吸血鬼が認知されら人間社会に組み込まれてから暫くたった後。
支配者の人間は自分より高みに登ることを良しとせず、ただ吸血鬼を利用する恩恵を甘んじて受け入れた。
ただ、その美しさと頭脳を生命体として糧とするために。
その誤算を知ることは無い、彼
らは支配者なのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-24 06:00:00
13713文字
会話率:39%
ある理由から生まれ故郷を出たソフィア。旅をするうちに様々な人と出会い、別れ、やがて彼女は故郷を目指す。「帰るまでが遠足です」と言われたことは無いだろうか。これは「帰るまでが旅路である」物語だ。ソフィアの旅にもやがて、終わりは来るのだろうか。
最終更新:2022-06-21 18:04:44
8634文字
会話率:56%
皆さんはニュースを見てこう感じたことは無いでしょうか? “今日も悲惨なことが起きている。なんてひどい世の中なの”と。そんなあなたに朗報です。ニュースを見て一喜一憂する必要がありません。なぜならばニュースは一定のバイアスがかかっているプロパ
ガンダだからです。ニュースを見ている時間をもっと有意義なことに活用しましょう。
嘘だと思うのでしたら最後までお読みください。必ずやご納得いただける内容になっていると思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 21:00:00
25397文字
会話率:2%
幼い頃、不思議な体験をした。怖いと思ったことは無いが、あくまでそれ単体での話だ。いくつもの話が合わさり、一つの怪談となることで、私はその時の体験を怖いと思うようになった。これは、その一つ目の話だ。
最終更新:2022-06-07 07:00:00
6353文字
会話率:54%
小さい時にしか見えないなにかがある。そんな話を聞いたことは無いだろうか。生まれたばかりの弟、自分の子供。見えているものは、同じなのだろうか。
最終更新:2022-05-25 07:00:00
1060文字
会話率:49%
N大に入学したはいいものの、夢がないリリカ。
病気宣告を受け、旅に出ることに決めた。そこからリリカの人生は180度変わっていった。
自分を、人生を変えるのに遅いなんてことは無い。
そう思わせてくれる1冊になってます。
最終更新:2022-05-05 00:21:52
7960文字
会話率:26%
月雲海人は高校生活を満喫していた。
海人は運動能力が高く、テストの点もいつも学年トップだった。
彼に出来ないことは無い。いわゆる天才だ。
ある雨の日、学校の帰り道の階段で足を滑らせてしまった海人は運悪く頭を強打し、帰らぬ人となった
。
* * * * *
アルデルカ王国の辺境の地にて、一人の男の子がいた。
その男の子は15歳という若さで魔術を生み出してしまう化け物だ。
後に彼は世界の英雄として讃えられることとなる。
これはそんな彼と、彼と旅する者達の人生を書き記した物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 21:27:13
4855文字
会話率:32%
戦争のあった二国を結びつけるための政略結婚。
若き王アベルは、結婚相手である十歳年上の王女エステルに「あなたを愛することはない」と告げる。
しかし、エステルには「目を合わせた相手の心の声が聞こえる」という特殊能力があって……。
最終更新:2022-04-11 13:40:15
8000文字
会話率:16%
足音、車のエンジン音、カラスの鳴き声。草の匂い、魚の焼けた匂い、香水の香り。
体を包む熱、服がこすれ合う感触、肌を撫でる風。電柱を照り付ける夕日、長く伸びた影、
闇に染まっていく空。そのすべてが調和したこの平凡な世界に、自分という人間は存在
する。
今日も何事も無く、家へ帰り、風呂に入って、飯を食べて、寝るのだろう。
それは、もう決まりきったことだ。だから、今日という日が何か特別な意味を持っているというわけではない。たぶん明日だって、明後日だって、一か月後だって、一年後、三年後だって、自分を取り囲む環境や状況は変わったとしても、本質は変わることは無いと思う。それが良いことなのか、悪いことなのかは分からない。ただ、この世界が、そういう風に出来ているだけのことだ。そんなこと、当たり前で、何気ない普通の出来事だと、そう思っていた。
はずだった。
気が付くと、そこは森の中。何故か記憶喪失となって目覚めたユウトは、どこか見覚えのある仲間と共に、自分は剣士として行動していた。わけも分からず付いて行くと、未知の化物と遭遇し、ユウトたちは危機に瀕してしまう。なんとか切り抜けることができたものの、ユウトは気を失ってしまった。
次に目が覚めた時は、いつもの教室。何事も無く笑い合う仲間を前に、ユウトは違和感を覚えるが…?
それは、これから始まる物語の、序章にすぎなかった。
これは、二つの世界が交錯する、たった一人の少女を救うための異世界ファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-08 12:00:00
224785文字
会話率:27%
子爵令嬢のシエナは、公爵家の次期当主であるアーノルドにとって五人目の婚約者であった。そんなシエナに対して会ったばかりのアーノルドは「私は君を愛することはない!」と、それはそれは大きな声で宣言した。困惑しつつも案内されたシエナの部屋に、アーノ
ルドの最初の婚約者と名乗る女性がやってきて──?
美味しい料理さえ用意してくれたら何でもいい能天気ヒロインと、やむを得ない事情があったヒーローと、ヒーローを幸せにしたい女の子の話。
※「君を愛することはない」宣言するヒーローにそれなら仕方ないと思える事情があるとしたら、というのが元になった話ですので、ヒロインからヒーローへのザマアはありません折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-02 23:48:42
17185文字
会話率:56%
「最期にもう一度、己の全てを賭けた闘いを」
最果ての地にて志半ばに倒れた死にかけの男が異世界の神に語ったのは闘いへの渇望だった。
異世界に転生すれば命は助かる。ただし、己の最奥のその願いは叶うことは無い。
それでも魔王は異世界にて、
やらねばならない事があった。
呪われた妹を救う為に魔王は異世界へと転生することとなる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-19 08:04:35
61577文字
会話率:52%
代り映えのない西城裕斗の日常。
そんな彼の日常を変えてくれたのは、一人の男?との出会いだった。
これは一目惚れ?
俺は男が好きだったのか……?
浮かび上がる沢山の疑問。
だけど、それらの疑問は名前も何も聞かづ別れてしまった事で、手
掛かりの無い俺には一生晴らす事が出来ない。
そう諦めていた。
彼との出会いは、ただの『偶然』
もう会うことは無い。そう思っていたのに……
「本日から、此方でお世話になります。霧島凛です!」
「え……」
新入社員として現れた一人の女性。
声や、笑った時の顔。
その全てが、あの日出会った男と重なる。
もしかして……。
「先輩。その事、誰にも言わないでもらえませんか」
「え……」
「だから!」
二度目の『偶然』が重なれば、これはもう『運命』ですか?
【仕事の出来るイケメンカメラマン上司 × 恋愛には不器用男装レイヤー女子】
二人の擦れ違いながらも楽しい、非日常な恋愛ストーリーが今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 18:00:00
4254文字
会話率:30%
私には好きな人がいる。彼は目立つタイプではないけれど、いつも落ち着いていてとっても優しい。でも、私の初恋が実ることは無い。何故なら、絶対に勝てない相手がいつも隣にいたから。
※他短編『ずっと一緒にいた幼馴染は、どうやら僕とは付き合わないらし
い』の別作です。完全に雰囲気が異なるので注意。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-26 21:35:28
2301文字
会話率:62%
私は一人で国を守る結界を張る聖女フィラー・リムルルート。
そんな私は、聖女だからという理由で生国の王太子フリード様の婚約者として日々教育を受ける日々だった。
しかし元は孤児出身の私と煌びやかな王宮の水が合うわけも無く、過酷な聖女の役目と王太
子妃教育で毎日が疲労困憊。
それなのに王宮の人達は孤児出身の私に嫌悪の目を向け、婚約者様は義務的に月に一度のお茶会以外では顔も合わせることは無い。
そんな辛い日々を送っていたある日、婚約者である王太子フリード様から相談を持ちかけられる。
「婚約を白紙にしないか?」と、今までの私の苦労を水の泡にする暴言を吐いた元婚約者様にぶち切れ、私は逃亡を決意する。
結界がなくなれば国を守護する力は失われ、滅ぶことになるだろう。
そうなった後で後悔してももう遅い!
ってなる予定だったんだけど……何で世界は平和なの?
世界は平和なまま、やがて連れ戻された聖女は「国を守る聖女と婚約していたにもかかわらずそれを独断で撤回しようした王太子Lv.99」の真意が明かされる……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-18 12:11:11
25791文字
会話率:44%
私、小谷花(こたに はな)はサッカーが大好きだ。
父、賢人(けんと)も普通のサラリーマンだが、小さな頃からサッカーをしていて、今でも草サッカーをしている程、サッカーが好きだ。
母、春子(はるこ)も自分でサッカーを本格的にしたこ
とは無いが、仕事でサッカー雑誌の編集者をしていて、サッカーを見るのが好きだ。
そんなサッカー好きの両親だったこともあり、私は幼稚園の頃から半強制的にサッカーを始めることになった。
半強制的にとは言ったものの、やっている内に自分自身もサッカーにのめりこみ、両親の思惑通り、私もサッカー好きになったのだった。
自分で言うのもなんであるが、実力も中々のものである。
幼稚園、小学校の頃は男子に混ざり、練習や試合をこなして、男子にも引けを取らなかった。
中学校では地元でも有名な女子サッカーチームに入り、中学2年生の頃には全国大会で優勝し、MVPに輝くほどの実力だった。
これはそんな私が大好きなサッカーをやめてから、ある一人の男子に出会って、サッカー半分、恋愛半分の青春をしたというお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-23 18:03:54
235652文字
会話率:36%
母が無くなり、父が再婚した。
半年ぶりに帰った実家は、もう俺の知ってる実家ではなかった。初めて会う義母と義妹と俺はもう二度と会うことは無いだろう……
最終更新:2021-10-14 21:33:38
3598文字
会話率:52%
以前、“電気兎”との対決でトーキョウを訪れたあとロンドンにも行って、師匠に散々たかった後、実は夜も遅くなったので後学のためと、高級ホテルでスイートルームに一泊させて貰った。
あの時の師匠は本当に太っ腹だった。師匠によると世界的にも有名な
ホテルだという建物は、趣きのある伝統的な宮殿のような造りで、部屋もアンティーク家具をはじめ高級な装飾品が集められた非日常的な空間だった。
料理も本格的な英国料理を楽しめ、翌朝はコンチネンタル・ブレックファーストを堪能した。
とにかくバスタブとか、什器とか、照明類がとても洗練されていて、是が非でも私達の世界でも再現したいと思った。
とにかく今を逃せば、いつ地球に来られるかわからない。
師匠に頼み込んで、翌一日だけ買い物というか、仕入ツアーに付き合って貰った。勿論、情けない話、お財布は師匠持ちだ。
主にホームセンターに、大型家電店、アンティーク家具の店など片っ端から回った。時間が惜しいので、見つからないように転移で移動した。
購入した家具や、大型家電、水洗トイレ用の便器や配管に必要な諸々、これも見つからないように片っ端からストレージに収納していった。
出色は、デロンギというメーカーのエスプレッソ・マシーンだ。
これを見つけたときは、小躍りして喜んだ。
何しろ、師匠の魔宮ダイニングで出されるカプチーノが一味違うのを突き止めた私は、わざわざ厨房を覗きに行って、大きな真鍮製のタンクを持った抽出器の存在に行きついていたからだ。
あれと似通った味が家庭で出せるなら、これほど心躍ることは無い。
中華料理用の火力の強い、業務用コンロなども仕入れてきた。ガス管の敷設と供給はナンシーに頼んで特別に用意して貰った。
何しろ、ナンシー艦内には火力用のガスを使う施設やインフラなど皆無だったからだ。
我が家の増改築は、3人が好き放題したので若干調和を欠く部分もあったが、おおむね満足している。
中庭に面してヴォールト回廊を配したり、切妻屋根にドーマー窓を付けてみたり、パティオには睡蓮の四角い池を作ったりと、ほぼ出鱈目だったが、不思議とアンバランスさが心地好かった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-11 03:33:22
6081文字
会話率:0%
いじめっ子×いじめられっ子の予定が……。
少女は、少年と目が合った。今日もだ。まただ。少女は座って溜め息を吐く。まただ。思う。いじめは、ごっこ遊びからエスカレートすることは無い。最初は、何でかわからなかった。正直、しばらくしてもわかって
いない。
そして、少女は“秘密のバイト”で少年と出くわす。
少年は少女へ問う。
「家族は標的に出来るのか」
いじめっ子(密かに助けてる)×いじめられっ子(実は気付いている)の駆け落ち……だったんですが、なぜか付与設定(いじめられっ子が復讐代行してたり)が強くてしっとりにはならなかったよ、と言う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 06:30:18
9763文字
会話率:45%
はじめに
最近よく頭の中を巡る考えがある。私は僕は俺は自分は総じて、"人ならざる者"であると。"人ならざる者"というと、神や仏、生物学的に人間とは異なる存在などを想像するかもしれないが、それは違う
。例えるなら欲に蝕まれた男が街へ繰り出し、賭博で敗北し、酒と食い物を貪り喰い、女を抱くために道行く女へ声をかけるもことごとく断られ、挙げ句の果てに酔いが回り道端で吐いた吐瀉物のような存在、人のなりをした醜悪な化け物である。当然人権など適用されることもなく、一般的な人間よりもあらゆる面で劣っている。生存することで人間の役に立つこともない。そのくせ、中途半端で曖昧な欲望のようなものは持っていて、それが満たされることは無い。
そのような化け物がこうして生み出したものだ、ろくなものではないのは確かだ。ただ、化け物として、許されるのであれば一度表現をしてみたい。誰も読むことのないであろうこの文章とも言えないような文字の塊をここに置いていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-15 18:19:46
6348文字
会話率:0%
古道具屋で売られていたのは、意識を持っているイスでした。
そのイスが買われた家にいたのは、イヌが欲しいと考えている男の子でした。
願いが叶うという流れ星の夜に、イスは自分がイヌになりたいとお願いをします。
その願いは無事に叶えられたのですが
……
普通の人は、イスに話しかけたり、イスをかわいがったりすることは無いでしょう。
イスに対して人間の機嫌を取れとか、人間に服従しろなんて言うことも無いでしょう。
ですが、イヌに対してだと……果たしてどうなるでしょうか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-08 22:44:50
8313文字
会話率:19%
伯爵令嬢シンシアの婚約者は、バッカスという稀代のモテ男だった。彼は、来るもの拒まず、たくさんの令嬢を側に侍らせ、シンシアやシンシアの父親の忠告にも耳を貸すことは無い。
そんなバッカスがある日、本気の恋に落ちた。けれどそのお相手が問題で、
シンシアもバッカスの親友ウィリアムも顔を顰める。必死で忠告しようとする二人だったが、バッカスは「皆まで言うな」と耳を貸さない。
ウィリアムがシンシアを愛していることを知ったバッカスは、父親であるゼウス侯爵も交えた話し合いの場で、シンシアとの婚約を破棄することを決める。けれど、バッカスの恋の相手の名前を聞いたゼウス侯爵は、あられもないほど取り乱し始め――――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-07 13:03:30
7177文字
会話率:50%