いずれ「神」すら「噛」み砕いてみせよう。
故に我らは「カガミ」である。
そんな傲慢にもほどがある由来を持つ傭兵一族はみんな、自尊心が強い。けれどカガミに産まれた者が持つ「跳ね返し」の力は強力無比で、世界は彼らの高飛車を呑まざるを得
なかった。
そして、カガミの中で落ちこぼれだった少年『ミライ・スー・カガミ』は、成人の儀の夜に追放された──だけならば良かった。
カガミの一族に汚点などあってはならないと、ミライには追手が差し向けられていたのだ。
逃走の果てに谷底から父親に突き落とされたミライは、川沿いの小屋で目を覚ます。
ミライは救ったのは、白い眼帯布で目元を覆った褐色の美女『ナージャ』。
彼女は侵略戦争に破れ、帝国の魔の手から逃亡劇を繰り返していた亡国の姫であった。
そして遂に、自らを救った為に窮地に追いやられたナージャを前にして、ミライは力に目覚めた。
彼が目覚めたのは許容限界まで相手の力を跳ね返す『鏡』ではなく、全てを呑み込む消してしまう『暴食』の力。
カガミの一族を最強たらしめる能力さえ無に帰すミライの力は、彼を追いやった者達の牙城を崩す──最大のアンチスキルであった。
.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-13 22:42:33
40996文字
会話率:49%
600万PV達成につき『新作』アップですー( 'ω' )و✧グッ
異世界で目覚めた娘の目の前には歪な家が……
その家主、魔導師ゼマティスとの出会いで彼女の運命は大きく変わる。
何故異世界に来たのか……そしてどうやって来たのか……
誰かの仕業か、それとも自然現象か……何も分からぬまま、その日を生き抜くために彼女は奔走する。
その日を暮らすためだけに、必死に働きながらも問題に巻き込まれて行くコバト……
異世界の力を何も持っていなかった娘は、戯れに教えられた魔術を短期間で覚え、やがて強力無比な力を手に入れる……
理由を解き明かし、元の世界に帰るその日は何時来るのか……
コバトと呼ばれる娘を中心に、様々な事件が巻き起こる……異世界ファンタジー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-22 00:34:20
56378文字
会話率:54%
伯爵令嬢のオディールは貴族女子らしい振る舞いができない「規格外」。淑女をかなぐり捨て魔女がテーマの化粧をして気ままに過ごしていたのだが、ある日「冷酷無比で変わり者」と噂される婚活市場で超絶不人気なローレンス・アルゴンドラ辺境伯と婚約すること
になった。しかし辺境伯のその噂は事実と少し違っていて…
オディールの特技は髪結いと化粧術。嫁入りの道中にそれを駆使して色んな人と縁を結んでいく。
変わり者の二人の婚約は、一体どんなことになるのやら。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-06 18:00:00
87970文字
会話率:52%
聖女になり損ねた私は、冷酷無比と噂される伯爵に売られることになった。
形式上妻となった私に、とある仕事が課せられる
その仕事をこなす日々の中、私はついに伯爵の秘密を知ってしまう――
※この物語は、遥彼方様の主催される「共通恋愛プロット企画
」の参加作品です。
内容は遥彼方様のプロットをベースに、アレンジを加えたものとなります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-12 13:47:10
9547文字
会話率:30%
自分の将来を綿密にシミュレートして絶望した八坂連理は、未来予知にも匹敵する推理能力を買われて異世界から召喚される。召喚主である魔女ラプラスに使命として言い渡されたのは、数年前に起こった『魔王暗殺事件』の真犯人を突き止めることだった。
推理能
力以外は凡庸。ゆえに転移にあたって与えられた初期ステータスは並以下。適性があるのは下級ジョブの“探偵”のみ――と踏んだり蹴ったりの連理。しかし、唯一魔女に与えられた“権能”により強力無比のサブジョブ“無貌”と、副産物として銀髪美少女の助手を獲得する。
これまで過ごしていたのとはルールの異なる世界。職業(ジョブ)と技能(スキル)がデータ化されることにより、あらゆる人為的現象を予測可能な世界観で、連理が突き止める陰謀の真相とは。
不定期連載(予定)
2022/06/05 掲載開始折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-11 16:42:02
7406文字
会話率:56%
清純で控えめ、「鈴蘭の君」と呼ばれる美貌の男爵令嬢・アリアは、その実、下町育ちのしたたかな少女であり、かつ、王都を騒がす宝石泥棒でもあった。
養父である男爵・ヨーナスが、国宝の王冠を破損してしまい、その宝石に封じられていた七つの大罪が散り散
りになってしまったため、宝の守護精霊・バルトとともに、宝石ごと大罪をこっそり回収しているのである。
「ふふん、下町で鍛え上げたこの技術と外面のよさ。誰にも捕まりやしないわ」
下町仕込みの後ろ暗い特技を生かし、次々と宝石回収に成功するアリア。
しかし、騒ぎが大きくなったことで、国中で評判の聖騎士・ラウルまで泥棒捕縛に乗り出すことに。冷酷無比・品行方正で「蒼月の聖騎士」と呼ばれる彼は、泥棒の正体をいち早く見抜き、アリアに肉薄してきて――?
絶対に捕まりたくない泥棒令嬢と、獲物は絶対に逃さない堅物騎士の、バッチバチの攻防が始まる。
※カクヨムさまでも同時掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-12 20:00:00
172422文字
会話率:30%
これは、新米魔女リュディと彼女よりも少なくとも二百歳は年上の美貌の天才魔術師――らしいけど、偏屈でポンコツな師匠デュプレソワールの魔術と師弟愛に満ちた日常を綴った物語。
各話「蛇蝎の魔女のお仕事篇」と「師弟のスローな生活篇」の二部構成と
なっています。そのため、一話がやや長めです。主人公が純朴すぎて、恋愛要素は当面薄めです。すみません。
※様々な星占いで紹介されている乙女座生まれの性格を参考に、作者の勝手な思い込みを加味して、主人公の性格を設定しています。あくまで、フィクションです。乙女座生まれの方が、「乙女座生まれは、そんなやつばかりじゃない!」と思われましたら、ごめんなさい! 平にご容赦ください!
※R15は念のためです。基本ほのぼの系のファンタジーです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 23:08:29
75191文字
会話率:30%
訳あって幽世の遊郭に連れ去られたら〜の改稿版です。
「きめた、お前は死ぬまで私の側から離さぬ。」
連れ去られた先で出会ったお狐様は冷酷無比、残虐非道の俺様でした。
ごく普通の村娘として暮らしていた紫苑。ある日、村の神社で幼馴染が妖怪か
ら身を隠している所を目撃しひょんなことから妖怪退治をすることに。
術者として半人前の紫苑は幼馴染と勘違いされたまま妖怪に連れ去られてしまい気づけば幽世の世界に……。
連れ去られて来たのは曼殊沙華が咲き乱れる曼殊の園、妖狐の一族が納める花街で妖の元から逃げ出した紫苑を助けてくれたのは見目麗しい男の妖。男の紹介で花街きっての遊郭で働くことに。
幽世で過ごすうちに明るみになる紫苑の出生の秘密と本当の記憶……。
花街を取り仕切る妖狐の一族の御当主様は何故か紫苑を気に入り自分の婚約者にすると言うが……。
曼殊の園の高級遊郭で色々な妖やお狐様に玩ばれながらも日々奮闘し主人公が成長していくお話です。
人間?×妖狐の異世界和風ファンタジーです。
カクヨム様にて投稿予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-26 19:00:00
262742文字
会話率:37%
元禄時代、江戸に「くじら侍」と呼ばれた男がいた。かつて武士であるにも関わらず鯨漁に没頭し、そして誰も知らない理由で江戸に流れてきた赤銅色の大男――権藤伊佐馬という。海の巨獣との命を削る凄絶な戦いの果てに会得した正確無比な投げ銛術と、苛烈なま
での剛剣の使い手でもある伊佐馬は、南町奉行所の戦闘狂の美貌の同心・青碕伯之進とともに江戸の悪を討ちつつ、日がな一日ずっと釣りをして生きていくだけの暮らしを続けていた…… 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-11 18:00:00
123408文字
会話率:28%
とある理由から異世界に転生した俺。
その際にもらった強力無比な能力(攻撃力ゼロ)で人々を裏切る。
罪悪感は感じないし、ペナルティなんかもない。
ただとある可能性と奇跡のために。
※各話:超短め
※更新:気分次第
最終更新:2021-11-19 20:40:34
1708文字
会話率:42%
立花道雪を愛するすべての人たちへ……
日本戦国屈指の強心臓、異常性格、冷酷無比、唯我独尊の権化である戸次鑑連の、つまり立花道雪の極悪非道な後半生を、身近な人たちの視線及び苦労を通して快哉する……本作品の目的です。いかなる経緯によって悪
鬼羅刹が後世より雷神と称賛されるに至ったか。これは歴史の謎です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-18 12:39:23
1339296文字
会話率:70%
ラノベ作家をしている俺の元に、ある日自分の作品の主人公たちが現れた。残虐無比の魔王とイケメン野郎のダブル主人公に挟まれて、俺は学校一の美少女を狙う羽目になる!
最終更新:2021-11-02 20:55:49
11730文字
会話率:24%
「ルティアナ、あなた今日からヴィクトル王太子殿下の婚約者ね」
出来損ないと呼ばれ、家族に疎まれた少女がいた。そんな少女はある日突然、王子様の婚約者になった。
ーーヴィクトル殿下の婚約者は皆死ぬ。
そんな噂のある王子様の婚約者。彼は
仮面を被り冷酷無比と言われていた。
だが、断れるわけがない。
生きたい。その思いを胸に健気に頑張る少女が、やがて仮面をかぶった王子様の心を溶かす。
これは出来損ないと呼ばれた少女が呪われた王子様の花嫁になるお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-30 22:02:38
11953文字
会話率:48%
華麗なる剣捌きと弓による正確無比な射撃で敵を翻弄するエルフの少女。
彼女は何のために剣を振るい矢を射るのか、そして何のために強さを求めるのか。
冒険を通じて様々な人と出会い経験し成長していく少女の物語。
その冒険の果てに何を求めて何を得るの
か…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-19 17:01:43
6980文字
会話率:44%
勇者パーティーには、お荷物がいる。
完璧無比な聖女である私は、とあるパーティーメンバーが大嫌いだった。今日はそのパーティーメンバーが勇者から追放されてハッピーな気分! さっそくその惨めな背中を見に行こうとしたんだけど……?
「カイル、好きぃ
」
「えぇ……」
ーーこれは、私の甘くて切ない、 の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-18 22:11:43
6722文字
会話率:51%
昭和41年7月1日。新国際空港開発を間近に控えた片田舎の高校に特待生として編入した主人公、風祭周平は、数年ぶりに再会した従姉妹や、新たに出来た高校の仲間たちと一緒に無為な時間を過ごす傍ら、ある人物の指示により秘密裏に動いていた。
政府高官で
ある父からの命令。それは、新国際空港開発計画の頓挫を企む反対勢力を無力化させること。
運輸省直属の特派員としての顔を併せ持つ周平は、父親譲りの卓越した手腕を遺憾無く発揮し、時には非情とも言える手法を用いて反対派の意見を封殺する。
近代化を急ぐ国家の思想に忠実に従い、着々と土地収用を進める周平だが、素朴で温かな町の人々と接していくうち、自然豊かな故郷に対する彼らの純真な思いを知り、冷酷無比な心にわずかな綻びを生じさせていく。
無慈悲とも言える国と自分の行いに些細な疑問を抱き始めた周平をあざ笑うかのように、町では様々な異変が起き始めていた。
次々と謎の失踪を遂げる周囲の人間。『神様に会いに行く』と記された書置き。孤児院のアルバムに保管された、かつての自分の姿が写った一枚の写真。『イイヅナ様』と呼ばれる土着の神の存在と、町内でまことしやかに語られる『天狗攫い』という怪現象が、周平を追い詰めていく。
国家に敵対する反政府組織『AAA』が仕掛ける巧妙な罠に苦しめられる中、真相究明に焦る彼が辿り着く先は――。
とうの昔に忘れ去ったと思われた、遠い過去の記憶。
たびたび夢に出てくる巫女の少女と、彼女と交わしたはずの古い約束。
果たして、彼は、子供の頃に交わしたあの約束を守ることができるのか――。
これは、国家と神との間に翻弄される青年の姿を描いた物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-23 17:00:00
538976文字
会話率:35%
「なんだい、久し振りだねぇ?」
その娼館の主であるうら若き女将は、整った妖艶な美貌におよそ似つかわしくない、額に残る三本の傷を隠すこともなく、来訪者を歓迎した。
客だろうか?
「イザベラ……姉さん……。なんでハンターを辞めたの?」
否。
その客はイザベラと呼ばれた女将の血の繋がらない妹、同じ孤児院で育ち可愛がってきた少女、ハンナであった。
これは、英雄の物語ではない。
“勇者”として国に担ぎ上げられた最愛の妹を陰ながら支える、重度のシスコンの物語である。
彼女は名をイザベラという。
ハンターの頂きであるS級まで昇り詰めるも、その地位を妹のためにアッサリと捨て、娼館の女将として自ら募った乙女達と共に陰に日向に妹を支える、重度のシスコンである。
彼女はその人望と、卓越した弓の腕と、そして【毒婦】と呼ばれるに至ったほどの強力無比な能力を駆使して、最愛の妹……“勇者”ハンナを護るために、今日も何処かで見守っている――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-21 18:49:42
9554文字
会話率:61%
貴族学院で野生の男爵令嬢ジュリエットによろめいてしまったりしつつも、子供の頃から婚約していた公爵令嬢ジュスティーヌと結婚した王太子アルフォンス。
だが結婚して3ヶ月経っても、ジュスティーヌの大親友兼侍女となったジュリエットにシバカれるばかり
で、寝台で寝ることすら許してもらえない。
ある夜、婚約以来アルフォンスがジュスティーヌに個人的な贈り物をしていなかったことがジュリエットにバレ、例によって小突き回される破目になる。
今までの分を一気に補填できるような、超絶素敵な誕プレをしろとジュリエットに命じられ、ジュスティーヌになにが欲しいか訊ねたら
「一生に一度でいいから『逆ハー』してみたい」
という、品行方正貞潔無比の王太子妃とは思えないまさかの答えが。
……ていうか君、男とか房事とか苦手って言ってなかったっけ??
---------
というわけで、新婚の妻(いまだ同衾させてもらっていない)に、なんとか「逆ハー」で楽しんでもらおうと苦闘する、顔はいいけどなにかと残念な王太子アルフォンスのお話です。
※「『王太子』とかけて『種馬』と解く」(https://ncode.syosetu.com/n3507gx/)の続編です。
※単体でも話はわかるようにしたつもりですが、先に前作をご覧いただいた方が良いかもです。
※他のシリーズ作品とはつながっていません。
※前書きや後書きに、ちょいちょいYouTubeの音楽動画への言及が入ります。苦手な方はすみません…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-26 20:28:41
15285文字
会話率:20%
前世で全てを失った男は女神にその魂を拾いあげられる
女神の力で圧倒的なスキル数と強力無比な力を手にいれいざ異世界へ
性別は女性となったが生まれて数年で周りと自分が何か違うとわかった
「人じゃない!?」
子供でありながらも圧倒的すぎる力で様々
な事件を解決する少女はいつしか英雄と呼ばれるようになった
だがそれだけで終わらず、自分の体の更なる異変に気付いた
「死ねば死ぬほど強くなる!?」
死ぬことで神スキルを一つ手にいれる、もしくは神スキルをレベルアップすることができる
それこそが彼女の授かった本当の力だった
青年から少女へ転生した男の異世界英雄譚!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-18 07:00:00
274464文字
会話率:50%
世界中に魔物蠢くダンジョンが出現し、同時に人類から異能力を持つ覚醒者が現れるようになった。
それは、ただでさえ格差が広がっていた社会に、覚醒者と非覚醒者という新たな格差を生んだ――。
ある日、派遣事務で働く陰キャの瀬名は、ダンジョ
ンの出現に巻き込まれてしまう。
魔物に襲われ、もう駄目だと思ったその時――、瀬名は召喚師へと覚醒を遂げた。
召喚師は他の覚醒者からも使えないと評される不遇クラス……。
だが、レベルが上がりステータスの全てを見てみると、瀬名には隠されたクラスが発現していた。
憑魔術師――、瀬名は世界でも珍しい二重覚醒者であった。
なぜか美少女の姿で現れる悪魔を憑魔すると、信じられないステータスの上昇と強力無比なスキルが!
その恐るべき力を持って、瀬名は世界を征服……と思いきや、ごく普通のリア充を目指すのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-14 12:00:00
218521文字
会話率:44%