに、姉はどうして家族を惨殺することになったのか
姉の口から語られる真実と
他人から聞こえてくる真実
どちらが正しく、どちらが間違っているのか
その答えは誰もまだ知ることは無いのだった
この作品は「ノベル
アッププラス」「カクヨム」「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-02 16:07:29
114182文字
会話率:49%