―親父が死んだ。有名人でも、企業の重役でもない、タダの田舎の、お調子者のくそオヤジ。
ただ、親父には、「自分の幸せを切り売りする能力」があったのだ―
遺品整理の最中、息子である俺は、親父の日記帳と、不可解な内容が書かれた芳名帳を見つける。
そこには、親父が家族にも隠していた、ある能力の事が書かれていた。なんでも芳名帳に自分の幸せを与えたい相手の名前を記載すると、自分の幸せを相手に譲渡することができるというのだ。
そんなことをして、親父は、幸せな人生を生きられたのだろうか。
悲しみの底なかで、俺は一枚一枚、芳名帳と、幸せを譲る経緯が書かれた日記帳をめくっていく。
不器用な親父と家族が贈る、少し不思議なヒューマンドラマ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-01 21:08:49
123409文字
会話率:29%
住宅ローンを払えきれずに自殺した人が、異世界に転生して、経験値を売買して成り上がって、世界を掌握する話です(*╹▽╹*)
最終更新:2021-11-14 03:53:00
3255文字
会話率:3%
もし、生まれた時から自分の寿命がわかって
その変更や譲渡できる世界だったらというお話しです。
主人公は、まだ決意ができずに18歳を迎えてしまう。
最終更新:2021-11-07 22:35:55
201文字
会話率:0%
転生希望の貴方を全力で支援します!!
日本から来る「異世界でチートスキル使って
ウハウハーレムしたい!」な人間や、異世界で
新しく人生を始めたい人間にお約束のチートスキルを譲渡する会社。
それが転生支援株式会社である。
この会社に入社し
た天使のアメリ。
社長はノリが良い神様!?
天界における3つのランク、神、大天使、天使。
アメリは大天使になることを目標に
優しい先輩セニア、ダジャレ好きの同僚ファインと共にお仕事に励みます!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-03 06:00:00
108680文字
会話率:45%
国一番の商家の一人娘として生まれた「私」ことレヴィ・エコーズは、没落貴族のジギー・ランチマネー子爵と縁談の後結婚する。思いの外順風満帆な結婚生活が続くと思いきや突如私は病に倒れてしまう。私が死ぬ間際、子爵はドヤ顔で私の病が実は毒が原因であ
ることを得意げに語るのだった。
彼が言うには、結婚する際両家の間に、
『もし後継者がいないときにレヴィとジギーどちらかが何らかの理由によって死亡した場合、生きている方の家に死んだ方の家の資産を譲渡する』
という契約を交わしていたというのだ。つまり、そもそも結婚自体エコーズ家の財産目当てだったわけで、結婚して邪魔になった私を死因が特定されにくい毒殺という方法で排除したわけである。
すべてを知った私は、怨嗟の呪詛を吐きながら息絶えた。しかし、怨嗟にまみれた魂に興味を持った悪魔公が私の前に現れ、私は彼の眷属として新たな肉体を与えられた。悪魔城で暮らすことになった私は、四苦八苦しながら悪魔としてのイロハを叩きこまれ、復讐の牙を研ぐのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-31 00:50:19
7019文字
会話率:45%
リッジ=エクスペディオは冒険者パーティの一員としてダンジョンを攻略する日々を送っていたが、メンバーの紅一点である『剣姫』を巡る嫉妬から、高位魔法を習得できない最下級クラス『見習い魔道師』に生まれついたことを口実にパーティから追放されてしまう
。
ソロとなったリッジは、難易度の低いダンジョンで自分を鍛えるが、その最深部で不思議な声を聞く。『ダンジョン所有に必要な膨大魔力を検知。ダンジョン所有権の譲渡契約フェイズを開始します』声はさらに続ける『当該ダンジョンのアイテム自動取得が可能になります。フロア転移が可能になります。生息モンスターの召喚が可能になります――』
そして――リッジの手には隠しフロアにあった魔杖が握られ、スケルトンの騎士達は背筋を伸ばし彼の指示を待っている。ダンジョンの全てを自由自在に使うことができるようになったリッジは、その無限の力をもって再び歩み出した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-30 20:00:00
228382文字
会話率:29%
『人外の力』とも呼ばれる『スキル』が存在する世界。
そんなスキルを『継承』により、他人に譲渡できる世界。
スキル自体が価値を持ち、それ故にスキルに関する悪事が後を絶たない……そんな世界。
死にスキル〈デッドエンド〉という二つ名を持つ青年、
トレイスはとある依頼を受ける為に山奥の寒村へと向かっていた。
トレイスには特殊な力があった。それは『殺した相手のスキルを奪う』というものだった。
辿り着いた山村にて、トレイスは依頼者である老人。剣人クリフデンから『ある仕事』を請け負う。
それはトレイスにとっては当たり前で、さして困難でもない内容だったのだが……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-13 10:00:00
49405文字
会話率:50%
サイヒ・レイラン・フワーラはカカン王国の公爵令嬢であり国の安寧を護る【聖女】であった。
婚約者はカカン国の王太子ローズ。
だがローズが愛しているのはサイヒの双子の姉のマーガレットであった。
そしてマーガレットもまたローズに恋心を抱いていた。
シスコンのサイヒは自らの【聖女】の能力をマーガレットに授け、自らはローズとの婚約を白紙に戻し、マーガレットとローズとの婚約を結ばせる。
慈愛溢れるマーガレットと妹の様に大切にしてくれたローズが自分の存在のせいで苦しまないよう、サイヒは自ら国を出る事を決意する。
そしてサイヒが第2の人生を送ろうと決めた場所は隣国の皇太子の後宮であった。
【聖女】の力を渡したと言ってもサイヒの法力は0.5%程減っただけ。
法力だけでなく魔力も宿す【賢者】としての能力をこれからは隠すことなく気のままに生きる事を決めたサイヒ。
自国じゃないならはっちゃけても良いですよね?
サイヒは【賢者】としての能力を思う存分奮ってこれからの生活をエンジョイすると意気込むのであった。
※世界観は大陸の西が中世ヨーロッパ風・東がアジア風です。
舞台となる帝国は大陸のど真ん中なのでどっちの要素も良い感じに混じっています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:55:06
8279文字
会話率:29%
深海(フカミ)と鳴海(ナルミ)の双子の兄妹は最近の小説などでよく見る異世界召喚をされてしまう。
召喚を行った姫によると国が傾いた時に聖女を召喚すると国が立ち直るということらしい。
しかし召喚するのは聖女である妹の方だけであったため、深
海は姫や取り巻きの貴族からから迫害されてしまう。
異世界召喚特有の特殊能力もなく無力な深海は冷遇を受けるる事となるが、母親が奴隷であったがために王位に就いたものの貴族からは疎まれていた国王であるカグウ王にその知力を買われカグウ王の小姓となる。
小姓として働くことになるものの、城に居た時には気付かなかったが王都に出てみると悪臭が漂う汚物まみれの町並み。
ゴミも汚物も死体も平然と町の道に捨ててある、中世ヨーロッパ並みの文明であった。
いつ帰れるか分からないこの国で暮らすために深海は文明開化を起こすことを決心した。
主人公の深海はファンタジーの裏側ともいえる衛生問題に徹底的に突っ込んで行く。
聖女の『オマケ』は果たして国の復興を導くことが出来るのか?
中世ヨーロッパの蘊蓄も合わせてどうぞ。
長すぎるウンチクは斜め読みで十分ストーリーの内容は分かります。
『聖女の力を姉に譲渡し国を出て行った元聖女は実は賢者でした~隣国の後宮で自重せずに生きていこうと思います~』の1000年前のお話になります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 16:52:32
7286文字
会話率:30%
まえがき
2021年5月、東京は未だコロナ禍に見舞われ、多くの業態が苦境に立たされている。
かく言う筆者もタクシードライバーを始めて約1年半。駆け出し中の駆け出し、高齢化の激しい業界の中においても30代にして若手である。
営収(営業収入)も右肩上がりに上がりとなり「これからが本当の勝負だ!」と息巻いた所で、出鼻を挫く様に噴出したコロナ騒動。
廃業の話や休業の話、商権譲渡等このコロナ禍で半ば強制的に始まってしまった業界再編。それでも台数が減っている様に見えないのが、タクシーの不思議。
利用するお客様が減っているのに台数は減っているから運転手達は大わらわ。
そんな中でもこれまで色んなお客様をお乗せし、色々な経験をしてきた。然しながら、それをもってしても行先迄の道中で正解に辿り着く事は多くはない。
筆者がこれまでに出会ってきた、話に聞いたエピソードからタクシードライバーの心の叫びをいくつか紹介していく事としよう。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2021-07-08 02:12:10
9730文字
会話率:15%
悪魔召喚を行う人々の物語。様々な時代、様々な場所で様々な理由から人々は自身の願いを叶えるため悪魔を召喚する。確かに召喚された悪魔(本人は異世界から来た「人間」と言い張っている)は、特殊な能力を有しているが、特に魂の譲渡や崇拝などを望んではい
ない。望んでいるのは自分自身を気軽に呼び出す「外道祈祷書」の廃棄、その書物を回収するために召喚術を施した者と行動を共にする物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-09 07:35:03
26548文字
会話率:34%
霧の魔物が現れてから数百年。人類と魔物との戦いが激化する中、特別な力を持った一人の少年が私立グリモワール魔法学園を訪れる。
その二週間後の出来事。ある街を魔物が襲撃。そこで一人の少年が魔法使いに覚醒する。その少年もまた、特別な力の持ち主だっ
た。
無尽蔵の魔力。あらゆる魔法に適性を持った逸材。魔力譲渡を使う転校生とは全くの真逆の力を持つ少年。
だが、少年は人を信じるということを嫌っていた。さらには、共生派組織『霧の護り手』と通じているという噂があるという。
果たして、その少年は敵か、味方か──。
※この作品は、グリモア〜私立グリモワール魔法学園〜の二次創作です。
既にサービスは終了していますが、ストーリーやキャラエピソードを読めるオフライン版アプリが4種類ほど配信されています。どのヒロインも可愛いので是非インストールしてみてください。
この作品は、pixivで書いていたものを書き直したものです。キャラとのイチャイチャだったり、そういう話を上げているので、気が向いたらご覧ください
pixivサイト→https://www.pixiv.net/users/19826531
それと、消されるのが怖いのでハーメルンというサイトでも同時投稿しようかと思います。そちらの方に馴染みがある方はこちらから。
ハーメルン→折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-25 01:17:24
30707文字
会話率:33%
その青年は、自分をニートだと自覚している。高校にも行っていないし、そもそも入学すらしていない。家出して祖父の家に転がり込み、毎日を幸せに過ごしていた。そこに叔母が来て……「えっ、馬主!?」そう、何かが始まろうとしていた。【注意】これはフィク
ションです。名称等は全て架空のものであり、現実とは一切関係ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 14:00:00
55837文字
会話率:33%
就職活動中の大学生・藤宮海斗は信号待ちの最中、不幸にも事故に遭ってしまった…
いったい何が起こったのかも理解できてない海斗が目覚めると、自分を覗き込む少年がいた。
少年は神を名乗った。
少年曰く、自分が管理する世界で魔力不足が発生しており
、魔力を使わない世界である自分たちの世界から譲渡してもらえる事になったらしい。
しかし、異なる世界を繋げておくことは容易では無く、世界を繋げるパイプ役として海斗が選ばれたらしい。
転生時に特典としてある程度の事は出来るらしく、少年との話し合いの末、異世界に転生した。
が!!!
ソレは自分が予想していたモノとは大きくかけ離れていた…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-03 23:00:00
52682文字
会話率:62%
突然わけわからないことが起きる
キーワード:
最終更新:2021-04-11 13:11:40
234文字
会話率:17%
子爵令嬢のセフィーユは父親が亡くなり爵位を叔父に譲渡することになった。
でも大嫌いな叔父にただ爵位を譲るつもりは毛頭なく色々と画策した上で譲渡した後、自分は平民となって隣国へ逃げるつもりのセフィーユだったが……。
定番ざまぁなお話です。6話
で完結します。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 16:00:00
18596文字
会話率:38%
壮絶なる戦いを繰り広げた極神島事件から、早1年が経過したその頃......
狩人達に追い詰められた1人の青年を美緒が助けるところから物語は始まる。それが結果として、とてつもなく大きな組織を敵に回す事になってしまう。
そんな巨大組織が、富士
の樹海で自殺志願者をスカウトし、遺族への『礼金』譲渡を条件に殺人を行わせている......そんな情報を入手したエマ達は、遂に富士の樹海へ入る事を決意する。
ポールは自殺志願者を装い樹海の深き森へと突き進み、エマは組織との繋がりが疑われる尼寺、『聖経院』へ尼となり潜入を果たして行く。そして美緒と圭一が入り込んだ『マンタ洞窟』......そここそが悪の巣窟だったのである。
この時、誰が知り得たであろうか......自分達が対峙するその敵が、日本国家からの独立を目論む『富士国』の末裔達であった事を。そして更にあの男が黒幕であった事を。
やがてエマ達のアジトとも言える新宿の『BAR SHARK』が、『富士国』の女精鋭部隊『アマゾネス』に爆破される。そんな最強精鋭部隊は、エマの敵であり、また時には味方でもあり......知らず知らずのうちに、エマと心が通じ合っていく事となる......
日本を軍事国家に仕立て上げようと企む最大野党『新党富士』、日本から独立を夢見る『富士国』、更には『自衛隊』、『先進国首脳』までも巻き込んだ壮大なるバトルは、
全33章50万文字に及びます。
笑いあり、涙あり、喜びあり、怒りあり......裏切りあり、別れあり、友情あり、そして恋あり......そんな全ての要素がふんだんに詰め込まれた物語は、とにかく展開が早く、最後まで息つく間もありません。
『傷だらけのGOD』シリーズの第2作目となりますが、1作目とは完全に話が独立しておりますので、1作目を読まれてなくても、すんなり物語に溶け込めるものと思っております。
最後まで長らくお付き合い頂けたなら、この上も無い幸せです。何卒、宜しくお願い申し上げます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-07 00:00:00
566704文字
会話率:37%
「ステータスが低い」という理由で、「いやいやいやいや。お前のこのゴミステータスで、そんな事出来るわけないだろ。」などと罵声を浴びせられ、ギルドには入る事が出来ず、神父からは「お前のような劣等人は、他の優等人のために命を捧げるべきなのだ。」な
どと蔑まれる日々。
武術に秀でた冒険者志望で、熊も素手で倒せるほどの実力を持つ女、レイ・エグゼは、そんな日々、そして世界にウンザリしていた。
この世界には二つの問題があった。ステータスの可視化、そしてバグである。
十分な実力を持っているはずのレイだったが、バグによりステータスが人より低く見えるように固定化されてしまった。
この世界ではあるアイテムを用いて「ライフを他人に譲渡する」という事が可能であった。そのため、彼女のような低ステータスの人間の命は極めて低く見積もられていたのだ。
ある日、絶望に打ち拉がれ、世を儚んでいたレイの目の前で、自殺をした者が現れる。彼女は思わず、「価値が無い」と言われた自分の命を、その自殺者に捧げた。
その時、原因不明のバグにより、彼女のステータスが負のオーバーフローを起こし、本来99が最大値の筈が、全てのステータスで4294967295という桁違いの数字を叩き出してしまう!!
そんなレイは、バグに頭を悩ませて顕現した、この世界の神、ストレア・ド・レミニータと出会う。
傲慢で屑な言動を取る彼女であったが、神である事は間違いない。
レイは二人でこの世界に潜む様々なバグを取り除くべく行動を開始する。
「……分かった。手伝おう。この醜いクソみたいな世界を、その理とやらを正<こわ>してやる。」
いつかそれが、自分を蔑んできたこの世界の理を正<こわ>す事に繋がると信じて。
※この作品はカクヨム様(https://kakuyomu.jp/works/1177354055023035203)にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 08:21:39
236409文字
会話率:54%
平民出でありながら最高位の聖女であるスティラは、ある日いつもと同じように祈りの時間を過ごしていたところ婚約者である第一王子に婚約破棄と魔領行きを告げられる。淡々と反論をしようとするも無理矢理魔領行きの馬車へ押し込まれ………?表情が乏しい聖女
と魔王と、なんとなくユルい魔族達のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 09:15:49
15078文字
会話率:45%
1つのMMORPGのサービスが終了する日。
とあるギルドのマスターとなったレイフェルは、一人で世界の終幕を迎えようとしていた。しかし、時間となってもゲームが終わらない異常事態が発生する。彼は愕然とする。ゲームからログアウトできず、この世界の
中に閉じこめられたことに……。
混乱するだけの彼の前に、唐突に一人の老人が現れ、そして告げた。「君に、この世界の全ての権限を譲渡します。これより世界は君の物だ」と。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-31 21:33:14
30118文字
会話率:26%
神に代わってその力を行使する存在、『聖女』。そんな聖女に選ばれたシリカは、しかしいつまでたってもかすり傷程度しか治せず、歴代最弱の聖女とまで呼ばれていた。そして、十七歳の時に、聖女に相応しくないということで、聖女の力を別の少女に譲渡し、引
退したのだった。
能力も地位も何もかもを失ったシリカ。けれど、彼女は悲観していなかった。むしろ、心の底から喜んでいた。
なぜならば。
「聖女じゃなくなったんだから、魔女になっても問題ないですよねっ!」
元々無理やり聖女にされていた彼女は、自分の夢であった魔女を目指す。
そうして、シリカは国王の紹介で、『楔の魔女』に弟子入りを申し出る。そこで、彼女の新たな魔女ライフが幕を開く―――はずだったのだが。
「師匠!! 箒で空が飛べました!!」「いや、それは飛んだんじゃなくて、空まで跳躍しただけだろ」
「師匠!! 傷薬作ったんですけど、何か違うのができました!!」「いや、何で傷薬作ってんのにエリクサーができるんだよ」
「師匠!! 動物と話すことができました!!」「それでどうしてドラゴンを連れ帰ってくるんだよ……」
聖女の力を失ったことで、今まで抑えられていた無限大な魔力に覚醒したシリカ。しかも、その魔力は長年『聖女の力』と混ざっていたために、他に例を見ない、特殊な魔力へと変貌していた。
最弱聖女と呼ばれた少女は、自分でも知らない内に世界で唯一の規格外的存在となっていたのだった。
これは、最弱な聖女だった少女が、最高の魔女ライフを目指す物語。
※毎日投稿目標
※一話2000字から3000字を目標折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-08 08:13:34
291532文字
会話率:41%